起きたら赤い彗星になっていたので取り敢えずキャスバルジオンやるわ 作:ジャック・オー・ワンタン
ハマーン「私の出番はまだか!!作者!」
作者「ステーイ、ステーイ」
ーシャア失踪時ー
ハマーン「早く出せと言っているのだ!俗物!!!」(背後から殺意)
作者「ステーイ!ステーイ!(汗)」
ー今話ー
作者「よし!今だ!行け!!」
ハマーン「シャア!いやキャスバル!本作の私が会いに行くぞ///」
キャスバル「冗談ではない!」
・・・と、某ギャグアニメネタを挟んだところでお待たせしました。皆大好きハマーン様登場回です。
ー宇宙世紀 0079 11月7日ー
ネオ・ジオン、エゥーゴ連合軍がフランスのジオン基地を制圧したと同じ頃・・・地球から最も遠いコロニーにしてジオン公国本拠地サイド3"ズムシティ"では・・・
「赤い彗星がジオンの忘れ形見だったとは・・・」
ジオン公国軍総帥ギレン・ザビはネオ・ジオン、新生ジオン、エゥーゴの台頭に一切怯むこともなく余裕の表情を浮かべていた。
「ギレン閣下、アクシズのマハラジャ・カーンがアクシズを動かしたとのことです。」
「そうか・・・アクシズの軍勢も合わせれば我々の勝利は揺るがない。まぁ、彼らが来る前に事を終わらせてやるがな。」
「はっ、我らが力を持って志を持たない連邦とエゥーゴ、裏切り者のネオ・ジオン、新生ジオンを倒してご覧に入れます。」
ギレンに対し、彼の親衛隊隊長・・・エギーユ・デラーズは敬礼する。
「デラーズ、貴公の忠誠は承知している。これからも当てにしているぞ?・・・それより、彼女の地球派遣は済んでいるのか?」
「マハラジャの子女・・・ハマーンのことで?」
「そうだ、奴はキシリアのフラナガン機関で調整されたニュータイプだと聞いている。正直、そのようなものは信じておらんが⋯折角、我々の所に留まったのだ。使わない手は無いだろう。」
「仰る通りでございます、閣下・・・今頃は恐らくオデッサ近隣へ降下するかと・・・」
「クックックッ・・・赤い彗星とレビル、ガルマの命もこれまでだな。」
デラーズの報告を受け、ギレンは不敵な笑みを浮かべるのであった。
◇◇◇
時を同じくしてオデッサ上空ではキシリアを乗せたザンジバルが大気圏に突入していた。
『キシリア様、長旅お疲れ様です。我々は依然として連邦、連合軍の進撃を許しておりません。』
「ご苦労だマ・クベ。私もそろそろそちらに向かう。準備をしておけ。」
『はっ!』
オデッサの司令、マ・クベに指示を出したキシリアが一息つくと彼女に話しかける者が居た。
「キシリア様。我々の部隊の準備も整いました。後はご命令があれば・・・」
ピンク色のおかっぱ頭にハイライトの消えた青い目・・・華奢な体には似合わぬジオンのノーマルスーツを着た女性兵士がそうキシリアに告げる。
ジオン公国突撃機動軍所属にしてニュータイプ・・・ハマーン・カーン"少尉"。アクシズの統括責任者マハラジャ・カーンの娘その人であり、数少ない元フラナガン機関関係者である。
原作のこの頃は年相応の性格であったがフラナガン機関の後継であるキシリア機関にて度重なるニュータイプの実験を受けた彼女はニュータイプの力を手にした代償として既にZの時と同じ性格になっていた。
「ハマーン、貴様は我々に残されたニュータイプだ。犬死だけはするなよ。」
「はい、キシリア様。」
ハマーンはキシリアに一礼するとそのままブリッジを出て行く。
「さて・・・」
彼女が去ったタイミングで口を開いたキシリアは目を細め、静かに呟く。
「我々に歯向かったことを後悔させてあげよう。果たして我々のニュータイプに勝てるかな?キャスバル坊や。」
「キャスバルを試されるおつもりですか?」
すると赤い軍服を着た男がキシリアにそう返す。驚くことにその男は軍服のデザイン、そして顔までも嘗てのシャア"そっくり"であり、唯一の違いは被っている仮面が全く異なる事であった。
「嫉妬か?フル・フロンタル。」
「いいえ、私もニュータイプとして彼に興味があるのです。」
「ふっ、食えん男だ。まぁいい。キャスバルが居なくなった今、貴様が奴の代わりだという事を忘れるなよ。」
「肝に銘じておきます。キシリア様。では私もこれで・・・」
シャアそっくりの男・・・フル・フロンタルもまたブリッジを後にする。
順調に勢力を拡大していく連合軍。だが、そんな彼らに新たな敵が立ちはだかろうとしていた。
◇デンデーン デデデデーン シュウッ!◇
ー宇宙世紀0079 11月9日ー
ごきげんよう。キャスバルである。闇夜のフェンリル隊が無血開城した基地を制圧してから早、二日。我々はエゥーゴと共に刻一刻とオデッサに迫っていた。
「北へ進んだエゥーゴがポーランドの基地を制圧。オデッサ攻略作戦は順調です。」
エゥーゴの戦果を報告したクランプに俺は深く頷く。
「レビル元帥も頑張っておられる。だが、油断は出来んな。」
「はい。噂ですと、キシリアがオデッサ入りをしたとの情報もあります。」
「キシリア自ら迎え撃つつもりか・・・。」
クランプの報告を聞いて俺は背中に少し寒気を感じる。本来のキャスバルの記憶も受け継いでいるせいか幼い頃にやられた仕打ちを思い出してしまう。
「ッ!?」
刹那、俺のニュータイプの勘が何かを感じ取る。なんだ!このプレッシャーは?冷たい感情が2つ?なんだ?
「総帥!緊急事態です。」
するとメイちゃんが慌てた様子で俺達に報告してくる。
「こちらに高速で接近してくる機体が2機!いずれも・・・通常のモビルスーツよりも"3倍の速度"です!」
「なんだと!?」
その報告に俺は驚く。待て!キャスバル以外でそんな速度を出せるジオンの兵士がいるのか!?
「総員!第1戦闘配置だ!!急げ!」
「は、はい!!」
ドレンの指示にコモリん達は敬礼して準備を始める。
「私も出よう!」
俺もまたモビルスーツデッキに向かい、フルバーニアンに乗り込む。アンディ、リカルド、デニム小隊もまた各々のモビルスーツに乗り込んでいく。
「キャスバル!フルバーニアン出るぞ!」
ソドンのカタパルトから出撃した俺はビームライフルとシールドを手に滑空しながら着陸する。
何処だ?あの強烈なプレッシャーを起こしている奴らは!そこかッ!!
眉間に稲妻が走り、機影を捉えるとそちらに狙いを定めてビームライフルを放つ。
しかし、それらは簡単に避けられ俺の前に2機のモビルスーツが降り立つ。
「な、何ぃ!!どういう事だ!!」
驚きが隠せなかった。俺の目の前に現れたのは"キュベレイカラー"のゲルググと"緋色"のガンダム・・・そしてそのパイロットはあのハマーン・カーンとUNICORNに出てきたシャアのそっくりさん・・・フル・フロンタルと思しき人物だった。
と、言うことでハマーンとまさかのフロンタル登場回でした。フロンタルに関しては予想外だったでしょうが実は"とある人物"と関係があります。下記に表記されるICVを見たら察する人は察しますが今は言わないでください。
フロンタルが乗ってきたガンダムですが次話以降で詳細を書ければと思います。
やっとハマーンから解放され・・・
某海賊様「私の出番も宜しくねぇ?作者。」カチャ(拳銃を突きつけられる音)
ハイ、出しますとも(´゚ω゚`)
本作における
ハマーン・カーン
ICV:榊原良子
ジオン公国突撃機動軍所属。階級は少尉でフラナガン機関関係者でも数少ないジオン残留組である。
年齢は13歳だが度重なるニュータイプの実験を受けた影響でZと同じ性格になっている。(やっぱりキシリアは血も涙もない)ニュータイプ能力は原作通り強力である。
フル・フロンタル
ICV:関俊彦
UNICORNの袖付き総帥だった人。本作ではジオン公国突撃機動軍少佐であり、異名は『緋色の彗星』。ハマーン直属の上官でもありキシリアの懐刀としても活躍している。
キャスバルに対して執着もあり、ICVは池田秀一ではなく関俊彦・・・果たして彼の正体は?
※正体分かってもネタバレ厳禁で
登場機体
ゲルググ ジオン公国仕様(ハマーン専用機)
GQuuuuuuX版ゲルググをキュベレイカラーにしたハマーン専用機。ガンキャノンのビームライフルと原典ゲルググのシールドを装備しているのは変わらずだが新たにビームサーベルを装備している。