クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 スカイフロンティア   作:ライダーGX

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第8話 孤独の少女 後編

一晩が去って翌日後、レオンが気持ちよく爆睡中。

 

『エマージェンシー!エマージェンシー! 第一種攻勢警報発令!』

 

「おわっ! いててて…!朝っぱから出動かよ!」

 

突然の警報でベットから落ちて頭を打ってしまうレオン、レオンは慌ててライダースーツに着替えて格納庫へと向かう。

格納庫に到着した皆は自分達のパラメイルが上昇するのを待っていて。レオンはアンジュの隣に立っていて、横目でアンジュを見る。

 

レオンの目線に気付いたのか、レオンの方を向く。

 

「何…?」

 

「いや、今日は何ともなさそうだなって思ってな」

 

それにはアンジュは当然よと言わんばかりの顔で前を向き、レオンも前も向く。

 

そして皆もパラメイルが発進位置に付いた。

 

「総員騎乗!」

 

サリアの掛け声に皆はパラメイルに乗る。レオンのヴェルトラトスは皆の一番後ろにある為すぐに搭乗しやすい。

レオンがすぐに乗ったところで皆を見渡す。

 

前回出撃できなかったココの機体は最初にレオンが乗っていたグレイブを修理して乗っている為問題は無い。

 

アンジュが騎乗した所、何やら彼女に異変が起こり。それにレオンは通信を入れる。

 

「どうした?」

 

「何でもないわ!」

 

っと怒鳴る風に言いだして、それにため息をする。

 

「はぁ…、あの様子だとどうも何かあった様だな」

 

そしてメイがレオンの所にやって来る。

 

「レオン!今回も新装備が出来てないんだ! 今回も固定武装で我慢して!」

 

「了解だ!(チッ!ここでデカい奴が現れたらシャレになんないぜ…! ガレオン級やブリッグ級には効果はかなり薄いからな!)」

 

そう言っている中で各機の発進体制が整った。

 

「サリア隊、発進します!」

 

最初にサリアが発進して、その次にヒルダやヴィヴィアンが発進する。

 

「サリア隊、アンジュ機発進します!」

 

アンジュのヴィルキスが発進してその後にエルシャのハウザーとロザリーとクリスの機体が発進する。

そしてココとミランダの機体も発進してレオンの番が回る。

 

「サリア隊、レオン機ヴェルトラトス出る!!」

 

最後にレオンのヴェルトラトスが発進して、各機の後ろに付く。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

戦闘空域に入って、空間に次元のゆがみは発生した。

 

「ドアが開くぞ!」

 

サリアの掛け声にレオンは気を引き締める。

そして空から空間が割れて、そこからドラゴンの群れが大量発生する。

 

「お出でなすった! トカゲ集団!」

 

「おお!面白いね!レオン! それじゃアタシもそう呼ぼっと!」

 

「あんた達!ふざけるのも対外にしなさい!! ファイヤ!!!」

 

サリアがレオンとヴィヴィアンのおふざきに対して叱り、第一中隊に攻撃を命ずる。

キャノン砲を装備しているエルシャ達が先に攻撃し、ドラゴン達の動きをかく乱していった。

 

レオンとヴィヴィアンが固定武装マシンガンとライフルでドラゴンをある程度のダメージを与えると。

 

「よし!ココ!ミランダ! やれ!!」

 

「「はい!!」」

 

ココとミランダがレオンの合図でライフルでドラゴンを攻撃して行き、倒して行った。

ヴィヴィアンはレオンの行動を見て問う。

 

「あれ? ねえ!なんで倒さないの?」

 

「俺ばっか倒すとあいつ等の自信に繋がらないだろう? だからあの二人に倒させて自信を付けさせるんだ!」

 

そう言っている中でアンジュがまたしても単独行動で先行してドラゴンを攻撃して行く。

 

「アンジュ! 勝手に突っ込むな!」

 

サリアはアンジュに怒鳴るも、アンジュはそれを無視して突っ込んで行く。

アンジュはドラゴンを次々と倒して行き、一体のドラゴンに集中する。

 

「はあああああああああ!!!」

 

っと突入した時にヴィルキスに異変が起き、煙が上がる。

 

「あ!アンジュが!!」

 

ヴィヴィアンが落ちて行くアンジュの異変に気付き、レオンもアンジュの異変に気付く。

 

「アンジュの奴! 一体どうしたんだ!?」

 

『何をやってるの!早く立て直すしなさい!』

 

ヴィルキスの異常に気が付かないサリアはアンジュに命令する。

アンジュは必死に機体を立て直そうとした時だ。

 

「助けてやろうか?」

 

「!?」

 

なんと一番アンジュの事を嫌っている筈のヒルダが手を貸そうとしていた。

しかしアンジュはそれを拒否、すぐさまデストロイヤーモードに変形するも一体のドラゴンがアンジュに体当たりしていき、失速して海へと墜落して行った。

 

「アンジュ!『ヴィルキス!』なに?」

 

レオンは偶然開いていた通信でサリアがアンジュではなくヴィルキスの方を心配していた事を耳にする。

 

「ちょっとサリアちゃん何処行く気なの!?大きいのが出て来た!今は殲滅が最優先よ!」

 

「そんな!?ヴィルキスが!?」

 

気を取られているサリアの背後にドラゴンが迫ってくる。

 

「サリア!」

 

ヴェルトラトスはすぐさまデストロイヤーモードに変形し、プラズマブレードを取り出して、サリアに襲い掛かったドラゴンに切り裂いていく。

 

「あ、ありがとう…」

 

「礼は後だ! サリア!今はドラゴンの殲滅が最優先だ!」

 

それでもサリアはヴィルキスとアンジュが沈んだ海中をずっと見つめていた。

 

「サリア、アンジュが心配なのは解るよ。でも今は生き延びる事が優先だ」

 

「…うん」

 

レオンはサリアにそう言い、サリアはドラゴン殲滅へと向かう。

しかしレオンはこの時サリアがあの言葉を言った事に妙に引っかかっていたと、薄々とヴィルキスを落とした犯人に付いて考えていた。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

数時間後

 

「…ん、…私は一体…?」

 

目を覚ますと、どこかの天上が目に入る。起き上がろうとするが、両手が縛られている。

 

「(え?! 何で…!?)」

 

アンジュが縛られてる事に驚き、そして横を見ると・・・。

 

「…え? え!?ええええええええええええええええええええええっ~~~~~~~~!?」

 

隣には茶髪の男性が寝ており、アンジュは裸にされていた。

 




後編はかなり短くなってしまいました。

前編で結構書き過ぎたかな・・・?
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