クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 スカイフロンティア   作:ライダーGX

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今回はアンジュなしの話でちょっとしたオリジナルストーリーです。


第13話 友人の居場所 タスクの実力

モモカの送還がアンジュによってなくなったと同時にレオンの親友達、『ジュン・マコフィッシュ』と『コモン・ストラード』と『アラド・J・マサド』がアルゼナルへとやって来た事にレオンは自室で考えていた。

 

「(本当にあいつ等がここに来るとは思わなかった~…、でもジュンの事だから絶対あいつが考えたに違いないな…。でも作戦はアラドの方が良いと考えられるし…コモンも来た事には少々驚いたね?)」

 

レオンがそう考えているとドアからノックがした。

それにレオンはドアの方に向かい、開けるとサリアがジュン達を連れて来ていた。

 

「レオン、この三人をあなたに頼むわ」

 

「ああ、分かったサリア」

 

そう言ってサリアはその場を去って行き、レオンは三人を中に入れた。

 

「…改めて、久しぶりだなお前等」

 

「久しぶりレオン、僕達も会いたかったよ」

 

コモンは笑顔でレオンに話しかけ、レオンはベットに座り、三人と向かう。

 

「それにしてもお前等、よくこのアルゼナルへと来たな?」

 

「おう、お前に合う為ならどんな困難な場でも俺達は行くぜ?」

 

「その度に更なる危険が要するけどな」

 

ジュンの言葉にアラドが呆れる様な表情で言う。

そしてレオンは腕を組んで、目を閉じながら言う。

 

「まああんな風なやり方を見ていたら、あの案を出したのはジュンだって事が分かるよ」

 

「え? 何で分かっだんだ?」

 

「コンテナの中に忍び込む事はお前の頭の中でしか浮かばないだろう?」

 

アラドはジュンの単純な考え方に指を差し、それにコモンはこそっと笑っていた。

その様子にレオンも思わず笑ってしまうが、すぐに次の事を問う。

 

「そう言やお前等だけなのか? 他の道場仲間で心配してくれてるの?」

 

「あ? そう言えば俺達だけだよな? レオンの事を心配してたのって?」

 

「いや、まだ数人は居たはずだ。先生が道場を閉めた後にも俺達の仲間たちがレオンを探す旅に出たからな」

 

それを聞いたレオンは思わず驚く表情をする。

ジュン達以外にも道場仲間たちがレオンを心配してくれる事を知り、思わず心にグッと来る。

 

「そっか…、先生やお前等だけじゃなく他の皆も…」

 

「それだけお前の存在感が強いって事だ、レオン」

 

「うん、レオンは当時の皆の憧れの的だったから」

 

そうコモンは道場でレオンと共に修行していた頃を思い出す。

 

レオンと共に日々の修行を行い、共に汗を流した日々…。彼らにとってとても思い出のある日々だった。

 

そうコモンが思い出していた所に再びドアからノックがする。

それにレオンはすぐにドアの方に行き、開けるとヒュウガがたっていた。

 

「先生」

 

「レオン、丁度あなた達にお話しがあります」

 

それにレオンは頷いてヒュウガを中に招き入れ。ヒュウガはジュン達に話す。

 

「ジュン、コモン、アラド。あなた達の身柄はわたくしが預かる事になりました」

 

「やっぱそう言う事になった訳?」

 

「ええ、もし返されたりしたら。口封じの為に消される恐れがありますから」

 

「「「け!消される~!!?」」」

 

「(まあ…そうだよな? 仮にもここはノーマの収容所であって軍事施設だから)」

 

レオンはアルゼナルがドラゴンと戦う軍事基地だと言う事を考える、そしてヒュウガは笑顔で言う。

 

「なあに、心配はありませんよ。このわたくしが居るんです、わたくしのそばに居れば安全ですから。わたくしはあなた達の先生ですよ」

 

そう言いかけ彼らの心を落ち着かせようとするヒュウガ、その言葉はジュン達の心に届いてはいたがはたして安心できるか不満は多少あった。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

レオン達がアルゼナルで会話していた頃、ガリアの近くの島に到着していたタスク。

彼はレオンとアンジュと別れて以来自分の知り合いである『仲間』を探して捜索をしていた。タスクは島に仲間がいない事を確認する。

 

「ここにはいないか…」

 

っとタスクがそう呟いた時だった。

 

 

ギャアアアアアアアア!!!

 

 

「!?」

 

タスクが森の方を振り向くと、森からスクーナー級2体とガレオン級1体が現れた。

 

「あれは…ドラゴン!!」

 

タスクが驚いてる中でスクーナー級1体がタスクの方に向かって行き、それにタスクは慌てて避ける。

 

「…戦うしかないか」

 

そう言いタスクは海岸の方に向かい、そこに向かうと自分が乗って来た大型パラメイルが停留してあった。

それに乗り込み、浮上させて上空へと飛ぶ。そして向かって来るドラゴン達を見てコントローラーを立てに向ける。

 

するとタスクが乗るパラメイルが変形し、まっすぐ伸びたウイングが開き、銀色の間接部を輝きさせ、蒼いツインアイ式のバイザーが光り、赤と白のカラーリングをした機体『ドレッドディアス』が天空を舞う。

 

スクーナー級2体がタスクのドレッドディアスに向かって行き、それにタスクはすぐにドレッドディアスに搭載されている電光薙刀『プラズマジャベリン』を構え、2体の内1体を斬りつけ、それに切り裂かれたスクーナー級は2つに割れて海へと落ちて行く。

それにガレオン級が光線を放ちドレッドディアスを攻撃し、それをタスクは固定武装のマシンガンで撃ち落とす。そしてその背後からスクーナー級が襲って来る。

 

タスクはそれに気づき、素早い動きでプラズマジャベリンを突き刺し、それに突き刺されたスクーナー級は息を絶え、刺された刃から抜き落ちて行った。

 

そしてガレオン級に向かって振り向き、腕に搭載されている凍結バレットを展開させる。

 

ガレオン級は近づけさせまいと光線を放ち、それをかわしながら向かって行って凍結バレットをガレオン級に撃ちこむ。

撃ちこまれたガレオン級は生命停止し、そのまま海へと沈んで行って凍りついていく。

 

その光景にタスクは目を細めながら辛い表情をする。

 

「…」

 

黙り込んだままタスクは一旦ドレッドディアスを島に着地させて、おりてある人物にメッセージを送る。

 

「…これでよし、…この島には居なかったか…次はミスルギだね。あそこに居たらの話だけどね…」

 

そう言ってタスクは仲間を探す為にミスルギ皇国へと向かって行った。

 




クロスアンジュの13話でタスクがあれ程の実力を持っていたのなら、このくらいの操縦技術を持っても不思議じゃないと思いまして書きました。
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