クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 スカイフロンティア 作:ライダーGX
ある場所に無数の島が浮いていて、その場所に社交場の様な丸くて大きなテーブルが置いてあった、その場所に各国の首相達が集まっていて。
彼らの回りにはアルゼナルを襲撃しているドラゴンの映像が映し出されていた。
「ドラゴンが自ら攻めて来るとは…」
「それにこのパラメイル、まさかドラゴンを引き連れて?」
一人の首相の目に映る映像にはあの不明機が映し出されていた。
「シンギュラーの管理はミスルギ皇家のお役目、ジュリオ…いえ陛下。ご説明を」
女性の首相がジュリオにシンギュラーの発生に付いて聞いてきた。
しかしジュリオは頭を傾げながら言う。
「それが、『アケノミハシラ』には起動した形跡が全くないのです」
「馬鹿な!あり得ん」
肥満な首相がジュリオの説明に納得が行かない事に拳をテーブルに叩き付ける。
「直ちにアルゼナルを再建し、力を増強せねば」
「だが、そうも行かんのだ」
っと年老いた首相がマナで次の映像を映し出す。すると光学兵器を発射するヴィルキスの映像が映し出された。
「この機体…まさか!」
「ヴィルキスだ」
それにはジュリオを含め各国の首相達は言葉を詰まらせていた。
「前の反乱の時に破壊された筈では?」
「アルゼナルの管理はローゼンブルム王家の役目。何故放置していた?」
それにはローゼンブルム王家の首相は表情を歪めながら黙る。
「監察官からは異常なしと報告を受けていた…」
「まんまとノーマにあしらわれていたと言う事か、無能め」
そう肥満体の首相は腕を組んで呟く。
「そしてその襲撃の最中、こんな物を見つけたのだ」
っと一人の首相がマナで新たな映像を映し出す。それはヴェルトラトスとドレッドディアスの映像だった。
それにはジュリオはと言うと…。
「うわっ!!! こ!こいつだ!!!」
ジュリオは思わず椅子から落ちて、怯えながらヴェルトラトスに指をさす。
「こいつのライダーに私の顔に傷をつけた奴だ!!! どどどど!どうして!!」
「落ち着くのだ、しかしこの機体…他のパラメイルとは比べものにならないほど大きいぞ?」
「大きさなど知った事ではない。この機体に一体何があると言うのだ!」
「落ち着きなさい、今はどう世界を守って行くかを話し合うべき時」
女性の首相が皆にそう言い聞かせ、一人の首相が言う。
「ノーマが使えない以上、私達人類が戦うしかないのでしょうか?」
っとその事に各国の首相達は思わず戸惑いの声が上がる、そして木の裏で聞いていた一人の男性が立ち上がる。
「どうしようもないな…」
「え、エンブリヲ様?!」
一人の首相が思わず言う。世界最高指導者であるエンブリヲは皆の所に行く。
「本当にどうしようもないな…」
「し、しかし…ヴィルキスがある以上アルゼナルを再建させるには…」
「なら選択権は二つだ」
それに皆はエンブリヲに目線が行く。
「一、ドラゴンに全面降伏する」
「「「!!?」」」
それには思わず息を飲む首相達、エンブリヲは構わず言う。
「二、ドラゴンを全滅させる…」
「そ!そんな…!」
「だから…三、世界を作り直す」
っとそれにはジュリオが反応する。
「え?」
「全部壊してリセットする、害虫を殺し土を入れ替える。正常な世界に」
エンブリヲは肩にのって来た小鳥をなでながら言う。
「壊して作り直す…、そんな事が可能なのですか?!」
それにエンブリヲは笑みを浮かばせながら言う。
「すべての『ラグナメイル』とメイルライダーが揃えば。あとメイルライダーの事に関しては彼らに任せてあるから」
っとエンブリヲの後ろに数人の男女が現れて、その中にアストラとベイボルスもいた。
そこに一人の首相が言う。
「ふ!『フェメシス』!」
フェメシス…、エンブリヲが自ら集めた選りすぐりの親衛隊、特殊精鋭部隊をも凌駕する彼らは命に代えてもエンブリヲを護る使命を持っている。しかしその中でもアストラ、『ガイラス』の二人は途轍もない暴れん坊で困る部分もあった。
「旦那、メイルライダーを集めるんだな?」
「閣下の願いなら、いつでも可能であります」
「わたくしならば、喜んで引き受けます」
っと桜色の髪をした17の女性、『アイリス』が頭を下げながら言い、それにはジュリオも立ち上がる。
「私もやりましょう!! そもそも間違っていたのです!いまいましいノーマと言う存在も!奴らを使わねばならないこの世界も!」
「へっ! よく言うぜ?」
ジュリオの言った言葉にアストラがボソッと言ってつばを吐く。
「ぺっ!お前…あの『人間』に撃たれたぐらいで泣いてよ?面白かったぜ~?」
「な!あの様なノーマを人間と言うのですか!?アストラ様!?」
「お前たちの様な、『力なき人間』とは違ってな」
他の首相の言葉を反論するかの用にベイボルスが言う。
「だがあいつは違う…我々マナとは違う能力を持っている。だからこそあいつを『力ある人間』と呼ぶ…」
その事に各国の首相達は驚きの表情を隠せなかった。
「なるほど、君達はその男が気に入ったのだね?」
「はい、それでは閣下。我々は準備の為にこれで」
そう言い残してアストラ達は消えていって、それにエンブリヲは少しため息をしてジュリオを呼ぶ。
呼ばれたジュリオはエンブリヲからある物を渡される。
「これは私のコレクションの物だ、共に作り直すのだろう?期待しているよ」
「は…はっ!!お任せ下さい!エンブリヲ様!!」
ジュリオはそう言い、エンブリヲと他の首相達は消えていき、そしてジュリオはマナを解いてミスルギの部屋へと戻っていた。
「出るぞリィザ!」
リィザと共に出るジュリオ、しかしその机の下のある盗聴器が仕掛けてあって、別の場所で聞いていた紺色の髪をした少年がいた。
「なるほど、レオンを力ある人間ね…」
っと受信機をしまう少年の名は『リアース・ホルス』、リアースは外に置いてあるサメ型のマシンに跨り、マナのメールを打ち込みヒュウガに送る。
「さて、レオン達の所に行かないとね」
リアースはマシンを動かして、レオン達が居るアルゼナルへと向かう。
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そしてアルゼナルでは損害が大きかった外壁はどうにもならず、そのままの状態だった。
その場所でジャスミンがドラゴンの死体を大きな穴に落としていく。格納庫ではコモンとメイが必死にパラメイルの修理を当たっていて、医務室ではマギーは負傷者の手当てをしていた。
サリアは命令違反によって反省房の中に居る、そしてヴィルキスに乗りこなせなかった事とジルの嘘にショックを受けていた。
一方その中でコモンを除くレオン達はヒュウガに呼ばれていた。
「何だよ先生、俺達は今すっげ~忙しんだけど」
「分かっています。実は数分前にリアースからメールが来ました。無論この事はジル司令には伝えてあります」
それにレオンはなにやら気難しい表情をし、それにジュンは問う。
「どうしたんだよ?」
「俺は…どうもあいつが信用できない気がしてならないんだ。ここ最近」
レオンは何かと隠しているジルを不審に思い始めて、それにはヒュウガも頷く。
「確かにレオンの言う通り、ですので今回はあなた達に真実を話す時が来たのです」
「…真実を話す?」
ヒュウガの言葉に頭を傾げるアラド、ヒュウガはそれに頷く。
「そう…、この世界の真実。今私達がいるこの世界…それは『偽りの世界』と言う事です」
「偽りの世界…? どういう意味だ?」
レオンはその事に訳が分からず、ヒュウガは言い続ける。
「この世界はある者が創り出した世界、そしてこの世界はその者が自分の理想の世界にさせる為にある人類を創り出したのです…」
「ある人類…ってまさか!」
「そう…マナです」
っとその事にレオン達は再び驚きの表情を現す。一体ヒュウガはそこまで知っているのか、どうしてその事を知り尽くしているのかと…。
「先生、アンタどうしてそこまで知っているんだ? 何で…?」
「レオン、今は混乱するのは分かります、色々と知りたい事も」
ヒュウガはレオンに次の事を話す、それはもっと重大な話を…。
「そしてレオン、貴方は先の戦闘に際に彼女に既にあった筈ですよ? あの機体の人物に」
「っ!? まさか先生は知っていたのか!? 彼女の事を!!」
「えっ!!マジかよ?!」
レオンの言葉にジュン達も驚きの表情を隠せず、ヒュウガはそれに頷く。
「ええ、彼女は…」
っとヒュウガが言おうとした時だった。
『総員!第一種戦闘態勢!ドラゴンです!基地内にドラゴンの生き残りです!!』
それにレオン達は反応し、それにヒュウガは異変に気付く。
「ドラゴン!?」
「まだ残っていたのか!!」
レオン達は武器を持って向かって行き、レオンはヒュウガに言う。
「先生!話はまた後で!」
「あ!レオン!!」
ヒュウガが言うもしかしもうすでに行ってしまっていて、ヒュウガは何か考え込む。
「ドラゴンの生き残り…もうすでにあちらに戻った筈…。まさか!」
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それはかれこれ数分ほど前になる、部屋で寝ていたヴィヴィアン。
っと寝ているハンモックが急に落ちて、それに痛がる。
「いった~い、落ちてる~?何で…?うわ!寝過ごシング!」
ヴィヴィアンは慌てて皆の所に向かう、っがその時に自分の目線が高い事に気が付く。
「何か…背が伸びた気がする? 成長期かな?」
しかしその時に自分の身体に異変が起きている事にまだ気が付いていない。
そこにエマが通り過ぎて、ヴィヴィアンは気づく。
「あ!エマ監察官だ! おーい!」
「っ!? え!エマ監察官だーー!!!」
悲鳴を上げながらエマはそのまま気を失い、慌ててヴィヴィアンは駆け寄る。
「うわ!大丈夫…って!うわ!」
ヴィヴィアンは自分の手を見て驚く、それは全く自分の手じゃない何かの手だった。
「何じゃこりゃ?! …うえ!」
っとヴィヴィアンは目の前にあった鏡を見て驚く。今のヴィヴィアンは人ではなく『ドラゴン』だったからだ。
「これあたし~!!?」
「なに?今の」
偶然に近くに居たパメラ達が駆け寄り、ドラゴン態のヴィヴィアンを見て悲鳴を上げる。
「「「うわあああああああ!!!」」」
「うわ~~~!!!」
ヴィヴィアンも慌ててその場を離れて行き、パメラがすぐに無線で基地内に知らせた。
そして今の時間帯となり、臨時司令部で指揮を暫定副隊長のヒルダは各自に指示を与えていた。
「ロザリーとクリスは居住区、ココとミランダは整備区、エルシャはサリアを出してジャスミンモールを捜索」
「イエス・マム」
「他は此処で警備、ヴィヴィアン?ヴィヴィアンは何処?」
ヒルダはヴィヴィアンが居ない事に問い、エルシャはそれに答える。
「それが部屋にも居なくて…」
「何処に行ったんだろう」
ミランダがそう言ってるとレオン達とアンジュにタスクがやって来て、ヒルダはレオン達に怒鳴る。
「遅い!何やってたんだよ!」
「悪い、ちょっとな」
「たくぅ、さあレオン。ある程度は指示だしたから後はアンタだよ、それとあんたが隊長だよ」
それにレオンは思わず顔を上げる。いきなり自分が隊長だと言われたら驚くのも無理はない。
「ちょっと待て、俺が?」
「ああそうだよ、司令がそう命じたんだ」
ヒルダの説明にレオンは頭を抱える。
「はぁ…、分かったよ。それじゃヒルダはジュンと一緒に回ってくれ。アラドは俺と一緒にだ、アンジュはタスクと一緒にアルゼナルの上部だ」
それに皆は頷いて動く。
レオン達もお互いを見合って頷き動き出す。
その頃ヴィヴィアンは何とか食堂の方に逃げ切っていた。
『はぁ~お腹空いた~…、う~…何でこんな事に?』
すると厨房からなにやら良いによいがし、それにヴィヴィアンはつられて行く。
目の先には土鍋にカレーが入れてあった。
『やっぱりカレーだ~! いっただっきま~す!』
っが土鍋を持った瞬間につぶれてしまい、それにヴィヴィアンは頭を傾げる。
『あれ?、どうなってるの? あっアタシ今この状態だった』
自分の今の姿を忘れる所だったのか頭をかきながらつぶやいてる中でアラドが見つける。
「いたぞ!レオン!!」
それにヴィヴィアンが振り向き、レオンが到着する。
「行くぞ!」
レオンが剣を抜こうとした瞬間だった…。
『レオン!!』
「えっ…?」
レオンには聞き覚えのある声が聞こえた、それに思わず手が止まる。
「どうしたレオン?」
「今…ヴィヴィアンの声が聞こえた」
その事にアラドは驚き、それに明るくなるヴィヴィアン。
『アタシの声が聞こえるの!』
しかし同時にサリア達が来る。
「居たわ!!!」
サリア達がドラゴン態のヴィヴィアンに向かってライフルを撃ち、それに慌てて逃げるヴィヴィアン。
『うわ~~~!!』
「なっ!? 待て!サリア!!」
「何やってるのレオン! 早く追いかけるわよ!」
サリアはそう言って追いかけエルシャも行く、それにレオンは舌打ちをする。
「えーいくそっ!! 今は追いかけるしかない!!」
レオンとアラドはヴィヴィアンが逃げた後を追いかけるが既に空に飛んだらしく、アルゼナルの上部に居るのを確認するとレオンはアラドに言う。
「アラド!棒で俺を飛ばせ!」
「分かった!」
アラドは棒を伸ばし、レオンはその棒の上に乗って、アラドはそのまま投げると同時にジャンプする。
そのままアルゼナルの上部へと到達して追いかける、丁度そこにアンジュとタスクもやって来てライフルを構える。
それを見たレオンは止める。
「待て!撃つな!!」
「え?どうして?」
タスクがレオンの問いに意味が分からず、その時にドラゴン態のヴィヴィアンが何かを歌い出し、それを見たアンジュはライフルを下ろす。
「これは…」
その歌はアンジュが歌っていた『永遠語り』によく似ていて、それにアンジュは歌い出し歩き出す。それにドラゴン態のヴィヴィアンも同じように歌い出しアンジュの元にゆっくりと行く。
レオンとタスクはアンジュが歌いだしたのを見て、様子を見ていた。
っとそこにヒルダ達もやって来る。
「何やってんだよお前!」
ヒルダ達がライフルを構えた瞬間、レオンの真空剣がヒルダ達のライフルを切り裂く。
ロザリーは驚いてレオンに怒鳴る。
「うわっ!! 何すんだよお前!!」
「手を出すな!!良いな!!」
アンジュが後ろを向くも、すぐに前を向いて歩く。その時にサリア達が来て、サリアがライフルを構える。
「離れなさい!!」
っがその時にジルがサリアのライフルを下ろさせて、それにサリアは見る。
そしてアンジュはドラゴンと向き合い、アンジュが触れた瞬間ドラゴンは一瞬に霧状になって行った。
レオンとタスクはうっすらと見えているヴィヴィアンの今の状態に気付き、思わず顔を赤くし慌てて後ろを向く。
「ここでクイズです!人間なのにドラゴンなのってなーんだ?」
元の人間に戻ったヴィヴィアンにアンジュは唖然とするしかなかった。
「あっ違うかドラゴンなのに人間…? あれれ…意味分かんないよ…!」
自分がドラゴンだった事に戸惑うヴィヴィアンは泣いて混乱している中で、アンジュは優しく声を掛ける。
「分かったよ私は…、ヴィヴィアンだって」
「あ、有難う…アンジュ、分かってくれたの…アンジュとレオンだよ」
っとヴィヴィアンはアンジュに抱き付いて泣きつき、後からやって来るアラドとジュンもモモカも今の光景に目を奪われる。
「何だ…一体?」
「どうなってんだよ?」
「今ドラゴンからヴィヴィアンが出て来た様に見えたけど」
クリスの言葉にレオンとタスクは顔を見合う。
そこにマギーがやって来て、ヴィヴィアンに麻酔を撃ちこみヴィヴィアンを眠らせて、マギーはヴィヴィアンを抱いてその場から去って行く。
見送ったレオン達はアルゼナルの抉られた場所に捨てられているドラゴンの死体の山を見る。
その時にヴィヴィアンの言葉を思い出す。
『人間なのにドラゴンなのってなーんだ? ドラゴンなのに人間…?あれれ?』
「っ!? まさか…!!」
レオンは思わずあの場所に行き、アンジュもタスクも付いて行く。
「アンジュリーゼ様!」
「おいレオン!タスク! 何処に行く!?」
モモカはアンジュの行動に叫び、アラドも同じように言った。
そしてジャスミンが死体を集めた所でガソリンをまき、ライターに火をつける、っとバルカンがレオン達に向かって吠え、それにジャスミンは振り向く。
「来るんじゃないよ!」
そう言ってジャスミンはライターを死体の山に投げ、死体を燃やし始めた。
レオン達は燃えている死体に驚きの光景を目にする。ドラゴンの死体の中に人間の姿も紛れていた。
それにはレオン達は言葉を失う。同時にジュン達も来る。
「おい!一体何が…!?」
「何…これ?」
「ドラゴンが…人間に」
その光景に皆がくぎ付けられてる中で煙草を持っているジルが来る。
「よくある話だろ?『化け物の正体は人間でした』…なーんて」
それにアンジュは息を飲み、再びドラゴンを見る。そして今までの事を思い出す。自分がドラゴンを殺し……そして倒していく光景に。
っとアンジュは思わず口を抑え、タスクの腕を掴み、地面に向けて嘔吐する。
「う!うえぇぇぇぇ!?!」
「!!? アンジュ!!」
「アンジュリーゼ様!!」
タスクとモモカが心配する中でアンジュの頭の中は混乱していた。
「私…人間を殺していた…? この手で?ねえ!タスク!! 私…私…!!?」
アンジュはタスクの腕を掴みながら何度も問い、それにタスクはジルを少しばかり睨みながら見る。
「…ジル、アンジュには言わなかったのか!」
それにジルは煙草を吸い、吹かしながら言う。
「フン、言ってどうする? それに気に入ってたんだろ?ドラゴンを殺して金を稼ぐ、そんな暮らしが」
「てめぇ…! アンジュの心をもて遊んでんのか!?」
聞いていたレオンとジュンとアラドはジルに向けて剣と釵と棒を構える、それにエルシャは慌てて止める。
「駄目よ!レオン君!ジュン君!アラド君!! 落ち着いて!!」
それでもレオン達の怒りは収まらず、そしてアンジュはジルを睨みながら怒鳴る。
「くたばれクソ女!!!もうヴィルキスには乗らない!!ドラゴンも殺さない!!! 『リベルタス』なんてくそくらいよ!!!」
その事にサリアはアンジュが知らないリベルタスを知っている事に思わず反応する。
「『神様』に買い殺されたままで良いなら、そうすればいい」
そう言い残してジルは去って行き、ジルを睨んだままタスクはアンジュの肩に手を置く。
レオンはこの時に決心した、もうジルを信用する事は出来ないと…。
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ジルが臨時司令部に戻って行く所だった。
「『神様』か…」
っと誰かの声が聞こえ、ジルは足を止めて振り向くと、そこにはエンブリヲが立っていた。
「私は自分から名乗った事は一度もないぞ? 『創造主』と言う意味であれば…正解かもしれんが」
世界最高指導者がアルゼナルに居た事にジルはすぐさまマグナムを取り出してエンブリヲに撃ちこむ、しかし弾丸はエンブリヲの身体をすり抜ける様に後ろに木に当たり、ジルはエンブリヲを睨む。
「エンブリヲ…!!!」
「怒った顔も素敵だなアレクトラ…、今は司令官のジルか? ん?…おやおや、これは懐かしい人物が居るじゃないか」
っとエンブリヲは違う方向を向いて笑みを浮かべ、それにジルはその方向を見るとヒュウガが刀を持ってやって来た。
「お前は…」
「久しぶりですね…エンブリヲ。嘗ての『友』よ」
「ヒュウガ、また会えたな…我が『宿敵』よ」
二人の衝撃的な会話にジルは驚きの表情を現すしかなかった。
最後のヒュウガとエンブリヲ、ライバルはこの二人に決定!っと僕はそう考えて書きましたwww