クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 スカイフロンティア   作:ライダーGX

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活動報告に開いてある通り、フェメシスに新たなメンバーが増えます。それもトップの奴でかなりやばい奴です…。

そして今週のクロスアンジュではタスクがエンブリヲに言った言葉には吹きましたが、エンブリヲが悔しがる様子にざまああああああ!でしたwww。

タスクの愛人を取ろうとするからだwww


第31話 新たな力 中編

レオン達とサラマンディーネ達の居る場所とは違う世界である滝の前で顔の左側のみ大きな傷跡がある大男はあぶらをかいて座っていた、そこにエンブリヲとアストラとベイボルスとアイリス。

そして『ガイラス』と『シェレナ』にフェメシスの騎士団長『カロル』がその人物の後ろから転送して来た。

 

しかしその人物は目を閉じたまま振り向かずに話す。

 

「よくぞ参られたな、エンブリヲ…」

 

「久しぶりだね、気分はどうだい?」

 

「フッ、何を言うと思えばそれか…まずまずだ」

 

それを聞いたアストラはアイリスに小さな声で話す。

 

「おいアイリス、何だ?あの男は」

 

「知らないわよ、でもあの男…只者じゃない気迫がするわ」

 

そうアイリスが話す中でベイボルスはただその人物を少しばかり警戒していた。

カロルがエンブリヲに近づき、意味を問いただす。

 

「エンブリヲ閣下、何故あの者を…?」

 

「カロル、私に任せたまえ…」

 

そう言ってカロルは渋々下がり、それに聞いていた人物は鼻で笑う。

 

「フッ、何とも愚かだな。相変わらず神を気取っているのか?」

 

「その言い方は冷たいな、創造主として言って貰いたかったね」

 

エンブリヲはそう言いつつ、その人物は閉じていた目を開かせて問う。

 

「それでこの我に何の用だ?」

 

「…私の、フェメシスの総騎士団長を務めてくれないか? …『ドレギアス』」

 

っとドレギアスと呼ばれた人物は一瞬眉をピクリと動き、それにフェメシスの皆は驚きの表情を露わにする。

 

「なっ!!? 何を言うのでありますか!エンブリヲ閣下!! 何故その様な事を!!」

 

「君達も私の話を聞いたろう、ヒュウガの仲間たちが創り出した、あのオメガメイルが動いている。野放しにする訳には行かない…」

 

「オメガメイル…、神々を破壊し強大な力を得ると言うあの機体か?」

 

ドレギアスはエンブリヲが言うオメガメイルの事を問い、それにエンブリヲは頷く。

 

「そうだ、あれが動いていると私が創り出したラグナメイルを破壊されてしまう。このままでは私の計画が崩れてしまうのだ」

 

「なるほどな…、ようはオメガメイルを破壊して欲しいと言う事だな?」

 

それにエンブリヲは頷いて、ドレギアスは立ち上がって目の前に置かれている大太刀を取り。エンブリヲの方を向く。

 

「よかろう、我が総騎士団長へとなり、オメガメイルを破壊してやろう」

 

「助かるよドレギアス、記念にこれもサービスしてあげるよ」

 

するとアストラ達の後ろに突如大型パラメイルが現れる、それもその大型パラメイルはレオン達のオメガメイルやアストラ達のローガストメイルよりも少しだけ大きいかった。

 

「これは…」

 

「私が作り上げたオリジナルのローガストメイルでね。ヒュウガがまだ知らぬ機体だ、この機体の名前は『ディアブロ』だ」

 

それを聞いたドレギアスは笑みを浮かばせていた。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

そして並行地球で、朝食を終えたレオン達。外でラミアがレオン達に言った。

 

「えっ? 家に帰る…?」

 

それに頷くラミアはヴィヴィアンを抱き付いて言う。

 

「この子が生まれて家を見せてあげよかと思って」

 

「おお~!見る見る!」

 

っとそれに賛同にするヴィヴィアン、そしてラミアはヴィヴィアンを連れて飛んで行った。

その時にヴィヴィアンはレオン達に手を振った。

 

「そんじゃ行ってくるね~!」

 

ヴィヴィアン達を見送ったレオン達、その中でジュンが腕を組みながら笑みを浮かばせる。

 

「親子水入らずね~」

 

「まあ、ヴィヴィアンにとっては覚えてないと言えど、自分の生まれ故郷だからな。レオンは良いのか? お前も親に会えたんだから」

 

「俺は良いよ、今さら父さん達と話し合うなんてさ。それに父さん達はエンブリヲと戦うフロンティアの者だ、邪魔しちゃ悪いだろ」

 

アラドがそうレオンに言ってる中、アンジュがムスッとしている様子にコモンが気づく。

 

「どうしたの?アンジュ」

 

「気にくわないのよ。何もかも…」

 

っとその事にレオン達は思わず顔を合わせて少々困った表情をする。

そしてアンジュはサラマンディーネに問う掛ける。

 

「それで、茶番はもう十分よ。あなたの目的は何?私達をどうする気なの?」

 

「ふふふ、腹が減っては戦は出来ぬと申します。お腹はいっぱいになりましたか?」

 

その事にアンジュは戸惑いつつも頷く。

サラマンディーネはそれを確認したのち言う。

 

「では、参りましょう」

 

「参るって?」

 

レオンがそれに問うも、サラマンディーネはガレオン級を呼び。レオン達を乗せてある場所へと向かう。

そしてある建物「HUSTLE1」へとやって来る。

 

レオン達のその建物を見て唖然とする。

 

「此処は一体…?」

 

「古代の闘技場ですわ、嘗ては多くの者達が集い、強さを競い合ったそうです」

 

サラマンディーネの説明を聞いてタスクはそれに驚く。

 

「まさか…500年前の施設!? 完璧な保存状態じゃないか…!」

 

「いや、これつい最近出来たばかりの状態だ」

 

「えっ?アラド分かるの!?」

 

っとリアースがアラドの言葉に驚き、それにナーガは思わず感心する。

 

「ほう? よく見てるじゃないか。その通りこれは姫様自ら復元されたのだ」

 

「え?サラマンディーネが?」

 

レオンがその事を問い、それに頷くナーガ。

 

「そうだ!サラマンディーネ様はその頭脳を持って旧世界の文明を研究し、様々な遺物を現代まで甦らしたのだ!」

 

「へぇ~?」

 

「凄いんだね!」

 

タスクはそれに感心し、コモンは目を輝かせながら言う。

 

「我々の龍神器も、サラマンディーネ様がっ?!」

 

っとカナメがナーガの横腹を突き、小声で注意する。

 

「それ、機密事項でしょ?」

 

「あっ!御免なさい!」

 

ナーガはそれに気づいて、慌てて謝るが。それをサラマンディーネは答える。

 

「ナーガ、もう隠す必要はございません。レオン、タスク殿。私達の龍神器はあなた方のオメガメイルを開発したジェームス達の力も少しお借りした事もあるのですよ」

 

「え? 父さん達が?」

 

それにサラマンディーネは頷いて、レオン達が感心してる中でアンジュが前に出て問う。

 

「それで、此処で何するの?」

 

「…共に戦いませんか? 私達と」

 

サラマンディーネの言葉にアンジュは思わず「はっ?」と言葉をこぼし、それにはレオン達は反応する。

そしてレオンはサラマンディーネ達の目的を問う。

 

「それはもしや、アウラを奪還する為にか?」

 

「はい、それに目的は違うとはいえエンブリヲを倒す───」

 

「フフフ…ははは」

 

っと突然アンジュが笑い出し、それにレオン達はアンジュの方を向き、タスクが問う。

 

「アンジュ?」

 

「な~んだ、そう言う事、結局は私を利用したいだけなの…戦力として。知って欲しかっただの、解りあえただの、良い人ぶっていたのも全部打算だったじゃない」

 

それにサラマンディーネは笑みを浮かばせて言う。

 

「その通りです、レオンや他の者達は兎も角として。あなたはそれなりの利用価値がありますから」

 

っとサラマンディーネの言葉を聞いたアンジュは思わずキレる。

 

「っ!? ふざけるな!私はもう!」

 

「もう…誰かに利用されるのはウンザリ…ですか?」

 

その事を聞いてアンジュは思わず拳を握りしめる。

レオンはサラマンディーネの言葉を聞いて、腕を組んで問う。

 

「なあ、何で俺達は兎も角なんだ? その理由を聞きたいな」

 

「ええ、あなた方はエンブリヲが予想もしなかったオメガメイルの所持者。あなた方がエンブリヲの持つラグナメイルとローガストメイルを破壊する唯一の切り札です。無論この事は承知していますわね?」

 

サラマンディーネの説明にレオン達は納得する表情をする。

 

「まあ、確かに俺とタスクの機体は父さん達が作った物だ。それにそのエンブリヲが俺達の世界を操ったりやサラマンディーネの世界を壊してきたのを知ったらほっとけないよな…」

 

「はっ!! 本気なの!?レオン!! 私はゴメンよ!!」

 

アンジュは今だに意地を張る事にレオン達は少々呆れる。

 

「そう言うと思いまして此処へお連れしたのです、アンジュ。勝負しませんか?」

 

「はっ?勝負??」

 

「はい、貴女の未来を掛けて。私が買ったあかつきには貴女は私の所有物となって頂きます、無論貴女が勝てば自由ですわ」

 

サラマンディーネの説明にアンジュは思わず驚きを隠せないでいた、そしてレオンは笑みを浮かばせる。

 

「なるほどな、要はアンジュの持つラグナメイルがどうしても必要って訳か…、面白い!アンジュ。この勝負受けろ!」

 

「勝手に決めないで!! レオン!貴方一体何を!!」

 

「この勝負はお前の運命を掛けた物、それをどうするかはお前が決めるんだよ!」

 

レオンの言葉にアンジュはそれに拳を再び握り締める。

 

「それをどうするかは自分で決める…か、良いわ!やってやろうじゃないの!」

 

「そう来なくては…!」

 

話が纏まってアンジュとサラマンディーネが勝負する為の闘技場へと向かう。

まず最初にテニスが始まって、タスク以外のレオン達は外で観戦していた。

 

「その玉を打ち返して、枠の中に打ち込めばいいのね?」

 

「その通り、では始めましょう」

 

「サービス!サラマンディーネ様!」

 

試合が始まり、アンジュは構えるとサラマンディーネの強烈なサーブが一気に決まる。

それにアンジュは驚いてしまう。

 

「なっ!?」

 

「おお~!『サービスエース』!…ん?」

 

レオンが自分で言った言葉に思わず引っかかり、それにはジュン達も振り向く。

 

「どうしたんだ?レオン、いきなり」

 

「いや…俺もさっぱり(何で俺…、急に変な事を言いだしたんだ? う~ん…謎だ)」

 

レオンは気にするのは後にして試合を再び見る。

 

「15-0!サラマンディーネ様!」

 

「くっ!」

 

「あら? 速すぎました?手加減しましょう…か!!!」

 

サラマンディーネが再びサーブを放つ、っがそれをアンジュはレシーブをする。

 

「結構…よ!!!」

 

それにサラマンディーネは驚いてしまい、反応が遅れてしまう。それを見た皆は驚く。

 

「「なっ!!?」」

 

「おお~!『リターンエース』!…ってまただ」

 

レオンはまたしても言ってしまった言葉に喉を抑える。

 

「ふぃ!15-15!」

 

カナメが慌ててポイントを言い、アンジュとサラマンディーネはお互い睨み合いながらも笑みを浮かばせていて。それを見たレオンはこっそりと笑みを浮かばせていた。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

そしてテニスの後に野球、未来的なレース?的なマシン『サイバーフォーミュラ』、ゴルフ、卓球、クレーンゲーム、そしてツイスターゲームまでやり続けていた。

一方その中でもアラドは何やら薄々と微妙な違和感を感じていた。

 

「これ…本当に決闘か?」

 

そう言いつつもカナメがルーレットの色をと位置を教える。

 

「サラマンディーネ様、右手、緑」

 

カナメの指示にサラマンディーネは言う通りに手を指定の位置に置き、次にタスクがルーレットを押す。

そして色と位置が表示されて言う。

 

「アンジュ、左手、赤」

 

アンジュも言われた通りに手を位置に置く。

苦しみながらサラマンディーネはアンジュに言う。

 

「予想以上ですわ…アンジュ」

 

「何が…?」

 

「少し…楽しみだったのです。今まで私と互角に渡り合える者などいませんでしたから、無論ヒュウガを除いては…」

 

サラマンディーネはヒュウガと何度は戦った事はあった、しかしヒュウガは武道に関しては知っての通りで、サラマンディーネでは一度もヒュウガに勝つことは出来なかった。

そしてカナメが次のルーレットの色と位置を言う。

 

「サラマンディーネ様、左足、赤」

 

「ですから…すごく楽しいのです」

 

それを聞いていたレオン達、しかしレオンは少しばかりと言うか…少々汗をかきながら頬を赤くしてサラマンディーネを見ていた。

 

「(な、何で俺…彼女を見て興奮しているんだ? ただ観戦しているだけなのに)」

 

レオンはそう思いつつも決闘は終盤に入り、アンジュがサラマンディーネを転倒させようとするが、サラマンディーネの尻尾がそれを抑える。

それに『反則よ!』と言ったアンジュは思わずサラマンディーネの尻尾を噛みつき、それに悲鳴を上げるサラマンディーネがアンジュを巻き込んで転倒し、それに皆は唖然とする。

 

「あっ、引き分け」

 

「これじゃ何時まで経っても終わらねぇな」

 

コモンとジュンがそう言ってる中、サラマンディーネがすぐに起き上って言う。

 

「尻尾を噛むのは反則です!」

 

っと起き上がったアンジュが突如笑い出して、それにはサラマンディーネも見ていてしばらくすると笑い出す。

 

「姫様が…笑った?」

 

「姫様が笑う所、初めて見た…」

ナーガとカナメはサラマンディーネが笑い出した様子を初めて見て、レオンとタスクは顔を見合って笑みを浮かばせるのであった。

 

 

 

そしてフロンティアの研究施設の格納庫では着実に修理が進んでいるヴェルトラトスとドレッドディアスとヴィルキスを見るジェームズとミライ、そしてヒュウガ。

 

「よし、大分修復出来たな」

 

「後はレオン達にこの事を…ん?!」

 

その時ヒュウガが何かを感じ取る。

 

そして同時にHUSTLE1に居るレオン達はアンジュとサラマンディーネがシャワー室で汗を流している間待っていた。

ナーガとカナメは二人が入っているシャワー室の前に立って見張っていた。

 

「アンジュ、凄く楽しかったね?」

 

コモンがアンジュの事を話してきた事にジュンは頷く。

 

「おう、あいつ意外とこの決闘を楽しんだんだろうな」

 

「そう思うのはお前等だけか?」

 

アラドの問いにレオンとタスク以外の達は思わず振り抜く。

 

「どういう事だよ?」

 

「俺から見たらあの様子、どう見ても決闘より【スポーツ】にしか見えないのは俺だけか?」

 

「「「(………え?)」」」

 

その一言にジュン達は思わず冷や汗を流す。

アラドはそのジュン達の様子に呆れる。

 

「おい…お前等、まさか本当に決闘にしか見えなかったのか?」

 

「俺はそうではなかったぜ」

 

「俺も」

 

っとレオンとタスクの言葉にジュン達は振り向き、レオンは笑みを浮かばせて言う。

 

「あいつとサラマンディーネの様子を見ていて、楽しそうにしている雰囲気を見て。とても決闘には見えなかったからな」

 

「ああ、アンジュのとても楽しそうな表情。俺は今でも目に焼き付いてるよ…」

 

タスクはアンジュの楽しかった表情を微笑みながら思い出して言って、それにはジュン達は互いの顔を見合うしかなかった。

 

っとその時に地震が起きて、それを感じたレオン達は驚く。

 

「ん!? 何だ!?」

 

そしてシャワー室に入っているアンジュとサラマンディーネはそれに気付き、ナーガとカナメは入り込む。

 

「サラマンディーネ様!」

 

サラマンディーネはそれに頷き、アンジュと共に着替えてレオン達の元に向かう。

そしてレオン達は外に出るとアウラの塔から何やら異変が起きていた。

 

それはアウラの塔からある空間が変化して行く様子で、それにレオン達は目を奪われる。

 

「何だあれは…?」

 

そしてアンジュ達も合流して、アンジュはその空間の様子にある光景が映し出される。それはアンジュがまだ学生だった時に試合した事がある試合会場であった。

 

「あれは…エアリアのスタジアム!?」

 

そして町にいるヴィヴィアンはラミアと共に逃げて行き、その光景を目にする。

異変の空間はその人々を飲み込み、街を崩し、がれきと共に生き埋めにさせて行く光景を…。

 

「うわっ!街が!皆が!!」

 

異変の空間を目にしたレオン達、そしてサラマンディーネはある物を呼ぶ。

 

「焔龍號!!」

 

すると額の宝玉が光り、空から焔龍號がやって来て。それにレオン達は目がくぎ付けになる。

 

「龍神器…!」

 

「呼ぶ事が出来るのか!」

 

サラマンディーネはすぐさま焔龍號に乗り込み、起動準備をさせる中で言う。

 

「カナメは大巫女様に報告! ナーガは皆さまを安全な場所に!」

 

「「はい!!」」

 

そう言ってサラマンディーネはアンジュに向かって言う。

 

「アンジュ、決着はまた今度で。そしてレオン…」

 

「ん?」

 

突如声を掛けられたレオンはサラマンディーネの方を向き、サラマンディーネは微笑みながら言う。

 

「また、たくさんお話しをしましょうね」

 

サラマンディーネはレオンにそう話した後にコックピットを閉め、異変の空間へと向かって行く。

レオンはその様子にただ唖然とする。

 

「(サラマンディーネ…)」

 

そしてレオン達はナーガ達に連れられてガレオン級で宮殿まで戻って行く。その間にレオンがアラドに言う。

 

「アラド!先生に連絡してくれ! ヴェルトラトスとドレッドディアスとヴィルキスを出してくれてって!」

 

「分かった! ならこっちもライザーを出す事を願うか!」

 

アラドはすぐさまヒュウガに連絡して、それを届いたヒュウガは頷いてジェームズ達に言った。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

そしてヴィヴィアンはラミアと共に避難をしていたが、道がふさがれてしまって孤立してしまう。っと真上のがれきが二人と他の者達に目がけて落ちて来るが、そこにビームが飛んで来てがれきを破壊する。

 

皆が上を見るとサラマンディーネの焔龍號がやって来た。

 

「皆さん!すぐに宮殿に避難を!!」

 

それに皆はすぐに避難をし始めて、サラマンディーネは落ちて来るがれきを次々と破壊して行く。

 

「急いでください!…!?」

 

っとサラマンディーネは気配に気づく。迫っている異変の空間が止まり、彼女の目の前にある黒い空間が現れて、その黒い空間からある機体が現れた。

それはヴェルトラトスやドレッドディアスより少し大きな機体だった。

 

「何ですの!?あれは…!」

 

その機体『ディアブロ』に乗るドレギアスはアウラの街を見渡して、笑みを浮かばせていた。

 

「此処がドラゴンの世界か。中々面白い場所ではないか、さて…此処にエンブリヲを滅ぼすあの忌々しい機体が居ると聞いた…」

 

っとその時ビームが飛んで来て、ドレギアスはディアブロに搭載されている大刀『ダイダイトウ』を振りかぶり切り落とす。

ドレギアスはその方向を見ると焔龍號がやって来る。

 

「何者かは知りませんが…都を滅ぼす訳には行きません!!」

 

それにドレギアスは鼻で笑い飛ばす。

 

「フッ!! この世界の機体か…だがそれで我を倒そうなどと笑止!!!」

 

そうドレギアスはダイダイトウを構えて、それにサラマンディーネは焔龍號をアサルトモードにして、右腕の収納ブレードを展開して向かって行った。

 

そして宮殿に戻ったレオン達、すでにヴェルトラトスとドレッドディアスとヴィルキス、そしてダッシュライザーとウイングライザーとアースライザーにシャークレイスの準備が終えて地表に出されていた。

 

「父さん!母さん! 機体の方は!?」

 

「準備は終えた。だがまだ修理が出来ていない部分がある、そこを気を付けて行け?」

 

ジェームズの言葉にレオンは頷く。

 

「分かった!!」

 

「レオン!タスク君!」

 

っとヒュウガがレオンとタスクの元にやって来て、それに二人は振り向く。

 

「先生!」

 

「どうしたんですか?」

 

「これを!」

 

ヒュウガはレオンとタスクに二つの腕輪を渡す、レオンには青い宝玉が入った腕輪、タスクには赤い宝玉が入った腕輪を渡し、それに二人は見る。

 

「これは…?」

 

「それはヴェルトラトスとドレッドディアスに必要な物です! どうかそれを腕にはめて下さい!」

 

「何だか分からないけど…分かりました!」

 

そう頷き、レオンとタスクは腕輪を右腕にはめて、そして機体に乗り込む。

っとナーガとカナメはそれに気付く。

 

「何をしている!?」

 

「ヴィヴィアンを助けに行くのよ!」

 

「そしてサラマンディーネに手を貸しに行く!!」

 

そう言ってレオン達は発進して行く、っとジュン達も行こうとするとジェームズがある事を言いだす。

 

「君達!その機体にある機能を追加しておいた! 思う存分使ってくれ!」

 

「ある機能…?」

 

「やってからのお楽しみだな、解りました!」

 

アラドがそう言って、ジュン達は発進してレオン達の後を追いかけて行った。

 

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