クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 スカイフロンティア 作:ライダーGX
最後の最後にタスクにあれは笑えますが、エンブリヲが散りとなったシーンは最高だったwww
さて、この作品も最終話まで頑張って行きます!
レオン達が向かっている中サラマンディーネが操る焔龍號はドレギアスのディアブロと戦っていた。
大きさもあるだろうか、サイズ的にドレギアスのディアブロのダイダイトウに大苦戦していた。
「くっ!」
「どうした? まだこれ程ではないぞ!!」
ドレギアスはダイダイトウを連続斬で攻撃し、それにはサラマンディーネは後ずさりをしながら防御する。
ドレギアスの操るディアブロの全長は約15m近くある。通常だと完全に巨大兵器として認識しても良いだろうと思ってもいい機体だった。
無論大きければ大きいほど扱うのは難しくなる機体なのだが、それをドレギアスはいとも簡単に操っているのだ。
「っ!(何ですのこの敵は!? 今まで見た事がありません!)」
「どれほどの物かと思っていたが…期待外れだ!!」
っとドレギアスはサラマンディーネを吹き飛ばし、体制を崩されたサラマンディーネはその隙を突かれてしまい、ドレギアスはダイダイトウを振り下ろした。
その瞬間、謎の電光剣がドレギアスのダイダイトウを受け止め、それにサラマンディーネとドレギアスは驚く。
受け止めたのはヴェルトラトスを操るレオンだった。
レオンはプラズマブレードを強引に振りかぶり、ドレギアスのディアブロを遠ざけてサラマンディーネの方を向く。
「大丈夫か!?サラマンディーネ!!」
「レオン!?」
後ろに下がったドレギアスはヴェルトラトスを見て、目を細めながら見る。
「ほう?あれがオメガメイル…ん?」
っとドレギアスは上空に何かを感じ、上を見るとドレッドディアスとヴィルキス。そしてダッシュライザーとウイングライザーとアースライザー、シャークレイスがやって来た。
「何やってるのよ!サラマンドリル!」
「アンジュ…、名前が違うよ」
「長いからと言えど間違えるな」
アンジュの言った言葉にコモンとアラドは思わずアンジュに突っ込む。
その時に皆の目に異変の空間が人々を飲み込んで行く様子にレオン達はくぎ付けとなる。
「何だあれ…!?」
「何なの!?」
レオンとアンジュがそれに言葉をこぼす中でタスクがそれに説明する。
「エンブリヲだ!」
「何!?あいつが!!」
その事にレオンは驚く。
「ああ!! エンブリヲは時間と空間を自由に操る事が出来るんだ! 俺の父さんも仲間も石の中に埋められて死んだ…あんな風に!!」
タスクの説明を聞いたレオン達は驚いている中でアンジュがヴィヴィアンとラミアの姿を見つけた。
映像にはラミアがエアリアのバイクに下敷きになっていた。
「ヴィヴィアン!!」
「ヴィヴィアンの方は僕とリアースが行くよ!!」
「レオン達はあいつをお願い!」
コモンとリアースはすぐにヴィヴィアンの方に行き、ジュンとアラドは頷いてレオン達に言う。
「レオン!タスク! あのデカいのは任せたぜ!」
「俺達は逃げ遅れている人々の救助にあたる!」
そう言ってジュンとアラドは逃げ遅れの人々の救出に向かった。
レオンとタスクはディアブロを見る。
「さて、こいつをどうやって倒すかだ…」
「やるしかないよレオン」
タスクの言った通り、倒すしか他にない。
「そうだな、やるかしかない」
「なら私もやるわ!」
「私も手伝います!」
二人が手伝おうとしたのだが、それをレオンが拒否する。
「いや!此処は俺達に任せろ!! アンジュの機体とサラマンディーネの機体じゃあの機体サイズの敵にかなわない!」
「ここは俺とレオンに任せて!」
二人はプラズマブレードとプラズマジャベリンを構え、ドレギアスに立ち向かって行った。
「タスク!」
「レオン!!」
「「はああああああああ!!!」」
レオンとタスクはプラズマブレードとプラズマジャベリンを振り下ろし、それをドレギアスはダイダイトウで軽々と受け止める。
「この我に立ち向かうか…愚か者共よ。だが立ち向かうなら容赦しないぞ」
っとディアブロはヴェルトラトスとドレッドディアスのプラズマブレードとプラズマジャベリンを力づくで押し、それに後ずさりしながら二人は体制を整えて武器を構えた。
そしてレオンが通信回線をオープンにして問う。
「お前は何者だ!!」
「フン、我はドレギアス。お前たちを葬る者…」
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ヴィヴィアンは自分を庇ってくれたラミアを心配していた。
「何でこんな危ない事をしたのさ! アタシだったら訓練を受けてるからへっちゃらだったのに!」
「子供を守るが…お母さんのお仕事だからよ」
その事にヴィヴィアンは目に涙を浮かばせてしまう。
「お母さんさん…」
「ヴィヴィアン!!」
ヴィヴィアンが後ろを向くと、コモンのウイングライザーとリアースのシャークレイスがやって来て。
リアースがシャークレイスから降りてヴィヴィアンの元にやって来る。
「大丈夫!?怪我はない!?」
「うん、でもお母さんさんが…」
ヴィヴィアンはラミアを見て言い、それにコモンが言う。
「任せて!!こんな時こそレオンのお父さんから聞いたあの新機能を試す時だよ!」
コモンはウイングライザーに搭載されている新機能のボタンを押す。
「ウイングライザー!!【バトルモード】!!」
するとウイングライザーがある形へと変形を始め、徐々に原型を整えて行き。姿がパラメイルと同じアサルトモードになり、【ウイングライザー/バトルモード】へと変形した。
「これがジェームズさんが言っていた機能だったんだ。よし!」
そう言ってコモンはウイングライザーを操作して、ラミアを下敷きにしているエアリアのバイクを持ち上げて退かす。
自由になったラミアはヴィヴィアンとリアースに支えられて立ち上がろうとする。っがラミアは立ち上がろうとした瞬間足を痛める。
「うっ!!」
どうやら下敷きの際に足を怪我した様だ。
「大丈夫ですか!」
「ええ…、ミィ!貴方は彼らと共に逃げなさい!」
「行かない!!」
っとその事にラミアは唖然とする。
「えっ?」
「私!『お母さん』と一緒じゃなきゃ行かない!!」
ヴィヴィアンがラミアの事をお母さんと言った瞬間、ラミアは思わず嬉し涙を流す。
「ミィ…!」
「ヴィヴィアン…、コモン!今ラミアさんは動けない!! こっちに来るがれきを吹き飛ばして!!」
「分かった!!(良かったね…ヴィヴィアン)」
そう思いつつコモンはこちらに向かって来るがれきをウイングに搭載されてるビーム砲【フェザーショット】を使い撃ち落として行く。
そしてジュンとアラドは別方向で逃げ遅れている人々の救助に当たっていた。
無論二人もダッシュライザーとアースライザーに搭載されてるバトルモードを使う。
「行くぜ!!【バトルモード】!!」
「【バトルモード】!!」
二人がバトルモードのボタンを押し、ダッシュライザーとアースライザーの形が変形し、パラメイルと同じアサルトモードになる【ダッシュライザー/バトルモード】と【アースライザー/バトルモード】へと変形する。
バトルモードへと変形を終えたダッシュライザーとアースライザーはがれきに下敷きになっている人を助け、そして向かって振って来るがれきを【ワイグショット】と【レックステールショット】を撃ち落として行く。
「さあ!こっちに避難だ!!」
「宮殿に向かうんだ!!」
ジュンとアラドに指示に皆は急いで宮殿に向かって避難する。
そして二人はレオンとタスクの方を見る。
「あいつ等…大丈夫だよな?」
「ああ、だが今はあいつ等を信じるしかない」
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そしてレオンとタスクはドレギアスのディアブロに大苦戦を強いられていた。
ドレギアスのディアブロはレオンとタスクのヴェルトラトスとドレッドディアスを大きく圧倒していて、ダイダイトウを振り、それにより二機はプラズマブレードとプラズマジャベリンで防御する。
防御したのにも関わらず、ヴェルトラトスとドレッドディアスはディアブロの途轍もない重さに押されてしまう。
「くっ!! 何て重い攻撃なんだ!!」
「それにあんなデカいのに、あんなに動けるなんて!」
二人が呟く中でドレギアスは二人の今の実力に笑う。
「フッ! これがお主らの実力とは…笑止! 我が手向けにもならん」
二人が大苦戦している様子に上空に居るアンジュとサラマンディーネは戸惑っていた。
「ちょっと!私達に出来る事はないの!?サラ万度!」
「相手の能力が見極められない以上、どうする事も!それに今の私達ではあの者に勝つことすら…!」
それにアンジュは歯を噛みしめる。そしてレオンとタスクは操縦桿を握りしめる。
「諦めるか…こんな所で諦めたらサラマンディーネの街が…!!」
「そうだ! 俺達が諦めたら…全てが無駄になる! だから…!!」
「「最後まで諦めるか!!!」」
っと二人が強い思いを言った瞬間、二人の腕輪の宝玉が光り、それに連動するかの様にアンジュの指輪とサラマンディーネの額の宝玉が光り。
それにレオン達は見る。
「何だ?!」
「ヒュウガさんから貰った腕輪が…光っている!」
「何…!?」
「これは…!」
そして宮殿に居るジェームズ達の元にある端末にレオン達の腕輪の反応をキャッチし、それをすぐさま調べる。
「これは…」
ジェームズ達が見た物、それはある暗号だった。
【二人の姫が歌を歌いし時、二人の騎士に力宿らん…】
その意味をミライは頭を傾げる。
「どういう意味かしら…?」
「二人の姫…? はっ!もしや!」
何かに気付いたヒュウガはすぐさまアンジュとサラマンディーネに通信を入れる。
そしてアンジュとサラマンディーネの元に通信が入る。
「誰!今取り込んでる最中なんだけど!!」
『アンジュさん!姫!私です!!』
「ヒュウガ!どうしたのですか!?」
『姫! よーく聞いてください!あなた達の【歌】がレオン達に力を与えるかも知れないのです!!』
っとその事にアンジュは驚きを隠せない。
自分の歌がレオンとタスクに力を与えると聞かされて、それに意味が分からなかった。
「どういう事!? 私達の歌がタスクやレオンに力を与えるって!?」
『これは私の推理ですが、もしかしたらレオン達のオメガメイルにあなた達の歌を聞かせれば、レオン達に渡している腕輪があの機体の本来の力が解放出来るはずです!』
その事を聞いたアンジュは自分の歌がレオン達のオメガメイルの本来の力を解放出来ると聞いて、それに決意した表情でサラマンディーネに言う。
「…やってみましょう!サラマンデ!」
「えっ!?」
「私達の歌が!レオン達に力を与えられるなら…今はそれに掛けましょう!」
アンジュのその言葉を聞いたサラマンディーネはレオンの方を見て、力を与えられると聞いてアンジュの言葉に頷く。
「(私の歌がレオンに…)…そうですね、やってみましょう!!」
そしてレオン達はドレギアスが向かって来るのを見て構える。
「さあ、これで終わりにしてやろう…!」
「「くっ…!」」
二人が噛みしめてると…。
「「♪~♪♪~♪」」
突如歌が聞こえて来て、それにレオンとタスクは後ろを振り返ると、アンジュとサラマンディーネがこちらに向かいながら歌を歌っていた。
「あれは…」
「アンジュと…サラマンディーネさん?」
同時に人々を非難させているジュン達もその歌が聞こえて来た。
「この歌は…」
「アンジュとあの姫の歌か?」
ドレギアスは歌が聞こえて来る方を見る。
「(あの歌は…)」
そしてアンジュとサラマンディーネはヴィルキスと焔龍號をアサルトモードにし、同時に機体が金色へと変化して行く。
「♪~♪(お願い…!)」
「♪~♪~(どうか…レオン達に力を!)」
その思いが通じたのかアンジュとサラマンディーネの指輪と額の宝玉が光り、アンジュのヴィルキスが損傷している部分が修復されて行き、サラマンディーネの焔龍號も少しばかりダメージを受けた部分も修復されて行く。
そしてヴィルキスと焔龍號の両肩の光学兵器が露出展開され、そこから光学兵器とは違うビームが放たれ、ヴェルトラトスとドレッドディアスに当たる。
っとそれを受けた事により、レオンとタスクの腕輪の宝玉が強烈に光ってそれによりレオンとタスクは目を大きく開く。
それによりヴェルトラトスとドレッドディアスのカメラアイが光り、機体が銀色へと変化して行き、両肩から光の粒子が形成される。
二機の両肩にエンブリヲを攻撃したあの光学兵器が現れる。
「ん!?あれは!」
ドレギアスはその光学兵器を見た瞬間目を開かせ、そして前回とは違いレオンとタスクは動かせる事が出来ると知る。
「動かせる!! 食らえ!!!」
「行っけぇぇぇ!!!」
ヴェルトラトスとドレッドディアスの光学兵器【エクセリオブラスター】と【アブリュートキャノン】が発射され、それにドレギアスは予想外の攻撃に思わず歯を噛みしめる。
「くっ!! ここは引くしかない!!」
そう言ってドレギアスは背後に黒い球体を出現させて、そこを通って逃げて行き、光学兵器はそのままそこを通り過ぎて行く。
二人が放った光学兵器はそのまま異変の空間へと直撃させて、異変の空間を消滅させた…。
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事態が一段落して、ヴィヴィアンはラミアに抱き付きながら泣きついて、ラミアもヴィヴィアンを抱きながらヴィヴィアンの頭をなでていた。
その様子を集まったジュン達が優しく見守っていた。
そしてレオン達がアウラの塔の前に集まって話し合った。
「何とか収まったみたいだ」
「ええ、そうね」
レオンの問いアンジュも頷きながら言い、サラマンディーネも頷きながら言う。
「あなた達のお蔭で、民は救われました。本当に感謝しますわ、レオン、タスク殿、アンジュ」
「良いさ、俺達はヴィヴィアンを助けるのもそうだが…、俺的には…君を手助けしたかっただけだし」
っとレオンのその言葉にアンジュは「何それ?」と言わんばかりの表情をし、アンジュの考えが分かったタスクは思わず苦笑いする。
その中でもサラマンディーネは自分でも少しばかり信じられない表情をする。
「それにしてもまさか私達の歌がレオン達の力を与える事に…、それもアンジュのあの歌が…」
「えっ? どういう事よ」
アンジュはサラマンディーネの言葉に意味が分からなかった。
「貴女が歌ったのは、嘗てエンブリヲがこの星を滅ぼした歌…。貴女はあの歌を何処で…?」
「お母様が教えてくれたの、どんな時でも進むべき道を照らす様にって」
アンジュは自分の歌を教えてくれた母の事を言い、それにサラマンディーネは言う。
「なるほど、わたくし達と一緒ですね?」
「えっ?」
「【星の歌】…私達の歌もアウラが教えてくれた物ですから。…何て愚かだったのでしょう、貴女は私の所有物だなんて…」
「まっ、こいつは上の立場には慣れている方だからな。上に立つ者が皆を動かす指導者、誰かを救う為に何をするべきかをよ~く知っているからな」
レオンはアンジュを見ながらそう言い、それにアンジュは少々照れくさそうに顔を逸らす。
そう話す中でサラマンディーネは髪をおさえながら言う。
「アンジュ…私はあなたのお友達になりたい、共に学び…共に歩く友人に───」
「長いのよね~、サラマンデンデンって…」
「えっ?」
っとその事にレオン達はアンジュの方を振り向き、アンジュはサラマンディーネの方を向きながら言う。
「『サラ子』って呼んでいいなら」
「えっ…それってアンジュが呼びにくいからじゃ…」
「何よ!文句あるの!?」
アンジュはタスクの門文に睨みつけ、それにタスクは思わず引いて仕舞い、サラマンディーネはそれに少々困り果てる様子になった。
っとその時にレオンが…。
「『サラ』…」
「「「???」」」
「俺…、君の事をサラって呼んで良いか? 君は…声も見た目も綺麗だし…それに…その~…」
レオンは言葉を必死に探そうとしたがどう探せばいいか見つからず、それにサラは微笑みながらレオンに近づいて、レオンの顔を持って前を向かせて…。
チュ…
っとレオンの唇にキスをするサラ。
「「っ!!?」」
アンジュとタスクはその事に思わず顔を真っ赤にしながら驚き、レオンは目を大きく開かせて、徐々に顔が真っ赤になって行く。
「ありがとうございますレオン、とても嬉しいです『バタン…』ってあら?」
レオンは真っ赤になった状態で頭から湯気を出しながら倒れて仕舞い、それにタスクは大慌てになる。
「うわ~!!! レオン大丈夫!?」
「うへへへ…、や~わ~ら~け~…」
っと混乱状態になって居るレオンはそのまま気を失い、アンジュはジド目でレオンを見る。
「…最っ低~」
「えっ!? アンジュ!それはちょっと酷くない!?」
タスクはアンジュの言葉に思わず驚き、サラは気を失ったレオンの頭を膝にのせながら頭を優しくなでるのであった。