クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 スカイフロンティア   作:ライダーGX

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此処でフラグ回避の展開になります。

誰かはもう分かりますね?


第44話 ミスルギでの戦い 後編

レオン達がミスルギ皇国で戦っている中でのアークガーディアンでは、ヒュウガが何故かそわそわとしていて、それにジェームズが問う。

 

「どうした、何か不満があるのか?」

 

「ええ、どうにも何か嫌な予感がしてならないのですよ……。ジェームズ、私はフェルヴォルグでミスルギ皇国に向かいます。後の事は頼みます」

 

そう言ってヒュウガはブリッジから出て行き、フェルヴォルグに乗ってミスルギ皇国へと向かった…。

 

そして別の場所で待機をしていたココ達、その中でもマリカが何故か待機の命令に我慢の限界が来ていた。

 

「皆…」

 

「無事アンジュを助けられると良いけど…」

 

ココとミランダはタスク達がアンジュを救出できるか不安に思っていた時だった。

 

「もう駄目!私行く!!」

 

「ええ!?」

 

「駄目よ!タスクさん達が此処に居ろって命令されたでしょ!」

 

ココとミランダがマリカに待つようにと命令をするも、マリカは自分の我慢を抑えられなかった。

 

「でも今行かなきゃロザリーお姉様が危ないもの!!」

 

そう言ってマリカはココとミランダの命令を無視して飛び立ってしまった。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

そしてその頃、レオン達はエンブリヲとドレギアスと戦い、ドレギアスが大太刀を構えてやって来る事に、レオンはタスクに持っていた剣を渡す。

 

「タスク、これを使え。ナイフよりはマシだ」

 

「ありがとうレオン」

 

レオンはアースセイバーを抜き、タスクがレオンのおさがり剣を抜いて構えると、ダッシュライザー達からジュン達が降りて来てレオン達と並ぶ。

 

「レオン!タスク! 俺達もやるぜ!!」

 

「二人だけじゃ危なそうだし!」

 

「その前にアンジュ達を逃がせ、ヴィルキスを動かそうにも地面に突き刺さって動けないだろうし…」

 

っとその事にリアースはすぐさまアンジュ達に言う。

 

「それなら、アンジュ!モモカさん! 僕のシャークレイスに乗って逃げて!」

 

「ええ!そうさせて貰うわ! モモカ行くわよ!」

 

「はい!!」

 

そう言ってアンジュとモモカはリアースのシャークレイスに乗って飛んで行き、レオン達は武器を構える。

エンブリヲはアンジュが逃げた事により、少し怒りがこみ上げる。

 

「私達を引き離すなどと…、覚悟は出来ているんだろうな…蛆虫共が」

 

「それはお前の方じゃないのか?ド変態ナルシスト」

 

エンブリヲが言った言葉にジュンがそう言う。

 

「お前みたいな中年男がアンジュを奪おうなどと一億万年早いんだよ!」

 

っとレオンがお返しと言わんばかりに真空剣をエンブリヲに放つ、しかしそれをドレギアスが大太刀で軽々と切り捨ててしまい、それによりレオンは舌打ちをする。

 

「チッ(ドレギアスの野郎…俺の奥義を簡単に切り捨てやがった…)」

 

「どうした?その程度で終わりか?」

 

「フフフ…、私には傷一つ付ける事は出来ん。そうだ…こんなのはどうだ?」

 

エンブリヲは手をジュン達に翳し、モモカ同様マナを持つ人間…ジュン達を操ろうとした。

しかしジュン達にはそれには全く効果はなく、それにジュン達は思わず首を傾げる。

 

「あっ?あいつ何やってんだ?」

 

「お前、一体何をしているんだ…?」

 

本来マナを持つ人間を操ることが出来るエンブリヲはジュン達を操る事が出来たない事に驚きを隠せない。

 

「なっ!馬鹿な!(調律者の力が及ばないだと!?)」

 

「(…エンブリヲの能力が効かんとは。もしや…)」

 

『残念でしたね!エンブリヲ!!」

 

突如の聞き覚えのある声がして、レオン達は後ろを見ると、ヒュウガが乗るフェルヴォルグがやって来た。

 

「「「「「「先生!」」」」」」

 

レオン達が見上げていると、カロルのゼストバーンがヒュウガの元に行き、アーバルスを構えて行く。

 

「貴様如き、このカロルが相手だ!!」

 

カロルがヒュウガのフェルヴォルグに向かって行き、ゼストバーンがアーバルスを振り下ろそうとした時、ヒュウガが雪桜を一瞬で抜き、一閃でゼストバーンの各部全間接を破壊した。

 

「なっ!!!!」

 

「申し訳ありませんが貴方の相手などしている暇はありません」

 

っとそう言いながらヒュウガはカロルを通り過ぎて行き、カロルはそのまま地上へと落下していった。

そして着陸して、ヒュウガはレオン達の元に降りる。

 

「どうもエンブリヲ」

 

「ヒュウガ…!やはり貴様! 既にホムンクルスの制御下から!」

 

「ええそうです! ジュン達は当然の事、フロンティアの皆さんも既にあなたへの制御下から脱退する薬を飲ましてあるのですよ!」

 

ヒュウガとエンブリヲの話にレオン達はどうも着いて行けてない表情をし、それにドレギアスは思わず笑う。

 

「フッ。それは残念だったな」

 

「くっ!」

 

そう言われた事にエンブリヲは表情を歪める。

レオン達はヒュウガとエンブリヲが言ったホムンクルスの言葉に頭を傾げる。

 

「おい先生、一体何の話をしているんだよ? それにジュン達に薬ってもしかして道場の時に飲ませたあのカプセルの薬の事か?」

 

「その事は後で話をします。私達でエンブリヲ達を倒しますよ」

 

っとそう言ったその時にゼストバーンから降りて来て、屋上へとやって来たカロルがエンブリヲ達の横に並ぶ。

 

「エンブリヲ閣下!」

 

「おやカロル、先ほどはみっともなかったが、今度はしっかりと頼むよ?」

 

「はっ!!」

 

その様子にレオン達は警戒を強める。

 

「あいつがさっきのローガストメイルのライダー」

 

「そしてフェメシスの一人か…、皆…気を引き締めろよ」

 

っとアラドの一言にレオン達は先ほどよりも強い闘争心を燃やす。

 

そしてレオンとタスクとヒュウガはエンブリヲとドレギアス、ジュン達はカロルへと戦う事となった。

ヒュウガとエンブリヲは互いに睨み合っていた。

 

「さてヒュウガ…、君は此処で退場してもらおうか。そしてオメガメイルのライダーたちよ…折角生き延びた命。またしても燃やそうとするか」

 

「どうかな、その命…失くすのはお前かもよ?」

 

レオンが言った中でタスクがエンブリヲを見ながら言う。

 

「ヴィルキスの騎士イシュトヴァーンとメイルライダーバネッサの子…タスク!!」

 

っとタスクは自分から名乗りをあげながら走り出す。

 

「最後の古の民にして…アンジュの騎士だ!!!」

 

そう言った瞬間にタスクは閃光手榴弾を投げ、閃光手榴弾の閃光にエンブリヲとドレギアスは思わず目がくらむ。

 

エンブリヲはタスクが言った言葉、そしてアンジュが言ったタスクを見て睨む。

 

「くっ…!そうか…貴様が!」

 

「余所見をすんな!」

 

っとレオンがエンブリヲの腹部に向かってアースセイバーを突き刺し、レオンはアースセイバーを抜いてそれにエンブリヲは倒れる。

するとすぐさま別の場所でエンブリヲが再び現れて、それにレオンは思わずつぶやく。

 

「マジで死なねぇな…、これじゃきりがないぜ」

 

「我を忘れるなよ」

 

っとレオンはすぐさま後ろを向くと、ドレギアスが大太刀でレオンに斬りつけ、レオンはアースセイバーでそれを防御する、タスクも剣を構えてドレギアスに向かって行き剣を降る。

しかしドレギアスはすぐさまレオンを弾き飛ばしてタスクの剣をすぐさま受け止め、弾き飛ばされたレオンはすぐさま体制を整えて斬りにかかるも、ドレギアスの体格には合わない素早い動きでまたしても受け止められてしまう。

 

ドレギアスの豪快な剣撃に吹き飛ばされるレオンとタスク。二人は立ち上がってドレギアスの生身の強さに押されていた。

 

「何て奴だ…あんなデカい身体でよく動けるな」

 

「ああ、手ごわいよレオン…」

 

タスクの問いにレオンは頷きながらアースセイバーを構え直す。

そしてヒュウガとエンブリヲは刀と剣をぶつけ合い、そして怒りを抑えながらも今の気持ちが出て来る。

 

「あの男がアンジュの騎士だと…! あんな旧世界の猿が…死にぞこないのテロリスト風情がか!」

 

「そうですよエンブリヲ…、貴方では無理な話ですからね!」

 

っとヒュウガも負けずに刀を振りかぶり、エンブリヲの剣と対等する。

 

 

───────────────────────────────────────

 

 

その頃アウラの元に向かおうとエルシャ達のラグナメイル達と戦っていたサラ達、しかし性能がやや上なのか一向に進めなかった。

戦っているサラは今の現状ではアウラを救えない事に拳を握る。

 

「はやり今の戦力ではアウラを…」

 

そしてサラはナーガとカナメに通信を入れる。

 

「引きますよ…カナメ、ナーガ」

 

『『ええっ!?』』

 

二人はサラの言った言葉に驚きを隠せず、サラはそのまま言う。

 

「現有戦力でのアウラ奪還は不可能です。一度引いて体制を立て直します」

 

そう言ってサラは皇宮のそばに隠れているリィザに言う。

 

『リィザ、聞こえますか?貴女も合流するのです。貴女に何があったのか今は問いません。ですが多くの仲間を死なせた事を悔やんでいるのなら、より多くの仲間を救う為共に戦いなさい!』

 

「サラマンディーネ様…」

 

サラにその事を言われたリィザは少しばかり考えた後、決心を決めて外に出て飛ぼうした時だった。

彼女の近くの壁に銃弾が当たり、それにリィザは撃って来た方を見ると、ライフルを不器用に構えたシルヴィアがいた。

 

「大人しく地下牢に戻りなさい! さもなくばエンブリヲおじ様に切開してもらいますわよ!」

 

「…哀れな子、ジュリオ…あなたのお兄様を殺したのは…あの男だと言うのに」

 

「はぁ…?何を言って?」

 

リィザの真実の話に思わず困惑するシルヴィア。そしてリィザは空へ飛んでいき、それに慌てるシルヴィア。

そしてカナメの碧龍號がリィザを乗せて飛び立ち、サラはビーム砲を撃ちまくった後にナーガ達とそのばから撤退した。

 

「くそっ!逃がすか!!」

 

ターニャが思わず追いかけようとした所をエルシャがそれを止める。

 

「深追いは駄目よ…ん?」

 

エルシャは皇宮の側の庭を見ると、そこにビームの巻き添えを食らってしまった子供たちが死んでいて、それにエルシャは思わず目を見開いてしまう。

 

 

一方ヒルダ達の方は、相手はクリスでありながら彼女が乗るラグナメイル、テオドーラの性能に圧倒的に押されていた。

 

「ぐぅぅっ! クリス強ぇぇ…!」

 

ヴィヴィアンがクリスの強さに思わず声を出し、ヒルダは舌打ちをして睨み返す。

 

「くそっ…!」

 

「待ってくれよクリス!!」

 

ロザリーは必死にクリスに問いかけ、見捨てた事を必死に否定していたが、クリスはそれを耳も傾けず、自分の八つ当たりを人にぶつけていた。

ヒルダはどうすればいいかと考えていた所に。

 

「お姉様ーー!!」

 

マリカがのるグレイブがやって来て、マシンガンを撃ちながらクリスに向かって行った。

それにヒルダ達は足を止めて、マリカを止める。

 

「やめろ!マリカ!!」

 

「邪魔…!」

 

クリスがラツィーエルを投げて、マリカに向かって行く。それにマリカは思わず目を瞑った、しかし何もない事に目を開けると…。

そこにはラツィーエルを掴み、マリカの直撃を防ぎ、クリスと対立するダウロスにヴォーダス、そしてクリアリスの三機を操るアストラとベイボルスとアイリスが居た。

 

「なっ!何であなた達が!?」

 

クリスがアストラ達の行動に驚きを隠せず。ヒルダ達もその事に驚きを隠せない。

 

「あいつ等は確か…!」

 

「アウローラに攻撃を仕掛けて来た奴だよな?!」

 

ヒルダとロザリーが驚く中で、赤色のビームがその両機の間を通り、それに皆は振り向くとサラ達の焔龍號達がやって来たのが見えた。

 

「あの機体は…!」

 

「サラサラさん!」

 

ヴィヴィアンの言い間違いに思わず呆れる表情になるサラ。

 

「サラマンディーネです、ヴィヴィアン…それよりもあれは」

 

サラはアストラ達のヴォーダス達を見る、そしてベイボルスは掴んでいるクリスのラツィーエルをクリスに投げ飛ばし、それに慌ててラツィーエルを掴みアストラ達を睨み。

 

「あんた達…こんな事をしていいと持ってるの!? エンブリヲ君に言いつけてやるんだから!」

 

『勝手にしろ、もう俺達はアイツには従わない』

 

っとその事にクリスは驚き、ベイボルスはそのまま言い続ける。

 

「俺達を騙した事を…必ず償わせると…エンブリヲに言っておけ!」

 

そうベイボルスは言い残すかのようにキャノン砲を撃ち、それを避けて舌打ちをしてその場を去って行った。

 

サラ達とヒルダ達は彼らのやり取りの状況に全く付いて来れていない状況に、ベイボルスがサラ達の方を向いて通信を開く。

 

「聞こえるか、こちらはベイボルス。元フェメシスの者だ」

 

っとサラ達に緊張が走り、ベイボルスはそのままサラ達に自分達の要望を言う。

 

「我々は…投降する。だから君達の船の所に連れて行ってくれないか?」

 

それにヒルダは達は驚きを隠せず、聞いたサラはしばらく黙り込んだ後に頷く。

 

「…いいでしょう」

 

「サラマンディーネ様!?」

 

「ヒュウガ達ならば、彼らを引き入れてくれる筈です」

 

「ちょ!おいお前等!! 勝手に話を進めるな!」

 

ヒルダがサラの勝手な話に思わず言うがそれをヴィヴィアンが止める。

 

「ヒルダ!サラサラさんに任せなよ♪」

 

「はぁ?」

 

「だからサラマンディーネですよ、ヴィヴィアン」

 

サラはため息を付きながらもヴィヴィアンに名前の事を言い、ベイボルスはサラの対応に答えてくれた事に頭を下げる。

 

「すまない…」

 

 

───────────────────────────────────────

 

「はああ!!!」

 

そしてジュン達はカロルの鋭い剣術に少々手間取るも、何とか互角の戦いを繰り広げる。

 

「あいつ、結構やるな」

 

「ああ、俺達四人がかりとは言え、流石フェメシスを名乗る奴だけの事はある」

 

ジュンとアラドはカロルの実力に感心しながらも何とか戦い、アラドはリアースに言う。

 

「リアース!冷たいの一発放て!」

 

それにリアースは頷いて、弓を構えてカロルの足もとの奥義を放つ。

 

【ブリザードアロー!!】

 

矢の先端に氷の力を宿し、対象物や地面に当たると瞬時に凍りつく奥義【ブリザードアロー】、地面に当たったブリザードアローが瞬時に凍り出して、それに身動きが封じられてしまったカロル。

 

「くっ!!」

 

「よし!今だよコモン!!」

 

「うん!『地雷骨!!』」

 

コモンは地雷骨を放ち、それによりカロルは強烈な電撃を浴びてしまう。

 

「ぐああああああ!!!」

 

それによりカロルは膝を着いてそのまま気を失ってしまう。

 

エンブリヲはカロルの様子に見て、それに少しばかり舌打ちする。

 

「くっ…、己ヒュウガ…」

 

エンブリヲは剣を構えてヒュウガに向かって行き、ヒュウガも刀を構えてぶつけ合いながらエンブリヲに問う。

 

「エンブリヲ…何故貴方はそこまでしてまで世界を作り変えようとするのです? それに何故そこまでアンジュさんを自分の物にしたいのですか?そんなの事…『ソフィ』が悲しみますよ」

 

っとヒュウガがソフィと言う女性の言葉を言った瞬間、エンブリヲがそれにキレる。

 

「黙れヒュウガ!! 貴様にその事を言われる筋合いはない!それにソフィは私の元から自ら離れて行った…愚かな女には用は無いのだよ!」

 

「それは違いますエンブリヲ!ソフィは!──」

 

「もういいヒュウガ! 私はもうアンジュがいる…彼女さえ手に入れば必ず…、ではヒュウガ、私はこれで失礼するよ…アンジュを迎えに行かねばね」

 

エンブリヲはそう言った時に頭に銃を突き付けて、引きがねを引いて自分の頭を撃ち抜き、その場に倒れて身体が消えた。

 

ドレギアスと戦っているレオンとタスクはエンブリヲが消えた事に慌てる。

 

「しまった!!!」

 

「エンブリヲが!!」

 

その事にはドレギアスも手を止めて、何とも呆れる表情をして大太刀をしまう。

 

「全く…あの男の付きまといには我は着いて行けんな。フン!」

 

っと再び大太刀を抜いて、強烈な剣撃の衝撃波を放ち、それがカロルの足もとに直撃して氷を破壊し、自由になったカロルにドレギアスは近寄ってカロルを持ち上げて担ぐ。

それにレオン達は問う。

 

「待て!何処に行く気だ!!」

 

「我はエンブリヲの脅威となるオメガメイルとライダーを潰すのが目的だったのだが、奴の女癖に悪さに気が変わった…。あの女の元に行け…取り戻したいのならばな」

 

そう言ってドレギアスはカロルを連れてディアブロに乗り込み、ゼストバーンを運んで何処かへと去って行った。

 

レオン達はドレギアスの行動に全く理解できなかった。

 

「あいつ…、一体何がしたいんだよ?」

 

「さあ…、それよりもレオン!早くアンジュの元に行かないと!アンジュが危ない!」

 

タスクの問いにレオンは頷く。

 

「ああ、ジュン!アラド!コモン!リアース!お前たちは先にアークガーディアンに戻ってくれ!ヴェルトサーガ、お前もジュン達と一緒に先に戻ってくれ」

 

「エクゾディアス…君も出来るかな?」

 

「えっ?!」

 

《よいのかレオン? 我々は常に同行するが?》

 

ヴェルトサーガは最後まで共に行くとレオンに言うが、レオンは頭を横に振り言いかける。

 

「いや、ドレギアスの言葉はどうも信用ならない部分があってな、アイツを下ろした後にアークガーディアンに向かうって言う可能性もあるんだ。お前なら俺なしでも動けるだろう?だから頼む!」

 

レオンの必死の頼みにヴェルトサーガとエクゾディアスはしばらく黙った後に頷く。

 

《良いだろう、では行こう》

 

「はっ!?」

 

「おいレオン!タスク! お前等正気か?!」

 

「ご心配なく皆さん」

 

ジュン達が心配する中でヒュウガがジュン達に言う。

 

「この私が共に居れば心配はいりません。ですから皆さんは先に戻っていて下さい。どうか」

 

「先生…」

 

アラドはヒュウガの頼みにしばらく黙り込み、そしてジュン達に言う。

 

「…皆、先生の頼みだ。ここは黙って聞こう」

 

「アラド…」

 

「…分かった、レオン!タスク!気を付けてね?」

 

「無事を祈ってるよ」

 

コモンとリアースはレオンとタスクに無事に帰って来るよう祈り。ジュンはレオン達を見て頷いた後にダッシュライザー達に乗り込んで出発する。

ヴェルトサーガとエクゾディアスは置いてあるヴィルキスを持って行きながらそのまま飛んで、ダッシュライザー達の後に付いていきアークガーディアンへと戻って行った。

 

そしてヒュウガはレオンとタスクに言う。

 

「さあレオン!タスク君! アンジュさんの元に行きますよ!私のフェルヴォルグに掴まってください!」

 

「ああ!」

 

「はい!」

 

レオンとタスクはすぐさまヒュウガのフェルヴォルグに掴まり、アンジュが飛んで行った方向へと急いで飛んで行く。

 

アンジュがエンブリヲに掴まらない様にとタスクはそう願っていた。

 

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