swapオルフェーヴルとトレセン学園   作:ヨルダン東海岸

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これは、異世界転移したドリームジャーニーの居る世界とは違う、全く別の世界の記憶…






無限のジェノサイドとケツイ

 

 

 

 

ザンッ!

攻撃されて、トドメを刺される。

 

 

ドリジャ? 「…」

「ふふ…どうやらここまで…みたいですね…、…いいですか?私は…止めましたからね…?」

 

「それでは…ギムレッツにでも行きましょうかね」

 

左にスライドしながらズレていく。

 

 

「……オルも…お腹…空いているかい……?」

 

 

そのままズルリと、壁に沿って倒れる音が、静寂の回廊に響く

 

 

 

…………

 

 

 

327回目 ジェノサイドルートは確立されました…

 

 

新たなルートを重ねるごとに、たづなは強くなる

 

 

たづなは、強くなりすぎた。人間は、自分の体すらコントロールすることができなくなっていた…

 

 

たづなは、大量虐殺の無限ループを確立した…

 

 

 

ドリームジャーニー?が大きな切り傷のできた腹を押さえながら演出として映り込む。

 

 

ふと、ドリームジャーニーは思い出した

 

 

彼女は、全てのルートを覚えていた

 

 

その痛みを……その苦しみを

 

 

 

 

今、彼女は…やめる事をケツイした

 

 

 

 

 

たづなが世界を破壊した後、リセットし、もう一度始める

 

 

 

??? 「…」

 

小さな金色の花畑で目を覚まし、通路を抜けてそそくさと遺跡の入り口へ向かう。

 

 

たづな 『?』

 

本来ここで待ち構えているはずのトウカイテイオーが居らず、そこにあるのは血を被った小さな赤いマントだけだった。

 

 

『…で、ママはどこでしょう?』

 

 

少しすると、向かい側から誰かが歩いてくる。

 

 

??? 「こんにちは、私のかわいい子、長い間、お待たせしたかしら?」

 

 

気づいていないのか、マントを踏む形でその場に止まる。

 

 

「私は…あの人をそうさせて…、あの人は…、何かを必要としていて…。」

 

小声で、何か意味の分からない事を言うウマ娘。

 

「私は…あの人が探しているものを見つけられる事を願っているわ。」

 

「…あら、自己紹介がまだだったわね。」

 

「どうしてこんなつまらない事してしまったのかしら…。」

 

 

ラモーヌ 「私はメジロラモーヌ、この遺跡を管理している者よ。」

 

「毎日ここを見回って、落ちてきた子が居ないか確認しているの。」

 

「人間がここに来たのは、本当に久しぶりよ。さあ、こっちへ、遺跡を案内するわ。」

 

 

 

プルル…プルル……

ラモーヌが持っている携帯の電話が鳴る。

 

 

「あら、ごめんなさい?私の携帯だわ。」

 

 

ガチャ…

「もしもし?」

 

「……どういうこと?」

 

「でも…私たちは一緒に居ないと……。」

 

 

「…ねえ、どうしてそんなに怒っているの?」

 

 

「いえ…、あなたが正しいわ、本当に大事な事だものね。」

 

「私たちは安全に生きなきゃいけないもの…、できるだけ早く、そこに行くわ。」

 

 

ツー…ツー…

 

 

内容から察するに、電話先の相手は機嫌が良くないようだった。

 

 

「…ごめんなさい?少しだけあなたと離れるわ、ここでじっとしていて頂戴ね?」

 

どこかへ向かうメジロラモーヌ。

 

 

たづな 『何が起こっているんでしょう?』

 

こんな事がGルートの周回中に起きたのは初めてだと、困惑を隠せていない。

 

人間の体を操作して遺跡の中を進む。

 

 

………

 

 

進んでいる道中は、何か様子がおかしかった。遺跡に居るはずのウマ娘は、既に殆ど殺されていた、彼女が狩れたウマ娘はたったの一人。原因を探るべく道を進み続け、やがてメジロラモーヌが暮らしているであろう家に入り込み、そのまま地下へ向かう。

 

 

しばらく進み、突き当たりを曲がると、ドアの前でメジロラモーヌと…ドリームジャーニーらしき人物が会話しているのを見つけた。

 

 

ラモーヌ 「今戻ったわ、待っててくれてありがとうね。でも…私にはやるべき事があるのよ…。」

 

「この遺跡に殺人鬼なんて居ないわ、だから安心して?」

 

「…それで、次に私は何をすればよくって?」

 

 

……

 

 

ドリームジャーニーらしき人物は、俯きながら黙り込んでいる

 

「…ねぇ…どうしたのよ?殺人鬼はここで私たちを傷つける事は出来ないわ、何を恐れていて?」

 

「…そうだわ、さっき焼いたばかりのパイを食べましょう?」

 

「それで気分をリラックスしましょう?」

 

 

ドリームジャーニー?の目は血走っており、何か別のことを考えている様だった。

 

 

ドリジャ? 「あ…その……私は……。」

 

「……、……。」

 

 

ザシュッ!!

持っていたナイフで、ラモーヌを勢いよく斬りつける、それと同時に、ナイフを床に落とす。

 

 

 

片膝をついて、腹に出来た傷を手で押さえる。

 

 

ラモーヌ 「……あなたは…あの人なのよね……?このドアの向こう側で……いつもジョークを言ってくれてた…。」

 

「あなたを信じていたのに…、これが…重要なことだと…言っていたのに……。」

 

「…あなたの…言っていた……殺人鬼は…、あなた自身…だった…の…ね…。」

 

 

その場で倒れ込み、事切れるラモーヌ。

 

 

ドリジャ? 「……」

 

フードを深く被り、ドアを開けて遺跡を出ていくドリームジャーニーらしき人物を後ろから見届けていたたづな達は…

 

 

たづな 『アイツは!私たちの経験値を奪っていきました!』

 

 

もはやたづな達にとって、ウマ娘は経験値でしか無い。それを取られて、たづなは猛烈に激怒していた…

 

 

ドリームジャーニー?を追うようにドアを抜けて、雪景色の広がる森林地帯を歩いていると、広場の様な所に出る。すると、向かい側から誰かが歩いてきた。

 

 

??? 「…姉上は何処で、何をしておられるのだ…自らの責務も放棄して……。」

 

 

「…!」

 

「そこの、疾く控えよ。」

 

 

威光を放つウマ娘が、こちらに向かって話しかけてくる。

 

 

「余はオルフェーヴル、貴様は…見ない顔だが、新入りか…?」

 

「…否。真直に答えよ、貴様はウマ娘か?」

 

 

選択肢

 

※はい   ※いいえ

 

はい   ※いいえ

 

 

"いいえ"を選ぶ

 

 

たづな 『アナタは少し黙っていてください、私たちはここを乗り越えなければなりません。』

 

 

オルフェ 「…貴様は…、会話をしないウマ娘なのか…?…いや、余の威光に触れ、言葉を失ったか。」

 

「実に謙虚なヤツだ、気に入った。」

 

 

よく分からないが、うまく騙せた様だ。

 

 

オルフェ 「だが…今はそれより、余は姉上を探さねばならぬ。」

 

「余と相見えた事、光栄に思うがよい。」

 

 

オルフェーヴルは、来たであろう道を戻っていった。

 

 

先を進んでいくと、直後足元に黄色いキラキラが現れる。

 

 

たづな 『ケツイ。』

 

 

キラキラに触れ、ケツイの力を使い、これまでの出来事をセーブする。

 

 

しばらく進んでいくと、一瞬だけドリームジャーニー?の後ろ姿が視界に映ったので、後をついていく。

 

 

少し進むと、洞窟のような場所があり、中に入るとすぐ目の前にドリームジャーニー?がいた。

 

 

話しかける前に、すぐ側にあったセーブポイントでセーブをする。

 

 

 

話しかけようとすると、突然戦闘が始まる。

 

 

彼女はどこか憂鬱で、悲しみの表情をしながら下を向いている。

 

 

※彼女に追いついた。

 

 

check ドリームジャーニー ATK — ??? DEF — ??? 彼女はまだ"未完成"のようだ。

 

 

攻撃を仕掛けると、"いつもの如く"避けられる。

 

 

ドリジャ? 「…あなたにはできません。」

 

「あなたには、まだできないんですよ!」

 

「私もまだ未完成です。」

 

「まだ……、まだ、足りないんです。」

 

「…」

 

「……」

 

 

 

ギュィィィン…!

ダァァァァ!!

 

 

突然馬の骨の形をした照射装置からレーザーが放たれる、閉鎖空間ということもあり、直に食らってしまい消し飛ぶ。

 

 

 

たづな 『やられました、さっさと復活して、そしてヤツを殺してください。』

 

 

 

しばらくの間、ブラスターとニンジンなどの弾幕が飛び交い、何度もたづなは死に、その度にケツイで蘇り、弾幕を回避していく。

 

 

 

そして……

 

 

 

ザンッ!!

 

ドリームジャーニー?に、たづなの攻撃が当たる。

 

 

ドリジャ? 「あ…あなた……当てた…んですか…私…に?」

 

 

ドリームジャーニー?は逃げていった…

 

 

たづな 『おかしい…、ヤツのHPは1なのに、Loveが低いとはいえ、こちらの攻撃を耐えたのは異常な事です。』

 

 

逃げたドリームジャーニー?を追いかけて行く。

 

 

進んでいる道中、街に差し掛かる。そこは街と言うにはあまりにも静まり返っていて、まるで"いきなり人が居なくなった"かのような雰囲気だった…。

 

 

途中、扉の空いていたギムレッツに入る。

 

 

店内は閑散としていて、人っ子1人居ないようだ。だが、なぜか店のマスターのタニノギムレットだけが居て、定位置でグラスを拭いているので、この街の事を聞いてみる事にした。

 

 

ギムレット 「誰も、ジャーニーがあんな事をするなんて予想できなかった。」

 

「最初は、彼女がいつもの様に冗談を言っているだけだと思っていたんだ。けど、その目は……。皆怖がっていた。」

 

「俺は、そいつについて推測したことは無い…。」

 

「…けど、お前も彼女と変わらないんだろうな。お前の目は、アイツと同じだ。」

 

 

 

何も気にせず店を出て、そのまま真っすぐ進むたづな。

 

 

街を抜けて、しばらく進むと、先ほど彼女達を苦しめたニンジンとブラスターが召喚される音がしたので、そっちに向かう。

 

 

そこには、さっき会ったオルフェーヴルとドリームジャーニーが戦いを始めていた、というよりも、既に終わろうとしていた。オルフェーヴルの腹には細いニンジンが地面に固定する形で刺さっており、身動きが取れないようにされていた。

 

 

たづな 『ヤツはまた私たちの経験値を盗もうとしています。』

 

『急いで、奴よりも先に殺すんです!』

 

 

直後、地面からニンジンが生え、進行を止める。

 

 

『くそっ!足止めされましたか…!』

 

 

 

 

オルフェ 「あ…姉上…?なぜ…この様な事を…。」

 

 

ドリジャ? 「ち…違う…違うんだよ…、これは……人間が……。皆殺されたんだよ……前に…前に……。」

 

「アイツは止まらないんだよ、皆を何度も…何度も…殺したんだよ……。…だから…、ここで…止めさせるんだよ…。」

 

 

オルフェ 「姉上!それは叶わぬ__」

 

 

ダァァァァ!!

ブラスターがオルフェーヴルに命中するが、ウマ娘の体は頑丈なのか、まだ耐えている。

 

 

「姉上っよせ!他方の手段があるっ!」

 

「ここで人間と話し合うのだ!」

 

「我々は人間と縁を深める事が出来る!」

 

「我々が人間を信用すれば、人間も変化する筈だ…!」

 

 

ドリジャ? 「これで…これで良いんだ…良いはずなんだ…」

 

「ここでオルを失えば良くなるんだ…、そうすれば…きっと…。」

 

 

ダァァァァ!

ブラスターがオルフェに放たれる。

 

 

オルフェ 「姉上!」

 

 

ダァァァァ!

 

 

「頼む……」

 

 

ダァァァァ!

オルフェーヴルは既にズタボロで、所々の肉が抉れてしまっている。

 

 

その場に両ひざをつくオルフェ。

 

 

「姉…上……、余は……」

 

「……承知した…、これで皆が……姉上が幸福になるのなら…余は全てを受け入れよう。」

 

 

ダァァァァァァ!!

 

オルフェーヴルの体は跡形もなく散り散りになった……

 

 

 

ドリジャ? 「違うんだよ…、オル……、どうしてだい…?」

 

「何もかも人間のせいなんだよ!奴が私にこんな事をさせたんだよ!」

 

「アイツのせいなんだよ……アイツの…せいで…」

 

 

「ハァ…ハァ…」

 

「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha」

 

 

「ああ…、実に愉快だ…」

 

 

 

ドリームジャーニーは最愛の妹を自らの手で殺めたことで、完全に狂ってしまった、その顔は狂気に満ちており、左目は薄紫色に、右目は赤強めの薄紫色の目でニタニタと不気味な笑みを浮かべていた。

 

 

ドリームジャーニーが先へ進んでいくと同時に、たづな達の拘束も解ける。

 

 

たづな 『彼女は…行ってしまいました。』

 

 

ドリームジャーニーを追いかけていくと、洞窟の様なエリアに突入してしばらく進み、自身の身長ほど草の生い茂ったエリアに着いた頃…

 

 

崖の上の方から、金属をぶつける様な、誰かの足音が聞こえる。

 

その人物がこちらに向かって槍を構え始める。

 

 

エアグルーヴ 「…いや、貴様は奴では無いな…。すまなかったな。」

 

 

槍を引っ込めて、どこかへ向かっていく…

 

 

たづなたちも進んでいくと、右側向こう岸にドリームジャーニーがおり、目が合う。

 

 

彼女は左を見たかと思えば、奥へと向かっていってしまう。たづな達も追いかけようとするが、水に浮いている花が点滅しており、乗ることができない。

 

 

たづな 『あそこのベルを鳴らして、さっさとするんです。』

 

 

かなり長いニンジンがベルを固定しており、鳴らす事ができない…

 

『チッ!さっさと破壊してください!』

 

 

ニンジンを外し、ベルを鳴らして向こう岸に渡る。

 

 

しばらく移動し、橋のあるエリアに差し掛かると、何かが地面に刺さる音と、金属を強く殴った様な鈍い音が聞こえ始める。音のする方へ向かうと、既に戦闘は終わりかけていた、エアグルーヴはズタボロで、今にも死んでしまいそうだった。

 

 

 

エアグルーヴ 「き、貴様は全てのウマ娘を裏切ったのだ!」

 

「貴様は最低なヤツだ!オルフェーヴルは貴様を姉と呼ぶことを恥じるだろうな!」

 

 

ドリジャ? 「うるさいですね、さっさと死んでください。」

 

 

ニンジンを数本召喚し、勢いよくエアグルーヴに向かって飛ばす

 

 

ズブズブ…!

突き刺さる

 

 

エアグルーヴ 「貴様では、私は殺せない!私は…不死身だ!」

 

 

たづな 『彼女は気が散っている!』

 

『今すぐに彼女を殺して下さい!手遅れになります!』

 

 

 

そのままエアグルーヴの後ろに回り、数回斬りつける。

 

 

ドリジャ? 「やめろ!」

 

 

エアグルーヴはその場に倒れ込み、事切れる…

 

 

 

※YOU WIN!250経験値と 0ゴールドを獲得しました

※あなたのレベルは2から7になりました。

 

 

 

ドリジャ? 「そんな…」

 

「ああ!分かりましたよ!これで分かったでしょう!オル! 奴はオルの知っている人間じゃ無いんだよ!」

 

「奴は次に何をやってくれるか分かったものじゃ無いんだよ!」

 

「それを…証明しましょう…。」

 

 

"近道"を使ってたづなの後ろに回り、そのまま先へ進んでいく。

 

 

たづなもそれを追いかける、しばらく進んでいるうちにすっかり景色が変わり、灼熱のマグマが流れ出るエリアに突入した…。

 

やがて、研究所の様な場所にたどり着く。中は酷く荒れており、テレビは画面が壊され、カップ麺のゴミは倒され、メモはビリビリに破かれ、本棚は倒れていて、本が無造作に散らばっていた。

 

壁には大きく、「エアシャカールはどこだ?」と書かれている…

 

 

 

たづな 『奴は地下に居るはずです、エレベーターのキーを探して下さい。』

 

 

この散らかり工合から見て、ドリームジャーニーもキーを探して居たのだろう、エレベーターが開いていないということは、まだ鍵が見つかっていない可能性が高い。

 

 

『ポスターの裏は見ましたか?』

 

 

オペラトンのポスターを剥がすと、鍵が見つかる。

 

 

エレベーターを起動させて、地下に向かう…

 

 

ヴィィィィィン…!

 

 

地下研究所に到着し、しばらく進んでいると、誰かが中央ホールで慌てふためいていた。

 

 

シャカール 「やべェ……スペアキーを上に忘れちまった……。」

 

「ジャーニーはきっとオレを殺しにここに来る…。考えろオレ…、どうすりゃ…。」

 

 

「…! DTエクストラクター!」

 

 

右上の通路に向かっていくシャカールを、たづなも追いかけて行く。

 

 

道中、ベッドが9つある部屋と通路を抜け、その通路にある、1個の部屋に入る。

 

※突如あなたは、別次元の世界を見ることになる。

 

 

映し出される、異世界の記憶…

 

 

————————————

 

 

swapドリジャ 『なぜだオル…!きっと違う方法があるはずだ…っ!』

 

 

swapオルフェ 『…これしか…救いが無いんだ…、これしか…。』

 

 

————————————

 

 

※そして、終わります

 

 

世界が元に戻る

 

 

ひとまず前の通路に戻ってそのまま道のりに沿って進む。するとそこには既にドリームジャーニーがおり、少しずつエアシャカールに向けて進んでゆく…

 

 

シャカール 「悪りィなジャーニー…こンな事したくなかったが…」

 

「だが!アンタはやり過ぎた、誰かがアンタを止めなきゃいけねぇ!」

 

「これは……かなり痛ェと思うが…」

 

 

ガコン…!

ヴィィィィィン…!!

 

ゴゥンン~…

 

装置が一瞬起動するが、すぐに止まってしまう。

 

 

「…ァ?なンでだよッ…どうなってンだ…なンで上手く動作しねぇンだ…?」

 

 

かなり焦るシャカール。

 

 

「…や、やめろ…」

 

 

ザクゥッ!!

太めの長いニンジンが数本地面から生え、シャカールの体を貫く

 

「ッ…__」

 

 

吐血してその場に倒れ込み、事切れるシャカール。

 

 

ドリームジャーニー?がたづな達の方を向いて歩いてくる。

 

 

ドリジャ? 「入れてくれて、助かりましたよ。」

 

 

"近道"を使って先へと進むドリームジャーニー。

 

 

それとは別で、上にある部屋へ向かうたづな、そこはその部屋で行き止まりになっており、テレビとカセットレコーダーが置いてある。

 

 

※視聴するテープを選択してください

 

 

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●Tape1     ●Tape2

 

●Tape3     ●Tape4

 

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一通りテープを再生させる、その内容は以下の通りである。

 

 

 

Tape1 の内容——

 

※コンコン…!

 

ドリジャ? 『どうも、今戻りましたよ。』

 

ラモーヌ 『あら、また来てくれたのね、会えて嬉しいわ。』

 

『それで…、今日は何を持ってきていて?』

 

 

ドリジャ? 『一つ、良いものを持ってきたよ。』

 

コホン…

 

『では…、どうしてウマ娘はダンスに行かなかったと思いますか?』

 

 

ラモーヌ 『そうね…、何かしら…。』

 

『ウマ娘がダンスに行かなかった理由なんて…』

 

 

ドリジャ? 『彼女達には、踊る体が無かったんですよ。』

 

 

ラモーヌ 『あら!分かったわよ!フフ…!』

 

 

ドリジャ? 『皆さん、私は今日の夜はずっとここに居ますよ。』

 

 

 

 

 

Tape2 の内容——

 

 

オルフェ 『姉上よ、余はロイヤルガードの一員となるのだ。』

 

『故に、姉上が緩み切っていては、皆に示しが付かぬ。』

 

 

ドリジャ? 『なぜダメなんだい?』

 

 

オルフェ 『姉上が怠惰でいては、余まで怠惰に見えてしまうであろう。』

 

 

ドリジャ? 『私は、オルがだらしなく見えるように、だらしなくしているんだよ?』

 

 

オルフェ 『姉上!』

 

 

ドリジャ? 『冗談だよ…、オル。』

 

 

『ああそうだ、今日のシフトが終わったら、ギムレッツにでも行かないかい?』

 

『今日はまだ行ってなかったらね。』

 

 

オルフェ 『フン…余は多忙だ、そんな暇は無い。』

 

 

ドリジャ? 『なら、一口で食べればいいだろう?』

 

 

オルフェ 『承知した、ギムレッツへ向かおう、そこで食事だ。だが、行くのは仕事が終わってからだ。』

 

 

ドリジャ? 『ああ、分かったよ、オルがそう言うのならね。』

 

 

 

 

 

Tape3の内容——

 

 

シャカール 『あ〜…どうも…。』

 

 

ドリジャ? 『ええ、こんにちは。』

 

 

シャカール 『アンタの名前を聞いてもいいか?』

 

 

ドリジャ? 『ドリームジャーニーと言います。アナタのお名前は?』

 

 

シャカール 『オレはエアシャカールだ。』

 

 

ドリジャ? 『いい名前ですね、ところで何を持っているのでしょうか?』

 

 

シャカール 『これはオレのテレビだ、後で修理しようと思ってる。』

 

 

ドリジャ? 『フフ…、何かそういうことをするのが得意そうですしね。』

 

 

シャカール 『どーも。』

 

 

ドリジャ? 『構いませんよ。』

 

 

 

 

 

Tape4 の内容——

 

 

ルドルフ 『それで、君のお話は何かな?小さなウマ娘君。』

 

 

ドリジャ? 『ああ…、貴方は知っているんですね…、私には何もありません。』

 

 

ルドルフ 『そんな事は無い、誰しも特別なものを持っているよ。もちろん、君にだってあるはずさ。』

 

 

ドリジャ? 『私は…知りません…。』

 

 

ルドルフ 『では、君はどんな事が好きなんだい?』

 

 

ドリジャ? 『何もありません…。』

 

 

ルドルフ 『何かをする事が嫌いなのかい?』

 

 

ドリジャ? 『いえ、怠惰な事は好きですよ。』

 

 

ルドルフ 『フフ…、どうやら、私は君の特別なことを見つけられたようだ。』

 

『さて、お茶でもどうかな?もちろん、サボりってことで。』

 

 

ドリジャ? 『ええ、お願いします。』

 

 

 

 

 

全てのテープを視聴し終わり、部屋を出て、さっき来た通路を抜けて、エレベーターを使って一階に戻る。

 

研究所を抜けてホットランドを進み、進んでいるうちに、大きな建物の中の、周囲が紫がかった通路に出る。

 

 

通路の壁にはクモの巣が張られており、元々何か居たのだろう、だがその主はもうここには居ない。

 

通路の真ん中に、誰かが倒れており、既に息はなかった…

 

 

腹の深い切り口の中心に、1本の花とメモが添えてある。

 

 

《スイープトウショウ、ここに眠る》

 

 

 

たづな 『チャンスを逃しました。』

 

 

しばらく進み、再びマグマの流れるエリアに突入し、十字路の上にある階段を登り、オペラトンホテルに着く、中は殺伐としており、売店も閉まっている。

 

 

左側にある、ステージと座席のあるエリアに向かうと、突然視界が暗転する。

 

 

 

ドリジャ? 「覚えていますか?」

 

「私たちは、ここで一度話をしましたよね。時間軸は、今とは違いますがね。」

 

「あの時、私はあなたを応援していました。」

 

「皆、あなたの事を気にかけていると言ったはずです。」

 

「あなたは、全ての時間を駆け巡った。違いますか?」

 

「私は、違う…」

 

 

目の前にドリームジャーニー?が現れる。

 

 

その顔は不気味な笑みを浮かべており、怒りで左の頰をピクピクとさせている。

 

 

「アナタは、これまでの行いを後悔する事になります。」

 

 

どこかへ消えてしまうドリジャ?…

 

 

たづなもそれを追いかけ、ロビーに戻って先に進み、コアの内部エリアに到達する。

 

次のエリアに楽に行けるエレベーターが起動していたので、それに乗ってショートカットする。

 

 

たづな 『幸運な日もあるものですね、このエレベーターは稼働しています。』

 

 

移動先のエリアから、本来通るはずの道に行こうとする。

 

『奴は他のウマ娘を倒すことに気を回しています。』

 

『手遅れになる前にオペラトンを倒して下さい。』

 

 

エレベーターを出た直後にあった部屋に入る。

 

 

 

オペラトン 「待った、どういうことだい。なんでまだ避難できてない人がいるんだい?」

 

「シャカールは全員に避難するよう連絡したはずだ。」

 

 

「いや…ちょっと待て…、君は…人間だね?」

 

「こんな時に人間が来るなんて…なんてことだ。ウマ娘が殺戮を繰り広げてるというのに…、分かったら走れ!共に逃げよう!」

 

「君の事は後で対処しよう。」

 

 

ス…!

 

ナイフを取り出し、構えだす。

 

 

「え…、…分かったよ。」

 

「まあ、ボクが期待していたこととはかなり違うけど。」

 

「…ああ、最高の対決が待ちきれないって?」

 

「どうやら戦いは避けられなさそうだね、ええと、バトルの時の音楽はっと…」

 

「あったあった、…それじゃあ題して…」

 

 

オペラトンNEO 「ショータイムの始まりだ!」

 

 

変身し、戦闘が始まる。

 

 

ザンッ!

 

攻撃するも一撃では倒れない。それもその筈、これまではここに来るまでに、レベルは本来15になっているので、この鉄くずも一撃で倒すことが出来る。だが今回はドリームジャーニー?の妨害のせいで、倒すのに複数回の攻撃が必要なのだ…

 

 

 

「会ったばかりなのに、死ぬまで戦うなんて、ボクは本当に残念だよ。」

 

 

 

ミラーボールから赤と青のレーザー光線が、こちらめがけて照射される。

 

 

 

回避の方法を知っているのでサクサク避ける。

 

 

 

「ボクは、人間自体は嫌っていない、でも、君のタマシイが必要なんだ。」

 

 

 

ソウルが黄色になり、小さい弾幕が撃てるようなった

撃った弾幕で、敵の攻撃を弾く。

 

 

 

「地下で起きている問題を片付けたら、君のタマシイでバリアを破壊して、僕は地上に出る!」

 

 

 

弾幕を使って敵の攻撃のギミックを解除する。

 

 

 

「何百、いや、何億という人間が、このボクを知ることになるのさ!」

 

 

オペラトンNEOが攻撃をしていると、突然オペラトンNEOの隣に、ドリームジャーニーのタキオンブラスターが出てくる

 

 

ダァァァァァ!!

 

ブラスターが命中し、オペラトンNEOが倒される。それと同時に、ドリームジャーニーが横からヌルっと現れる。

 

 

ドリジャ? 「打ち負かしてやりましたよ。」

 

 

再びドリジャ?が消える。

 

 

 

※YOU LОSG! 0ゴールドと0経験値を獲得しました。

 

 

 

 

たづな達はそのまま進んでいく、途中、通路を抜けて、エレベーターを介してショートカットをし、窓越しに青白い光の差す回廊に出る。

 

 

 

先へ進むと、柱の影からドリームジャーニー?が出てくる。二人の再会を待ち望んでいたかのようにゴーン、ゴーンと、鐘の音が回廊に鈍く響き渡る。

 

 

 

ドリジャ? 「また、この場所です。」

 

「よかったですよ、また戻ってきてくれて。さて…、…でも、今回は違いますよ。」

 

「これで対等です、私とアナタの力。これでアナタが諦めてくれれば、私はこの世界で最強になれます。」

 

「私はアナタの魂を奪い、全てをリセットします。そして、アナタがこの世界に戻らないようにします。」

 

 

「さあ!最高に狂った時間を過ごしましょう!」

 

 

 

戦闘が始まる。

 

 

※廊下に月明かりが差し込んでいる

 

check

Dustジャーニー  ATK ??? DTF ???  彼女は完成したようだ。

 

 

 

ザンッッ!!

攻撃する

 

「ええ、いくらでも殴ってきて良いですよ、私はアナタよりも強いですから。」

 

 

レベルが上がっている為、Dustジャーニーの体力は大きく上がっていた、倒す為には十数回の攻撃が必要だ。

 

 

ダァァァ!!

ヒュンヒュン!!

ズァッ!!

 

 

ブラスターは空を裂き、ニンジンが飛び交い、そしてたづなが斬りかかる。途中、オルフェーヴルの幻影がDustジャーニーと共に攻撃を仕掛ける。そんな激しい弾幕と斬り合いが続き、そして………

 

 

 

ザンッ!!

たづなトドメの攻撃を当てる。

 

 

Dustジャーニーの体には深い傷が出来ており、血が流れ出ている…

 

 

Dustジャーニー「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha」

 

「分かりましたよ、それも面白いですね。…あなたの勝ちですよ。」

 

 

「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha」

 

 

「あなたに勝つために、沢山のウマ娘を倒したつもりでしたが、私はあなたを過小評価していたようですね。」

 

 

「まあ、それならそれでも良いですが…、…役目は果たせましたしね。」

 

 

「なんです?何がそんなに面白いのかって?」

 

 

「あなたがまたリセットしたとしても、私は覚えています。ただ、それだけの事ですよ。」

 

 

「今回学べた事を活かして、次こそあなたを止めてみせます。」

 

 

「今度は、エアグルーヴを殺すことが出来るかもしれませんね。」

 

 

「それでは、また会いましょうね。殺人鬼さん。」

 

 

 

「何をそんなに笑っているんです?」

 

 

「わ…私の…記憶…!」

 

「あなた、私の記憶に何をしたんですか!」

 

 

「何も…思い出せない…、ラモーヌ!遺跡で何が起きたんですか!私は…覚えているはずなんです…。327回目のリセット…、その時に…。」

 

 

「……いえ、…あなたは、私の思い出を削除するんでしょうね。」

 

 

「そこに意味はありませんよ、私は、別の世界でもループしています。」

 

 

「まったく同じ方法で殺し続ける、そして、リセットされるんです。エアグルーヴも、殺せないんでしょうね。そして、オルを殺し続けるんでしょうね…」

 

 

 

ゲフ…

血を吐き始める。

 

 

 

「そして……、……あの、最期に教えてくれませんか、…"これは"、初めて…ですよね?」

 

 

 

ザンッ!!

 

さっさと斬りつけてトドメを刺すたづな。

 

 

その場に倒れ、事切れるDustジャーニー。

 

 

 

YOU WIN!49800経験値と 1239ゴールドを獲得しました、レベルが7から20に上がりました。

 

 

 

光射す回廊を抜け、お城に続く通路を進み、やがて玉座の間に着く。

 

 

向かい側から、顕現したこの世界のたづなが歩いてくる。

 

 

たづな 「こんにちは。」

 

「本当は、会うべきでは無いのでしょうね。私たちはチームです、覚えていますか?だから、チームメイトとしてこの言葉を送りましょう。」

 

「おめでとう!素晴らしいですよアナタは。私たちは!私たちは再びこの世界を征服し、絶対的な支配者になりました!」

 

 

「327回目…、その数は、目標を達成するためにループした回数です。人によっては数が変わるかもですね。」

 

「この世界は、変化しています。…最初は、私も何をしているのか分かりませんでした。」

 

「最初のルートを終えた頃でしたかね、…ドリームジャーニーとの戦いはやはり大変でした、でも、あなたはなんとかクリアする事ができました。」

 

 

「その後です、あなたは…私に魂を売りましたよね、そしてあなたの世界を取り戻しました。」

 

「私はそれで終わると思ったんです、あなたの殺害というものが。」

 

 

「でも私は間違っていました、あなたはリセットをして、またやり直した。あなたは魂を売って取り戻した世界をまた破壊した。もう、私にも分かりません…。」

 

「それでも考えました、あなたが何をしたいのか。そして、2回目のルートが終わりました。ああ、そうですか、こっちのルートで終わりたかったんですね。そう思いました。」

 

「でも違いました、あなたはまたやり直したんです。9回目のルートの終わり辺りでしたでしょうか、ようやくあなたが何をしたいのか分かりました。」

 

「あなたは見ていたんです、やり直すことで変化する世界を。でも、それも長くは続きませんでした。あなたは諦めてしまいました。」

 

 

「あなたは、小さい好奇心で九つの魂を私に売った、それはこの世界に飽きる前だったんでしょう、私は、その魂達が何のためにあるのか気づき、その魂たちは私に力を与えました。それは、神になれる力でした。」

 

「そして私は、あなたの魂の可能性に気づきました、だからこそ、次の世界に行くなんて真っ平ごめんです。」

 

 

「ここで、魂を手に入れておきたかった、私はこの世界が好きになったんです。あなたが諦めた後、私は始めたんです、あなたの体を奪い、何度もルートを攻略し続けた、そうすることで、信じられない力を得ました。」

 

「ほんの数分で一つのルートを終えることもありました。上限だと思っていたレベル20を超えることもありました。」

 

「ほんもののナイフよりも強い武器も作った。…327回目、多くのルートを繰り返している内に、彼女は思い出しました。」

 

「ドリームジャーニー、信じられませんでした、でも何かが変わったのは事実です。そして、私は力の全てを失ったんです。あなたの体をコントロールする事も出来なくなりました。そして…ここまで来ました。」

 

「このルートを、あの私の力、神に等しいあの力でクリアできない事に腹が立ちます。でも私たちはやり遂げられました。」

 

「私は力を取り戻したいんです。あの力があれば、あのウマ娘を苦しめることが出来ます!」

 

「でも、皆忘れてしまいます。リセットしたら、この世界での記憶は消えるでしょう?ドリームジャーニーも、遺跡で自分が何をしたのか思い出せなくなります。それでは面白くありません。このまま世界を変化させたくありません。」

 

「ですから、私たちが覚えて居なくてはいけません、私のために。そしてまた魂を集めるんです、あの力を取り戻すために。だから世界を壊し続けるんです、またこの世界が変わるまで。」

 

 

「それでは、リセットしたらまた会いましょうね。ハヤタケ。」

 

 

 

 

 

たづなが世界そのものを攻撃をし、破壊する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Dustジャーニーは、勝てなかった。ここまでやっても完敗した、それどころか、記憶も消されかけて……

 

 

だが、何かが変わった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝日の昇り始めたトレセン学園の、とある一室にて…

 

 

Dustジャーニー 「ッ!!!」

 

 

ベッドで、先ほどまで戦っていた服装のままで目覚めた。Dustジャーニーがまず最初に確認したのは、記憶である。

 

 

「私は……オルたちを殺して…強くなって……それでも人間には勝てなくて……」

待って…どうして記憶があるのでしょうか、あの時私は、記憶を失いかけていたのになぜ……

 

 

??? 「何をぼーっとしているのだ姉上。

 

 

聞き慣れた声がDustジャーニーの耳を通過する。

 

 

Dustジャーニー 「ん?大丈夫だよ、オル。」

 

 

オルフェーヴル。…とは言っても、Dustジャーニーにだけ視える幻影、名前を付けるとしたら、Phantomオルフェだろうか。

 

 

Phantomオルフェ 「して、次は誰を殺しに行くのだ?」

 

 

Dustジャーニー 「…その事だけどねオル、ここがどこだか分かっていないんだ、スノーフルにはこんな間取りの部屋は無いし、この部屋も、まるで寮みたいなんだ。」

 

 

ふと気づく、なぜまだオルフェーヴルの幻影の事が見えているのか。リセットされたという事は、彼女の行動も当然リセットされる、すると必然的にオルフェも殺されていないはずなので、幻影が見えるのはおかしいのである

 

 

おもむろに力を込めてみる。

 

 

コォォ!!

 

「!」

 

なんと、彼女の力は、人間と戦っていたあの時と変わっていなかった。にも関わらずレベルは1に戻っている、これらが意味する事は一つ…彼女はより強くなれるのだ、この世界の生物を殺し、経験値を得れば…あの人間を超えて、殺戮を辞めさせる事が出来る。

 

それに気づいたDustジャーニーは、これまでに見せた事の無い不気味な笑顔を見せた。

 

 

ガチャ…

部屋に誰か入ってくる。

 

 

 

オルフェ 「……姉…上……?」

 

 

Dustジャーニー 「…オル……?」

 

 

オルフェの体が小刻みに震え始め、たまらずDustジャーニーの事を勢いよく抱きしめる。

 

 

オルフェ 「姉上っ…!今まで、どこに行っておられたのだ…!」

 

 

感情を顕にし、泣き始める。

 

 

Dustジャーニー 「…よしよし、大丈夫だよオル、もうどこにも行かないよ。」

 

 

そう言いながら、オルフェの頭を撫で始める。だが声の割に、ジャーニーの顔は全然笑っていない。

 

 

Phantomオルフェ 「何をしている!此奴を殺せ!」

 

 

Dustジャーニー 「ダメだよオル、焦っちゃ。ここは私の知っている世界じゃないから、しっかりと段取りを踏んでいかないと。」

 

 

オルフェ 「姉上……?」

 

 

Dustジャーニーの独り言に思わず反応するオルフェ。

 

 

Dustジャーニー 「ううん、何でも無いんだよ、オル。…ところで、メジロラモーヌはどこに居るのかな?」

 

 

オルフェ 「要件なら余が代わりに伝えよう、姉上は体を休めていよ。」

 

 

Dustジャーニー 「大丈夫だよオル、場所さえ分かれば、そこに行くからさ。」

 

 

ドリームジャーニーが、一度やると決めたら止まらないのを知っているオルフェは、仕方なくウマホの校内マップを見せる。

 

 

「」

この場所の全体像はこうなっているのか…かなり広くて、寮もあって、まるで学園ですね。

 

 

「ありがとうオル、それじゃあ言ってくるよ。」

 

 

オルフェ 「姉上……」

 

 

バタン…!

オルフェーヴルの心配する声は、扉が閉まる音で掻き消されてしまった…

 

 

 

 

 

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