【始動】し・どう
中国で光り輝く赤ん坊が生まれた
この摩訶不思議な現象のちに"個性"はどんどんと世界中に広まっていき超常黎明期と言われた時代の中で摩訶不思議は日常になった世界。
しかしながら“超常"に伴い爆発的に増加した犯罪件数に対して法の抜本的改正に国が慌てふためく最中勇気ある人々がコミックさながらにヒーロー活動を始めた
今では『凶悪なヴィラン!!されども駆け付けたヒーローにより無事解決!!!』なんてニュースはほぼ毎日見る………そう、毎日見るのだ。
「はい!ぼ、俺は雄英高校に進学し飯田家の名に恥じないヒーローになります!!」
「良い意気込みです飯田君、模擬試験の方もA判定です…しっかりと入学試験に向かって励みなさいそしてハワード君
「はい、俺は雄英高校に進学しヒーロー資格を習得し更に公務員試験に合格し父の様にヒーローで警察官になります」
「雄英高校のしかもヒーロー科の卒業となると警察学校入学の時に強みになるでしょう…飯田君と同じく模擬試験もA判定同じくしっかりと励みなさい」
「「はい!ありがとございます!!」」
そうして俺達2人は職員室を後にした。
雄英高校の入学試験まで残り4ヶ月を切った僕達は先生の激励を受けながらもこれから最難関とも言える試験が控えているのだという実感をこの身に受けていた。
「ハワード君!先生からも激励を貰った事だし一切の気を抜かずに入試に挑もう!!」
「ああ、それじゃ当日にお互いに頑張ろう」
俺には双子の妹が居る、そして両親は居ない……顔も分からない
勿論この
別に気にしている訳でも無い、むしろ嬉しいまでもある………俺はここに居る、俺達はここに居るって証明してくれている様に感じるからだ。
それは妹も同じ、双子だから同じって訳では無いけど同じなんだ。
でも違う所もある性別だって違うけど何より違うのは妹は医者を目指すって所だろう。
それも立派な夢……むしろ誇らしいまでもあり義父も喜んで応援している。
ただ、俺の方の夢は時折り少し、難しい顔をする
父はある事件、とあるヴィランによって片目に大きな傷を受け失明しているのだ。
同じ仕事を、自分の背中に憧れて走ってくれるのは嬉しい…けれどもそれで傷付くのはやはり躊躇いがあるらしい。
それでも俺には憧れた夢がある
それは義父と同じヒーローで警察官になると言う夢がある
そして義父がしてくれた様に、俺達の様な人達を増やさない為に…皆を守る正義の味方になる為に夢に向かって歩みを始める。
「義父さん、
「おう、帰ったかどうだった学校は?」
「いや、ただ担任の先生から激励を貰っただけだよ」
「そうかそうか!それは良いもん貰っ「お兄ちゃんお帰り!!義父さんも私も風呂入ったからお風呂から出る時は栓抜いてね〜」………たな」
「心晴…話してる際中なんだから少しは遠慮しろよな」
そう言って荷物を背負い直し自分の部屋に戻っていく……軽く勉強をしてから風呂に入る事にした俺は棚から過去問を取り出し解いていく。
そういえば、言い忘れていたな……俺の名前はハワード