レギオンと共に行くヒーローアカデミア   作:珈琲紳士

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【入試】にゅう・し

どうやら、4ヶ月と言う時間は割とすぐだったらしい

2月26日それは偏差値79の超難問学校 雄英高校入学試験の日

朝から柄にも無くソワソワとしてしまっている所を妹に笑われ、挙げ句の果てに義父にまで伝染し揶揄われていたが、ある意味ではリラックス出来たとも言える。

 

 

「いや、改めて思うとイラッと来るな」

 

「急にどうしたハワードくん!?雄英の一般入試そして実技試験に挑む直前だぞ!?」

 

「そうだな義父と妹に応援ついでに煽られてな……いやこれは試験が終わってからにしよう」

 

「そう区切られると気になるのだが…しかし、そうだな」

 

 

そうして2人は雄英の試験会場つまり、ヒーローになる為の扉を開いた。

 

 

筆記試験が終わり飯田と2人で実技試験の説明会場にて座って待っていた。

 

 

「うん?俺の受験番号7112で飯田のは7111だが会場が違うな……」

 

「確かにそこは俺も気になっていたが、おおよそ知り合いとの共闘を避ける為だろう」

 

「なるほど、流石雄英だな……おっと試験官が来たみたいだぞ」

 

 

「今日は俺のライヴにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!

 

張り詰め過ぎて呼吸音ですらしっかりと聞こえるこの空気感の中で大分ノリノリで説明を始めたのはボイスヒーロー プレゼント・マイクだった

 

 

「こいつあシヴィーーー!!!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜアーユーレディ!?」

 

「YEAHHHー!!!」

 

 

まあ、かなり滑ってる訳だが聞かない訳にはいかないので真剣に話を聞く。

 

要約すれば七箇所の内1つの模擬市街地演習に行きそこに居る仮装敵を行動不能にしポイントを稼ぐらしい……ただこの配られているプリントと説明している内容とでは少し違う点が

 

 

「質問よろしいでしょうか!?」

 

 

やっぱり気になるか……説明されていない四個目の仮想敵

 

 

「プリントには四種の敵が記載されています!誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです!!」

 

 

確かに気になっていた点ではあったんだけどさぁ………いや、ここは飯田の真面目さに素直に救われたと思うべき、か

 

 

「ついでにそこの縮毛の君」

 

 

!?え、どうした飯田?

 

 

「先程からボソボソと…気が散る!!物見遊山のつもりなら即刻雄英から去りたまえ!」

 

 

物見遊山……色んな場所を見物したらり遊びに行くと言う意味で、いやいやいやいや!?どうした飯田!?アレか!自分のイラっと来るなで少し不快な思いをさせてしまったのか!?

 

あ、いやごめん名前知らないけど縮毛君本当にごめん!こんな状況で注意とか変なプレッシャーじゃ済まないでしょ!?しかもスポットライト付きで!!!

 

あ、プレゼント・マイクから質問に対する答えが、えっと?

それぞれ一体だけ居る妨害って所か………しかも0p、自分いや俺なら遭遇した時どうするか………普通なら逃げるのが1番なのだろうけど逃げれるのか?今のままでなんも思いつかないな。

 

 

「俺からは以上だ!!最後にリスナーへ我が校"校訓"をプレゼントしよう」

 

「かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!【真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者】と!!

 

「更に向こうへ!!Plus Ultra(プラス ウルトラ)それでは皆良い受難を!!」

 

 

これは良い校訓を貰ったな……さて、今さっき色々と?俺の親友が?やってくれた訳なんだが…………今のアイツに変な事は言えんなぁ、緊張もあるけど大分張り切ってる。

 

仕方ない、此処は普通に言って演習場に行くか

 

 

「飯田、試験とはいえヒーローになる為の第一歩だ……2人で合格するぞ?」

 

 

少し眉間に皺が寄っていたが、俺の言葉を聞いて表情が変わり良い顔に変わっていた。

 

 

「勿論だ!ハワードくんもお互いに頑張ろう!!!」

 

 

お店に拳をぶつけそれぞれの演習場に向かっていった。

 

 

仮想敵……制限時間は10分、被弾無しなら10分間出し続けてても問題無いな

今の俺の姿は灰色のタクティカルシャツ(長袖)に加えて激しく動いても問題ない程にニーパットが付いたズボン、そして右手に持つのは約50センチ程の警棒だ

義父の真似をしてよく怒られていたが今ではしっかりと学びよく馴染んでいる。

 

そして左手、厳密には左腕なのだがそこには淡く青く光る四角形の物が嵌め込まれていた。

そよ四角形のそれは歪なルービックキューブの様に常に動き続けている

俺はすぐに発動出来るように抑えていた青い鎖を出しその鎖は四角形のソレと手首の辺りを繋げていた。

 

これが俺の個性レギオン

今の俺ではレギオンと共鳴出来るのは5体の内2体だけ……心配が無い不安が無いなんて事は無い

 

けれどもやるんだ

 

夢の第一歩なのだから。






もう2体もレギオンと共鳴出来ているなんて、一体どいつとどいつなのだろう?(棒読み)
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