一言言わせて下さい、やっぱりアストラルチェイン最高だよなぁ!?
あ、そうそう主人公と妹の見た目はアストラルチェインの初期容姿と変わりません。
実技試験が終わり更衣室にて聡明中学の学生服に着替え雄英の校門前にてスマホを弄りながら飯田を待っていた。
「む、待たせてしまった様だな」
「いや、そこまで待ってない……どうした?何かあったか?」
「実は今回の実技試験で思った事があるんだ」
どうやらこの実技試験で見られているのは仮想敵によるポイントだけで無いかもしれないという事だった。
………ふむ、撃破つまり戦闘力を見るのであれば0pの仮想敵にはポイントが付く筈
無いと言う事はもしその強大な敵に相対した時にどう動くのか?と言うのを見たいという意思があるのかもしれない。
「なるほど、しかし凄いな試験中にそれに気付くなんて……それに比べると俺はまだまだだな」
「いや、僕自身気づいたのは試験が終わった後だった……」
ふーむ、これは本格的に悔しがってるな……一人称が僕になってるし
「そして気付き行動した受験者がいてあの0pに立ち向かって撃破したんだ、しかも1発殴っただけでな」
「ハァ!?アレ撃破した奴自分以外にも居たの!?しかも1発!?」
「な!?ハワード君も撃破したのか!?」
「ソードの連携とアローの炸裂矢でなんとか……顕現時間もギリギリしか残らなかったし、なんなら最後は助けて貰った」
「そうだったのか……何はともあれ無事でよかった、怪我は無かったのか?リカバリーガールに治された様には見えないが」
飯田にはこれと言った怪我はないと伝え2人で帰路に着いていた。
しかし、1発でアレを撃破するとは………どんな奴なのか気になるな。
雄英の入試試験から1週間、俺は地面に倒れていた。
「どうした、休憩にはまだ早いぞ!」
そう声を上げ肩に大剣(刃は潰してある)を置きこちらを見て居る義父が居た。
「ハ、ハァ、ゴホッゴホッ!……まだ、まだぁ!!」
「辛い時こそ冷静なれ!動きが単調だ!!」
「ウッ!?、くっそ……」
試験が終わった後、その内容を義父に伝えた結果……
『ふむ、お前はまだ体の動かし方に無駄が多いな試験時間10分とは言ってもその時間全て個性を発動し続ける訳じゃ無いだろう?なのにギリギリだったって事は個性を使うタイミング、そして個性を使わなくてもいいタイミングが分かってないって事だ………いい機会だ、今日から俺が仕事の合間を見てお前に本格的な稽古をつけてやる………音をあげるんじゃないぞ?』
と言う訳で、これまで教えて貰ってた事は遊びだったのか?と思わせる程のハードな時間を過ごしていた
い、いや、強いとは思ってたけど全然攻撃は避けられるかあの大剣で防がれる、そして義父は個性を使っていない。
こっちは個性使ってコレだぞ!?二対一なんだぞ!?
前後で挟み込んで攻撃を合わせても逆にカウンターを決められてしまう。
ただ確実に一歩一歩踏み出していっていると言う感覚はある。
現にレギオンの顕現時間は残っているのだ。
初日はこの時間まで顕現時間を残す事は出来なかった……ジンジンと痛む体に鞭を打ち立ち上がり握っている警棒を構える。
「ほぅ?いい顔だ…それじゃ続きを「お兄ちゃんお兄ちゃん!!!!」……心晴、わざとじゃ無いんだよな?」
「あ、義父さんごめんなさいでも!今回は許して!!コレが届いてたの!!」
心晴がその手に持っていたのは……雄英のマークが記されてた手紙だった。
来た……さっきまで訓練して喉もカラカラなのに思わず唾を飲み妹から手紙を受け取る。
ん?なんか固形物が入ってるな封を開け中身を取り出すと書類と円盤の何かが入っておりそれを手に持つと
『私が投影された!!!』
「わぁ!?オールマイトだ!!凄ーい!!!」
「お〜、そういえば雄英の卒業生だったな」
いや、めっちゃびっくりした……あのナンバーワンヒーローが雄英からの手紙から映像といえ文字通り出て来たのだから。
『HAHAHAHA!ゴホッ、さて何故私が投影されたのか?それはズバリ!雄英に務めることになったからなのさ!!』
「え、えぇー!?オ、オーマイトが雄英のせ、先生!?」
妹よ、気持ちは分かるが抑えてくれ……相変わらず疲れて声一つもあげる元気も無いかわりに驚いてくれるのは有り難いが……
『さて、結果を発表するぞ!!筆記試験は平均85点!!無論合格だ、そして実技試験なんだが……』
え、何、自分何かした!?ちょっと待って待って!!心当たりが無いんだけど!?
『安心したまえ、
「よ、良かっ「やったぁー!!凄い凄いよお兄ちゃん!!!!」
oh、妹よ……とうとう自分にも被せに来たか
『喜ぶのはまだ早いぜ?、先の入試!!見ていたのは
そう言って投影された映像は終わり静寂だけが残った。
「お、お、お兄ちゃん!!!!!凄い凄いよ!!首席合格だって!!!」
「ハッハッハッハッハッハ!!!合格してるとは思ったが首席だったか!!!!よし今日は訓練をやめて外食だ!!!!」
心が震えた、この1週間不安が全く無いなんて事は無かった………良かった、本当に良かった。
でも、ここから…ここから始まるんだ
義父の様なヒーローで警察官になる為の大きくて小さな一歩が始まった。
◆◇◆
「実技総合成績出ました」
ところ変わって雄英高校では実技試験の総評を始めていた。
「
「
「対照的に
「思わずYFAH!って言っちゃったからなー」
「しかし自身の衝撃で甚大な負傷…まるで発言したての幼児だ」
「妙な奴だよあそこ以外はずっと典型的な不合格者だった」
「細えことはいいんだよ!俺はあいつを気に入ったよ!!」
「そして何よりもこの1位のこいつ、
「10位の子と似た様な個性だけど、やれる事が多いわね序盤から中盤に掛けて特に危なげもなく撃破してるわ」
「個性もだが、肉体的な能力も高い……アレは何か指導を受けて居るな」
「そして1人だけだけど気付いていなかった他の受験者の背後にいる仮想敵を倒して居る、ギリギリ救助であまり
「コレだな、まさかアレを倒すとは……叩き下ろした腕を拘束し駆け上がり頭部を切り付けその隙間に撃ち込む、見事としか言う他ないな」
教師陣が評価をしていく中、ディスプレイを見ずに手元の紙を見ていた人物が居た。
『ハワード 陽…血縁関係者は妹のハワード 心晴のみで苗字も保護者であるハワード 蒼壁から付けて貰ったもの………中々ハードな人生を歩んでいるが、極め付けはこの個性か』
自身に牙を向く個性、なんて珍しいものでも無い……それで言ったら8位の方が最も危険だ
目薬を取り出し乾く目にさしながら今考えている出来事が杞憂に終わる事を願っていた。