レギオンと共に行くヒーローアカデミア   作:珈琲紳士

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USJ襲撃
【騒動】そう・どう


 

 

うーん、良い朝……義父さんは暫く家に居ない為、妹と2人で朝ごはんを食べ学校に行く準備を進めていた。

 

そして昨日のネットニュースで知ったのだがなんと義父…つまり警察ヒーロー ブルーウォールと飯田の兄であるインゲニウムがチームアップを組んだのだ………いや、かなりびっくりした。

しかし気になるのは何故義父さんとインゲニウムがチームアップをしたのか、まあ考えても仕方が無いのだが………

 

 

 

「そうそうお兄ちゃん、お昼さ会える時間ない?心操くんが離したい事あるんだって」

 

「心操が?……ふむ、わかった多分昼ご飯食べた後なら必ず時間あるからその時に」

 

「ありがと〜………よし、食器オッケー!!」

 

「こっちも終わった、それじゃ行きますか」

 

 

 

高校生活にはまだ慣れない、未だにわくわくドキドキが止まらない様子の心晴と一緒に雄英に向かった。

 

 

 

「で、アレ何?」

 

「………カメラとかあるし多分、マスコミじゃ無いかな?ホラ、雄英高校にオールマイトが教師になったってニュースにも沢山報道されてたし、それ関連じゃ無いかな」

 

「となると………うん!私先行くねー!!」

 

「あっ、ちょおい!!「その制服、貴方ヒーロー科ですね!?オールマイトの授業はどうでしたか!?」

 

 

 

アイツ!!!普通科の自分には関係ないと踏んで先に行きやがったな!?しかも俺と双子って事がバレれば捕まると思ってダッシュで行きやがった!!!

っ!?アレは飯田!!よし、良くも悪くも真っ直ぐなあいつなら助けてくれる筈!!

 

 

「飯田!悪いが助け「最高峰の教育機関に自分は在籍しているという事実を殊更意識させられますね、他にも威厳や風格はもちろんですが他にもユーモラスな部分等我々学生は常にその姿を拝見できるわけですから何をもってしてトップヒーローなのかを直に学べるまたと」

 

 

 

うん、悪い方向の真っ直ぐが働いてるわ………

 

そうして俺は割と削られたメンタルのままホームルームの時間となった。

よし、決めた……あのバカ(心晴)と次にあったら頭をグーでグリグリしなければ……

 

 

 

「昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見させてもらった……爆豪、おまえもうガキみてなマネするな能力あるんだから」

 

「………わかってる」

 

「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か…“個性“の制御…いつまでも出来ないから仕方ないじゃとおさせねぇぞ、俺は同じ事を言うのが嫌いだ……それさえクリアすればやれることは多い、焦れよ緑谷」

 

「っはい!」

 

 

 

……ふぅ、どうやら他の人には何も無いらしい、不安は無かったが少し怖かった。

 

 

 

「さて、HR(ホームルーム)の本題だ…急で悪いが今日は君らに………学級委員長を決めてもらう」

 

「「「学校っぽいの来たー!!!」」」

 

「ふぅ、テストかと思っ「委員長やりたいですソレ俺!!」

「ウチもやりたいス」

「オイラのマニフェストは女子全員膝上30㎝!!」

「ボクの為にあるヤツ☆」

「リーダー!!やるやるー!!」

「やらせろ!!」

 

 

 

うん、どうやら自分は台詞が被る呪いを受けているらしい………いや、個性か?

 

え?自分は委員長やりたく無いのかって?…………そうだな、そう言うのはしっかりと芯があるヤツが良いんだ。

 

自分はまだ自分が分かってない。

それに多分だが……

 

 

 

「静粛にしたまえ!!」

 

 

 

何より俺はそう言うのにピッタリなヤツを知ってる。

 

 

 

「“多"をけん引する責任重大な仕事だぞ……!やりたい者がやられるモノではないだろう!!」

 

 

 

うん、飯田はカッコいいな…だからこそ心晴も割と心を開いている。

 

まあ………

 

「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…!民主主義に則り真のリーダーを皆んなで決めるというのなら…これは投票で決めるべき議案!!!」

 

「そびえ立ってんじゃねーか!!何故発案した!!!」

 

「発言と思考は理性でも本音は体を動かしていたんだよな……」

 

 

 

って事で投票になり結果は……

 

 

 

「僕3票ー!!!?」

 

「うん?1票?」

 

「なっ!?クッ!俺に入れてくれた人の期待に応えられなかった……!!!」

 

「つまり、他に入れたんですか?……」

 

「なんか、一連の流れでお前嘘がつかなさそうな良いやつってのは分かったわ」

 

 

 

緑谷と八百万さんが2票だった為、ジャンケンで決めることになり結果、緑谷は委員長に就任した。

 

 

あ、勿論俺は飯田に入れた……なのに俺が1票なのはどういう事だろうか………飯田?いや、よく見ると0票は麗日さんと轟そして口田か………

 

 

ふむ、多分………いや、今考えても仕方ないか、

 

 

 

「人すごいな……」

 

「ヒーロー科の他にサポート科や経営科の生徒も一堂に会するからな」

 

「他クラスとの交流の場という意味もあって多分広いんじゃないか?」

 

「お米が、うまい!」

 

 

俺、飯田、緑谷、麗日さんの4人で昼ご飯を食堂で食べていた。

 

ちなみに俺は飯田と同じカレーである………うん、カレールーもだがお米もかなり美味しい。

 

 

「いざ委員長やるとなると務まるか不安だよ……」

 

「ツトマル」

 

「まあ、不安かもしれないがそれらはこれから自信に変えればいいさ」

 

 

 

誰でも最初は不安、問題はそれをどうやって解消して行くかが大事だと思う。

お、野菜の自然な甘さがコレまたなんとも………

 

 

 

「でも飯田くんも委員長やりたかったんじゃないの?メガネだし!」

 

「めっちゃ言葉がストレート」

 

「"やりたい"と相応しいか否かは別の話…僕は僕の正しいと思う判断をしたまでだ」

 

 

 

うん、やっぱりカッコイイ……その一人称が僕に戻ってたけどな

 

 

 

「「僕……!!」」

 

「ちょっと思ってたけど飯田くんて坊ちゃん!?」

 

「坊!!!」

 

「言葉のボールが2連続ストレート」

 

「…………そう言われるのが嫌で一人称を変えてたんだが……ああ俺の家は代々ヒーロー一家なんだ俺はその次男だよ」

 

「ええー凄ー!!!!…って事はハワードくんは知ってたの!?」

 

「勿論、特に飯田の兄は有名人だと思うぞ」

 

「ターボヒーロー インゲニウムは知っているかい?」

 

「もちろんだよ!!東京の事務所に65人もの

相棒(サイドキック)を雇っている大人気ヒーローで最近だと警察直属のヒーロー ブルーファイターとチームアップを……ってまさか!!」

 

「詳しい……それが俺の兄さ」

 

 

顔を少し上にしメガネをクイッとして鼻高を高くしていた。

 

 

 

「あからさま!!!すごいや!!!」

 

「規律を重んじ人を導く愛すべきヒーロー!!俺はそんな兄に憧れヒーローを志した、人を導く立場はまだ俺には早いのだと思う……上手の緑谷くんが就任するのが正しい!」

 

「まあ、緑谷の前で悪いがお前が導く立場に相応しいと思っている奴は少なくともここに一名いるからな」

 

「なっ!……やはりあの1票はハワードくんだったのか」

 

「なんか初めて笑ったかもね飯田くん」

 

「え!?そうだったか!?」

 

「あー、確かに少し気が張っていたかもな……」

 

「そうだったのか…済まないヒーロー志望として笑顔は大切なのに」

 

「あ、そうそうちなみになんだがインゲニウムとチームアップを組んだブルーっ!?」

 

 

 

ここで自分の事についても話そうとした途端、警報が鳴り始め楽しかった雰囲気は一気に空気を張り付かせた。

 

 

 

『セキュリティ3が突破されました 生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難して下さい』

 

「セキュリティ3てなんですか?」

 

 

 

すかさず飯田が隣の席に座っていた恐らく上級生であろう生徒に声をかけて聞いた。

 

 

 

「校舎内に誰か侵入してきたってことだよ!三年間でこんなの初めてだ!!君らも早く!!」

 

 

 

いや!この食道内に居る人数が一気に動くとなるとかなり危険だ!!

しかも出入り口も決して狭くは無いが、この状況下ではかなり危険!!!

 

 

 

「おい!皆んな絶対に動くな!!人の波に飲まれるぞ!!!」

 

「いたっ!!急に何!!?」

 

「ハ、ハワードくん!!!無理だ!!もう飲まれてっ、危機への対応がっ!!迅速過ぎて!!」

 

「皆んなパニックに……どわーしまったー!!」

 

 

 

波のように押し寄せる生徒に俺の忠告は虚しくどんどんと流されてしまう中、緑谷が離れてしまっていた。

 

 

 

「デクくん!!」

 

「緑谷くーん!!!」

 

「緑谷!!!2人とも離れずに、はっ!?やばい!!」

 

 

 

俺はとりあえずまだギリギリ近くにいる2人に声を掛けて離れない様に言うがやはりドンドンと離れて行く………そんな中、頭に角?棘?を生やした男子生徒、恐らく上級生であろう人がバランスを崩し、見知った女子生徒に向かって倒れようとしていた。

 

それを見た瞬間、体勢少し低くし人の隙間を縫うように尚且つ人の足を踏まないようにできるだけ素早く動き間に割り込む

 

 

「っう!?」

 

「きゃあ!?…ハ、ハワード君!?」

 

「あ!すすまない!!ってあ!ち、血が!!」

 

 

 

見知った女子生徒、柳さんを左手で近くに抱き寄せらように動きつつも、もう片方の右手で男子生徒を受け止めようとする…が、自分が大分焦っていたのか上手く受け止めることが出来ずに腕の辺りを軽く切ってしまった。

 

 

 

 

「大丈夫!コレくらい、それより2人とも怪我は無い!?」

 

「う、うん……大丈夫」

 

「あ、ああ…本当にすま「いや!今はそれよりも程よく流されつつも冷静にいる事が大切だ!!」

 

 

っつ、やばい周りが見えてない人達が多過ぎる!!

今の様な事故がここ以外にも起きているだろうし、時間が経てば経つほど自分みたいに怪我する人が増える………何か、何か止める方法をって、飯田!?なんで浮いて……そうか!麗日さんの個性か!?

 

そういう行動をするって事は何か策があるだな!?

 

そうして飯田は両足のズボンの裾を上げエンジンの排気口を外に出しめっちゃ縦にぐるぐると回転しながら出入り口の上にバコンってぶつかり止まった。

 

 

 

 

「皆さん…大丈ー夫!!ただのマスコミです! 何もパニックになることはありません大丈ー夫!!ここは雄英!!最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう!!」

 

「流石、カッコイイぜ…飯田!!」

 

 

 

飯田と麗日さんの活躍によって落ち着きを取り戻し始めた生徒達は落ち着いて行動を始め、その後に先生達も来てくれたことにより無事解決した……

 

 

 

「ソコノ生徒、怪我ヲシテイルナ…リカバリーガールノ元ニ急ギナサイ」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「君!本当にすまなかった!!俺がこけたばっかりに」

 

「いや、大丈夫…寧ろ自分で良かったよ」

 

「…ありがとう」

 

 

ありがとう、か…自分は誰かを守れたんだな

 

そう思うと…フフッ、不思議とこの腕の痛みも痛く無くなるってもんだな

 

 

 

「ハワード君、一緒に保健室に行こう」

 

「え?もしかして柳さんも怪我を!?」

 

「ううん…私は大丈夫、ハワード君が怪我してるから一緒に行くの」

 

 

 

そう言って柳さんは左側に立ち右腕の怪我に気を配りながら軽く支えてくれていた。

 

 

 

「あ、先生…相澤先生か1-Aの誰かに自分が怪我で遅れる事を伝えてくれませんか?」

 

「大丈夫ダ、今サッキ連絡シタ……授業ヨリモ怪我ノ治療ヲ優先シロ…トノ事ダ、動ケタラ途中デモ良イイカラ参加ハシロ、トモ言ッテイタガナ」

 

 

 

わーお、お仕事が早い

 

 

そうして自分と柳さんはリカバリーガールの元に向かった。

 

 

あ、ちなみにそんなに深く無かったから軽く包帯を巻いてもらって治癒してもらいました。

え、その時の記憶?………あんまり思い出したく無いですねハイ、柳さんと一緒に歩いた時の記憶だけで充分です。

 

尚、今日のマスコミ?のせいで心晴と心操には会えなかったがどうやら放課後でも良いからトレーニングとかして欲しいとの事

うん、向上心があって素晴らしい………他人に教えるってもうまた己の復習として自分に返ってくるし悪く無いな

 

そんな事を考えながら他の委員決めの時、なんと緑谷が委員長の座を飯田に譲ったのだ。

 

それに対して皆んなの反応は

 

 

 

「あ!良いんじゃね!!飯田食堂で超活躍してたし!!」

 

「非常口の標識みてぇになってたな」

 

「ブッ!…非常口」

 

 

 

いや、カッコよかったんだけど後々考えれば正にソレな訳で……やべぇ、笑いが止まらない

 

 

 

「委員長の指名なら仕方あるまい!!」

 

「任せたぜ!非常口!!!」

 

「ングッ!!ッフー!!」

 

「非常口飯田!!しっかりやれよー!!」

 

「ブッアッハッハー!!!無理無理!面白すぎる!!」

 

「笑いすぎだぞハワードくん!!!静粛にしたまえ!!!」

 

 

 

ダメだって笑!やばい、いつものカクカクと動く飯田がいつも以上に面白過ぎて………はぁー!お腹痛いわ






……え?進みが遅い?

あい、すんません……でも!!書きたくてぇ!!仕方ないんですぅ!!!
あ、感想や高評価がめっちゃ励みになります。
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