ありふれた癌   作:Matto

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06:黒竜討伐?

 翌日。

 

 

「付いてきていいと言った覚えはねえんだけど?」

 

 

 山脈地帯の一つ目、辛うじて整備された荒い道を進む慧斗たちの後ろを、畑山とその護衛隊、そして親衛隊がぞろぞろと付いてきていた。

 

 

「に、人数は多い方がいいじゃん」

「それに、穂崎君たちも、ウィルさん? って人を探してるんでしょ? ついで、ついで」

「……足手まとい」

 

 

 玉井と宮崎(ミヤザキ)奈々(ナナ)の取ってつけたような言い訳に、ユエが低く吐き捨てた。慧斗たちへの好奇心で動いているのは明白だった。

 

 

「うぅ~……なんであの人たちまで付いてくるんですかぁ……」

「センセにお熱なんだろ。放っとけ」

 

 

 一方、シアは慧斗の背中に張り付いたまま、親衛隊を恨めしげに睨んでいる。正直歩きにくいのだが、昨日のことがある故、致し方ないところだろう。さしもの慧斗とて、無碍にするのは憚られた。

 

 

「……あ、あの、穂崎、君!」

「なんだ」

 

 

 その様子を見ていた菅原(スガワラ)妙子(タエコ)が、思い切った様子で慧斗に声を掛けた。

 

 

「その――その子とは、やっぱり恋人なの!?」

「ぶった斬るぞ糞馬鹿共!」

「何でぇ!?」

 

 

 がちゃりとグレートソードに手を掛けた慧斗に、菅原が悲鳴を上げた。それを咄嗟に園部と宮崎が庇う。

 

 

「ご、ごめんなさい、この子に悪気があるわけじゃないんですぅ!」

「でもやっぱり気になるっていうかぁ!」

「乙女の本能っていうかぁ!」

「それに付き合ってやる義理があるとでも!?」

「ひぃぃ! ですよねー!」

 

 

 女三人寄らば姦し、しょうもない恋愛話に巻き込まれ、慧斗は一気に不機嫌になった。戦争という緊張状態に突き落とされ、本来謳歌すべき人生から引き離された反動と見てやるべきか、どうか。

 

 

「こ、恋人に見えますかぁ~? 見えちゃいますかぁ~? いや~照れちゃうなぁ~うへへへへ」

「たった今俺視点からそう見えてない」

「冷酷!?」

 

 

 一方、シアはでれでれと緩み切った笑顔を浮かべるが、慧斗に冷たく切って捨てられた。この娘はどうしてこう、己の美貌を台無しにすることばかり得意なのか。

 

 

「ち、ちくしょう……」

「デレデレ系巨乳ウサミミ美少女とか、属性盛りすぎだろ……」

「羨ましい……」

 

 

 それでも、それを見ている男子組三人にとっては垂涎ものの光景らしい。慧斗自身も彼女を美人と認識している以上、事によっては彼らに共感する側に回っていたかもしれない。

 

 

「……どういう面子?」

「さあな」

 

 

 呆れたように呟くユエに、慧斗も適切な答えを見つけられなかった。探索程度なら、こちらの足を引っ張らない程度に頑張ってもらおう。

 

 

「さて――具体的には、どうやって探すかな。“糸伸ばし”で効率化できると思う?」

「そんなに上がらないと思う。死んでたら猶更」

「そっかあ……」

 

 

 ユエのきっぱりとした言葉に、慧斗は分かりやすく落胆した。“糸伸ばし”による感知範囲の拡張には限度があるし、いくら拡張したところで、ただの死体(モノ)と化してしまっている場合、気配探知に引っかかる可能性はぐっと落ちる。つまり、根気強く足で捜していくしかないという訳だ。

 何気なく知らない言葉を交わす慧斗とユエの会話に、玉井が割り込んだ。

 

 

「“糸伸ばし”って何だ?」

「ん? 魔力の糸を張り巡らせて、感知範囲を広げる魔法」

「え。そんなの、習ったことないけど」

「オリジナル魔法ってこと!?」

「そんなに難しくねえよ? こう――魔力をするーっと細く伸ばしていく感じで」

「どんな感じ!?」

「めんどくさい連中だなあ。詠唱だけ覚えて魔法習得した気になるから、発展形ができねえんだよ」

 

 

 やいのやいのと騒ぐ生徒たちを尻目に、慧斗はさっさと歩き出した。広い山脈地帯、捜し回るには時間がかかる。無駄話で時間を潰すには惜しい。

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

「……そういえば、さ」

「うん?」

「お前――南雲のこと、恨んでないのか?」

 

 

 何だか分からない面子でがやがやと探索している最中。ふと仁山が言い出した質問に、慧斗は首を捻った。はて、南雲。何か因縁があっただろうか?

 

 

「え、南雲? なんで?」

「えっ」

 

 

 どうにも思い浮かばず、反問した慧斗の言葉に、生徒全員が目を丸くした。

 

 

「だ――だって、南雲がトラップを起動したせいで、奈落に落っこちる羽目になったじゃんか」

「そうだっけ? 南雲って、そんな鈍くさい――奴ではあったかな……」

「よっぽど後ろめたいのか、訓練にも出てないみたいだよ」

 

 

 次々に挙がる証言に、慧斗は首を捻ることしかできなかった。彼本人としては、特に印象に残っていない。本当に南雲だったろうか?

 

 

「あー……順番に整理しよう。まず何で奈落に落ちたかっていうと、ベヒモスとの戦闘のせいだったな」

「うん」

「で、何でベヒモスとの戦闘になったかっていうと、六十五層に転移させられたからだったな」

「うん」

「で、何で転移させられたかっていうと、二十層の転移トラップに引っかかったせいだよな」

「うん」

「……その転移トラップって、どんな代物だったっけ?」

 

 

 慧斗の質問に、今度は生徒たちが首を捻る番だった。もう数ヶ月前の事だから、全員の記憶が曖昧になっている。

 

 

「俺たちも、あんまりよく覚えてないけど……ナントカ鉱石っていう、綺麗な鉱石じゃなかったっけ?」

「そうそう」

「……んー……? 南雲って、そういうのに手を出すタイプだったっけ?」

「――え……」

 

 

 そう言われれば、おかしい。確かに南雲はクラス中の嫌われ者だったが、それは「キモオタの分際で、白崎と親しくしている」という、主に檜山の不快感情が中心だったはずだ。即物的な欲をかく、行動的な人物だったわけではない。

 

 

「んー…………確か、檜山じゃなかった?」

「え?」

「もう数ヶ月の前の話だから、俺も覚えてないけど。確かトラップ確認する前に、誰かが不用意に取ろうとしたんだったろ。

 で、そういうことやるのって、檜山みたいな軽率な奴だった気がするけど」

 

 

 慧斗による予想外の証言に、生徒たちは困惑した。

 檜山? 彼は、特に話題に挙がらなかったはずだ。今も前線組として、オルクス大迷宮の攻略に貢献している。慧斗脱落の原因となった『戦犯』とは思えない。

 

 

「え、だ、だって、皆も南雲だって言って……なぁ?」

「そうそう。あいつのせいだって」

「こら! 大事なクラスメイトでしょう!」

 

 

 顔を見合わせ、口々に槍玉に挙げる生徒たちを、畑山が叱りつけた。そうは言っても、元々嫌われ者だ。悪感情を覆すことは難しい。

 しかし、特に個人的な興味のない慧斗は違った。

 

 

「それこそあいつ、後ろでぐずぐずやってるだけだったろ。先頭にいた俺の目の前で発動した記憶があるから、わざわざ前に出て勝手に取るようなタイプじゃなかったと思う」

「確かに……そういえばあいつ錬成師だから、手掴みで取る必要ないよな。“錬成”で摘出してる間に、トラップ確認する余裕があったはず……」

「……どういうことだ……?」

 

 

 慧斗の指摘、そして相川の補足に、全員が首を捻った。

 クラスメイト全員が「南雲のせいだ」と認識しているのに、肝心の慧斗が「檜山だった」と認識している。この矛盾は何だ?

 

 

「――お前たち、()()()()()()()()()()()?」

「……え……?」

「論理的に考えて南雲である可能性は低く、しかしお前たち全員が『南雲のせいだ』と認識している――一人離れた俺を除いて。

 お前たちの方が、何か認識を弄くられたんじゃないか?」

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

 山道を歩いていく最中、それは突然に起こった。

 

 

「――!」

「どうした」

「近くに、すごく大きな魔力を感じる」

「――案内! 急ぐぞ!」

 

 

 ユエが何かを感知する。慧斗は目の色を変え、即座にユエを抱えて走り出した。シアも迷いなくそれに続いていく。

 

 

「え? え?」

「どうやら、何か見つけたらしいな。俺たちも追いかけよう」

「急ぎましょう。想像以上に速い。はぐれてしまう」

「は、はい!」

 

 

 デビッドとクリスの言葉に、畑山たちは急いでその後を追いかけた。ざりざりと草叢を掻き分け、獣道を疾走する。

 不自然なタイミングで前方が晴れた。それが新しい道に出たのではなく、樹々が薙ぎ倒されていたからだと理解するのは、少々の時間を要した。

 慧斗たちは得物を構え、空を見上げていた。その足元に、蹲る男がいた。四人を覆うように黒い影が駆け抜けた。

 

 

「ひ、ひぃぃっ!」

「あれは――!」

 

 

 蜥蜴のような頭。蛇のような首。虎のような爪。蝙蝠のような翼。山のような巨躯。日のような金瞳。夜のような黒鱗――それが、空から迫り落ちてきた。

 

 

「馬鹿な……! 竜だと……!?」

「ゴォアアア!!」

 

 

 愕然とする言葉は誰のものだったか。それに応えるかのように、黒竜の咆哮が轟いた。

 黒竜の顎門(あぎと)ががばりと開き、魔力が収束した。赤熱するそれは、炎のドラゴンブレスか。

 

 

「――退避ィ!」

 

 

 咄嗟に叫んだ慧斗に、ユエとシアが揃って飛び退いた。己も大跳躍で空へ回避しようとした慧斗は、しかし蹲ったままの男ことウィルと、愕然と硬直する畑山らの姿を見、舌打ちしながら空を蹴った。急転直下で地面に着地し、収束する火焔に向けてグレートソードを突き付ける。

 黒竜の顎門(あぎと)から、火焔が放たれた。山じゅうを焼き尽くす勢いで放たれた灼熱のブレスが、黒鉄へと覆い被さるように殺到した。

 ぎゅるりと、火焔が黒鉄に吸い込まれた。唖然とする畑山らの前で、ぐるぐると振り回されるグレートソードが、火焔を巻き上げ収束させていく。きぃぃぃぃと甲高い悲鳴を上げながら赤熱していくグレートソードが、蓄積された魔力によって重量感を増していく。黒竜がブレスを吐き切ったのと、煌々と輝くグレートソードが臨界に達したのは、ほぼ同時だった。

 

 

「ぜぇーい――よっと!」

「グルァア!?」

 

 

 ぐるりと薙いだ一撃とともに、黒鉄から灼炎が放たれた。先の一撃をまったく押し返すような反撃に、さしもの黒竜も驚愕の色を見せた。

 反撃の火焔は、ごおと翼を薙いだ黒竜の一撃と衝突した。どうやら周囲に風を纏い、炎を減衰させているらしい。自らの炎を凌いだ黒竜は、しかしそれ故に決定的な隙を見せた。

 

 

「“禍天”」

 

 

 ユエの言霊とともに、中空に巨大な重力球が顕現した。闇色の渦を巻くそれが黒竜の頭上に落ち、押し潰す勢いで大地に叩きつける。

 

 

「グゥルァアアア!?」

 

 

 その体躯に違わぬ超重量が数倍に膨れ上がる激痛に、黒竜が苦悶の声を上げる。指一本すら動かさせぬとばかりに、ユエは魔力を込め続けた。

 そこに、シアが落ちてきた。重力魔法で落下速度をさらに加速させ、黒竜の脳天に鉄槌を叩きつけ――

 

 

「グルァアア!!」

 

 

 ――る直前、黒竜の咆哮が巨大な風圧となってユエを襲った。ユエは咄嗟に退避するも、“禍天”につぎ込む魔力が断絶してしまった。

 重力の拘束から抜け出した黒竜は、その身をぐりんと捻ると、その太い尾をシアに叩きつけた。

 

 

「あっぐぅ!!」

 

 

 咄嗟に鉄槌で防御するも、絶対的な体格差に、シアは大きく吹き飛ばされ、薙ぎ倒された樹々の向こうに消えた。その隙を縫い、慧斗が吶喊した。

 

 

(――硬い!)

 

 

 グレートソードによる渾身の一突きは、しかしぎぃんと甲高い音をたてて上滑りした。ただの鱗ではない、魔力によって“金剛”並みに強化された強靭な装甲だ。

 ぐるりと体勢を立て直し、黒竜の意識は今まさに攻撃を浴びせた慧斗――でもユエでもなく、その向こう側で怯えるウィルに向き続けていた。黒竜は再び顎門(あぎと)を開くと、今度は火焔の散弾を噴き出した。

 

 

「ひっ!」

「ユエ!」

「“波城”」

 

 

 悲鳴を上げるウィルの眼前に、大水の壁が立ち塞がる。高熱の散弾が水壁に衝突し、じゅうと音を立てて表面を蒸発させた。

 その隙に慧斗が回り込み、ウィルの首根っこを掴んで、畑山らの方へと投げ飛ばした。

 

 

「ぎゃあっ!?」

「うわっ!?」

「戦えないならせめてすっこんでろ! ユエ、そいつら任せた!」

「ん」

 

 

 これで要警護人物はひとところに集中した。攻めも守りも、ここを基点にすればいい。あと残る問題は、

 

 

(――何かおかしい。何が狙いだ?)

 

 

 ()()()()()()()()()()()()という点だ。魔物のように無秩序で強固な自我を持たない存在が、目の前の脅威を無視して特定の対象を狙うことなど考えられない。ウィルか、黒竜自身かに何かの異常がある。

 火焔の散弾では突破できないと踏んだのか、黒竜は翼を羽搏かせて再び空に舞い上がった。改めてドラゴンブレスを放ち、一気に焼き滅ぼすつもりなのだろう。

 

 

「ゴォアアア!!」

 

 

 黒竜の咆哮にようやく生徒たちが起動し、慌てて魔法の詠唱を始めた。炎弾や風刃が黒竜のもとに飛来するが、強烈な風を纏う黒竜の前にはあまりに脆弱で、本体に届くことすらままならない。その一切を無視してドラゴンブレスを放とうと魔力を収束させた黒竜の顎門(あぎと)に、

 

 

「ガァアア!?」

 

 

 漆黒の影が飛び込んだ。

 空を駆り、黒竜の口腔へと直接突っ込んだ慧斗である。今まさに魔力を収束させている口腔にグレートソードを突っ込むと、その魔力を吸い上げた。未だ形になっていない魔力の塊、反撃に使うには心許ない。狙いはブレスではなく、その口腔そのもの。

 

 

「――ああぁぁッ!」

 

 

 慧斗は全身に雷を纏い、そして力いっぱい放出した。いくら体表が硬い鱗に守られていようと、その内側、口腔内を防御することはできない。そこで、一気に強烈な電撃を浴びせられれば――

 

 

「ゴガァァァ!?」

 

 

 黒竜は絶叫を上げ、魔力収束を中断させた。効果は覿面だ。多少の粘膜しかない口腔中に強烈な電撃が迸り、黒竜は悲鳴を上げながら慧斗を吐き出した。強制的に排出された慧斗は、そのまま中空をがりがりと掻きながら踏みとどまり、中空を跳ねてグレートソードを振りかぶった。

 

 

「ふんッ!」

 

 

 斬れないなら叩くまで。真正面から頭蓋を叩き落された黒竜は、その勢いでぐるりと跳ねた慧斗を見失った。

 黒鉄のグレートソードが、吸収した魔力を解き放ち煌々と輝いた。さらに電撃を纏い、慧斗は空を跳ねて吶喊した。

 

 

「――ぜぇぇぇあぁぁぁぁッ!!」

 

 

 背筋に突き立てると、慧斗はそのまま空を駆りながら連撃を始めた。首筋、脇腹、関節、爪の根元、歯茎――先より強烈な攻撃によって、鱗の脆い部分を的確に砕いていく。

 

 

「クルゥ、グワッン!」

 

 

 黒竜の叫喚に涙声が混じり始めた。随分と情動豊かな魔物だが、そんなものは知ったことではない。グレートソードに吸収した魔力が尽きる前に叩く!

 

 

「グゥガァアアアア!!!」

 

 

 黒竜の咆哮と共に巨大な魔力爆発が生じ、慧斗を力ずくで吹き飛ばした。ばきばきと樹々の破片を吹き飛ばし、ユエの“波城”をすらびりびりと震わせる。咄嗟に防御したグレートソードから、吸収した魔力が尽きてしまった。

 視界の端で、シアが戻ってきているのが見えた。シアの鉄槌は強烈だが、大振りゆえに有効打に持ち込むにはひと手間いる。自分が動き回って、隙を作ってやらないといけない。

 ここでひとつ、慧斗の中に閃きが浮かんだ。

 ――『竜の尻を蹴飛ばす』。地球で言う『逆鱗に触れる』と同様、迂闊な真似で相手を怒らせるという慣用句だが、慧斗はそこにひとつの故事を想像した。すなわち――尻を蹴飛ばすと怒る程度には、弱点として脆いのではないか?

 慧斗は黒竜の背後に回り込むと、その尻尾を掻い潜り、無防備になった尻肉にグレートソードを突き込んだ。

 

 

「ふんっ!」

「グガァァ!?」

 

 

 突然の激痛に、黒竜は反射的に身を振り乱し、その巨躯で慧斗を弾き飛ばそうとした。グレートソードを手離し、辛うじて離脱した慧斗は、その姿を見て確信した。――まだ浅い。決定的な一撃には至っていない。

 

 

「――シア、押し込め!」

「は、はいですぅ!」

 

 

 慧斗の叫びに、シアは戸惑いながらも吶喊し、鉄槌を振ってグレートソードを叩いた。心なしかお尻がきゅっと締まる感覚がした。

 

 

「でりゃあぁ!」

 

 

 竜の尻に突き込まれた黒鉄の刃が、超重量の鉄槌によって肉の奥深くまで食い込んだ。咄嗟に退いたシアの前で、

 

 

『アーーーーーーーーーっ!?』

 

 

 甲高い悲鳴が上がった。

 

 

「あ、あれ?」

『お尻がぁ~、妾のお尻がぁ~』

「……ん?」

「……え?」

 

 

 金色の瞳を痛苦に伏せ、すすり泣くような黒竜の声に、全員が唖然とした。

 

 

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