│対策委員会・教室
ホシノ「ありゃ?無い……」
ホシノ「あ、そういえば……」
私は思い出す
(過去おじ頃の記憶です)
ユメ『ホシノちゃんホシノちゃん!見て見て!』
ホシノ「はぁ……そんな子供みたいにはしゃいでどうしたんですか?」
ユメ『ズボンを見つけちゃった!!』
ホシノ「ズボン?それ、男物ですよね?しかもロボットや獣人ではなく人間サイズの男物……今後も絶対必要無いですよね?捨てましょう」
ユメ『え〜??でも……』
ホシノ「でもじゃありません」
(今おじ)
ホシノ「捨てたんだった」
ホシノ「しかも……」
ホシノ「すんごい張り切ってあの子ズボン探してるし……」
ラル『ズボンはどこなんじゃ……!』
ラルは丁寧に物を除けながらズボンを探していた
これ……言うしか……ないか……
ホシノ「あのー……ラル君、今から言う事に怒らないでね?」
ラル『あはは。俺はどんな事でも怒んないっすよ。それでなんですか?』
ホシノ「その〜……ズボン昔捨てちゃってたんだ……」
ラル『…………』
なんかすっごい耳垂れてしょんぼりしてるんだけど……何この生き物可愛すぎない?
ラル『まぁ…はい……分かりました……』
ラル君は近くの椅子に力無く座る
あちゃ〜
まぁ…元気づければいっか……
いい、よね?
ホシノ「とりあえずは今日のところは解散しよっか」
ノノミ『それじゃあ私はショッピングに行ってきます〜♤』
ラル『俺はもう少しだ――』
突然ラル君の言葉を遮るように誰かの大声が私の耳に響く
ホシノ「またあいつらか……」
アヤネ『あいつらとは誰のことですか?』
ホシノ「いや、ただのヘルメット達だよ」
ラル『……俺、今予定できました』
ホシノ『え?』
ラル『少し、行ってきます』
ホシノ『ちょ、待っ!?』
私の言葉をも聞かずにラル君は窓から飛び降りる
ホシノ「皆ちょっとここで待ってて!!」
私はラル君を追うように飛び降りる
ラル『今ちょっと機嫌が悪いんだ。だから失せろ』
ヘルメット団員A『ああ?誰だお前』
ラル『人の名前聞く前にまずは自分から名乗れ、よっ!!』
ラル君は猫背になり、つま先立ちで次の瞬間にはそこには居なかった
ラル君はヘルメット団員Aの銃弾を避けながら近づいていくのが微かに分かる
速すぎて肉眼では捉えれない
ヘルメット団員A『な、なんだこい――』
ヘルメット団員Aの言葉は遮られ、ヘルメット団員Aは空高く宙を舞う
多分ラル君はアッパーカットを食らわせたのだろう
ヘルメット団員Aの顎がしゃくれるように外れていた
ラル『こうなりたくねぇやつはとっとと失せやがれ』
ラル君はヘルメット団に中指を立てて言う
ヘルメット団員B『な、舐めやがってぇぇぇ!!』
ヘルメット団員Bはラル君に向かって走る
だが、ラル君は棒立ちだった
守る素振りは一つもない
ラル『そんなもんかよ』
またしても見えなかった
ラル君の速度は肉眼では見えず、スナイパーの発砲速度よりも速い
ラル君の居たところは地面が大きくえぐれていた
そんな事を考えていると気づけばヘルメット団は全滅していた
ラル『見てたんですか先輩!?』
ホシノ「まぁ、うん。見てたよ……」
ラル『ど、どこまで見たんですか!?』
え?気づいてなかったの?
まぁ、そりゃあんな戦闘を楽しんでたら気づかないか……
ホシノ「最初から」
ラル『う……決行口悪かったですよね……』
また耳が垂れてしょんぼりしてて可愛い……
なんかもう、子供みたい……
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