廣井きくりとの甘い生活   作:どこかの超電磁砲

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疼―うずき―

 

 

「俺は本気です!俺は貴女に惚れたんです!廣井きくりさん……俺と付き合ってください!」

 

 

「えぇ…!そんな!困るな急に…」

 

 

今目の前できくりが告白されてます。これは夢?ではなさそうデース。あ、私はSICK HACKの清水イライザデス。ライブを終えてきくりのボーイフレンドであるオダギリハヤト君の友達のシロガネケイイチ君……彼はきくりに告白したデス!

 

「なあ圭一、マジなのかよ!?この人アル中でどうしようもないクズベーシストだぞ!」

 

「なんだ……白銀君だったかな?きくりは止めておけ。絶対に君が苦労する」

 

「二人共酷くない!?せめてフォローして!?」

 

 

 

隼人君と志麻が忠告します……フォローしたいですが全て事実なのデ、私も言う事がないデス……でもシロガネ君は

 

 

「俺は貴女の歌う姿に惚れたんだ!そして時折見せる笑顔……そんな魅力的なきくりさんだから俺はこうしているんだっ!」

 

「ふぇぇ……そ、そんな……恥ずかしいなァ……」

 

あのきくりが乙女になってマース……志麻と私でも見た事がないきくりの乙女モード……なんだかワクワクしまーす!

 

「うぅ……」

 

「圭一、きくりさんにいきなり告白したら戸惑うに決まってるだろ。そのなんだ……まずはご飯でも行ったらどうだ?」

 

「ちょ!?隼人君!」

 

「わりぃなきくりさん。圭一はこうなったら折れない。だからご飯ぐらい行ってあげてください」

 

「いいのかなァ……わ、私…アル中だよ?もしかしたら幻滅するかもしれないよ?それでもいいの?」

 

「関係ないです。俺は貴女の全てを愛します!」

 

「あ、愛するって!?……だ、大胆だよ……」

 

 

あのきくりがここまで押されているのは新鮮デース。いつもは私や志麻に電話しては世話を焼くきくりがここまで押されるとは。

 

「忠告はしたからな?一応」

 

「はぁ……ま、きくりさん良かったッスね」

 

「え?」

 

「だって前に彼氏が欲しいって言ってたから。まさかの叶うとは」

 

「年下は予想外だよ……」

 

ケイイチ君は変わらずきくりを見つめてイマース。彼のあの眼差しは間違いなく本気デス。あの眼差しは私が真剣にラブコメアニメを見ている時と同じデス。

 

「ま、今日は遅いから帰るぞ圭一」

 

「分かったよ。あ、きくりさん。これ、僕の連絡先です」

 

「う、うん」

 

「連絡待ってますね」

 

「は…はい」

 

あのきくりが店長以外の男性に連絡先を渡されました!きくりは戸惑いながらも連絡先の書かれた紙を受け取ります。

 

「んじゃ皆さん、迷惑掛けました」

 

「失礼します」

 

ハヤト君とケイイチ君が帰ります。二人が帰り、志麻がきくりの肩に手を置きます。

 

「良かったな」

 

「うぅ……よ、良かったのかな?」

 

 

戸惑うきくり……正直可愛いデース。私は応援しますネ!きくり。

 





以上イライザ視点。次回は惚れた経緯と喧嘩
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