廣井きくりとの甘い生活   作:どこかの超電磁砲

5 / 9
Ride The World

 

 

「ま、待ちましたか?きくりさん……」

 

「い、いや!ぜ、全然待ってないよー!」

 

 

デートの日。ビシッと決めた圭一は待ち合わせ場所に来ていた。きくりもまたイライザや星歌のアドバイスで服装は可愛いワンピースを着用していた。そしてそんな2人はカラオケへ向かう。

 

 

「ま、圭一だから信用してるが……今の内に仕留めておくのもありか。郁代、ちょっと土台になれ」

 

 

「ちょっと待ってェェェ!!なんでスナイパーライフル構えてるのかな!?完全に殺る気満々だよね!?」

 

「止めたんですけど、隼人君聞かなくて……」

 

 

白銀圭一の命を狙う者。スナイパーライフル(玩具)を構えて殺る気満々の隼人はサングラスを掛けて狙いを定める。郁代はそれを止めようとし、ひとりは困っていた。

 

「いいか!男はなァ、羊の皮を被った狼なんだよ!きくりさんの純潔を守る為にどうすればいいか考えた。そしたら銃撃しかないって考えたんだ」

 

「色々考え過ぎだから!!隼人君、少し落ち着こうよ!?」

 

「誰が隼人だ……俺は女の子の味方隼人13だ」

 

「何処の殺し屋!?」

 

「あ!お姉さん達がカラオケに入りますよ!」

 

ひとりの視線の先……圭一ときくりはカラオケ屋へ入る。隼人達も後を追い掛ける。圭一ときくりはフリータイムを選択して、部屋へ入る。

 

「(どうしよう……マジで2人っきりだよ……先輩やイライザの言う通り清楚にしてみたけど…変じゃないかな)」

 

「きくりさん」

 

「な、何かな!」

 

「今日の格好……とても綺麗ですね。美しいです」

 

「そうかな…わ、私、オシャレとかわかんないから不安だったけど……圭一君がそう言うなら……大丈夫だよね」

 

「自信を持ってください!!きくりさんは綺麗なんですよ!?俺…いや、僕は全てを含むきくりさんが大好きです」

 

「ふぇ!?だ、大胆過ぎるよ……だ、大好きなんて」

 

圭一の発言に別の意味で顔を赤くするきくり。モジモジする彼女はまさに恋する乙女のよう。一方隣の部屋を借りた隼人達は壁に耳を傾けていた。

 

「いいか!もしきくりさんの悲鳴が聞こえたら突入する。そして容赦なく圭一を撃ち殺せ」

 

「分かりました……お、お姉さんの為にも」

 

「いやいや!ひとりちゃん、特攻を決めた兵士みたいな表情しないでよ!?……で、でも圭一君だよ?そんなに警戒しなくても」

 

「甘いぞ郁代。そんな甘い考えだから水虫が治らないんだぞ?」

 

「いや!水虫じゃないから!?」

 

「こういうカラオケはまさに危ない。密室に2人…これはよくギャルゲーであるパターンだ!!」

 

「進◯ゼミ!?」

 

ひとりもまたぼっち13となりスナイパーライフルを担ぐ。波乱のデートはまだ始まったばかり。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。