「えーっと…これは…工廠から?何だ?」
「…なるほど、開発したいから資材をよこせと…」
「まあ、今は余裕があるし…少しならいいか」
「よろしいのですか?」
「ああ、装備はあって困ることはあんまり無いからな」
先のR作戦が終わり、やっと一息つけるかと思ったら、今度は書類の山とにらめっこだ。全く提督も楽じゃないぜ…
てかちょっと待って?申請を承認したはいいけど、妖精たちの事だからヤバい武器とか作りそうだな?
…後でに様子を見に行ってみるか
「では、次はこちらの書類を」
「どれどれ…?」
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「…今日の書類はひとまずこれで終わりです。お疲れ様でした」
「今日は意外と早く終わったな」
「そうですね」
あ、そうだ!昨日たしか工廠に資材渡したんだったな…
ちょっと様子を見に行ってみるとするか
「そうだ、この後工廠行くけど一緒に行く?」
「まあやることもないので、ご一緒させていただきます」
「そ、そうか」
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「着いた着いたっと」
「おーい妖精さんたち、いるか〜?」
「ああていとくさん、なにかごようですか?」
「…?今日は主任妖精しか居ないのか?」
「いえ、ほかのようせいたちもいるのですが…」
「みんなそうびのかいはつしてるので…よんできますか?」
「いや、大丈夫だ…自分から行く」
「そうですか、わかりました」
「…なあ、くにさき」
「はい」
「建造妖精まで装備の開発してるって、嫌な予感しかしないのだが」
「同感です」
「っと、ここだな…おーい、妖精さんたちー」
「あ、ていとくだ!」
「またかいはつするのー?」
「いや、ちょっと前に資材をあげたでしょ?」
「ああ、そうですね」
「だからちょっと様子を見に来たんだけど…」
「もうかいはつしおわりましたよ!」
「おお、そうなのか。じゃあ、見せてくれるか?」
「はい!もちろん!」
「アレもってきて!」
「わかったー」トコトコ
「どんなのを開発したんだ?」
「ひとことでいえばじゅうですね」
「銃?四式とか?」
「いえ、そういうのではなくて「もってきたよー」」
「お、ちょうどよかった」
「ていとく、これです」
「…?何だこの銃?見たことないぞ?」
「これは、
「89式ですか…良い銃ですね」
「それとこちらが、G38です」
「G38…というと、HK416ですか」
「そのとぉ~り!」
「ちょっと待って?89式?G38?」
「89式をご存知ないのですか?」
「ああ…」
「89式小銃は豊和工業が開発した、5.56mmの小銃です」
「豊和工業…聞いたことがあるような、無いような…」
「豊和工業…あ!九九式を開発したのも豊和だったよな?」
「ええ、確か…そうですね」
「というか、小銃って6.5mmか7.7mmじゃないのか?」
「あー…
「昔は?」
「いまは5.56x45がふつうなんです」
「ふぅーん…」
「で、G38っていうのは?」
「ドイツの
「これも5.56mm?」
「はい」
「なるほど…」
「で、なんで急に小銃なんて開発したんだ?」
「やっぱりはくちのほあんはたいせつですから」
「そういうのは憲兵の仕事でしょ?」
「ぱらおにけんぺいなんていないですから」
「まあそれはそうだが…」
「それにごしんようにもなりますし」
「何から身を護るんだ…?」
「まあまあ、とにかくかいはつしちゃったのでうけとってください」
「はあ…まあ、分かったよ」
「じゃあ、89式は僕が貰おうかな」
「では、G38は私たちが頂きます」
「ああ…というか、せっかく銃があるなら歩哨でもしてもらおうかな」
「歩哨、ですか。ですが、一丁だけでは…」
「妖精さん、もう何丁かある?」
「それぞれにちょうずつありますよ」
「じゃあ全部貰っていいか?」
「もちろんです!」
「よし、これで銃の問題は解決したな」
「…ええ、そうですね」
「じゃ、取り敢えず執務室に戻って勤務表でも書くとするか」
「仕事が増えるのもどうかとは思いますが…」
「まあそうだが…いかんせん憲兵がいないからな…仕方がない」
「まあ、そうですね」