Weigh Anchor!   作:Bataillon

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Pixivのモガの絵に影響を受けて書いてしまいました


第11話 - 新装備

 

 

 

「えーっと…これは…工廠から?何だ?」

 

「…なるほど、開発したいから資材をよこせと…」

 

「まあ、今は余裕があるし…少しならいいか」

 

「よろしいのですか?」

 

「ああ、装備はあって困ることはあんまり無いからな」

 

先のR作戦が終わり、やっと一息つけるかと思ったら、今度は書類の山とにらめっこだ。全く提督も楽じゃないぜ…

 

てかちょっと待って?申請を承認したはいいけど、妖精たちの事だからヤバい武器とか作りそうだな?

…後でに様子を見に行ってみるか

 

「では、次はこちらの書類を」

 

「どれどれ…?」

 

 

  ********************  

 

 

「…今日の書類はひとまずこれで終わりです。お疲れ様でした」

 

「今日は意外と早く終わったな」

 

「そうですね」

 

あ、そうだ!昨日たしか工廠に資材渡したんだったな…

 

ちょっと様子を見に行ってみるとするか

 

「そうだ、この後工廠行くけど一緒に行く?」

 

「まあやることもないので、ご一緒させていただきます」

 

「そ、そうか」

 

 

  ********************  

 

 

「着いた着いたっと」

 

「おーい妖精さんたち、いるか〜?」

 

「ああていとくさん、なにかごようですか?」

 

「…?今日は主任妖精しか居ないのか?」

 

「いえ、ほかのようせいたちもいるのですが…」

 

「みんなそうびのかいはつしてるので…よんできますか?」

 

「いや、大丈夫だ…自分から行く」

 

「そうですか、わかりました」

 

「…なあ、くにさき」

 

「はい」

 

「建造妖精まで装備の開発してるって、嫌な予感しかしないのだが」

 

「同感です」

 

「っと、ここだな…おーい、妖精さんたちー」

 

「あ、ていとくだ!」

「またかいはつするのー?」

 

「いや、ちょっと前に資材をあげたでしょ?」

 

「ああ、そうですね」

 

「だからちょっと様子を見に来たんだけど…」

 

「もうかいはつしおわりましたよ!」

 

「おお、そうなのか。じゃあ、見せてくれるか?」

 

「はい!もちろん!」

「アレもってきて!」

「わかったー」トコトコ

 

「どんなのを開発したんだ?」

 

「ひとことでいえばじゅうですね」

 

「銃?四式とか?」

 

「いえ、そういうのではなくて「もってきたよー」」

 

「お、ちょうどよかった」

 

「ていとく、これです」

 

「…?何だこの銃?見たことないぞ?」

 

「これは、89式5.56mm小銃(ハチキュウ)です!」

 

「89式ですか…良い銃ですね」

 

「それとこちらが、G38です」

 

「G38…というと、HK416ですか」

 

「そのとぉ~り!」

 

「ちょっと待って?89式?G38?」

 

「89式をご存知ないのですか?」

 

「ああ…」

 

「89式小銃は豊和工業が開発した、5.56mmの小銃です」

 

「豊和工業…聞いたことがあるような、無いような…」

 

「豊和工業…あ!九九式を開発したのも豊和だったよな?」

 

「ええ、確か…そうですね」

 

「というか、小銃って6.5mmか7.7mmじゃないのか?」

 

「あー…()()()()そうでしたね」

 

「昔は?」

 

「いまは5.56x45がふつうなんです」

 

「ふぅーん…」

 

「で、G38っていうのは?」

 

「ドイツのヘックラー・ウント・コッホ(H & K)が開発した自動小銃ですね」

 

「これも5.56mm?」

 

「はい」

 

「なるほど…」

 

「で、なんで急に小銃なんて開発したんだ?」

 

「やっぱりはくちのほあんはたいせつですから」

 

「そういうのは憲兵の仕事でしょ?」

 

「ぱらおにけんぺいなんていないですから」

 

「まあそれはそうだが…」

 

「それにごしんようにもなりますし」

 

「何から身を護るんだ…?」

 

「まあまあ、とにかくかいはつしちゃったのでうけとってください」

 

「はあ…まあ、分かったよ」

 

「じゃあ、89式は僕が貰おうかな」

 

「では、G38は私たちが頂きます」

 

「ああ…というか、せっかく銃があるなら歩哨でもしてもらおうかな」

 

「歩哨、ですか。ですが、一丁だけでは…」

 

「妖精さん、もう何丁かある?」

 

「それぞれにちょうずつありますよ」

 

「じゃあ全部貰っていいか?」

 

「もちろんです!」

 

「よし、これで銃の問題は解決したな」

 

「…ええ、そうですね」

 

「じゃ、取り敢えず執務室に戻って勤務表でも書くとするか」

 

「仕事が増えるのもどうかとは思いますが…」

 

「まあそうだが…いかんせん憲兵がいないからな…仕方がない」

 

「まあ、そうですね」

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