ジリリリリリン…
ガチャ
「Hello?」
『パラオ泊地で合ってるか?』
「Yes,パラオ泊地執務室です。どちら様ですか?」
『中部太平洋方面艦隊司令部だ。司令官はいるか?』
「いえ、提督は現在本土におりまして…」
『そうか、ならいい。君は提督の代理か?』
「はい」
『緊急の命令だ。トラックが空襲を受けた。また、別働隊がそちらに向かっていることを確認した』
『使用可能な全兵力を用い、直ちに警戒態勢を取れ』
「了解しました」
『命令は以上』
「…あっ、切れてる」
トラック…というと、チューク諸島ですか…
となると、時間がありませんね、急がないと…
「…哨戒中の各艦へ、直ちに帰投してください。out」
「これでよし。あとは…」
カチ
「艦隊各艦へ伝達。Eleven o'clock,11時丁度に会議室に集合してください」
「…あー、主任妖精さん、直ちに執務室にお越しください。以上」
カチ
********************
「Lewさん、なにかごようですか?」
「あっ、主任妖精さん。先ほど、緊急命令がありまして…」
「どうやら、機動部隊がこちらに向かっているようでして」
「ほう、きどうぶたいが…」
「今のところ、AWACSとGLOBUSに反応はないですよね?」
「ないとおもいます」
「なるほど、ならまだ大丈夫ですね…アイライ第2は、もう使えますか?」
「はい、もうすでにかんせいしています」
「でしたら、F-22をCAPに出して頂けますか?」
※CAP=Combat Air Patrol(戦闘空中哨戒)
「りょうかいしました。スティンガーはてんかいしますか?」
「ええ、お願いします。それと、MQ-4Cを哨戒に出しましょう」
「りょうかいしました。F/A-18はどうしますか?」
「…E型を防空、F型を対艦攻撃に割り当てましょう」
「しょうちしました。ただちにしゅつげきさせます」
「お願いします」
********************
「よし…全員いますね。では、会議を始めます」
「早速本題に入りますが…パラオに、機動部隊が接近していることを確認しました」
「まだレーダーでは捕捉していませんが、数日以内にパラオ近海に到達することが予想されます」
「よって、DEFCONを3に引き上げ、24時間体制で警戒を実施します」
「艦隊については、TFとRFに分割します」
※TF=Task Force,RF=Reserve Force
「空母航空団と基地航空隊、それにHarpoonの飽和攻撃で敵を殲滅します」
「…いくら防空能力を強化したとは言え、守りに徹していては物量に負けてしまうでしょう」
「よって、今回の戦いで最も重要なことは、殺られる前に殺ることです」
「何か質問はありますか?」
「…どうぞ」
「提督はお戻りになられるのでしょうか?」
「…Admiralは…一応連絡はしましたが…あと1日は掛かるかと」
「なるほど…分かりました」
「他にはありますか?」
「はーい!」
「どうぞ」
「基地航空隊はまあいいとして、空母航空団はまだ定数割れしてるんしゃないの?」
「まだ訓練もろくにやってないしー…」
「Umm…定数割れはしていないんですが…確かに、まだ殆ど訓練はしていないんですよね…」
「まあ、最低限離着艦訓練はしているので…なんとかなるでしょう」
「…他に質問はありますか?」
「…無いようですので、これにて解散とします」
…確かに、新設の航空隊…特に、空母航空団には、練度の圧倒的な不足という大きな問題がありましたね…
これは、計画を大きく見直さなければいけないかもしれませんね…
パラオの現有戦力
パラオ泊地艦隊
総旗艦 ルイス・H・ウィルソン・Jr.
TF
エンタープライズ(旗艦)、アンツィオ、あさひ、しらぬい、テッド・スティーブンス、ジェレマイア・デントン、ウィリアム・シャレット、ジョージ・M・ニール
RF
かが(旗艦)、あきづき、クエンティン・ウォルシュ、コンステレーション、コングレス、ネバダ、マシュー・ペリー、ユーコン、くにさき
基地航空隊
アイライ第1
F-35A×12
F/A-18E×8
〃 F×12
E-767×4
E-2D×3
その他無人機×10
アイライ第2
F-22×16
B-52H×3
P-3C×1
P-1×1
MQ-1C×2
地上部隊
中隊戦闘群(10式+M1A2+軽装甲機動車+3 1/2tトラック)×1コ
防空小隊(アベンジャー+スティンガー)×3コ
防空中隊(MEADS+アベンジャー)×3コ
対艦ミサイル中隊(NMESIS)×10コ