僕が選定の剣に選ばれるのは間違っていない 作:バンバドロ愛好家
あと原作の会話は本当に覚えてないので、捏造しながら大まかな流れを崩さないように進めていきます。原作改変つけた方がいいかな?
それでもいいよって人は、ゆっくりしていってね!!!
「あれがオラリオ…」
遠方からでもわかるその威容に、ちっぽけな村しか知らなかったベルは震える。
恐怖ではなく興奮と歓喜で。
「やっと来たんだ!オラリオに!」
「お客さん、こっからは歩きのが早いぞ。どうするよ?」
御者のおじさんが指をさす先は人、荷車、人、荷車と村では考えられない人数が並んでいる。
ベルはあまりの多さに眼を回しそうだ。
「え?は、はい!歩いていきます!お代」
「タダでいいぜ。まけてやる」
「え?悪いですよ」
「いんや。結構だ。未来の英雄サマに媚びといて損はねえしな!」
御者はベルに悪い顔でそううそぶく。
「…ここだけの話もう神様からお代金は頂いてんだ」
「え?ああ!マーリンから!」
「マーリン?…まぁいいか。そういうわけだから代金はいらねえよ」
「はい!ありがとうございます!」
オラリオは良い人ばかりだ、ベルは的外れのようなそうでもないような言葉を思いながら門に足を向けた。
そして長い行列に少しベルが飽きてきた頃。
「次の奴、来い」
「は、はい!」
ようやく来た順番にベルは少しくたびれながらも元気良く答えた。
「よう、坊主。この都市に何しに来たんだ?」
「とある人との約束で、その、英雄になりに来ました」
「頑張れよ、英雄志望。通りな」
門番はそう言い通行を許可するが、ベルは通らない。
「まだ、その、話がありまして」
「どうした?」
カバンを開け出てきたのは、白と青の色合いの狐のようなリスのような不思議な動物。「フォウ?」と首をかしげる様は何とも愛らしい。
「その、この子、フォウ君も通っていいですか?」
「ああ、いいぞ」
「すみません。やっぱり駄目で…っていいんですか?」
「ああ。ただのリスだろう?別に問題ないさ」
「ありがとうございます!」
ベルはお礼を言うと勢いよく町へと繰り出した。
………………
「帰れ」
門前払いを何度もされ、
「失せろ」
腰に佩いた剣も馬鹿にされ、
「その剣うっぱったほうがいいぜ?ま、大した金になんねえだろうがよ」
宿の店主からもらったパンも無くなり、食べるものもなくなった。
「ごめんね。フォウ君」
「フォーウ?」
「ご飯ももうないや。仕事も門前払いだしどうしよう…」
ベルは路地裏にてしゃがみこんでフォウと話していた。
その背後に小さな影が忍び寄る。
「ファミリアを探しているのかい?」
鈴が転がるような可憐な声。ベルが振り向くと一人の少女がいた。
グラマラスな体型に反して背は低く、とても幼げな顔立ち。
しかし、どこか違和感のある威圧感。
「えっと路地裏は危ないよ?お母さんが心配しているかもだし…」
「ボクは神様だい!」
「ええ!?」
衝撃の告白にベルは驚く。今まで神様を見たことがなかったので気が付かなかったのだ。
「すいません!神様にあったことがなかったんです!」
「ああいや…何もそんなに謝らなくても…って違ぁう!ボクのファミリアに入ってくれないかって話だよ!どうだい!」
「神様、ファミリアがあるんですか?」
「何を隠そう、キミが記念すべき一人目さ!」
「わ、わぁ!光栄です!えっと、僕はベルクラネルって言います」
「キミは良い子だね!ボクはヘスティア!さぁ!ボクたちの愛の巣へゴーだ!」
「フォウフォー」
「ちょ、ちょっと待ってください神様ぁ!」
その勢いのまま、連れられたベルとフォウ君。道中は神様と会話をしていたのだが、ついた先にあった建物に思わず言葉を失った。
「…」
「…みなまで言わないでくれたまえ。とりあえず『ステイタス』をさっさと刻もう。他の神に君をかすめ取られては敵わないよ」
「そんな…僕は…」
「そんな大層な剣を持って、とんでもないそのおちびを連れて注目を集めないわけがないよ。キミがスカウトされなかったのはひとえにヘルメスのおかげさ」
「ヘルメス…様?って」
「あちこちうろついている放蕩を司る神様だよ。…生まれてすぐに牛を盗んだり、オラリオに来てからもあれらしいし困った
天界の時のあれこれを思い出し思わず憤慨するヘスティア。あまり関わりがなかったとはいえ定期的に神々を巻き込んだ騒動を起こすところは、貧乳女神に似ていてとても苦手らしい。
それをぽかんと見つめるベルに気付き、赤面しつつ雑な咳払いでごまかした。
「ごめんよ、置いてけぼりで。さぁ、入った入った!ボクらの伝説はここから始まるのさ!」
「僕らの…伝説!」
「そうさ!大船に乗った気持ちでいてくれよ!ボクは既にその気持ちでいるからね!」
「はい!神様!」
錆びれた廃協会の中にはまるで生活感がない。しかし、ヘスティアは勝手知ったるようすで地下への扉を開けベルを誘い入れた。
「ささ、横になって」
「え、ええええええ!」
「ああ、違う違う!背中に
「なるほど。びっくりしました…」
「ボクは処女神だぜ?そんなはしたないことはしないさ!」
ふんすと鼻息を吐き、胸を張る。ベルは少し視線を逸らした。
上着を脱ぎソファへうつぶせになる。ヘスティアは少し筋肉質な背中に驚きペタペタと触った。
「キミ意外と筋肉があるんだね。なにかやってたのかい?」
「えっと、マーリンっていう人の知り合いの冒険者さんたちに色々教えこまれてました」
「マーリン…?ああなるほ…ってうげぇ!」
「どうかしました?」
「い、いいいいいいやなんでもないさ!ちょっと待ってね!はいどうぞ!それがベル君のステイタスさ!」
うつぶせのままぺらりと一枚の紙を渡される。
見ると
「やっぱり空欄だ…」
「ま、まぁ最初はこんなものだよ!普通はこうなんだよ!普通はね!」
「そうですよね…よし!スキルと魔法取得に向けて頑張ります!」
「やっちゃえベル君!その意気だ!さぁ!ギルドへボクらの始まりの狼煙を上げに行こーう!」
「はい!神様!」
「おっと!その前にベル君の荷物を解いておこう!」
「そうでした…ちょっと待っててください」
ヘスティアはいそいそと荷物を整理するベルをよそ目にちらりと隠した紙に目をやった。
ベル・クラネル
Lv.1
力:I0
耐久:I0
器用:I0
敏捷:I0
魔力:I0
【魔法】
【■■■■■■■】
【】
【スキル】
【
・誓いが続く限り、効果永続
・理想の丈によって、効果変動
【十三拘束《シールサーティーン》】
━━英雄を目指す時、その剣は姿を現す━━
スペルキー【
・共に戦う者は勇者でなくてはならない
・心の善い者に振るってはならない
・この戦いが誉れ高き戦いであること
・是は、生きるための戦いである
・是は、己より強大な者との戦いである
・是は、一対一の戦いである
・是は、人道に背かぬ戦いである
・是は、真実のための戦いである
・是は、精霊との戦いではない
・是は、邪悪との戦いである
・是は、私欲なき戦いである
・是は、世界を救う戦いである
(なんだい!なんなんだいこれは!というかベル君そんな修羅の道を誰と約束しちゃったんだい!羨ましいぞ某め!)
内心かなりビビっていた。
色々指摘されているので今のところのエクスカリバーの構想をば。
カリバーン問題は風王結界と混ぜて、普段は普通の剣に見える、その状態の名前がカリバーン。ということにするつもりだったんですが、後述の問題で迷ってます。
エクスカリバーとカリバーンの二刀流にさせて謎のヒロインXごっこでもよかったんですが検討中。
個人的にはアルトリアスタイルで行って欲しいんですが、ヴェルフとの接点がなくなりかねないのに気づいて頭悩ませてます。
不老は無し。流石に厄ネタ過ぎますし、レベルの老化が遅くなるあれと被ってるのでいいかな?と。
アヴァロンは出しません。というかプーサー基準のが盛り上がり的にもいろいろできそうなので、鞘は拘束具の方と考えてください
龍の炉心はオイオイネーでお願いします。
原典通りでないと嫌だ!という人には本当に申し訳ないです。が、流石に型月のまんまで出すとヤバすぎるのでちょっと調整します。こちら二次創作なんで大目に見てください、二次創作なんで。