原点にして頂点と呼ばれる人物に転生、ただし女だった件について   作:Ψ( 'ω'* )

6 / 6
何か書き終わらないと思ってたら6千字近くてだな。
そりゃあ終わらん訳だよ(白目)

書きたいところだけ(以下略)
短編だかんね!!!(ダミ声)


ポケモンも人も対して変わんないよね。否、連れ去るんじゃないよ!!

はい連れ去られましたー。泣いていい?グリーン助けて。まさかグリーンが目を離した隙に連れ去られるなんて驚きだァ。幾らスーパーマサラ人だとしても、腕っ節は普通だから連れ去られても抵抗する暇なかった。

 

因みにオーキド博士にお願いされ再びイッシュに調査しに来ていたんだけどプラズマ団が普通に存在してた。えー、どうやらあの時は本編始まってすら無かったらしいです、はい。

 

気絶させられてた。グリーンの目を盗んでそんな事が出来るとは恐ろしい。

 

連れ去ったその人物はゲーチスの部下らしい。話の内容からしたら。そして今目の前に居る人はポケモンと話せるNさん。他の人の話曰く最強のトレーナー(女)とこの人を結婚させたいのだとか。

 

連れ去られた理由は理解した。だが、誰が納得するの!?イッシュ地方の人で良くない?そもそも私にはグリーンが居る。夫居るんだよォ勘弁してくれ。

 

グリーンの次にイケメン以下略なら選び放題だよね。だから彼の元に返してぇぇえ。

フラグになるなんて悪夢だ。

 

「・・・・・・・・・」

 

「どうしたの?」

 

ですよねー、何も言ってないと捉えられてる。これが普通なんだよ。彼の理解力が度を超えてるだけで。久々に話せるだろうか。否話さねばならぬ。

 

「あの、」

 

「ああ、そっか。自己紹介がまだだったね僕はN。君はこれから僕のお嫁さんになるんだよ」

 

あっ、これ話通じない人種かもしれない。全部ゲーチスが悪いんだからね!!(本当)

ポケモンバトルが強い人はポケモンの心が分かるとテキトーにほざいたんでしょ。許すまじ。

 

・・・あっ、二人で選んで買った結婚指輪無い、嘘、何処かで落とした?そうだとしたらそれに彼が気付いてくれる。

と言うのは早々に砕かれました、はい。なんでー?Nさんが持ってるのー?

 

面白くなさそうに指輪の穴を覗いたり指で転がしたりして一体何がしたいんだろう。不服もいい所だよ。返してと手を伸ばすも空を掠めるだけ。駄目だと言わんばかりにそれから遠ざけられる。

 

それは形のある宝物でもあるの。だから、それは返して。

 

「自分の、だから・・・それ、返して、」

 

「駄目だよこんなもの。君は僕と結婚するんだから。新しいデザインのものを用意させる」

 

Nさんはポケットに乱雑にそれを仕舞い、手元にあったボタンを押した。すると首元から電流が走り再度気絶してしまった。一度気を失った時に首輪着けられてたのか。気にしてなかった。それにしても人を気絶させる絶妙な電流凄くない?こちとら身体能力スーパーマサラ人だよ。

 

次に目覚めた時はウエディングドレス姿でした。なんでー?しかも鬼の形相の彼と薄ら笑いのNさんがバトルを開始しようとしていた。そして何故か私は車椅子に座らされていた。気絶してたから移動するのに使ったんだろうね。

 

そしてその車椅子の後ろに立っていたのは主犯格の悪党ゲーチスじゃあないですか。巫山戯んな。それにまだあの首輪が着いたままである。うわぁ・・・勘弁して本当に。

 

ヤバい関連の連れ去られ率高過ぎる。あはは、ポケモンも人間もヤバい野郎が一定数多居たもん。どっちもどっち。それなら自分は自分をちゃんと好きで愛してくれる彼と共にポケモン達と暮らしていきたい。

 

親の言われるがままの生活は勘弁だ。人もポケモンも意思はある。そういう事だよ。

Nさんを使ってポケモンを独占だのなんだのこの世にどれだけの数のポケモンが存在していると思う?人より多いんじゃないかな。

 

「あなたにはNが扱うポケモンの片割れを託そうと思っているんです。光栄でしょう?その為に彼には犠牲になってもらわねばならないのです。そして余り乗り気では無いあなたには記憶を消させてもらいましょう。ウチのNと結婚させる為にも」

 

あはは・・・どうしよ。今無抵抗状態というよりこの首輪やっぱり気絶させるだけの代物じゃなかったらしい。

ボタン一つで気絶させられるからそりゃあ記憶の一つや二つ消されても不思議では無い。

 

有無を言う前にボタンを押されビリッと言う痺れと共に視界が暗転する。ヤバい集団だもんね。ロケット団も中々にヤバい集団では有ったがこれはネジが外れてる。

 

まあ、洗脳じみた教育を行っていたのだから今回のコレも妥当だ。許容範囲外の話だが。まだウォロさんの方が真っ当だった。思想はどっこいどっこいだが。

 

「・・・次に目覚めた時には全て忘れているだろう」

 

というゲーチスの言葉を最後に意識が薄れた。

 

(ほんの一瞬だった。その隙にレッドが連れ去られた。これで二度目だ。今頃俺に助けを求めてるんだろう可愛い。それは確実だがそうじゃねぇ。何で彼奴ばかり厄介事に巻き込まれてるんだ?しかも今回はポケモンでは無く人が、悪の組織がだ。街の人が言うにはプラズマ団と言うらしい)

 

(ゲーチスって奴がそのプラズマ団を仕切っていてその王がNという人物なのだとか。悪の組織(団)の王ってなんだよ)

 

(それは一旦置いておくとして久々にそういうアジトへと乗り込んだ。変装してな。そして潜入した時聞こえて来たのがNと彼奴を結婚させるというものだった。巫山戯んな!!!彼奴は俺と結婚してんだよ。誰かに渡す訳ねぇだろうが!!!長年掛けて振り向かせて計画的に口数減らして俺にもっと頼って貰えるようになって来て依存して来たというのに。ポッと出の悪い虫に取られるだって?いい加減にしろ)

 

(この後はお察しの通り大暴れしてやった。俺様らしくなく。それも仕方の無い事だろう。彼奴関連で冷静になれることの方が少ない。俺の初恋で永遠で唯一無二の好敵手で嫁で大好きで愛してて・・・そんな彼奴が他の奴に取られるだなんて冗談じゃない)

 

(そして大体のプラズマ団を蹴散らした頃とある奴が声を掛けてきた。それがNだった。父親の言い付けで最強のトレーナー(女)と結婚するらしいが正直親の言いなりの子供の様に思えた。確かにレッドは伝説級の最強トレーナーだが彼奴を好きな悪い虫じゃなく彼奴への感情が不確かな悪い虫だったか。余計に負けらんねぇなァ)

 

 

 

目を覚ますと知らない場所にいた。そもそも自分の名前すら曖昧だ。何故この様な豪華な服に身をまとって居るのか。自分は一体何者で、何を成すべきなのか。記憶喪失というものだろうことだけは確かで。

 

目の前のポケモンバトルをぼーっと眺めていた。何も分からないんだ。することと言えばそれしかない。私の義父になるゲーチスさん曰く結婚式当日に私はあの少し明るめな茶髪の人に連れ去られたらしい。幸いにもこの家は広い為逃げられる前にNさんが捕らえたとの事。

 

それが事実なら大変だなぁ・・・そんな感想しか出て来なかった。他人事の上の空でした。そう言われたって実感ないんだもの。仕方ない。因みに名前はグリーンさんと言うらしい。

 

あっ、茶髪の人がこちらを一瞬見た。それも何か自分に向けて熱い視線向けてた。それがとても心地が良かった。可笑しいな。結婚相手は黄緑の髪のNさんだというのに。徐々に目が離せなくなる。

 

色違いのブラッキーで圧倒するスタイルに、自分もあの人と戦ってみたくなった。熱の篭った瞳をもっと近くで見たい。

 

「レッドさん、危ないですよ」

 

「あっ、ごめんなさい。でももっと近くで拝見したいんです」

 

「Nに夢中になるのも分かりますけど、あなたは今ドレス姿なんですよ。普段の服装姿じゃ無いのですから転んでしまいますよ。ほら座ってください。ワタクシが運びます」

 

違うけどまあいいや。人の好意には甘えておこう。そのまま近くまで運んでもらい観戦する。結婚相手が優勢だと言うのになんの感情も抱けないどころか、茶髪の人の方を応援したい自分が居る。

 

劣勢だと言うのに、口角は上がっておりここからだと言わんばかりに目が輝いている。何でだろう。この人と対戦したい。白熱した試合を、バトルをしてみたい。

 

そうすれば記憶が少しでも戻るかもしれない。モンスターボールから伝わるこの子達もあの人と戦いたいと言ってる気がする。

 

「Nさんがこのバトルを終えたら一度、対戦させてください」

 

「ポケモンバトルで彼の身も心もボロボロにさせる為ですね、良いでしょう」

 

そしてNさんが負けた。普通は悲しむべきなのだろう。でもその感情は湧かない。心配はした方がいいのかもしれないが、そんな事よりバトルがしたい。あの人と。

 

「そのポケモン達回復しますね」

 

「・・・オイオイ、ダーリン他人みたいじゃねぇか」

 

「・・・ごめんなさい。今の自分は何も覚えてないんです。でも、君と戦ったら何か思い出せるかもしれないんです」

 

「・・・・・・・・・そうか、なら協力しない訳には行かねぇな」

 

「ご協力感謝します」

 

先頭は相手がピジョット、こちらはピカチュウ。ポケモン同士は昔からの知り合いの如く好戦的で早く楽しもうと誘っている。それなら答えないと野暮だ。

 

「ピカチュウ、アイアンテール!!」

 

「ピジョット、つばめがえし!!」

 

なにこれ、何これ何これ!!凄く楽しい!!!何も覚えてないのにどうしてだろう。どんどん引き込まれる。何を見てもピンと来なかったのに。

 

周りを気にせず二人だけの世界に惹き込まれる。魂レベルで求めている。バトルだけじゃない。それを通じて目の前の人物について。

 

ピシッ

 

「・・・っ、馬鹿な、ワタクシが開発した最新鋭の道具だぞ。それがたった数時間でヒビが入るだなんて!!ゆくゆくはポケモンに使用して完全に私の元で従えようとしていたと言うのに・・・!!」

 

(なるほどな。つまりあの首輪を破壊しちまえばレッドは戻るって訳か)

 

「まだまだ楽しませて!!」

 

「当然だろ!最後まで全力で掛かって来い」

 

「・・・・・・・・・あのポケモン達どうしてあんなに楽しそうなんだろう」

 

首輪にどんどんヒビが入り遂に砕け散った。大して気にもならなかったがそれと同時に一気に記憶が戻る。たった数時間前の出来事でも記憶を失う状況下になるとは情けない。それも一番失いたくないグリーンとの記憶を失っていた。

 

アルセウスですら記憶は奪わなかったと言うのに。ボッコボコにしてやるんだから。

 

指輪以外は取られて無かったのは幸いだと言うべきか否か、持ち物に元気の塊とかいふくの薬が沢山入ってるんだ。何処でもすぐ戦闘になっても大丈夫な様に。あのアルセウス事件以来ね。

 

止めの一撃をブラッキーに当てバトルは勝利した。チャンピオンとしての意地で勝った。

 

「・・・・・・・・・レッド、」

 

「・・・何ですか?」

 

「僕と、否、僕達とバトルして欲しい。もし、もし僕達が負けたらこの指輪を返すし無理矢理こんな事はしないって誓うよ」

 

「・・・もし自分達が、負けたら?」

 

「僕と結婚してポケモンの解放を手伝ってもらう」

 

「・・・・・・・・・良いよ」

 

「レッド!そんな掛けして良いのかよ!?」

 

「N!!何て勝手な話を・・・!!」

 

「もう少しだけこの人達のポケモンの声を聞きたいんだ」

 

「・・・・・・・・・?・・・・・・。」

 

「そこまで言われちゃあ仕方ねぇな。全部終わったら暫く俺のジム手伝えよな」

 

「・・・・・・、・・・。」

 

「お前の為だからな。しょーがなくだ」

 

「こうなっては仕方ないですね。この敗北は許しませんよN」

 

▼Nとゲーチスが勝負を仕掛けてきた。

 

形は違えどNは成長しようとしている。それなら清々しい程差を付け負かす。先程のN戦はグリーンは手心を加えて戦っていた。だって私との方が本気だったから。

 

本人は無意識にやったのだろうけどそういう所も大好きだ。あ、これは今関係なかったね。さてと相手がどんなポケモンでも関係ない。この子達と。

 

ここからは先頭ポケモンで6タテした。自分達のピジョットとピカチュウは素早いんだ。特にピカチュウはでんきだまを持たせている。火力も上がっているんだ、負ける筈もなし。油断じゃなくてこれは自信だよ。

 

ゲーチスはぶつくさと独り言を言い、Nさんはもっと色んなポケモン達の声を聞きたいと言っていた。なのでゲーチスを放置し(だってこれ以上関わりたくないし)オーキド博士の元へとNさんを連れてった。

 

ピジョットとリザードンに乗って帰ったので直ぐにオーキド博士も出迎えてくれた。連絡してなかったので驚かれはしたが。

 

そして自分達の格好と見知らぬ青年を見て何があったと聞いて来た。そうだよね、一人は見知らぬ青年、一人はウエディングドレス、一人はプラズマ団の衣装を着ているのだ、気にしない方がどうかしている。

 

説明を済ませ一旦着替えた後改めて研究所で彼の面倒を見て欲しいと頼んだ。自分達が一番信頼できる人物がオーキド博士なのだ。

 

ポケモン達にも優しいし人当たりも良く好かれる人物だ。グリーンには昔少しだけ厳しかったがそれでもこの人なら大丈夫だと確信している。え?押し付けてるだって?あはは、なんの話かな。

 

「ふむ、それならワシの孫になるとよいぞ!」

 

と言い養子孫の手続きをサクサクと済ませてしまった。ええ・・・それは予想外。あれよあれよと義兄さんとなってしまった。彼は嘘だろ、と複雑な感情を拗らせていた。

 

後指輪はちゃんと返して貰いました。その時、今度は僕の意思で君に告白させて欲しいと言われてしまった。可笑しいよ???私がした事はただバトルしただけ。何処にそんな要素があったの???

 

彼にギャーギャー言われ牽制されたので強くは出てなかったが人の心も徐々に手に入れてるというのは行幸の現れなのかな。人妻だから応える事は出来ないし、彼以外とそういう関係になるつもりもないから断るしかしないけど。

 

「・・・・・・・・・、・・・。」

 

「俺は・・・反対だ・・・」

 

「・・・・・・・・・?」

 

「否、俺の所で部下として働くよりは・・・まだ・・・だが・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「あー!!分かった!分かった!レッドそれ以上Nさんの味方をするな、俺泣いちまうぞ」

 

 

(複雑過ぎる。じーさんの所でNさんが研究の手伝いをするのはまあいい、が、自身の意思でレッドに想いを寄せ始めじーさんは養子孫にまでしちまって)

 

(確かにじーさんが居ればNさんは心の成長も出来るだろう。だが、そうなってしまったらレッドにもっと近くなるだろ。彼奴が他の男に振り向く事は無いがそれでも不安なんだよ)

 

(絶対ハイスペックじゃん。下手したら口数少ない彼奴の言葉すらも理解してしまうかもしれねぇ。それだけは嫌だ。彼奴は俺のだ。彼奴の事を一番理解してるのは俺だけでいい)

 

(その不安を感じ取ったのか彼奴はそっと俺の手を握り帰ろうと促した。まあ?俺は彼奴と結婚してるし?一緒の家に住んでますし?今回は俺の方が精神的に大人だし譲歩してやるよ)

 

(・・・その代わり彼奴・・・レッドに甘えよう。俺の作った料理をあーんするんだ。え?普通は逆?知らねぇなぁ)




この後のゲーチス?残っていたプラズマ団と共にBW2軸で伝説ポケモンを無理矢理操ってそれをBW、BW2主人公達で一緒に倒すんですね、その時に助っ人としてNが登場して何だかんだ壊れるんじゃないですかね、知らんけど。

▼Nはオーキド博士の養子孫になった。
▼グリーンは複雑な気持ちになった。


───────

閲覧ありがとうございましたー(o*。_。)o
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。