元中卒の引きこもりゴミカス糞ニート、アカデミアに入学出来るので学校行きます。〜ニート転生とか言っといて欲しい〜 作:SOD
デュエル・アカデミアの体験入学会なんだから沢山人来るよな!!
↓
でも沢山キャラ作るのめんどくせえ……!!!!
↓
せや!!!!
ワイワイガヤガヤ……!!
親の監視の目から解き放たれたガキどもが、海馬ランドと言う夢の王国の広場に集められている。
そこに居るのは、少なくとも全員デュエリスト。
将来デュエルアカデミアを受験することを考えているか、勉強しなくても良い楽な道へ逃げようと今のうちから考えているのか。いずれにしても、自分のデュエルの実力に自信を持ってここに居る。
その自信が、実力とどれだけブレずに在るかは……いや、触れる必要もあるまい。
「随分と沢山居るんだな。身の程を知らない自信家なガキ共は」
転生者として生を受け、地元の周辺の小学校のデュエリストを軒並み蹴散らしていた荒川蛮里は、未だに広場一面を覆う程の小学生デュエリストが自信を失わずにいることを鼻で笑っている。
この中の何人が自分に踏み潰されてもまだデュエルにしがみついて居られるのかな? などと思いながら見下しているちっぽけなドS。
「自信に関してはお前が言えたことじゃないだろ、蛮里」
幼くしてデュエリストの自我を確立してしまった丸藤亮は、もはや普通の人生は送れない。人生とデュエルを融合した価値観を形成してしまった今、彼はデュエリストになるか死ぬかしか残されていない。
原因は言わずもがな。それまで『絶対の力』であったサイバー・エンド・ドラゴンの攻撃をアッサリと躱されてしまったことに対して、脳汁が溢れてしまったから。
自分が解き放った全力が無力化され、ソコから更に限界を越えることを要求されるデュエルに魅入られてしまったから。
今いる場所から更なる高みに登れることを期待して、無限の高みへ至る階段を見上げている爽やかなドM。
「フン。オレ様のコレは自信じゃねえ。ただの事実って言うんだよ」
「モチベーションが高いのは結構だ。ライバルがやる気に満ちていればいるほど、オレはもっと高みに行ける……!」
「高いとこに行きてえならクスリでもやってトンでけ。
あと隣を歩くんじゃねえよ友達かテメェは!!」
「友達も良いが、ライバルならやはり追って追われてが良いとオレは思っているな。
どうだ蛮里。周りを見ればデュエルをしている人も大勢いる。
負けるまでに何人とデュエル出来るか競ってみないか?」
「ワクワクした顔で遊びに誘ってくるんじゃねえよ、友達でもライバルでもねえっつってんだろ!!」
「何だ、自信が無いのか? さっきまで何か元気が無かったようだしな。
「(ブチブチブチブチ…………!!!!)
やってやろうじゃねえかよこの野郎ォ!!
オレ様が勝ったらテメェのデュエルディスクにウンコ描いてやるからなアアアアアーー!!!」
「フフフ! 望むところだ!!
オレが勝ったらお前のデュエルディスクにサイバー・エンド・ドラゴンを描いてやろう!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「オラオラオラァ!! ゴブリン突撃部隊でブラッド・ヴォルスにアタックだ!!」
「うわああああーー!!」
モブLP0
「サイバー・ツイン・ドラゴンで、暗黒の帝王に攻撃!」
「そんなあー!!」
モブLP0
「スピア・ドラゴンでガーゴイル・パワードに攻撃!!」
「うえええーー!!」
モブLP0
「サイバー・ドラゴンで砦を守る翼竜に攻撃!」
「ああー!!」
モブLP0
「………………黒き森のウィッチでダイレクトアタック」
「あー」
モブLP0
「…………プロト・サイバー・ドラゴンでダイレクトアタック」
「えー」
モブLP0
………………………………。
一時間後。
"あんなのがいたら勝てるわけねーじゃん!!"
"デュエルアカデミアに行ったら勉強しなくて良いと思ってたのにー!!"
"あんなの反則じゃねーかよー!!"
"ママー!! もうお家帰るー!!"
「……………………」
「……………………」
キョロキョロと周囲を見渡してみる。残っているのは亮と蛮里だけ。
体験会開始まではまだ少し時間がある。まだやってくる者もいるだろう。
だが、今いる者は狩り尽くしてしまったので二人は自然な歩みで互いのところへ合流し…………。
「弱くね?」
「………………」
戦績を言うまでもなく、先ず愚痴が入った。
「何だっけ? デュエリストになるために切磋琢磨的なサムシングをするメンツが集まるんだったか?
何あの体たらく。オレ様が奴隷にしてたやつらと変わんないんだけど?」
「………………………………」
蛮里のリスペクトの欠片も無い発言に、何か反論をしようかと思った亮だったが。何も浮かばず、少しウルウルの涙目になって俯いていた。
「ま、まだ…………他にいる、はずだ」
「じゃあ今まで居た奴らは身の程知らずの雑魚だったと言うことでオーライ?」
「ぐ………………………………………………っ」
「ハァ〜ア。
所詮は身の程知らずと夢の中で夢視るだけのガキばっかだったな。
これならデュエルアカデミアでも楽しくやれそうだよ。オレ様は勝てないなら勝てないでも最低次席が約束されてると来た。
これなら頭の悪い女共もお茶や華道感覚でアカデミアに来てるような受け身のオジョウサマも、こぞって股開いて来そうだ。
取っ替えひっかえ飽きたらポイと! 人生バラ色だなぁオイ! ヒャハハハ!!」
「蛮里……お前はせめてもう少し品を」
蛮里のあんまりな言い草に、亮が苦言を言おうとしたその時。空っぽだった筈の広場に入って来たグループが一つ。
その中の一人が、眉をひそめて蛮里に向かって行った。
「なあキミ、少し良いかな?」
「は? 誰オマエ」
蛮里に声を掛けたのは、茶髪でロン毛の少年。清潔感の整えられた髪形に服装をした如何にも良い所のお坊っちゃんと言ったところだ。
「なぁに、名乗るほどの関係を求める気はないさ。
ただ、余りにも女性に対して不愉快な物言いが聞こえてきたものでね」
「へぇ〜そりゃあご苦労なこって。ムカつくもんにイチイチ噛み付きに来るとは律儀な野良犬がいたもんだ」
「僕一人ならキミみたいな誰にも愛されない男に声を掛けたりはしないんだけどね。
彼女たちが怖がってるからには、キミには黙ってもらいたいんだよね……」
「彼女たちぃ?」
茶髪の少年が手を開いて促す先には、10人くらいの色とりどりの少女達。絵に描いたようなプレイボーイの取り巻きだ。
「今日ここで出会った子たちさ。
キミのような粗野な発言をする男には分からないかも知れないけど、女性を守るのは僕たち男の責任だ。
彼女たちを怯えさせるような真似は止めてもらいたい」
「ふ、フハハハ!! 女性だぁ?
あのションベン臭そうなガキ共が?
ああいや、コレから漏らすんか?」
「………………………………なるほど良くわかったよ。
どうやら話し合いが出来るような相手では無かったようだね」
「………………………………」
蛮里の物言いに怒る少年。そして端から見ていた亮は頭を抱える。
(前途多難……だな)
「お互いデュエリストなら、デュエルでーー」
キーン……!《大変長らくお待たせ致しました。これより、海馬コーポレーション主催による、デュエル・アカデミア体験入学のご案内をさせて頂きます。
体験来られた方は広場にて説明会を行いますので、お集まり下さい》
「フン。体験入学会ねえ。
心折れたガキ共の他にあと何人残ってるやら。ギャハハ……」
アナウンスを聞いた蛮里は、茶髪の少年を完全に視界の外に置いて離れることにした。
なんやかんや、バーチャルリアリティの入学体験自体には興味を唆られているのだ。
「キミ。今回のところはこれで止めておくけど、次同じ事をしていたら容赦はしないよ」
「ギャハハハ! 精々元気のある内に楽しんどけよ。
ションベン臭漂うガキのハーレムをなぁ!」
「キサマ……!!」
睨む瞳が一層鋭くなった少年は、それでも少女たちの元へ戻っていく。
彼女達が自分を待っているのだから、男より女性を優先するまでだ。
キツくなった目をもとの優しい眼差しに戻して……と。
「お待たせ! 大丈夫だったかい、みんな?」
「怖かったよー」
「でもかっこよかったー!」
「フフフ。僕がカッコいいのは当然さ!
なんたってこの僕は、絶世の美男子。
ブリザード・プリンセスーー天上院吹雪なんだからね!」
「「「「「キャー!! 吹雪ー!!」」」」」
「アハハハハ!」
(………………あのオッドアイの男、少しだけ目を光らせて置かないと。
彼女たちのために……ね)
体験入学にて現地で出会った女子たちに囲まれながら、茶髪の少年ーー天上院吹雪は荒川蛮里を意識するのだった。
どうしてこう……男ばっかり出てくるんですかね
今後のオリジナルストーリー展開を作るためのヒロインをどうするか考えています
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┌(┌^o^)┐ホモォ…
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第二の引き篭もり糞ニートエンド