元中卒の引きこもりゴミカス糞ニート、アカデミアに入学出来るので学校行きます。〜ニート転生とか言っといて欲しい〜 作:SOD
正直な話、アナスタシアを本当に男にして良かったのかは随分悩みました。
かといって、生やしちまった以上はこち亀みたく女にするってのもつまんないので、このまま行こうと思いました。
※ロジックエラーを修正しました
「アナスタシア・アンダーソンのデッキは、カウンター罠カードを主体にして相手の動きを封じる【パーミッション】のデッキ。
蛮里の速攻ハイビートデッキとの相性は最悪と言って良い。
この状況下で、アイツがどんなデュエルをするのか……フフフフフ。全く心が躍る……!!」
「やれやれ。あのバーチャル学園生活で充分理解させてもらったとは言え、キミの戦闘狂な笑みは僕でも思わず苦笑してしまうね。亮」
「さあ、和睦の使者の効果でデス・ラクーダは戦闘破壊を免れたわ。
この後何をするつもりかしら?」
余裕そうな笑みのアナスタシア。対して、蛮里は……?
「元々攻撃に重点を置いている荒川のデッキは、防御用のカードが極端に少ない。
使用しているモンスターの攻撃力の高さは勿論、彼の高いプレイングスキルは半端な攻撃を意にも介さない。
僕や亮でさえ、アイツの
「ああ。いつもあと一歩のところで勝ってこそいるが、単純なプレイングで防御カードの枚数を極限まで絞って攻めて来るやつのデュエルは常に敗北が隣り合わせだ。
降り注ぐ凶器の雨の中で戦わされているようなものだ。その上、奴だけはその凶器を盾にも武器にも出来る有様。
だが……」
今回のデュエルは、その凶器を攻撃に振り切って戦わなければならない。
相手は蛮里が得意とする凶器の雨のフィールドにはまるで近寄らず、自らの城の盾の中から攻撃を放つ籠城戦の主。
蛮族達は自らの命を弾丸に変えて、城攻めを行わなければならない。
(そもそもオレのデッキは、アニメ基準の殴り合いの環境を意識したデッキ。
白兵戦を前提とした軍隊をそのまま敵城攻めをさせるなど、本来なら愚行も愚行。
人を射る為の弓矢が、城の壁を壊せるはずも無く。上から降り注がれる致死の暴力に身を晒し、玉砕前提の攻撃を仕掛けるしかない……)
「…………それでも、負けたくねえんだから勝ちを獲りに行くしかあるめえよ。
ターンエンドだ!!」
「リバースカードも無し? まあ良いわ。
じゃあ行くわよ。わたしのターン、ドロー!」
カードを引いたアナスタシアは、得意げに口の端で笑う。
「デス・ラクーダの効果発動。
このカードを裏守備表示に変更するわ。
そ・し・て……?」
愉悦の笑みを浮かべるアナスタシア。
「死霊騎士デスカリバー・ナイトの強制効果。
モンスター効果が発動した時、自身を生贄に発動。
その発動を無効にして破壊する……」
「ええ、そうよねえ。
安心していいわよ。デス・ラクーダは破壊されるわ。
け・れ・ど。手札から新たなモンスターを召喚するわね。
来なさい! 『豊穣のアルテミス』攻撃表示!」
豊穣のアルテミス ATK1600
「豊穣のアルテミス! アレはカウンター罠を発動するたびにカードをドローするモンスターだよ!!」
「なるほどな。カウンター罠は強力だが、ソレそのものが真価を発揮出来るのはあくまでも『待ち』が前提。
待っている間に『デス・ラクーダ』でカードを引き、更に自身を盤石にしつつ、攻勢に出られるならば一気に攻め込む算段なのか。使い手を見るのは初めてだが、強力なデッキだな。【パーミッション】は」
「何て落ち着いている場合なのかい? 亮。
ただでさえ不利だと言うのに、荒川の場はがら空きだ。このままライフまで差を付けられたら、主導権を握られて一気に敗北なんてことにも……」
「バトル! 豊穣のアルテミスでダイレクトアタック!」
豊穣のアルテミス ATK1600
「…………」
荒川蛮里 LP2400
「まあ、その点は心配ないだろう」
「え?」
「奴は、オレのサイバー・エンド・ドラゴンの攻撃でも簡単に主導権を握らせるようなタマではないからな。
防御で自身の安全を担保しながら、空いた手で片手間に行う攻撃くらいでイニシアティブを渡すような素直な性格じゃない」
「ターンエンドよ」
「オレ様のターン、ドロ―カード!!」
蛮里のドローフェイズ。二枚のカードをドローし、誇示するように見せつけた。
「嘘!? 何でドローフェイズに二枚のドローが出来るのよ!?」
「言ってやった筈だぜ、ご親切によォ? 『一度だけ、一回だけ。そのワンプレイが人生を滅ぼす』ってな!」
「まさか、それも『時を裂く
「そういうことだ!
っつーわけで、オレ様は手札からゴブリン暗殺部隊を二体召喚。
そしてぇ〜? 手札から装備魔法『団結の力』と『魔導師の力』を発動! ゴブリン暗殺部隊に装備して攻撃力を1600と1000上昇する!」
ゴブリン暗殺部隊 ATK2900
ゴブリン暗殺部隊 ATK2300
「やれやれ。僕はまだ荒川蛮里という男の野蛮さを知ったばかりということらしいね。
パーミッション相手に攻撃力を高めて押し込もうだなんてさ……」
「バトルだ! 暗殺部隊ニ体でアタック!!」
「簡単にわたしに攻撃が通ると思わないことね。
リバースカードオープン。カウンター罠『攻撃の無力化』!
攻撃を無効にして、バトルフェイズを終了させる」
「まァ、そんなトコだろうな」
「さらにアルテミスの効果。一枚ドロー」
「さあさあドンドンカードを消費しろやオカマ野郎! 次のターンも暗殺部隊か動くぜェ!」
「わたしのターン、ドロー。
コレは……! 残念ね。
魔法カード『サンダーボルト』を発動!!」
「相手のモンスターを全て破壊する魔法カード!!」
「あんな激レアカード、初めてナマで見せてもらったよ」
天から落雷降り注ぎ、蛮族の支配下に置かれる命が全て滅ぼされる。
「ちっ、サンダーボルトか。今まで100回はカートン剝いて来たが、一枚も出たことねえぜ……!」
「豊穣のアルテミスで攻撃!」
豊穣のアルテミス ATK1600
「ぐっ……!!」
荒川蛮里 LP800
「モンスターをセットしてターンエンド!」
「流石にこれ以上貰うとやべえな……!
オレ様のターン、ドロ―カード!」
蛮里が引き込んだ二枚のカードと手札の一枚をディスクに装填する。
「来い!!
『サイバー・ドラゴン(黒)』 『不屈闘士レイレイ』 『ゴブリン突撃部隊』!!」
サイバー・ドラゴン ATK2100
不屈闘士レイレイ ATK2300
ゴブリン突撃部隊 ATK2300
「レイレイでアルテミスへ攻撃!!」
「何度やっても無駄よ! 二枚目の攻撃の無力化!」
「フン。初手で完全防御カード三伏せしてたのか。
コケ脅しにしてもビビり過ぎなんじゃねえのかァ!」
「あら、そのコケ脅しに冷や汗を掻いていたくせに。
「…………下手な鉄砲も数撃てば当たるってか。フン」
「…………。
あ、アルテミスの効果発動。カードを、ドロー!」
「カードを一枚伏せて、ターンエンドだ!」
「わたしのターン、ドロー!」
「凄いなあ、このデュエル。お互いに不利なデッキを相手にしている荒川と、一歩間違えれば一気に不利になるアナスタシア。
双方ともに、まるで迷う素振りが無い。その場その場で『こうするのが当然です』と言わんばかりに動いている」
「ああ。カードを引いてから動くまでに三秒と掛かっていない。一人辺り、自分のターンに30秒と掛けていないんじゃないか?」
「まるで将棋の早指しを見せられてる気分だね」
「カードを二枚伏せる。
そして、フィールドに伏せていた『メタモルポット』の効果発動!!
互いに手札を全て捨てて5枚ドロー!!」
アナスタシア・蛮里 手札5枚
「マズい! ここまでジリ貧だったアナスタシアの手札が増えた」
「手札次第では、ここから一気に攻めて来るぞ……!」
「わたしは手札から『地割れ』と『地砕き』を発動!
『サイバー・ドラゴン』と『不屈闘士レイレイ』を破壊!」
「ぐっ……!!」
「そして手札からスピリットモンスター『
召喚成功時、月読命の効果発動。相手の表側表示モンスターを裏側守備表示に変更する!」
「…………!!」
ゴブリン突撃部隊 DEF0
「ゴブリン突撃部隊の防御力は……0。
残念だが、荒川の負けのようだね……」
「…………」
「これで終わりよ! メタモルポットで、裏側のゴブリン突撃部隊に攻撃!!」
メタモルポットがちんたらと飛び跳ねてゴブリン突撃部隊へ向かう。
普段なら碌な戦闘の機会が無いメタモルポットが、攻撃力の高いモンスターを倒せるのだとはりきっているように幻視してしまうくらい、その攻撃は真剣だった。
メタモルポット ATK700
『ガーーウ!!』
「憐れなものね。下級モンスターとしては過剰なほどの攻撃力を持っているのに、ひっくり返されたらもうメタモルポットにも勝てないんだから……」
「そうだな。こいつらは一回働くとすぐサボろうとしやがる。
だからオレは、こいつらの支配者として命令を下すのさ。
『突撃せよ』ってな」
「え?」
「リバースカードオープン。永続罠『最終突撃命令』!!
全てのフィールドのモンスターは、表側になったその瞬間、攻撃態勢に変更せよ!!」
メタモルポットの攻撃で、裏側守備だったゴブリン突撃部隊が表に変わる。
通常ならば守備力ゼロ。死亡破壊待ったなし。
しかし……!
ゴブリン突撃部隊 ATK2300
「ゴブリン突撃部隊が攻撃表示に……!!」
「最終突撃命令は永続罠。表側表示モンスターが攻撃表示になるのにチェーンブロックは組まねえ!
よって、攻撃を受けてダメージ計算時表側になったゴブリン突撃部隊は、瞬時に攻撃表示に切り替わる!!」
メタモルポット ATK700 VS ゴブリン突撃部隊 ATK2300
「きゃあああーー!」
アナスタシア LP2400
ここまで城塞に護りで無傷だったアナスタシアのライフが大幅に削られる。
「くっ……屈辱だわ。この一年、無傷で勝利を収めてきたわたしの、来日ファーストダメージが、こんな情けないカタチになるなんて……っ!!
く、悔しい……っ!!」
「悔しがってる暇なんかねえぞ、『穴』ちゃんよお」
「あ、穴ちゃん!!??///」
「お前のおかげで、ずっと欲しかったカードがようやく手札に来たからよ。
本当の戦いは……ここからだぜ!!」
アナスタシア LP2400
手札2
場
豊穣のアルテミス ATK1600
月読命 ATK1100
伏せ4
荒川蛮里 LP800
手札5
ゴブリン突撃部隊 ATK2300
最終突撃命令
魔瞳発動中
アナスタシア(な、なんだかお尻がむず痒い気がする///)
作風的にヒロインは付いてますけども
-
ついてるほうがお得じゃん!!
-
女が良かったんだよ!!
-
┌(┌^o^)┐ホモォ…
-
この話どこに向かっているの?