死神と千里眼の往く群青世界   作:Lindwurm

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こんにちは。前作もロクに進んでいないのにまた新作です。
今回はブルアカの世界と処女作(これもほぼ失踪)のキャラを絡めたものになります。
実はブルアカあまり進んでないんですよね…最近ログインも全然してない( ˊᵕˋ ;)
それでは最新作どうぞ。


プロローグ 始まりの日

1998年ユリシーズの厄災以来世界は変わってしまった。

冷戦の終結により、世界が雪解けのムードに包まれていた頃に起きた隕石の落下による人類が未だ経験したことのない未曾有の大災害、それによる世界秩序の崩壊、国家という枠の形骸化、過激なイデオロギーによる対立、そして戦争…

俺の生まれた時代というのは有史以来の苦難の連続だったそうだ。

 

最も、当時赤ん坊の俺には何が何だかさっぱりだが…

あのクソッタレ隕石が発端で起きた地域紛争は一年近く続き、講和という形で一応の解決を見た。甚大な被害を受けてこれ以上戦争などやろうものならどうなるか世界は理解していたのだろう。

世界規模の軍縮、国境を超え手を取り合い、厄災から立ち上がり復興へと前へ進み始めた。

それからというもの、小競り合い程度の地域紛争は起こるものの、国同士の戦争は過去のものとなりつつあり、世界は平和を取り戻した。

 

そう、あの日また"空が堕ちる"までは…

 

再び地球に降り注いだ隕石は世界を食い荒らし、そこに多くの禍根を産み落とした。

難民達と国家機能喪失一歩手前の被害を受けた国家が結びついて生まれた自治区という名の実態が謎の国家、平和を良しとしなかった者達、それらが引き起こした一つの事件が大きな炎となって世界を焼き尽くすことになる。

結局、平和など長続きしないものだった。それは俺達も同じ。

 

俺自身も"あるきっかけ"が原因でこの戦争に関わることになるとは当時思いもしなかったのである。

まさか義勇兵から正規兵となり、狙撃手として世界中を飛び回り、戦果を挙げ、敵味方から有り難くない渾名を頂戴することになるなんて寝ぼけて夢でも見てるのかと思いたくなるほどに。

 

⁇「柊司、間も無くポイントだ。接敵も無く順調。ま、こんな瓦礫の山に居るのは俺達くらいだけど要警戒って感じで行こうぜ?あ〜あ、そろそろ休みくれねえかな?」

 

そんな思いに耽っていると、Mk18を携え、先頭を歩く相棒が俺に言う。こいつの言うとおりだ。ここ最近休みという休みが全然取れていない。今回の任務が終われば2日ばかし休みが貰えればいいのだが…相棒に遅れないよう歩きながらHK416のチャージングハンドルを軽く引き、薬室に弾薬が装填されていることを確認する。

 

銃の状態も良好、本命の得物は背中にバックごと背負っているL115A3狙撃銃なのだが___今回はコイツで敵の重要人物を狙撃する為にわざわざ荒廃した欧州に来ている。

全く、さっきから降り続くこの雨がうざったくて仕方ない。それに、古傷がズキズキ痛んで嫌な予感はするが、いつも通りに対応すれば問題ない。これが終わったら基地の風呂に浸かって疲れを癒そう。ポイントまであと15分程だ。

慣れた仕事だ。だがどうしてもこの嫌な予感が晴れない。どんよりと曇り、降り続く雨が余計にそれを助長させる。今回も無事終わればいいんだが…そう思いながら瓦礫の街を進む。

 

そしてその悪い予感は的中し、俺達の今後を変える大きな出来事になるとは思いもしなかった。




長期間失踪していて申し訳ない…構想は出来ていても、それを書き起こすのが苦手すぎて中々進まないんですよね…
と言うわけで、始まりました新作。隕石が発端で起きた戦争に巻き込まれる2人。そして今後どうなってしまうのか…
次の投稿をお楽しみに!
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