青春は酒と共に!!   作:ミタケ

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 皆さん初めまして。

 作者はブルアカにわかだから設定矛盾は報告してくれるととても助かります。


本編
はじまりはじまり


 

「ああああああああ!!」ダダダダダ

 青い空の下、俺──羅翔 彼方(らしょう かなた)──は銃弾の弾幕の中で叫びながらひたすら走り回っていた。

 

 

 こうなった原因は遡ること30分前

 

 

 ^^^

 

 

 俺は酷く鼻につく硝煙の臭いで、目が覚めた。何故自分がこんな所に? ……と思案するも原因は思いうかばない、まず周りを確認しようと辺りを見渡す。

 

 すると目の前には信じがたい光景が広がっていた。

 

 高校生くらいの少女達がアサルトライフルやスナイパーライフルあまつさえ戦車などで撃ち合ってるではないか。目の前の光景が信じられずクソみたいな夢見てるな……と半ば現実逃避していたとこ、頬に一瞬焼けるような痛みが走った。

 

 痛みを感じた所に手を当て、そのまま手を見ると血が着いている。そのことに冷や汗をかくも、冷静に判断してこの事が現実であると理解する。とりあえず流れ弾で死んでたまるか……と、物陰に隠れ改め周囲の状況を確認する。

 

 これでわかったことは二つ。一つ目はあの少女達は銃弾程度では擦り傷くらいしかつかないこと、もう一つは誰かに隠れていたところを見られていたらしく幾つかの銃口がこちら方向を向いていたこと。

 

 その事に気づいた瞬間、物陰から飛び出し近くのビルの中に身を潜める。

 

 ……が、それでも逃がしてくれず今度は自分が入ったビルに手榴弾を投げられる。その事に、マジかよと思いながらもビルから飛び出す。

 

 

 ^^^

 

 このようなことがあり、いまだ捕まったら即終了の命懸けの鬼ごっこをやっているわけだが。

 

「ふっざけんなああ!!」

 

 マジでふざけんな、こちとら弾一発でもあたりどころ悪かったら即死だぞこの野郎。さて、このまま走っていても体力の限界ですぐに追いつかれるだろう。ならばと向かい打つために物陰に身を隠す。

 

 そして……奴等が近づいたところで、物陰から飛び出し自分から見て右側のアサルトライフルを持った少女に襲いかかり銃を奪う

 

 ……が、無理だったので少女が持ったままの状態でアサルトライフルの弾を左隣の少女へ全弾撃つ。

 

「っな!」ダダダダダ

 

 相手が気絶したのを見て、そのまま気絶した相手の銃──ハンドガン──を奪う。奪った銃で弾を切らした銃を持ってる相手の眉間に向けてまた、全弾撃つ。

 

「ぐっ」ダダダダダ

 

 もう一人も気絶したところで周囲に敵がいないことを確認し一息つく。

 

「……はぁ……」

 

 こっちはここにくるまで引き込もってたってのに、体力使わせやがって。そんなことを思いながら、さっきまで戦ってた二人から銃や弾を取る。

 

 ふと考えて、出てくるのはこの世界についてのこと。

 

 本当にここは何なんだ? 銃が当たり前に使われる世界、それに加え異常な耐久。さっきは遠目で見えずらかったが、少女達の頭上にある天使の輪のようなもの。考えれば考える程、疑問が沸いてくるので一旦置いてく事にする。

 

 さて、ある程度武装は整ったがこの先どうしようか。

 

 そうこの先の計画を立てようと思考をさらに深めようとした時。

 

「おい、お前さっきお前を追っていた私の仲間はどこにやった?」

 

 気づくと周りに人や戦車がおり、そのほとんどが俺にそれぞれの銃口を向け引き金に指をかけている。

 

 まずい、気づかなかった。考え込むと周りのことに気づかなくなる。悪い癖が出たな

 

「さぁ? そこらへんに寝ているんじゃないかな?」

「そうか、お前ら! 仲間の仇取りだ! うてぇ!!」

 

 周りの軍勢のリーダーがそういうとすべての銃口がこちらを向きそれぞれの銃口から銃弾が飛び出す。

 

 遠距離6、中距離12、近距離21、戦車3、ちときついがまぁ、いけるな。

 

 そんなことを考えながら向かってくる向かってくる銃弾を見る。

 

 腰につけている瓢箪を口元に近づけ──

 

 

 そして

 

 そして

 

 

 

 そして

 

 

 ~~~

 

 

「ふう~~つかれたつかれた。あれから追加で入ってきたもんな~」

 

「いやーさすがに数が多かったね~」

 

 未だ、ここがどんな場所かなぜ自分がここにいるのかははわからない。

 

 ……だが、まぁいいだろう。ここがどんな場所だろうと関係ない……今まで通りすごそう。

 

 最近は引きこもってばかりだったからさしぶりに旅に出るのもいいだろう。

 

 前の世界にはないものがあるだろうか? ……それを探すのも旅の醍醐味だろう。

 

 来て間もない世界についてどんな物が、場所が、人達がいる、あるのだろう、未だ見ぬ未開の地について妄想が募る。

 

「嗚呼、楽しみだ」

 

 そう言葉を漏らしながら、一歩を踏み出す。その姿はまだ見たことのないものに目を輝かせそれに手を伸ばそうとする赤子のように。

 

 そしてその興味は何よりも──

 

「あははっ! まっていろ! 未だ見ぬ新しい世界の酒!!」

 

 ──未だ見ぬ酒に向かう

 

 何よりお酒があれば生きていけると、ポケットにある鬼ころに手を伸ばして

 

 

「あれっ……まずい! もうなくなった」

 

 俺は手持ちの酒がないことに気づき、新しいさけを手に入れるため走り出すのだった……

 

 

 ~~~

 

 

 走り出した少女のように見える少年の後ろには、まるで特大隕石が落ちてきたような地面、砲口は折れ曲がり無事なところは見えないくらいに破壊された戦車、その場に倒れ伏せ気絶している少女70余名、倒壊しているビル群。

 

 とにかく先程まで圧倒的な暴力の化身……まるで鬼のような理外の怪物が暴れていたような。

 

 そこには

 

 ──地獄が広がっていた




主人公到着時期を原作開始から原作前へ改変しました2025年7月9日
 
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