第1酔い 先生と呑みたい!!
あれから自称おじさんを救出したり、ゲームを作らされたりテロに巻き込まれたり、平行世界の先生達に襲撃されたり、といろいろなこと巻き込まれ、それを退けた俺なのだが。今猛烈に欲しているものがある。
それは……
それは……
そう
それは、呑み仲間だ!!
俺は今猛烈に呑み仲間を欲している。この学園都市キヴォトスはその性質上基本的に生徒しか存在しない。一応大人もいるにはいるのだが犬やロボットなどで呑み仲間になると思えない!!
だが何事にも例外は存在する。その呑み仲間になりうる貴重な存在、それは先生だ!!
そして今俺は先生を呑みに誘うべくシャーレに来ていた。
「せんせぇ〜〜。一緒に呑みにいこ〜よ〜」
"うっ、酒臭っ、彼方昼間なのにもう飲んでるでしょ。あとまだ仕事あるから飲みに行けないよ。"
「え〜つれないなぁ〜仕事なんてほっておいて、俺とのも〜よ〜」
"ダメだよ、せめてもう少し待って"
「よ〜しっ、言質とったり〜。後でダメって言っても遅いからな〜。あははっ」
"これだから飲んだくれは"
何やら悪態をつかれたようだが、今日の飲み仲間をゲットした俺にはそんなものは聞こえない。心も体もうきうきだ。ヤッター!! ふーー!!
だとすれば俺の行動は早い。このうきうきのままにさっさと先生の業務を終わらせるため、先生の横の椅子に腰かける。
「よーし。さっさと終わらせて飲みに行くぞ──!!」
~~~
あれから仕事を終わらせた私たちは、今どき珍しい屋台のおでん屋で会話に花を咲かせながらお酒を飲んでいた。
"それでユウカが──"
「すぴー、すぴー」
声がしないなと思い左隣に座っている彼に目を向けると案の定と言うべきか潰れていた。
"彼方も潰れていることだしもう帰ろうかな。大将お会計お願いします"
~~~
それから彼方を担いでシャーレの仮眠室に運びベットに寝かせる。
"もうっ君から誘っておいて先に潰れるのはないんじゃないかな〜えいえいっ"
そう言葉をもらしながらいまだ寝ている彼の頬をつんつんとつつく。
「んう〜」
つつかれたからか寝苦しそうにしながら寝返りをうつ彼
"はァ〜//可愛いなぁ〜もうっ"
嗚呼本当に、最初の出会いは私がキヴォトスに着任してからサンクトゥムタワーを奪還した時。あの時私は迫りくる砲弾に死を覚悟した。その時に彼は私の前に立ち砲弾から私を守ってくれた。
気になり始めたのはそこからで、その後でもホシノの奪還やアリスの救出、他にもエデン条約とプレナパテス──もう1人の私──との戦い、いつも私を守ってくれた。
お酒を飲んでいる時はよく絡んで来たり潰れた後の介抱させられたりいろいろ残念なところが目立つけれど。それでも私たちを守ってくれてる姿ははかっこよくて。だからだろうこの想いは、この胸の高まりは。
一見少女のように見える小柄な姿、でもしっかりかっこよくてそのギャップの差に脳を焼かれてしまったから、もう好きでたまらなくなってしまったのだろう。
私の他にもきっと彼のことが好きな生徒は多いだろう、でも彼を想うこの想いは誰にも負けない。私は先生だからと生徒に譲るつもりはない。彼のことは私が貰ってみせる。
そんなことを思いながら私は目の前で呑気に眠っている彼を見る。
嗚呼ほんとうにほんとうに、可愛くてかっこよくて凛々しくて愛らしくて幼気でどんな言葉でも言い表せられないくらい魅力的な彼。無防備に寝ている姿を見て思わず手が出そうになるけど。
"我慢我慢それは最終手段だ、今はこの寝顔で我慢するよ。"
アルコールが回っているせいなのか理性が外れかけているようだ。一旦外にでて頭冷やすべきだろうか。
でもその前に
"でも、あんまり他の人にも今日みたいに絡んでると何時手が出るかわかんないよ"
そう彼の耳元で囁く
「ん〜〜、んぅぅ」
きっと今の私は世間一般から見たら重いといわれるだろう。だがもう止まれない、彼の光はもう私の脳に焼き付いてしまった。これはもう二度と取れないだろう。だけどいい、彼はなんとしてでも手に入れてみせる。
たとえ
それが
監禁スルコトニナッタトシテデモ
私がこうなった責任は取ってもらうからね。
彼方♡
いやぁー、何これぇ(困惑)先生が思ったより重くなってしまった。
ちなみに彼方くんは酒飲むと人が変わるタイプです。
彼方くんの容姿は身長143cm
腰まで伸びたほんのり青身ががかった銀髪の幼女です。
良ければ感想お願いします。
誤字脱字報告も助かります!!