応龍が如く   作:色々残念

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思い付いたので更新します


桐生ちゃんは大人気

いつものように絡まれたかと思えば、襲いかかってきた相手を倒していると、最後の1人を倒した後に「楽しそうなことやっとるやないか桐生ちゃん」と言いながら現れたのは、片眼に眼帯をした男性。

 

テクノカットの髪型に、蛇柄のシャツを身に付けた眼帯の男性は「ワシの相手もしてもらうでぇ!桐生ちゃん!」と言いながらドスを片手に襲いかかってきた。

 

いままで相手にしてきた連中とは比べ物にならないほど強い眼帯の男性が振るうドスを避けながら、打撃を叩き込んだが「それでこそ桐生ちゃんやでぇ!」と楽しげな笑みを崩さない眼帯の男性には、まだ余裕があるようだ。

 

眼帯の男性は随分と厄介な相手だが、普段襲いかかってくる相手と違うところは、悪意が全く無く、純粋に俺と戦いたい気持ちだけがあるところだろう。

 

俺と喧嘩したいから襲いかかってきている眼帯の男性の目は、濁ったりはしていない。

 

ドスを突き刺そうとしてくる眼帯の男性の腕を掴み、至近距離で顔面に頭突きを叩き込んで怯ませてから持ち上げて地面に叩き付けた俺は、眼帯の男性の顔面を蹴り飛ばした。

 

「寝てろっ!」

 

更に追撃を打ち込んで眼帯の男性を倒すことには成功したが、眼帯の男性は「やっぱり桐生ちゃんは、ゴッツイのお」と満足気に言うと気を失う。

 

普段襲いかかってくる相手とは違う眼帯の男性と、ちょっと話をしてみたいと思った俺は、気を失った眼帯の男性を背負って家まで運んだ。

 

「ん?ここは何処や?」

 

しばらくして目を覚ました眼帯の男性。

 

「俺の家だ」

 

「桐生ちゃんにお持ち帰りされてもうたんか」

 

「お持ち帰りとか言わねえでくれねえか、あんたの名前を俺は知らねえ、だから教えてくれ」

 

「此方の桐生ちゃんにとっては初対面やから、ワシを知らんのも仕方ないか。ワシは真島、いや今は沖田吾朗やったな。何か沖田総司っちゅう奴の子孫らしいで」

 

「新撰組の1番隊隊長の名前が沖田総司だったような気がするが」

 

「せやせや、確かそんなことも家族が言っとったわ」

 

先祖が誰だろうが沖田という名前がわかったんなら、これからは名前で呼ばせてもらうとしよう。

 

「沖田さん、いや、沖田の兄さんの方がしっくりくるな。そう呼ばせてもらうぜ沖田の兄さん」

 

「ああ、やっぱり桐生ちゃんは桐生ちゃんやな」

 

そう言って嬉しそうな顔をしていた沖田の兄さん。

 

「沖田の兄さん、腹減ってないか?」

 

「せやな。久しぶりに本気で動いたから、いつもより腹が減っとるみたいや」

 

腹を空かせている沖田の兄さんに、ビリオンバードを調理して作成した鳥料理を食べさせておくと「美味いやないか!そういえば桐生ちゃんは料理も上手やったな!」と喜んでいた。

 

そんなことがあった日から、定期的に沖田の兄さんが俺に襲いかかってくるようになり、戦った後はいつも俺の家で飯を食べてから帰っていく。

 

俺が襲われている時に「桐生ちゃんを狙っていいのはワシだけじゃ!」と言いながら加勢もしてくれる沖田の兄さん。

 

ちなみに沖田の兄さんに襲われている俺を見たセシリアは「何処でも真島システムが実装されてしまったみたいですわね!」と驚きながらも何故か興奮していたな。

 

沖田の兄さんを「若い真島の兄さんですわ!0仕様ですわね!」と言うセシリアに「いや沖田の兄さんだぞ」と俺が訂正すると「維新ですわ!」とよく解らないことを言っていた。

 

なんてことがあったりもした日が過ぎて、駒王町を散歩していると紅いスーツを着用した男性が現れて「真島くんといつも楽しそうに喧嘩しとるきみが気になってたんや」と話しかけてくる。

 

「ワシとも喧嘩してくれると嬉しいんやけどなあ」

 

戦いたくて仕方がないという顔をしながら、ドスを片手に笑う紅いスーツを着用した男性。

 

「待てや西谷!桐生ちゃんはワシの獲物じゃ!」

 

俺を庇うように現れた沖田の兄さんが、西谷と呼ばれた紅いスーツの男性を睨んだ。

 

「真島くんだけが楽しむのは良くないやろ、ワシだって喧嘩したいんや」

 

「桐生ちゃん以外を狙えばええやろうが」

 

「真島くんよりも強い相手と戦いたいんや。もう我慢できへんよ」

 

沖田の兄さんと西谷と呼ばれた男、互いにドスを持った両者が得物を構えて振るう瞬間に、間に割り込んだ俺がドスを持つ両者の片腕を掴んで止め、その身体を放り投げる。

 

「かかってきな。纏めて面倒みてやるぜ!」

 

そう言った俺に対して、笑みを深めた両者が襲いかかってきた。

 

左右から縦横無尽に振るわれるドスの刃を潜り抜けて、拳による打撃を連続で叩き込んでいくと「最高や桐生くん!」と喜ぶ西谷と「流石は桐生ちゃんや」と笑う沖田の兄さん。

 

西谷と沖田の兄さんの攻撃を見切り、打ち込んでいく打撃。

 

攻撃を避けながら西谷の顎に裏拳、沖田の兄さんの腹部に蹴りを叩き込んだ時、襲いかかってきていた両者の動きが止まる。

 

今が勝機だと感じた俺は西谷を抱えあげて、沖田の兄さんに振り下ろし、西谷の頭部を沖田の兄さんの頭部に勢いよく叩き付けた。

 

鐘打ちの極みとでも名前が付きそうな一撃により、気絶した西谷と沖田の兄さん。

 

その後、目覚めた西谷と沖田の兄さんは喧嘩に満足したようで、今日はもう襲いかかってくることはないみたいだ。

 

喧嘩相手が増えてしまったが、悪意無く、純粋に戦いたいだけの相手なら、嫌な気持ちにはならずに戦えるな。




沖田吾朗
平行世界の龍が如く世界で天寿を全うした真島吾朗
選んだ特典は鬼炎のドス
ハイスクールD×Dの世界では沖田総司の子孫として生まれたが、外見は龍が如く0のエンディングの若い真島吾朗
ちなみに龍が如く維新だと沖田総司が完全に真島吾朗だったりして、沖田の兄さんと呼ばれる

西谷誉
龍が如く0で銃で撃たれて死んだ西谷誉本人
選んだ特典は強い奴と出会いやすくすること
外見は龍が如く0の西谷誉だが、髭が無くて若い
声は勿論藤原さん
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