応龍が如く   作:色々残念

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思い付いたので更新します


大変な1日とタコ焼き

朝から道に迷って困っている人を交番まで案内することになったが案内している最中に、お婆さんが落とし物をしているところを発見したりもした俺は、素早く拾った落とし物をお婆さんに渡し、道に迷った人を交番まで送り届けた。

 

朝っぱらから忙しかったなと思いながら駒王学園に登校し、昼休みの時間帯に生徒会から頼まれて花壇の手入れを手伝ったり、生徒会室にまで荷物を運んだりと駒王学園でも忙しく働くことになる。

 

まあ、こんな日もあるかと考えた俺が放課後に帰り支度を整えていると、クラスメイトで漫画家の野崎から漫画のアシスタントの仕事を頼まれることになったが、どうやら普段アシスタントとして手伝ってくれる相手が今日は体調を崩していて人手が足りないみたいだ。

 

野崎が一人暮らしをしているマンションに行き、アシスタントとして背景やトーンにベタなどの仕事を行い野崎を手伝っていくと、なんとか締め切りまでには原稿の完成が間に合ったらしい。

 

感謝してきた野崎の腹が鳴り、しばらくまともな食事をしていなかった野崎に飯を食わせてやってから、野崎のマンションを出た俺が歩く帰り道。

 

首輪をつけた飼い犬らしき犬へと石を投げるチンピラのような奴等が居た。

 

見ていて気分が良いものではないので、犬へと投げられた石を受け止め、石を投げていたチンピラへと石を投げ返す。

 

「何だお前!」

 

「その犬みたいにされてぇのか!」

 

石が直撃して昏倒したチンピラの周囲に居たチンピラ達が此方に対して怒り始めたが、犬に石を投げていた奴等に優しくしてやる必要はない。

 

「俺は今日、大変な1日でな、すこぶる機嫌が悪いんだ。運が悪かったんだよ、お前らは」

 

俺の言葉を聞いて逆上し、襲いかかってきたチンピラ達へと容赦なく拳を振るい、腹部へとフックを打ち込んでから、流れるように顎へとアッパーを叩き込んで宙に浮いたチンピラの身体を掴んで地面に頭から叩き付ける。

 

顔面に打ち込んだ拳を振り抜き、吹き飛んだ別のチンピラへと追い付いて踵落としを喰らわせて、地面へと蹴り落としたチンピラの身体。

 

地に倒れたチンピラの足を掴み、振り回して鈍器として扱い、チンピラ達を叩きのめしていく。

 

その場に立っているチンピラが居なくなったところで、飼い犬らしき犬が無事かと思って確認してみたが、そこまで酷い怪我はない。

 

飼い犬なら飼い主を探した方が良さそうだな、と考えていると「やっと見つけたでハジメ」と犬に向かって言いながら現れた金髪の大柄な男。

 

尻尾を大きく振りながら大柄な男へと飛び付いていった犬は、金髪で大柄な男性の飼い犬で間違いなさそうだ。

 

「おお、よしよし。ん?怪我しとるやないか」

 

「チンピラ達がその犬に石を投げてたから、ぶちのめしといたぞ」

 

「そうかそうか。ワシの飼い犬にそないなことをしとった奴等がおったんか。ここに倒れてる連中がそうやな?」

 

「ああ、こいつらだ」

 

「ほな、きっちりと型にはめとかんとな。ワシの飼い犬に手え出したんや。タダでは済まさへんで」

 

「まあ、あんたの好きにすりゃあいいさ。俺はもう帰るぜ」

 

「ワシの飼い犬を助けてくれた兄さんには、お礼をしたいところやな。兄さんの名前くらいは教えてもらえんか?」

 

「桐生一馬だ」

 

俺のその名前を聞いて、懐かしいものを見るかのような目で穏やかに微笑んだ金髪で大柄な男性は「ワシは西郷龍司と申します。今はタコ焼き屋やな」と自己紹介してくれた。

 

西郷さんから名刺とタコ焼き屋までの地図を受け取り「いつでもタコ焼き奢ったるで」と言う西郷さんと別れた俺は、自宅へと帰る。

 

翌日の休日に西郷さんから貰った名刺と地図を見ていると「其所は、店主が強面だけど美味しいって評判のタコ焼き屋さんだね」と言ってきた妹。

 

「行ってみたい」と興味津々な妹を連れて、向かってみたタコ焼き屋。

 

「いらっしゃい。何や女連れかいな桐生の兄さん」と言ってくる西郷さんには「妹だ」と正直に答えておく。

 

「家族連れやったか。失礼の詫びに、妹さんにもサービスしといたるで」

 

俺と妹に渡された西郷さん特製のタコ焼きは、かなりの大盛りで、とてもサービスしてくれているのがわかった。

 

表面はカリカリに焼かれているが中身はフワフワで、かかっているソースと鰹節の味が組み合わさって、とても美味しい。

 

深みのあるタコの味わいと出汁が混ざった生地の味が調和して、何個でも食べれそうなタコ焼きだ。

 

夢中になって食べている妹は「ハフハフ」言いながら焼き立てのタコ焼きを食べ続けている。

 

美味いタコ焼きを食べられるこの店は当たりで間違いない。

 

大盛りのタコ焼きを食べきった俺と妹に「ええ食べっぷりやったな」と笑っていた西郷さん。

 

「今日はワシの奢りにしとくから無料やで。ワシのタコ焼きが気に入ったんならまた食べに来るとええ。次回からは有料やけどな」

 

そんなことを言っていた西郷さんに感謝して店を後にした俺と妹。

 

「また食べに行きたいな」

 

そう言う妹に「そうだな、機会があれば、また一緒に行こう」と言った俺。

 

「約束だよ、一馬兄ちゃん」

 

「ああ、約束だ」

 

妹と約束をして帰宅した俺は、貯金を確認しておき、また妹と西郷さんの店に行けるように無駄遣いを控えておく。

 

約束はしっかりと守らないといけないが、無駄遣いをしなければ、また西郷さんの店に行くのは不可能ではない。

 

まあ、また今度タコ焼きを食べに行くとしよう。




野崎
漫画家志望だったがバイトのし過ぎで過労死
選んだ特典は売れっ子漫画家になれる才能
外見は月刊少女野崎くんの野崎
高校生でありながら売れっ子漫画家として活動中
たまに桐生ちゃんにアシスタントを頼むことがあり、本格的にアシスタントになってくれないかなと思っていたりもする

西郷龍司
龍が如く2の終盤で死にかけたが生き延びて、タコ焼き屋のおやっさんに弟子入りしてタコ焼き屋として生涯を過ごした平行世界の郷田龍司
選んだ特典はタコ焼きに使う道具一式
実はこの世界では西郷隆盛の子孫であり、その為名前が西郷龍司となっている
外見はそのまま郷田龍司
龍が如く維新では西郷隆盛の外見は郷田龍司で犬好きであり、西郷龍司も犬好きである
ちなみに飼い犬の名前はハジメ
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