優しい霧雨。ところにより暴雨。   作:柚子餅

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使い魔としての日々⑥

 

「それじゃ、また後でなルイーズ」

「うん。また、後で」

「まったく、なんで私がサイトに教えながら行かなきゃいけないのよ……」

 

 朝、校門から出て行く馬に乗った才人とぶつぶつと愚痴を呟くルイズを見送る。残った私は、暫くは歩きだ。陽の光を浴びながらのんびりと森へと歩いていく。

 街へと行くのに、三頭目の私の馬を借りるのはウンディーナがいるので無駄になるだろうと断った。馬に乗ったことのない才人をウンディーナに乗せてやってもいいのだけれど、主人のルイズを一人にはさせておけない。そういう訳で私は二人を見送ってから、ウンディーナと共に遅れて向かうことになった。

 

 学院の外に出て、一時間ほどを歩いて森の入り口まで着いてから、指笛を鳴らす。ぴゃうー、と一応音だけは鳴った。ただ、やっぱりその音は情けなかった。

 まだ安定して音が出せないために、ここまで来ないとウンディーナには聴こえてくれない。ちゃんと鳴るようになれば学院の外に出た辺りで聴こえるようなのだが、逆に今一時間も歩いてからじゃないと聴こえないのはよっぽど私の指笛はヘボなんだろう。

 鳴らすと直ぐにウンディーナが空から降りてくる。頭を撫で上げて、大きな背へフライを使って飛び乗った。

 

「おはよ、ディーナ。街へ行くから乗せていって。方向はあっち」

「くぉう、任せて」

 

 始めよりもいくらか流暢になった言葉遣いでウンディーナが返した。

 私がディーナに刻んだ使い魔のルーンは、『言語』と『知識』を司る特殊なもの。実際、言語も発達していて、毎日話しているとどんどん会話から知識を吸収しているのがわかってくる。一週間前は単語だけだったのに、もう日常会話に困らないぐらいには話せるようになっている。ルーンとドラゴンのなんというハイブリット。

 ただ、ウンディーナは今まで生きてきた40年のほとんどを、大きな大きな湖の底で過ごしてきた。だから地上の地理のほとんどを知らない。だからどこかに行く時なんて、私が指し示してあげないとディーナではどこに何があるかわからない。

 

 ――アクアドラゴンは普通の竜種の中ではかなり長命で、40数年を生きてもディーナはまだ人間でいう8歳ほどらしい。ディーナの祖父でありながら、長老と呼ばれていた竜は500年ほども生きていたと言うのだから、確かに長命だ。

 その代わりといっていいかはわからないが、みんなよく眠るようだ。眠れる安全な環境ならば一日の半分以上を睡眠に当てて怠惰に過ごすとのこと。そりゃ水竜の目撃例が少ないわけだ。ずっと湖の底で寝ているわけだから私たちに見つかるわけがない。

 

 ウンディーナが翼を羽ばたかせて、宙へと体を持ち上げる。森より少し高いところまで浮かび上がると、街へ向かって飛行を始める。そのまま上空へと舞い上がりながら気流に乗った。これで安定するだろう。

 5メイルもの巨体に乗って空を飛ぶ私。一度試しに乗せてもらったけれど、これはもう、二度目だろうとも心が躍る。『俺』が描こうとしていた漫画の中の話みたいだ。これで私が剣を持つ騎士だったりするならいうことはないのだけれど。

 後、空ってかなり寒い。当たる風を魔法で流して私に当たる部分はいくらか軽減させているけれど、気温の低下はどうにもならない。寒い。けれど、乙女として鼻水だけは垂らせない。これは譲れない。

 

 結局、ちょっと鼻の調子が危ないところだったので速度を緩めてもらい、のんびりと飛んでもらった。

 学院から馬で三時間ほどのところにあるブルドンネ街だから、そんなに急がなくても大丈夫だ。逆に急ぐとルイズたちを追い越しかねない。等と、言い訳しておく。

 

 そうして街へと着いたけれど、大分早かった。ただドラゴンがいると大騒ぎになってしまうので、ディーナには近くの川で魚を狩って食事をしていてもらうことにする。

 終わったら、やっぱり昼寝をするつもりらしい。食っちゃ寝は関心できない。けれども、食べて寝るのが普通、という種族らしいから出掛かった言葉は飲み込んだ。何ともうらやましい。

 

 

 川からフライで飛んで陽の光を楽しんでいると、丁度よく私の真下でルイズと才人が馬で走っていた。見上げた二人に、私は「久しぶり」と笑って手を振った。

 途端にルイズが目を剥いて、慌てて私に何かを伝えようとしている。疑問符が頭の中に浮かぶ。才人を見ると、違った意味で目を剥いて私を見上げている。口をぼんやりと開けて、微動だにしない。

 

 そして気がついた。自分のスカートの中が才人に凝視されていることに。

 

「うわ、ちょ、ルイーズ! 洒落になら……うわぁあああああああ!!」

 

 とりあえず、フライで横から才人を強襲、容赦なく馬から蹴り落として代わりに私が馬に跨った。ここからなら走って街まで五分ぐらいだし、目視出来るから問題ないだろう。背の高い草むらに落下した才人を放って、馬を走らせた。

 彼が追いついて、ルイズとこそこそと話していたのを盗み聞くに才人は私の人物像を改めたらしい。曰く『きっと怒らせるとヤバイ。危険だ』

 才人め。私を何だと思っているのだろうか、失礼な。それとルイズ、そこで全力で頷かないで欲しい。それじゃまるで私が危険人物みたいじゃないか。

 

 馬を預け、大通りを歩く。人通りも多くて中々に盛況だ。私も何度か足を運んだことがあるが、平民が大多数を占めていて貴族のような風体の人物は中々見ない。

 その所為だろうか、私とルイズは殊更に注目されていた。以前キュルケと来た時とは違った種類の視線を感じる。ルイズもいつもと勝手が違うらしく、きょろきょろと落ち着かない。

 

「やっぱ、あれだな。二人がそうやって並んでると、本当にそっくりだよな。双子でも、なんていうんだっけ……。ああ、一卵性ってやつか」

 

 私たちの後ろで、全身ぼろぼろになって葉っぱをパーカーのところどころにつけた才人が思い出したように言い出した。馬に乗って腰が痛い、とは言い出さなかった。走ってる馬から落とされて、体中が痛くてそれどころではなかっただろう。

 妙な注目は、双子のような容姿の私とルイズの所為だったか。会得がいった私は止めていた足を再び進める。ルイズは「一卵性?」と首を傾げていた。

 

 まずは才人の武器ということなので、裏通りに向かう。私が贔屓にしていたピエモンの秘薬屋の近くに武器屋の看板を見かけた覚えがあったので、道案内も兼ねて先頭を歩いていく。

 後ろではルイズが才人の質問に答えて、建物に掛けられた看板の意味を教えてあげている。ちょっと前より、ルイズも大分才人に対して柔らかくなった。

 

 陽があまり差さない裏通りをしばらく歩くと、ピエモンの秘薬屋が見えた。

 

「ついでだから、ちょっと行ってくる。二人は先に、武器屋に入っていて」

 

 水の秘薬の残りが心許ないことを思い出し、私は二人と別れてピエモンの秘薬屋へと足を向けた。

 そうして扉を開けると店内は薄暗く、毒々しい色をした茸や蝙蝠の粉末など、才人が見たら不気味がるような物ばかり置いてある。

 店主に注文して暫し待つと小瓶を六つ袋に包んで出したので、表記されていた通り新金貨を四枚――3エキューを支払う。手持ちが少ないので値の張る水の秘薬は購入できなかったのだけど、後は何とかスペルで補うとしよう。

 

 

「ルイーズ! ヴァリエールとダーリンが武器屋に入っていったみたいだけど、ダーリンは何を欲しがっているの!?」

 

 袋を抱えて店から出ると、そこには何故かキュルケとタバサがいた。キュルケはこっちに向かって仁王立ちしているし、タバサは突っ立ったまま読書している。

 怒鳴られた私は、『平民⇒彼⇒サイト⇒ダーリン』とキュルケの中で才人の呼称が段々進化していたことに今ようやく気づいた。いきなりの登場に驚いたことは確かだけれど、なんかキュルケはついてきそうな気はしていた。予想の範疇だ。

 

「剣じゃないかな。ルイズが買ってあげるって言ってた」

「ゼロのルイズの癖に、私がアピールし出してからプレゼントだなんて……! これは私への挑戦かしら! どう思う!? ルイーズ!」

「え、その……。前々から剣を買ってあげるとは言ってたみたいなんだけど」

 

 私の言葉が聞こえているのかどうなのか、キュルケはぎりぎりと唇を噛んでいる。恋に燃えた状態のキュルケは私には止められない。既にそれは経験則だ。

 まぁ、よくよく私とは正反対で恋多き女性である。恋に、あんなにも一生懸命になれる彼女が羨ましい気もする。

 

「まぁ、いいわ。私とタバサはここで見守っているから、一通りの買い物が終わったらちょっと付き合いなさい」

「へぇ!? な、なんで私が!?」

「いいから。ほら、ルイーズもあの二人に混ざってきてよ。いつまで二人っきりにしておくつもりなの?」

 

 強引なキュルケに、無理矢理といった感じで送り出される。何で私が……と思いながらも、『発熱』しだした状態のキュルケに理屈は通じない。諦めて歩いていく。

 

 

「へぇ、いらっしゃい! とと、貴族様の……ご姉妹ですか。こりゃ……また」

 

 店内に入るなり、店主と思しき人物に声を掛けられた。先に入店していたルイズと私を見比べられる。そうじろじろと見られるといい気持ちはしない。

 

「と、すいませんね。お気を悪くされたみたいで。どうにも育ちが悪いモンで、申しわけねぇ」

 

 眉根が寄ってしまった私を見て、店主はあっさりと謝った。不躾である意識はあったらしい。

 

「で、剣はもう買ったの?」

「いえ、まだよ。このシュペー卿とやらの大剣を見せてもらっていたのだけれど」

 

 側まで寄って問いかけると、返ってきたのはルイズの声。ルイズの奥にいる才人は、目を輝かせて華美な剣を眺めていた。

 私も見てみるけど、なるほど。見る分には装飾が素晴らしく、大振りであるそれは展示しておけば部屋が重厚な雰囲気になるだろう。だが、使うとなると……取り回しが悪そうだなぁ。それに、盗まれそうだ。

 

「で、お値段はおいくら?」

「へぇ、エキュー金貨で2000。新金貨で3000といったところで」

「立派な家と、森つきの庭が買えるじゃないの」

 

 うへぇ、高い。ルイズの言葉ももっともだ。店主の言葉に私も目を剥いた。

 懐にある、12エキュー入った巾着袋がとても軽くなったように錯覚してしまう。所持金の貧相さが身に染みるほどには高い。今の私だって平民の平均月収以上は持っているって言うのに。

 

「普通の大剣だと、おいくらになるのかしら?」

 

 今まで話していたルイズに代わって私が店主に尋ねてみる。

 変わった口調に、ルイズと才人が珍しいもののように私を見るが、それを敢えて無視する。仕方ないじゃないか。TPOは弁えないと。

 

「大剣ですと、お安いモンでも新金貨で200ってとこでさぁ」

「そう」

 

 ルイズへと寄っていく。小声で「手持ちは?」と訊いてみたところ「150」と返ってくる。ダメだ。これは相手が悪い。剣の相場なんて調べたこともなかったけど、こんなに高いものだったなんて。

 才人もその値段がとても高いものだとわかっているので、何も言わない。召喚されてから約十日。才人に最低限度の常識は教えてきた。丁度持ってきたものにお金があったから単位や価値も教えてある。

 物価も違うのではっきり言えないが、1エキューがだいたい日本円でいう二万円といったところである。とりあえずには、自動車を新車で買うぐらいには思い切りがいる金額だ。

 それでも才人は、名残惜しそうにシュペー卿作という大剣を眺めていた。店主もどうやら私たちがシュペーの大剣を買うほどには持ってきていないと判断し、恐る恐る声を上げた。

 

「まぁ、こいつはちょっと入って買えるお値段じゃありませんしね。他に適当な所を見繕って……」

「坊主、おめえにゃあ、木の棒がお似合いさ。わかったら家に帰りな!」

 

 響く男の声。なんだ、と辺りを見回しても誰もいない。ちょっと薄ら寒くなったところで、ようやく思い出した。

 飾られた剣の中でも端の方に追いやられている中に、その剣はあった――伝説のインテリジェンスソードだ。この店にあったんだ。

 確か四系統の魔法を吸収する能力があって、名前は……ええと。どうしたことか、出てこない。ほにゃららンガーって名前だったけど、ほにゃららの部分がでてこない。

 

「やい! デル公! お客様に失礼なことを言うんじゃねえ!」

「お客様? 剣もまともに振れねぇような小僧っこがお客さ……」

「デル公……そう! デルフリンガー!!」

 

 デル公、というヒントでようやく思い出した。そう。なんか勝手に綺麗になって、経済的に見ても能力的に見てもとてもお得な剣だった。

 

「……やい、貴族の娘っこ。おめ、何で俺を知ってる?」

 

 デルフリンガーの声で顔を上げて見回すと、店の主人も私を不思議そうに見ている。その様子からルイズと才人も、この剣の名がデルフリンガーで相違ないとわかったのだろう。一緒になってこちらを見つめている。

 

「え? いや。その……確か、始祖ブリミルの使い魔がそんな剣を使っていたって。もしかしたらその剣なのかな、と」

 

 あまりに注目されたものだから、ぎょっとしてしまった。それでも何とか言葉を返す。そこで大声を上げて笑ったのは、デルフリンガーを商品として扱っている店主だった。

 

「ははっ! ぐはははは! ごほっ。き、貴族様。若奥様。それは、それはありませんぜ! このボロ剣を始祖ブリミルの使い魔がお使いになられてたなら、うちの商品はみな、伝説の逸話が残ります!」

 

 言って、更に笑う店主。あまりに笑うものだから息が切れ切れになっている。ここまで笑えば健康にもよかろう。

 対して私は、恥ずかしくなってしまった。もの凄い、場違いなことを言った気がする。

 

「まぁ、でも喋る剣なんて面白いじゃん。ルイズ、これにしようぜ」

 

 言って、右手でデルフリンガーを持ち上げる才人。途端に、私の発言から黙っていたデルフリンガーの鍔飾りがカタカタと音を立て始めた。

 

「おでれーた、見損なってた。てめ、使い手か。それに、おいおい! そっちの娘っこもか。すげえ! おでれーた! 使い手が二人一緒に現れやがった! おでれーた、おでれーた!」

 

 私の姿が見えている……どこが目に当たるのだろうか。世の中、不思議なことでいっぱいだ。

 

「ええー、こんなのを?」

 

 「おでれーた」を壊れたプレーヤーのように繰り返すデルフリンガーを見て、ルイズは眉をひそめた。確かに、普通はこんな剣、買いたいとは思わない。

 

「店主、これはおいくら?」

「げひゅ、ごほっ! いやぁ、さんざわらかせて貰いました! 貴族様はジョークもお上手で! 是非あっしも見習いたいモンで! その剣、本来なら厄介払いも兼ねて100ってとこですが、80で結構でさ!」

 

 すました顔で私が訊ねると、笑いすぎて咽ている店主は何故か二割引してくれた。……下手な言い訳だったという認識はあったけど、こんなに笑われるとは思っていなかった私の顔には血が上ってくる。

 結局何だかんだいってルイズはデルフリンガーを買うことにしたようだ。金貨を数えて、カウンターに置いていく。

 

 

「ね、ルイズ。私も何か、ナイフとか買っちゃダメ?」

 

 支払いをしているルイズに、私はお願いしてみる。ぼろぼろの大剣であれだ。たかだか10エキュー程度では何も買えないのは明らかだ。

 

「何に使うのよ。貴女、メイジでしょ? 杖も持っているのに」

「契約して杖にしようかな、って」

「何でまた? 杖の調子、悪いの? だとしてもナイフを杖になんてやめなさいよ。無粋だわ。そういうのは軍人の領分じゃない」

 

 ここは正直に話すべきかな。というか、隠すことでもないし。才人を見て、更に言葉を続けた。

 

「才人、ナイフとか持つと強くなるみたいだし、もしかしたら私も強くなるかもしれないと思って」

「そう、よね……。ルイーズも同じルーンだったものね。わかったわ。でも、手持ち、あんまりないからその辺り考えてね」

「うん」

 

 暫く迷っていたみたいだけど、ギーシュと相対した時の才人の動きを思い出したのだろう。確かにそんな動きが出来るようになるとなれば、ルーンの効果を使わないのは勿体無いと思ったに違いない。

 そうして許可も出たので、改めて店内を物色し始める私。けれど見回してもナイフなどの類は店内に展示していないようだ。あるのは斧やフレイル、長剣、大剣といった見栄えするものばかり。

 

「何か、そう、シンプルで造りがしっかりしたナイフなんかございません? 儀礼とかで使えそうなものが入用なのだけれど」

「へぇ、少々お待ちくだせぇ。丁度良さそうなものがありますぜ」

 

 私が訊ねると一旦奥へ引っ込んで、物の数分もしないうちに出てくる店主の手には一振りのナイフが握られていた。革で出来たケースを外し、私の目の前に置いた。輝くそれは、形状こそはスマートで凝っているものの余計と呼べる装飾はない。

 一目見た感じでは銀だけれど……なにか違うような。

 

「こいつぁ、ゲルマニアの方では流行っている銀の合金製でしてね。銀としては半分ほどしか使われてないモンでこちらトリステインではあまり好まれないようですが、その分強度は相応でさぁ。生憎うちには儀礼に使えて実戦に使えねぇなんてもんは置いてないもんでね。その中でも辛うじて使えそうなのはコイツぐらいのものかと」

 

 なるほど。これなら護身用としてなら問題なく使えるし、銀であるために他より儀礼向きだということか。

 受け取ってみるに、刃の長さは才人に渡したものより長く、おおよそ20サントの両刃。柄も合わせると30サントの片手用だ。

 

「運輸賃と材料が掛かって、まぁ40ってところで」

「30。トリステインでは好まれてないんでしょう? 買い手はいるの?」

「……へぇ。30で結構でさ」

 

 これでも儲けは充分に出る筈だ。粘れないこともないが、あんまり追い詰めても次回以降に来にくくなるから程ほどに抑えておく。

 店主もそんなには痛くはないのだろう。表情は消沈しているが、まだまだ余裕は見える。あっさり値引いたのがいい証拠だ。

 

「というわけで、ルイズ。30でどう?」

「なんというか、ルイーズ。貴女、すごいわね」

 

 そんなお言葉をルイズから頂いてしまった。

 ちなみに無事、ナイフはルイズに買ってもらえました。

 

 さて、杖として契約するにはどれくらい掛かるかな? 今使ってるやつは三日で出来上がったけれど、はてさて。

 

 

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