アイテム置き屋さん、はじめました   作:面相ゆつ

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猫の手グローブ置くよ

 

 「さて、ソラさん。ここに呼び出された理由、わかりますか?ちなみに怒ってはいません」

 

 目の前には優し気な雰囲気を漂わせて椅子に座る男が一人、書類の積み重なった仕事机の上に両肘をついてそんな質問をしてくる。私が呼び出された場所は冒険者ギルドの本部。そこのギルド長室だ。久々にここまで入ったけれど、ギルドで一番偉い人の部屋の癖に何ともまぁ簡素だ。部屋の広さの割に机と棚と椅子くらいしかない。もっと豪奢な美術品とか置こうぜ。

 

 「……どうしてだろう?心当たりがない」

 

 正直、私自身は何もやらかしていないはずだ。そもそも私は既にギルド員でもなく、冒険者もほぼ引退しているわけで呼び出される理由がない。でも怒ってないと自分から言う奴は大体怒ってるんだよなぁ。

 

 「本当に?では質問を変えます。最近、ダンジョンで特徴的な箒を持って魔法を使うタキシード姿の不審者が現れるそうなんですが……心当たり、ありませんか?」

 

 ……心当たりしかないな!だってそれ私だもん!不審者ではないけど!

 

 「へぇ。随分と良い装備をした冒険者がいるんだな。だが不審者呼ばわりは気の毒な気もするぞ」

 

 彼の視線が私の持っている箒に移っているのに気づき、それを後ろ手に隠しつつ知らぬ存ぜぬの態度をとる。箒をはき掃除以外に使う者など大昔の魔女か、現在では私くらいのものだ。ましてや武器として扱うのなんていくら探しても見つからない。

 

 ………………こういう時は堂々としらばっくれるといいんだ。動揺すると逆効果。ちょっぴり笑って首も傾げておこう。にこにこ。

 私の渾身のしらばっくれに対し、ギルド長は心底呆れた顔で、しかも大きな大きなため息を長く長くついてくる。魂が抜けだすようなため息をとはこのことだ。

 

 「箒を使う魔法使いなんてあなたの関係者以外いないでしょうに。で、誰なんですか。知ってるんでしょう?」

 

 あ、別に私がそうであると判明したわけではないんだな。()()()ってところが絶妙に遠からず近からずの表現だ。内心ビクビクしてたのが馬鹿みたい。

 

 「わからないなぁ。え、どんな特徴だっけ?詳しく」

 

 「………………………白々しい。まぁいいでしょう。背の高さはあなたくらいで、小さなハットと場違いな真っ黒なタキシードに身を包み、仮面で目を隠した細身の()()です。アイテム置き屋さんを名乗っていて、理由もなく色々な道具を置いていきます」

 

 「ふむふむ。なかなか個性的な人物だ。だが世界を導くのはそういった若者なんだろうなぁ」

 

 「他人事過ぎません?」 

 

 それにしても私が少年かぁ。これはばっちり変装した甲斐があったな。見かけた連中がそういう認識なら、今後も大丈夫そうだ。よかった。

 

 

 

 「とにかく!!ギルド側としては、ダンジョンに入るのなら普通に冒険者登録をしてから行って欲しいんですよ。それと行くのなら申請もして欲しい。その理由、ソラさんはわかってくれますよね?」

 

 「あー……わかるよ。うん」

 

 己の変装技術の高さに酔いしれるのも束の間、眼鏡のずれを直したギルド長からは真剣に圧をかけられる。

 

 ギルド長の言っていることは正直ごもっともである。理由は二つ。

 一つ目は単純に危険だから。当たり前だが、ダンジョンの難易度は一律ではなくランク毎に分かれている。基本は高い順にAからFのランクだ。そのランクに対応する形で冒険者自身もランクがあるわけだが……それはギルドの依頼などをこなしていくことで上がっていく。

 言ってしまえば冒険者のランクは公的に認められた実力のようなものだ。実力が伴っていないのに高難易度のダンジョンに挑むのは危険であり、命にかかわる。だから冒険者登録をして、冒険者のランクに応じたダンジョンに挑んで欲しい。至極当然のことだ。

 

 

 二つ目は不測の事態が起きたときに対応ができないから。ダンジョンに行くのなら申請して欲しい、というのはもしもダンジョンの突然変異による危険度の上昇等が見られた場合を考えてのことだ。例えばそのダンジョンでは通常は出てくるはずのない強力な魔物が現れたり、明らかな内部構造の変化が見られたりすると、危険度が上昇する。度々ダンジョン内にギルド員がいるのはダンジョンの変化を調査するためだ。その他、冒険者からの報告でも判明するかな。

 申請があれば、危険度が上昇したダンジョンへ行くことを事前に止められるし、あまりにも時間がかかり過ぎていると探索中に何かが起こったと判断し、即救助に向かえる。

 

 つまりは冒険者のためを思ってのことだ。あくまで冒険者業も自己責任の範疇だが、それでも助けられるなら助けたいのがギルド側だ。何かが起こってからでは遅い。仮に何か緊急事態が起こったとしても、何も登録をされていない、ましてや申請もされていない者はどうやっても救助は出来ないのだ。運が良ければ他の冒険者に助けられるかもしれないが………………………

 

 

 「アイテム置き屋さんと名乗って道具を勝手に置くのも……意味は不明ですが今のところ構いません。おかしな格好でダンジョンをうろつくのも……まぁ公序良俗に反していない範囲なので構いません。ですが、何も管理されず神出鬼没にどこへでも現れてしまうと危険なんです。あなたが何かしら関わっているのなら、力量は問題ないんでしょうけれど……実際助けられた方もいますし」

 

 「……じゃあその子に冒険者登録をしてくれと頼んで欲しいというのが本題か。それは無理だな」

 

 「何故です?」

 

 ………………………冒険者登録をするのは簡単だ。最寄りのギルドで書類を提出、それと能力検査をするだけだ。ただこの能力検査が厄介で、検査に使用される魔結晶によって魔力が測定されてしまう。

 私の魔力は特殊で相当珍しくほとんど例がなく、更に一度冒険者登録もしているため言い訳にしようがない。普通に検査をすると普通にバレる。そして多分恥ずかしい思いをする。これでもクールな道具屋と自負しているのだから、それが崩れるのはちょっとね?

 

 というか、私だって自分のやってることが一般常識に照らし合わせると若干変なのは理解している。理解しているから変装までしてやってんだろうがよ。理解してなかったら着の身着のままもっと堂々とやってるわ。でもこっちにも世間体ってもんがあるんだよ!

 

 ……まぁそんなこと言えるはずもない。上手くごまかそう。

 

 少しだけため息をついて目を伏せる。私すごく悩んでいますよ?という雰囲気を思いっきり匂わせるのが大事だ。相手は私の言葉を持つしかないから、ここはいくらでも時間をかけてもよい。この間に何を言うかを考えよう………………………………………………………………………ダメだ!思いつかない!もう勢いに任せる!多少のこの場の恥は気にしないことにしよう!

 

 私はゆっくりと床に両膝をつく。『え、何やってるんですか!人が入ってきたら絶対勘違いされる!』と慌てるギルド長をよそに、そのまま平伏する。土下座……こっちでも通用するのかな?初めてするけどこれで合ってる?

 

 「………………………私の口からは言えない。これで察してくれるとありがたい。だが、私の名に誓って危険な目には遭わせないようにする。だから私に任せてくれないか?この通りだ」 

 

 我ながら真面目くさった口調でとんでもない茶番してるなぁ。もう相手の想像力に委ねる。どうにかなれ!最後に物言うのは捨て身の心だ! 

 

 大慌てしていたギルド長の表情は私からは見えない。だって私の眼前に広がるのは木の床だから。あ、でもギルド長室ともなればやはり良い木材を使っているんだな。手触りも艶々している。そして掃除も行き届いているからか、こうして床に座り込んでも不快感もない。素晴らしい。

 

 

 「……あなたがそこまでしないといけない程とは。詮索するのは避けるべき人物、なんですね。申し訳ありません……私はあなたにこんなにも辛いことを……!」

 

 「…………」

 

 変な気苦労を負わせてしまってなんだか申し訳ない気持ちになってきたな……ただ自分がアイテム置き屋さんなんてものをやってるばっかりに……!まぁこれで済むんならいくらでも頭を下げるけど。こんなの一瞬の恥だし。

 

 「頭を上げてください。ギルド側からはもう口出ししません」

 

 「……………………………………………いいのか?それは助かる」

 

 「はい、ですから頭を上げてください。いや本当に早く。誰か入ってきたら……」

 

 背後からがちゃりと音がして扉が多分開いた。未だに私は床を舐めている姿勢だ。

 

 「あ」

 

 「失礼します……あ」

 

 「誰か入ってきたのか?気にしないでくれ。これはただの誠意の印なんだ。ギルド長は全く悪くないが、事情については一切触れないでくれると嬉しい。そう、やましいことはこれっぽっちもないから」

 

 

 

 

  

 

 

 よし!なんとかなった。ちょっとあの後、ごちゃごちゃしたことになったけど些細な事象だ。なんとかなったところで今日もアイテム置き屋さんをしようか。

 

 今回置くのはぁ……猫の手グローブだ!裏路地の道具屋で買ってきた黒猫の手を模したこのグローブはまず何よりも可愛い!全体を覆うふさふさもふもふの黒い生地、大きくてぷにぷにのピンクの肉球、その気になれば隠し爪で戦闘も出来なくはない利便性!どこを取っても猫ちゃん気分が味わえるものとなっている!それ以外?他の機能?……可愛い!!!

  

 まぁ冗談はそこまでにしておいて、猫の手グローブは冒険者の装備としてはあまり適していない。耐火性もなく、斬撃にも弱く、爪が出ると言っても本物の猫のように鋭くもなければ先が丸っこい。必要以上に肉球が大きいせいか物も掴みにくく、このグローブをした状態では武器を握ることは困難であろう。つまり冒険には不向きなものであるのは紛れもない事実だ。見た目にステータスを全振りしていると言っても差し支えない。

 

 でもね。アイテムって別に全部が全部便利であったり、冒険に使えたりする必要なんてない。人の目を楽しませる、その造形や効果が誰かの心に刺さる……その物の価値を決められるのは結局は自分だけだ。 

 

 ちなみにだが、これは猫耳のカチューシャ、そして専用の衣装と合わせると完全体になるそうだ。だから猫の手グローブだけを買っていった時に『それだけ買うの?これ一応セット売りなんだけど……どうどう?興味ない?いつか使うかもしれないから買っときなって!試着してもいいから!』と店主に言われた。

 その時はへぇ~と流したが、それらも買っておくべきだったかもしれない。まぁ着ないし付けないが。あと猫の手グローブは鍋つかみとして重宝している。使い心地は……まぁ…………………だけど可愛い。

 

 

 何はともあれ!可愛いんだからいいんだ!絶対猫の手グローブを宝箱の中から出てきたら喜ぶって!

 

 

 

 今日、アイテム置き屋さんが選んだダンジョンはここ!獣系の魔物がたくさん出現するダンジョン、その名も獣たちの楽園だぁ!見た目はジャングル!中身もほぼジャングル!緑の匂いが充満!蒸し暑い!虫もいっぱい!歩くだけでも草塗れ泥塗れになるぜぇ!自然の息吹を感じるね!

 

 ここなら猫の手グローブちゃんも喜ぶぞ~!『せめて屋内にしてください!お願いします!』大丈夫だって!すぐ誰かが拾ってくれるから!

 

 

 ぐじゅぐじゅと水分を多量に含んだ地面を踏んでいき、とりあえず真っすぐ進んでいく。と言っても真っすぐ進んでいる確証はないんだがな。目の前を遮る蔦やらよくわからない虫を箒で蹴散らすが、全くもってきりがない。 

 周囲を見渡しても植物しかねえなぁ。空を見上げても大量の木々の枝が光をせき止めてしまっていて、全体的に薄暗くじっとりした印象を与えてくる。わっ!木の幹触ったら変な虫潰しちゃったよ。ナニコレ芋虫?嫌な感触だぁ……

 

 ………………あと本当に蒸し暑い。体を包み込む空気に水気が多く、更にこのダンジョン内はそういった在り方なのか気温が異常に高く感じる。体中に汗がじっとりと染み込んでいって不快だ。

 私が着用しているものがぴったりとした着心地のためか、よりべたべた感が増している。そして蒸れる。何もかもが蒸れる。上半身も下半身も、ブーツの中も!!風通し最悪じゃん!今すぐ全部脱いで綺麗な湖で水浴びしたい!!

 

 一瞬、氷結の魔法で辺り一面氷漬けにしてやろうかと思うくらいだ。流石にそんなことをすれば、ここが氷のダンジョンに一気に早変わりしてしまうからやらないけど!!生態系ぶっ壊れちゃうもんな!

 

 

 …………どこか開けた場所までに着くまで頑張ろう。今日はそこに置いて帰ろう。

 

 

 

 歩き続け、歩き続け……そうして嫌になるほどに歩き続け、いい加減にしてくれと思いながら汗を流し続け……流石のアイテム置き屋さんもうんざりするぞ。

 アイテム置き屋さんもさぁ、あくまで趣味なんだよ。こんなに蒸し暑さに苦しんでまでするものじゃないんだ。選んだ場所が悪いって?そうだよ?誰にだって失敗くらいあるじゃんか。来る前はここが最高だと思ったんだもん。仕方ないじゃん。

 それに前に訪れた時はこんなんじゃなかったし。もっと涼しかったし……『その服装が良くないじゃないの?』そうだね。猫の手グローブちゃんの言うことが正しいね、うん。でもさぁ、この格好にも色々な思いがさぁ……

 

                         

                        

                        

                        

 

 

 ……あ、もしかして?…………開けた所が……………………………あぁぁ着いた!!!見渡す限り薄暗い緑の世界からようやく違う色が混じってくる。解放された!!緑の湿地帯から解放されたんだ!!目を凝らした先、密林地帯から抜けた先には青く大きな湖が存在していた……えっ湖!?やったぁ!湖だぁ!!

 

 

 その場所は湿度が高い道中とは異なり、涼しい風が吹き込み爽やかな気分にさせてくれる。歩いている時はダンジョンに対して不平不満が心中渦巻いていたけれど、なんだか許してあげてもいいかな?と思えるくらいに。

 

 ブーツをその辺りに脱ぎ捨て、湖に向かって猛然と走り出す。そしてそのままドボンと水の中に足を突っ込んだ。あぁぁぁ気持ちいいーーーー!汗がすっと引くようなちょうどよい冷たさの水温が足を優しく労ってくれる。 心地よし!!

 

 汗が引いたことで、アイテム置き欲が高まってきたぁ!アイテムを置く過程でどん底を味わってこそ!アイテム置きは輝くのだ!よくわからない理論だな!

 さぁ猫の手グローブちゃん!どこに置いて欲しいのかな!『せっかくだから、あの綺麗な赤い花が咲いている近くがいいなぁ』あそこかぁ!いいよ!即断即決だ!急いで湖から出なくては!!

 

 

 ……近づいてからわかったけど、これ血吸い花だな。生き物の血を吸って真っ赤な放射状の花弁が蜘蛛の足みたいに咲き広がる花で、茎の部分に小さくて鋭い棘がある。この花が綺麗に咲く場所って……やはり死んで時間もそう経っていないであろう魔物がいるな。猪型の魔物が血を流してこと切れている周りに血吸い花が満開に咲き誇っている。牙で貫かれた跡もあるから、同種の縄張り争いに負けたのかもしれない。

 …………ここでいいの?『ここがいいの。目立つし、美しい花と物言わぬ魔物の対照さが芸術的』やばいアイテムだなぁ。

 

 ふぅ。猫の手グローブちゃん設置完了です!希望通り置いてやったんだから感謝しろい!

 

 

 

 

 いやぁ、置いた置いた!ミッションコンプリート!道中は辛かったが、それはご愛嬌というやつだ。アイテム置き道においては、楽なものばかりではない。選んだ場所を間違うこともある。あとこの変装は蒸し暑さには滅法弱いことに気づくこともできた。改良の余地ありだ!!失敗も糧にするのがアイテム置き屋さんなのだ!!

 

 

 さぁ帰ろうか。この天が開けた場所ならば、箒に乗ってすぐにでも飛んでいける。やり残したことはないかな?

 

 ……………………それにしても透明感のある湖だなぁ。泳いだら気持ちいいだろうなぁ。次来る時には若干内部構造が変わるから、この湖も様変わりしている可能性がある。今は綺麗でも、時間が経てば魔物の巣になっている場合だって。

 

 …………………………索敵の魔法をダンジョン全体に張り巡らせる。周囲には魔物の気配もなく、この場の遠くには感知できるがしばらくここにやってくる人の気配もない。アイテム置き屋さんただ一人。つまりはこの瞬間の湖は独り占め……よし!ざぶーんといこうか!わーい!このまま飛び込んじゃうもんね!!!

 

 

 

 

 二日後、私室にて。 

 

 「くちゅん!くしゅん!」 

 

 「ほら師匠。おかゆですよ」

 

 「すまない。食べさせてくれ」

 

 「はいはい。でも師匠が風邪なんて珍しいですね」

 

 「ちょっとずぶ濡れになってな……その場では楽しかったんだけど。はしゃぎ過ぎたかな」

 

 「………………何してるんですか?」

 

 

 アイテム置き屋さんも体調を崩すことはある!確かに服着たままはまずかったよなぁと思ったが。まぁ弟子も優しくしてくれるから差し引きプラスってことで!

 

 




・アイテム置き屋さん
 基本的に冒険者はもう辞めているが、頼まれたらダンジョン攻略をしないこともない。
 その場の勢いで押し進み、後から「やっちゃったなぁ」と思うタイプ。思うだけ。

・ギルド長
 とっても善良で、いつも微笑んでいるような優しい眼鏡の人。
 あらぬ噂が立ちそうになったが、誤解だと信じてもらえた。よかったね。

・土下座
 謝罪や何かをお願いする時に使う最終奥義、とアイテム置き屋さんは思っている。
 この世界では「自分の身を全て捧げます」くらいの意味。させた側がやばい認識。

・猫の手グローブ
 可愛い。
 鍋つかみとして使うのは難しい気もする。
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