混血のカレコレとLost evolution 作:Ks5118
カゲチヨside
自称勇者の一件から数日が経った頃、俺はあの自称勇者が何故死んだのかを考えていると
[何故あの自称勇者は死んだんだ? あいつが手を出したのは最初にいた村とそこを統治していた貴族の家、最後にAGIΩだ。先の二つは勇者のことを認識していた地域だがAGIΩは違う。他の二つとは関係無い事は分かるんだけど、どうしたもんかなぁ〜]
「何をそんなに悩んでいるのですか? カゲチヨ」
フィーアが話しかけて来た
「いやな、この前の勇者が刑務所で死んだって言うニュースが流れてな、それについて考えていたんだよ」
それに対して俺は、考えていた内容を話した
「なるほど、確かに朝食の時、流れてましたね。何故? 気にするんですか?」
フィーアが、そうそっけなく聞き返してきたが、俺は
「いや、少し気になっただけだ。何故AGIΩでの騒動があってすぐに殺されたんだろうなって思ったんだよ」
気になった事をフィーアに伝えるも
「それを調べるのは警察ですので、私たちが考えても仕方がありません」
「それより、今日は依頼があったと思ったんですが? 間違いでしたか?」
フィーアは、淡々と言葉を返してきた。その後、フィーアが予定を聞いてきたので
「そう言えばそうだったな。放課後にカレコレ屋に集まってからやろう」
フィーアに、そう話すと横から
「そんな事言って、放課後に忘れてたなんて言わないでよね、カゲ」
腰に手を当てながら、ヒサが話しかけてきた。
「そんな事言わないでよヒィーちゃん」
俺は、そう悲しげに言いながら近づこうとした所で
「ヒィーちゃんって呼ぶなぁっ! てかそんな顔で近づいてこないでっ!」
そう言いながら激しく拒否られた。その後、学校は無事に終わりカレコレ屋に行き、扉を開けると
「うん? カゲチヨ、今日は早かったな。他の皆はまだ来ないのか?」
「ヒサとカンナは友達と寄り道してから来るって。フィーアは今日、店の手伝いだとよ」
そんな事を言いながら、シディが出迎えてくれ、フィーアのいない理由を説明すると
「そうなのか? では依頼に行くのは少し待った方が良いな」
「あぁ、多分もうすぐ来るだろ」
そんな事を話していると、勢いよく入り口の扉が開き、ヒサとカンナが入って来た
「ごめーん、ミキ達と買い物行く予定を立ててたら時間が過ぎちゃって」
「アーシもヒサメちゃんと一緒の理由で、所でフィーアは?」
そんな事を言いながら、入って来たカンナは、フィーアの所在を聞いてきたので
「フィーアなら今日おやっさんの店の手伝いだとよ。フィーアのやつヒサ達に話してなかったのか?」
そう答えるも、それを聞いた二人は、知らなかったと首を横に張った
「私は聞いてないよ」
「アーシも聞いてない」
「ふうーん、後でおやっさんに聞いてみたらいいだろ」
「うん、後でお父さんに聞いてみる」
「とりあえず、依頼人の場所に行くぞ」
その後、俺達はそんな事を言いながらカレコレ屋を出た。そして依頼人との集合場所の公園に行った。その公園には小さい坊主が二人いて、その内の片方は依頼を出した坊主だと分かり、話を聞こうと近づきヒサとカンナが話しかけた
「こんにちは、依頼を出したのはボクかな?」
「どうして、アーシ達に依頼を出したのかな?」
と二人が聞いてみると、依頼人の坊主が
「僕の家で飼っていたポチが何日も帰ってこなくて! 心配で心配でっ! だから何でも屋さんに相談したの」
と答えてくれたので、現状を聞いてみた
「なぁ坊主、ポチは何処らへんで居なくなったんだ?」
と聞いてみると
「1週間前に雑木林の中でこの子と一緒に遊んでいたら、何処かに行っちゃったんだ! それからずっと帰ってこなくて、どうしたら良い?」
と半泣きになりながら聞いてきたので、ヒサが優しく抱きしめながら背中を撫でながら、その時のことを聞いてみると。
「大丈夫、大丈夫だよ。ねぇ、ボク? その時にポチは何処らへんで居なくなったのかな?」
と答えてくれたので、その場所に行ってみることにした
「なぁ坊主、その場所に俺達を連れて行ってくれないかな?」
と坊主に聞いてみると
「うん、こっち」
と言って坊主は、ヒサの袖を引っ張りながら森の中に入って行ったので着いて行き、何処に行くかヒサが聞いてみると
「ねぇ? ボク、この森の何処らへんで居なくなったの?」
「この森の中のあっち」
少し開けた場所を指差しながら少年が答えた。時間が遅くなってきたので少年を返してから調査することにした
「なぁ坊主、後は俺達がやっとくから少年は先に帰って、ポチが帰ってくるのを待ってろ」
と言ったが坊主は
「やだっ! ポチを見つけるまで帰らない!」
と言い返してきた。このままではこの子の親が心配していると思ったので、坊主の説得をヒサに頼んで俺達は散策を始めることにした
「ヒサ、坊主の説得は頼んだ。俺達はあそこら辺を散策してくる」
「うん、分かった。この子達のことは任せて」
と言ってヒサ達から離れて行った
カゲチヨside out
ヒサメside
カゲ達が散策に行ったので、私はこの子達をどうやって返すか考える事にした
「ねぇボク、どうして帰りたく無いの」
と少年に聞いてみると
「だって僕のせいで、ポチは迷子になったんだっ! だから僕が見つけないとダメなんだっ!」
と言って少年はカゲ達がいる方に走り去ってしまった。私は慌てて追いかけて少年の腕を掴んでから、また話を聞いた
「ねぇ、何でそんなに自分を責めるの?」
「だって、僕のせいでポチが居なくなったんだっ!」
と強く言ってきたので私は
「それで、お母さん達に心配をかけてまで探しにきたの?」
と聞いてみると
「だってだって、僕が悪いもん」
と駄々をこね始めてきたので、私は少年に
「そんな、お母さんに迷惑をかける悪い子のもとには、ポチは帰って来ないよ」
と言ってみると
「えっ? 何で僕が悪い子だと、ポチが帰って来ないの?」
と疑問に思われたので
「だって、ボクが悪い子だったらお母さん達に迷惑が掛かるでしょ。そんな悪い子の所には帰ろうなんて思わないと思うから。だからね、お姉ちゃんの言う事を聞いて今日はもう帰りなさい。分かった?」
と聞いてみると少年は元気に
「うん! 分かった。僕、良い子にしてポチが帰って来るのを待ってるっ!」
と答えてくれたので私は少年を連れて帰ろうとしたが、もう一人の少年がいない事に気づいて、少年に聞いてみると
「ねぇボク、さっきまで居たもう一人は、何処に行ったのかな?」
「うん? もう一人は、お兄ちゃん達に着いて行ったよ? あの子の家、あっち側だって言ってたから」
と答えてくれた。その事を電話でカゲ達に携帯で伝えた後に、私はお父さんとフィーアちゃんに連絡した
「カゲ、今大丈夫?」
『ヒサか? 今、坊主のペットがまだ見つからなくてよ。それでどうした?』
「さっき、少年に聞いたんだけど、カゲ達の方にもう一人の少年がついて行ったみたいなの」
『はぁっ? それマジかよっ! ぜんっぜん気付かなかった。教えてくれてサンキューな』
「違うのカゲ! その少年の家の方角がカゲ達が行った方向なの!」
『それって、もしかして?』
「うん、その少年、人間じゃないかもしれない」
『分かった、こっちは俺から伝えておく。そっちは頼んだぞ』
と言ってカゲは電話を切ったその後、私はすぐお父さんに電話をかけてすぐに出てくれて
「お父さん?」
『ん? どうした、ヒサメこんな時間に、まだ依頼終わらないのか?』
と心配してくれたが私は
「私達は平気、ねぇそっちにフィーアちゃん居る?」
と聞いてみると
『あぁ、居るぞ今変わるか?』
と言われたので私は
「うんうん! 大丈夫、ただ今回の依頼、ただのペット探しじゃなくて異宙に関係して居るかもだから」
『なるほどな。分かった、少し待ってろ。すぐそっちにフィーアと行くから』
と言ってくれたので私は
「ありがとうお父さん、待ってる」
と言って私は電話を切った
ヒサメside out
桐斗side
ヒサメから連絡があった後俺は
「フィーア、ちょっと一緒に出るぞ」
とフィーアに声をかけた。それに対してフィーアは
「どうかしましたか? 父様、こんな時間に?」
と聞かれたので
「ヒサメ達の依頼が少し厄介みたいで、その手伝いに行くんだよ」
と答えると
「分かりました。すぐ準備します」
と言って出る準備を始めたので、俺は先に外に出てスマホにベヒモスロードボトルを装着してからスマホにあるバイクのアプリを押して地面に放り投げた。放り投げられたスマホは空中で大きくなりながらバイクの形になってから地面に着地した。マシン ロストビルダーの姿はマシンビルダーの赤い所をワインレッドにして、ヘッドライトのある所に蛇の顔があり目の所がライトになっていた
[自分で作っといて何だけど、何で猪のボトル使って居るのに顔が蛇のバイクになるんだよ]
と思いながらフィーネを待って居るとフィーアがヘルメットを持って出てきたので、俺は店の看板を下げて扉にcloseの看板を下げてからフィーアが
「私の準備はできました」
とフィーアが言ったので俺も
「それじゃあ、行きますか」
バイクを走らせてヒサメ達のところに向かった。ヒサメに言われた場所に着いた俺とフィーアは、ヒサメ達を探し始めた
「ヒサメェー、来たぞー」
と声を掛けたが一向に返事がなく、俺はロストビルダーをバイク形態からスマホ形態に戻してから電話を掛けた
『プルルルルッ! プルルルルッ! ガチャッ!』
『お父さん? 着いたの?』
とヒサメが出たので俺は
「着いたけど、お前達、今何処に居るんだ?」
と聞いてみるとヒサメは
『あの後依頼を出してくれた少年を返した後、カゲ達に合流してペットを探したんだけど、山小屋みたいなのを見つけて、今入ろうかカゲ達と考えていた所なの』
と答えてくれて俺は
「その話は少し待て。俺とフィーアも一緒に行くから、その場で待っててくれってみんなに伝えてくれ」
と言ってからフィーアに向き直って
「と言うわけで、ヒサメ達のところに行くぞ」
と言ってヒサメ達のところに向かって行ったが、山小屋みたい物の所に着いたがヒサメ達が居なくて、扉の方も開いていた。それを見た俺は急いで山小屋に入ってカゲチヨに伸びて行った触手からカゲチヨを守り、身体を貫かれた。それを見たヒサメやカンナは
「「イヤァ──────ーッッ!」」
と悲鳴を上げたがすぐ悲鳴は消えて困惑の声が聞こえた
「お父さん、体から出てるの何」
と聞かれた