無冠の王 トイボックス   作:カグ槌

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アビドス編6

 

 

「仮面ライダーエボル、キルバス、マッドローグにしてシャーレの副担任である常葉ハルトはゲマトリアに誘拐された小鳥遊ホシノを助けるべくナツキ先生とアビドスの皆、それと勢いで出てきたアヤメとコユキと一緒に救出に向かうのであった」

 

 

「って、何かお前に先生って言われると恥ずかしいな」

 

 

「これは単純に気まぐれだ」

 

 

「またまた素直じゃないんだからなぁ!」

 

 

「ん…こんな所にナツキが生徒の素足を舐めた動画データが…これをモモトークで拡散と」

 

 

「ごめんなさい!!それだけは辞めて!!」

 

 

「さて……まぁこんな先生だけど、やる時にはやる……かも知れないアビドス6話をどうぞ!」

 

 

ーーーー

 

 

そしてハルトとナツキは2人で先陣を切った先にはカイザーの兵士たちが待ち構えており全員が弾幕射撃をするので乗っていたバイクを全力で蒸して2人は飛び降りる、バイクはそのままの勢いで叩きつけ同時に湧き立つ炎に合わせて近くのビルに身を隠すもやはり弾幕は厚い

 

 

「熱烈歓迎だな」

 

 

『本当、人気者は辛いね』

 

 

「悠長な事は言ってられないぞ…どうする!」

 

 

「任せろ、俺に良い考えがある」

 

 

「本当か?」

 

 

「あぁ…俺がナツキを盾にして突撃する、ナツキの不思議バリアがあればあの程度の弾幕造作もない蜂の巣にされたナツキのメンタルが犠牲になるだけだ」

 

 

「あんれぇ!さっきまでの敬意は何処行った!?」

 

 

「そこに無かったら無いですね」

 

 

「そんなぁ!!1話跨いだだけじゃん!」

 

 

「いやいや寧ろナツキを1話だけでも尊敬してるとか多分 他の世界だと絶対にないと思うよ」

 

 

「お前の中で俺ってどんな残念な奴って認識!?」

 

「冗談だ少し見直してる…だから…ここは俺に任せて援護する、けどナツキ先生は生身だと危ないから変身しててよ」

 

 

ハルトは笑顔でドライバーを取り出すと

 

 

「おう!……けど」

 

 

ナツキもビルドドライバーを取り出したのを見て

 

 

「エボルト」

 

『はいよ』

 

 

「ほら」

 

 

了承を得て。懐に入れていたエボルドラゴンボトルを投げ渡す

 

 

「っと…ってコレ!」

 

 

「渡すから好きに使え」

 

 

「いやいや。コレってお前の」

 

 

「それは使う用」

 

 

「……は?」

 

 

「俺は常にエボルボトルは変身に使う用、パンドラパネルに入れて観賞する用、予備のエボルドライバーに装填してディスプレイする用、仮面ライダーの素晴らしさを布教する用で常に4本は携帯している、ファンなら当然だろ」

 

 

「あ。あれ?エボルボトルってそんなにあったけ?」

 

 

「俺はスチームブレードのデビルスチームとパンドラパネルから出るネビュラガスを全身に浴び続けながらボトルを作った」

 

『涙ぐましい努力があったな…』

 

 

「ってな訳で気にせず使え」

 

 

「お、おう…ありがとう」

 

するとナツキに渡したエボルドラゴンボトルが変異 恐らくナツキの中にあるブラッド達の力と彼自身の資質が反応したのだろう

 

 

「色が変わった!?」

 

 

「それならブラッド達の体力が回復するまで問題なく使える…エボルトもキルバスも暫くは体力を温存しててね雑魚は俺がやる」

 

『了解だ最上魁星と戦う可能性も考えるなら、その分担が丁度良い』

 

『好きにしろ』

 

 

 

 

2人はベルトを装着すると2人は一度深呼吸をする 少し砂が入って咳をするが2人はベルトにボトルを装填する

 

 

 

『ラビット!タンク!エボルマッチ!!』

 

 

『覚醒!グレートクローズドラゴン!!』

 

 

2人はレバーを回すと同時に前後に現れたランナーと装甲

 

 

そこに合わせて2人のベルトから問いかける

 

 

 

『『are you ready!?』』

 

 

それぞれに何度も掛けられた問いかけ…

 

 

戦う覚悟ならとうに決めている!!

 

 

「「変身!!」」

 

 

『ラビットタンク!フハハハ!』

 

『Wake up CROSS-Z! Get GREAT DRAGON! Yeahhh!』

 

 

現れたのは赤と青の創造者 

 

仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム(エボルドライバーver)

 

 

そしてナツキが創造した竜 元来 竜は恐怖や力の象徴だが その実は

 

宝を守る番人としての意味もある

 

 

宝(生徒)を守る青き竜

 

 

仮面ライダーグレートクローズ

 

見参!

 

 

「よし行くぞ!」

 

「おう!」

 

 

2人はそのまま弾幕の中を突き進むのである。

 

 

 

「ふっ!」

 

 

「オラァ!」

 

 

「な、何だよコイツら!!」

 

 

「悪いなラビットタンクになった以上、手加減出来ねぇぞ!」

 

 

道中のカイザー兵士を拳打で沈めていくも装甲車や戦車に乗っている兵士もいる…ならば!と直ぐに最適解が出た

 

 

「ふっ完璧……勝利の法則は決まった!」

 

 

「初登場補正があれば…負ける気がしねぇ!」

 

 

「後ろ向きな事言うなよ行くぞ」

 

「おう!仮面ライダー…フルバーストだ!!」

 

 

「なんか違う…」

 

 

『『ready go!!』』

 

 

『エボルテックアタック!CIAO!』

 

『グレートドラゴニック…finish!!』

 

 

「「たああああああ!!」」

 

 

ビルドは跳躍 その描いた放物線に捕まった装甲車目掛けてライダーキックを放ち、グレートクローズは蒼竜を背に炎を纏いながらボレーキックをお見舞いして戦車を爆散させたのである

 

 

 

「よし、突破口を開いた!」

 

 

「ハルト、キルバスとエボルで突貫します!」

 

 

「辞めろ!お前が突貫したら後に何も残らなくなるから!」

 

 

先陣切った2人に続くようにアビドスの皆も奮戦する中 現れたのは

 

 

「させるかぁ!」

 

 

カイザー理事が頭に大砲をつけた巨大ロボ ゴリアデに乗って現れたのだ

 

 

「何じゃこりゃあ!」

 

 

「何あのロボット……カッケェ!」

 

 

「いや違うだろ」

 

 

流石に思わず溜息が溢れるが

 

 

「ま、合体したガーディアン擬きのお化けなんて恐るるに足りんな」

 

 

「何だとぉ!」

 

 

「そしてカイザー理事…戦いの最中だが……一回その声で【インスタンス・アブリアクション!】って言ってくれない?」

 

 

「貴様はふざけているのかぁ!!」

 

 

「本当だよ!」

 

 

「いや悪い…よし真面目にやりますか」

 

 

「此処は私達に任せて先生達は先に行って」

 

 

「けど…」

 

 

「大丈夫、ここは私達に任せて」

 

 

「いや此処は皆で倒そう」

 

 

「え…」

 

 

「俺は先生で皆を助けるのがお仕事だ、だから行くよ!」

 

 

「うん」

 

 

「ふざけるな!何故お前達は借金まみれの学校など守ろうとする!あんなちっぽけな場所に何の価値がある!!」

 

 

その言葉に思わず答えた

 

 

「ある人が言っていた……ちっぽけだからこそ守らないといけないんだろ!だから皆戦ってるんだよ!!」

 

 

「っ…ふざけるな!何様だ!貴様は一体何者だぁ!!」

 

 

 

その問いに仮面の下でハルトはドヤ顔して答えた

 

 

 

 

「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」

 

 

 

 

「いやアンタは違うだろ?」

 

 

思わずナツキから本音が漏れ出た

 

 

『え、どうしたハルト?』

 

 

「いや今のはそう返す場面…俺の聖典にもそう書かれている」

 

 

「仮面ライダーシリーズBlu-rayBOXを大事そうに抱えて聖典呼ぶな話がややこしくなるから!それと何処から出した!」

 

 

「いやいや仮面ライダーの皆様だって変身アイテムを持ってる不思議収納術があるんだよ、俺もライダーだから同じこと出来るんだ」

 

 

「それ後で教えてね!」

 

 

 

「やだ」

 

 

『相棒…お前って奴ぁ…』

 

 

流石のエボルトも困惑しているもキルバスは漠然とだが 何故 この弱い人間がエボルトと組んだだけで自分を倒せたか何となく分かった気がした 思いの力というのか?侮れないと

 

 

『なるほど……感情があるから強くなる…これが…か…おい人間』

 

「ん?」

 

 

『いや…ハルト!良いだろう貴様を認めてやる俺の力を使ええ!』

 

 

「っ!」

 

 

ハルトの体内から抜け出たキルバスの細胞が液体と個体の中間に収まり生成されたアイテムを手に取る それは赤い蜘蛛がデザインされたゼリー飲料型のアイテムだ

 

 

「スクラッシュゼリー?けど、この外観は…何かいけそうな気がする!」

 

『それなら…』

 

 

「あぁ…ユニクロン!」

 

 

『スクラッシュドライバー!!』

 

その言葉に待ってましたとユニクロンがレンチがレバーのようになっているベルト スクラッシュドライバーを転送したのである

 

 

「え?それ型落ちじゃない?」

 

 

拡張性がないベルトとして言われるベルトだがそれは裏を返せば単体での性能が高い事の証左でもあるのだ

 

 

「それはどうかな?」

 

 

ハルトは不敵に笑うと同時に片目が青色に染まったのである

 

 

『Spyder jelly!!』

 

 

 

「………変身!!」

 

ドライバーにゼリーを装填すると丸で工場のような待機音が鳴る中、ハルトはレバーを力強く押し倒す!

 

 

 

『潰れる!流れる!溢れ出るぅ!!スパイダーinキルバスチャージ!!ブルワァアア!!』

 

 

周りに現れたビーカーを浸すのは

 

 

その頭上に現れた赤い蜘蛛が口から垂らす毒液を全身で浴びながら絞られたビーカーの中から現れた赤いアンダースーツ

 

そしてまるで体に残った毒液が絞られ頭頂部から溢れ出る…その液体が装甲を形成した まるで自分の血を体から搾り出して武器にするようにも見える

 

 

その姿を端的に言えばスクラッシュドライバーをつけた仮面ライダーキルバス、しかしその装甲はまるでガラスのように透き通って…いいや水に染まって薄まった血液を思わせる赤蜘蛛 

 

 

厄災への助走

 

 

仮面ライダーキルバスチャージ

 

 

現る

 

 

「これがスクラッシュドライバーの副作用か素晴らしい素晴らしいぞ!テンション上がってきたあああ!」

 

 

『さぁ行くぞ!』

 

 

「おう!」

 

 

そうスクラッシュドライバーには使用者を好戦的にする副作用がある 今のエボルハルトは付き合いの長いオーディエンスにもわかりやすく言うと魔王世界の通常運転くらいなテンションをイメージして欲しい

 

 

『しまった…今の相棒にスクラッシュドライバーは不味い』

 

 

エボルトはしまったと愚痴をこぼす程に選択を間違えた

 

 

 

「外面が変わっただけで強くなれるか!このまま生徒諸共消しとばしてくれるううう!」

 

 

カイザー理事はゴリアデ頭部のエネルギー砲を放とうとしていたが

 

 

 

「全く分かってないな覚えておけ!戦いってのはな」

 

 

「っハルト!ツインブレイカーを出せ!」

 

 

 

「分かってらい!来い!」

 

『ツインブレイカー!…アタックモード!!』

 

 

キルバスチャージの左手に現れた手甲型武器 ツインブレイカーを近接特化のアタックモードに変えると

 

 

『ツイン!』

 

 

キルバススパイダーボトルとスパイダーゼリーを装填して砲撃を迎え撃つ

 

 

 

「はぁ!!」

 

 

『ツインブレイク!!』

 

 

赤い光弾がゴリアデ頭部のエネルギー砲と激突して見事に相殺したのである

 

 

「っ!まだまだぁ!!」

 

 

ゴリアデはその巨体を生かした近接攻撃を実行に移すが相手が悪すぎた

 

 

キルバスチャージは右手から蜘蛛糸を伸ばして某蜘蛛男よろしくの動きで攻撃を回避しゴリアデの頭上を取った後 キルバスパイダーをツインブレイカーに装填する

 

 

『ready go!!』

 

 

「教えてやるよ、戦いってのはなぁ!ノリの良い方が勝つんだよ!」

 

 

『let's break!!』

 

 

「いっけえええええ!!」

 

 

死角である頭上を取ったキルバスチャージの赤いオーラを纏った突撃の刺突に巻き込まれたゴリアデは爆砕 カイザー理事はギャグ漫画のように吹き飛んだのであったが

 

 

「逃すか」

 

 

「ふぐぐ!」

 

 

右手から蜘蛛糸を伸ばしてカイザー理事を捕まえるとそのまま地面にビターーン!と叩きつけたのである

 

 

「さて、お前には知ってる事を全部吐いてもらうぞ」

 

 

「ふざけるな!それよりも何だそのパワードスーツや武器は!シャーレはそんな兵器を持っていたとは知らないぞ!」

 

 

「兵器?……おい鉄屑、このライダーシステムの何処が軍事兵器に見えるんだ?」

 

 

『はぁ…』

 

 

カイザー理事はハルトの地雷を踏み抜いてしまったのである

 

 

「覚悟は出来てるよな、ゴラァ!」

 

 

『スクラップブレイク!!』

 

 

「ちょっと待てええええ!!」

 

 

 

「ふーふー…」

 

 

暴れようとするキルバスチャージを止めて

 

 

 

「…………ふぅ、シロコ達は残敵掃討を頼む…それとコイツをヴァルキューレか何処かに突き出して何かの罪に問えるはずだから」

 

 

「先生は?」

 

 

「俺達はホシノの居場所を知ってそうな奴と話つけてくる」

 

 

「ん」

 

 

と2人は先生として大人として果たすべき責任を果たしに向かうのであった

 

 

 

とあるビルにて

 

 

「おや初めましてですねシャーレの先生」

 

 

「初めましてだな…お前が黒服か」

 

 

「黒服……そうか…お前が黒服か………死ねやゴラァ!!」

 

 

『ツイン!』

 

 

「って!ちょっと落ち着きなさいよ!」

 

 

キルバスチャージに即変身してツインブレイカーにロケット、ガトリングフルボトルを装填した相方を慌てて止めるナツキであった

 

 

 

「申し訳ありませんね……しかし小鳥遊ホシノの居場所についてはお話しできませんよ彼女は我々の契約に同意してアビドスの生徒ではありません、貴方の生徒ではないのですよ」

 

 

「残念だけど先生が認めてなければそれは無効だよ契約を守らずに利用してるなら尚更さ、てかそんな事言ったら」

 

 

「嫌なら構わない…今日がお前の命日だ」

 

『Over the revolution!!』

 

 

「フェーズ4はキヴォトスが消し飛ぶから辞めて!」

 

『1.2.3も大概では?』

 

 

「しかし最上魁星が言ってましたが貴方達も面白い存在が憑いていると…特にパンドラボックスにフルボトル…くくく是非、研究したいですね小鳥遊ホシノと同じように」

 

 

「は?」

 

 

「私は彼女のキヴォトス最高の神秘を研究したい…カイザーはアビドスの土地が欲しい、それで利害が一致したのですよ」

 

 

「どう言う事だ?」

 

 

「つまりコイツはホシノで人体実「コイツはホシノのストーカーってことか!!」……ま、まぁ…強ち間違ってはないな」

 

 

「なので私達は「ごちゃごちゃウルセェな」おや?」

 

 

 

「まどろっこしい事は大嫌いなんだよ、死にたくなければさっさとホシノを返せ」

 

 

変身解除していたハルトはまどろっこしいとばかりに机に足を乗せて身を乗り出しながらネビュラスチームガンを黒服の額に突きつける

 

 

この時の黒服は何故かハルトの背後に魔王のようなオーラを感じたのであった

 

 

「何故です?貴方も私と同じように神秘に興味を示したからあの子を求めていたのでは?」

 

 

「最初はそうだったけど…今は違う、あの子はね泣いたり笑ったり出来る人間だ俺みたいな道具や兵器じゃない…それに交わした約束を果たさずに利用する奴が俺は許せないだけだ」

 

 

「………」

 

 

 

「それでどうする黒服さんや、今此処で生きながらえるか今直ぐ死ぬか!」

 

 

「ハルトの言う事に頷く訳じゃないけど、必要なら…」

 

 

とナツキは大人のカードを取り出したのである

 

 

 

「何だそれ?」

 

 

「これは大人のカード……何か不思議な事が起こるカードだ」

 

 

「つまり平成を擬人化してるカードなんだな!」

 

 

「違う!」

 

 

「それならミラーモンスターと契約したりアンデットを封印したりとか出来るのか!」

 

「出来ない!」

 

 

 

「くくく、それは辞めた方が良いですよ…そのカードを使い続ければ貴方に待っているのは破滅ですよ?」

 

 

「構いやしない、それで生徒を守れるならな!」

 

 

「………」

 

 

この時 ハルトはナツキが以前、過去の贖罪として先生をしていると聞いた時 嘘だと思ったのだが…本気で後悔していたのかと理解した…バカな奴と思う……まぁ過去に戻りはしないから あの世界はもうないのだがな ただもしも誰か自分の隣にいてくれたなら何か変わったのかな?と思う事もあるが

 

 

そんな未来訪れない 

 

 

まぁ後悔はない その果てにあるのがどんな結末であれ 自分が選んだ結果なら甘んじて受けるさと

 

 

 

「くくく…小鳥遊ホシノでしたら この建物の地下にいますよ」

 

 

黒服が場所を案内するのを見て

 

 

「あっさり吐いたな」

 

 

「流石の私も星狩族5人とシャーレと事を構えるべきで無いと判断は出来ますし何より」

 

 

「貴方達と揉めるのは最上魁星から辞めろと言われてますからね」

 

 

「そっか…」

 

 

「交渉成立かな?取り敢えず」

 

 

「あ?」

 

 

「行くぞハルト、霧ワープだ!」

 

 

「すまない霧ワープは一回行った事ある場所じゃないとダメだ」

 

 

「マジかよ!そこは何処でもワープ出来るようになりなさいよ!」

 

 

と言いながら2人は部屋から離れるのであった

 

 

 

それを見送った黒服は くくくと笑いながら

 

 

 

「しかし面白い2人でしたね」

 

 

「えぇ予想外でしたがあのエボルトが大人しくあの人間に従っているとは」

 

 

「貴方の評価では器は大した事ないでしたね」

 

 

「評価を訂正します、最も警戒すべきはエボルトを制御しているあの器です」

 

 

とだけ答えたのであった

 

 

 

 

そしてハルトとナツキはバイクに乗ってシロコ達にホシノの居場所が分かったぞ!と言って生徒を率いて向かうのであった

 

 

道中 妨害があったが何故か揃った三大学校の援軍に始めとして驚く事ばかりだ

 

 

「なぁナツキ、お前何処でトリニティのお嬢様と繋がり持ったんだ?」

 

 

「あ、あぁ…色々とな」

 

 

「そうか…」

 

 

まぁ自分も百花繚乱やら温泉開発部やらと交流を持っているので人のことは言えない

 

 

 

「けどホシノのいる地下までどうやって行こう」

 

 

「俺に任せろ」

 

 

「え?」

 

 

「今こそレジェンドライダーの力を使う時!」

 

 

「は?」

 

 

『友情!ロケット!…エボルマッチ!!』

 

 

「燃えてきたぜ」

 

 

『are you ready!!』

 

 

「変身!!」

 

『フォーゼ』

 

 

同時に機械的な変身音と共にハルトは頭上へ手を伸ばして姿を変えるエボルドライバーがフルボトルに眠る力を合わせて、フォーゼドライバーの仕組みを代用した結果

 

レジェンドミックスが起こり それで変身したのは仮面ライダーフォーゼである そして

 

 

「宇宙………来たーーーーーーー!!」

 

 

見てろエボルト、手本を見せてやるとばかりに全力で振り抜いたハルトに思わず

 

 

「宇宙来た?」

 

 

「細かい話は後だ、俺は地下から攻めるぜ」

 

 

「どうやって?」

 

 

「こうやってだ」

 

 

ドリル・オン!とフォーゼの足にドリルモジュールが装備されるとそのままの勢いで地面を掘り進めていくのであった

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

その頃 地下に囚われていたホシノは自分の選択と過去の過ちを振り返り後悔していた

 

 

 

そんな場所に現れた軽薄な印象を与える1人の男 その手には青い銃が握られていたのである

 

 

 

「こんな所に誰かな?」

 

 

その男はこう答えた

 

 

「通りすがりの怪盗だよ君がキヴォトス最高のお宝だと聞いてね盗みに来た」

 

 

「変な話だね、おじさんは宝なんてものじゃないよ」

 

 

「そうかな?少なくとも君を大事にしている人はいると思うよ?」

 

 

「え?」

 

 

そう答えると顔を上げたホシノ その言葉に合わせたように何かが打ち抜いてやってきたのである

 

 

 

「宇宙じゃないけど来たーー!!」

 

 

「その声…ハルト?」

 

 

「おぉホシノ!久しぶり!!…でもないかぁ、待ってろ直ぐに拘束を解いてや……る?」

 

 

フォーゼは目の前にいた人物を見て思考が固まった 何故なら

 

 

 

「やぁ、この世界では初めましてかな常葉ハルト君?」

 

 

それは世界を股に掛ける怪盗にしてハルトが憧れるヒーローである

 

 

「か、海東大樹さん!?」

 

 

海東大樹 またの名を仮面ライダーディエンドであった!!

 

 

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