「仮面ライダーエボル、キルバス、マッドローグにしてシャーレの副担任の常葉ハルトは…現在事件後の副作用である筋肉痛で苦しんでいたぁ…」
『そりゃサイボーグ内海ですら秒で自壊するパワーを解放したんだ筋肉痛程度で済むなら御の字だろうよ』
「エボルトおおぉ…」
『ま、暫くは回復に専念しておきな…さぁコレから始まるのはゲーム開発部が織りなす出会いと奇跡、地下に眠るのは世界を滅ぼす魔王かはたまた勇者か』
「なんか世界を滅ぼす魔王って呼び方に凄い親近感が湧くね!」
『そりゃお前が別世界だと魔王だからだろ』
「いや、急なメタ発言は辞めなさいよ」
ーーーー
前回のアビドス事件が解決しての事後処理に奔走するシャーレのナツキ先生であった
そして現在 その補佐をすべき副担任のハルト先生は
「うへぇ……全身がヤベーイ」
筋肉痛で動けないでいた、それもマッドローグ変身時にエボルドライバーのリミッターを全解放した副作用である
「まだ副作用が抜けてないのか」
「おう……そうだ…エボルト…何か回復手段はないかい?」
『自然治癒しかない』
「マジか……ならユニクロン、俺を回復出来ない?」
【良かろう】
すると空から緑色の光に包まれてハルトは筋肉痛から解放されたのである
「っしゃあ!!完全回復!!」
【残念ながら、これは元気の前借りだがな】
「だとしても!今のうちに出来る事をやろうじゃないかナツキ先生!」
「お、おう…」
アビドスの事件以来 ハルトはナツキを先生と呼んでいる 何でも生徒の為に体を張る姿にあの時の言葉に嘘が無かったと理解したからだとの事であるが
「よし俺はコレから逃げ「へぇ…一体誰から逃げるのかな?」「それ、おじさんにも教えてくれない?」…」
ハルトの顔から冷や汗が止まらなくなっているそれもその筈 彼の肩を掴んでるのは百花繚乱紛争調停委員長 七稜アヤメとアビドス廃校対策委員長 小鳥遊ホシノの2人である
コユキ?あの子は事件解決後にミレニアムに連行されてたよ
「あ、えーとね……うん…」
「誰に追いかけられてるのかなハルト?」
「ねぇ先生、ちょっとお時間貰うよぉ?」
おかしいあの太陽のような笑顔がすごい湿度で此方を見ている…ふむコレはまずい、よし
「取り敢えず2人とも武器を下ろして話をしよう」
と話していたが
「っはぅ!!」
再び筋肉痛に襲われたのである
【これが前借りした代償だ時間切れだ】
「嘘つけええ!!絶対今狙ったろ!こんな時に!」
しかし体が全身筋肉痛で動かないのを良い事にハルトは2人に掴まれて連行されたのであった
「あ……あはは……」
「「……………」」
「だ……誰か助けてええええええ!!」
「………」
その連行される姿に何故かナツキは他人事に思えなかったのであったのであった
そんなこんなで数日後にはハルトの筋肉痛も回復しシャーレの通常営業が再開し多くの生徒と交友関係を持っているナツキであるが前回のアビドスでゲマトリアなる勢力の陰謀と連邦生徒会とカイザーコーポレーションの癒着など数多の陰謀があると知り頭を抱えていた
「どうしたものか」
「良かったら一方面、こっちで担当するぞ」
「本当か助かる…」
ハルトの提案にナツキは乗っかる事にした
現在のハルトはゲマトリアの構成員となった最上魁星の行方とカイザーと繋がってる生徒を追っている そして
「海東さんの居場所を見つけないと」
突如現れた仮面ライダーディエンドについてもあった
「え…いやまぁ確かに警戒すべき人物ではあるな彼がいるという事は世界の破壊者 ディケイド もいる…彼がキヴォトスを滅ぼすやも」
「おいナツキ、仮面ライダーディケイドが…俺が憧れてやまないヒーローの1人である士さんが世界を滅ぼすとかそんな事する訳ねぇだろ!!」
ハルトのライダー過激派な一面が現れると
「落ち着け、かも知れないってだけだ」
「仮面ライダーに対する悪口は俺が許さねぇ!」
「お前も仮面ライダーだろうが!」
「俺が……プリキ○ア?」
「耳と頭は大丈夫?」
「聞こえてるよ、俺が仮面ライダーとか無い…俺がディエンドを探してるのは推しが何処で何しているか知りたいんだよ」
「ストーカーのストーカーとか笑えないから辞めてくれ」
「失敬な!俺ほど健全に仮面ライダーを愛している者はいない…それにディエンドがいるならディケイド だっているって事だからな」
『いや待てハルト…新世界創造の影響で最上魁星が来ているなら戦兎や万丈達も来ているかも知れないぞ!?』
「っ!!!!」
ハルトはその台詞に まるで雷に打たれたような衝撃に襲われた
「そ、そうだ…その可能性についてまったく…考慮してなかった」
「おーいハルト?」
「ちょっと外に出てくる!」
諦めろハルト!その世界に戦兎と万丈はいないぞ!という届かぬ声があった
「おい待て辞めろ!!」
ハルトの首根っこを掴みされるも質問する
「ちぇ……んで次は何処行くのさ?」
ナツキはやれやれとばかりに答えた
「ミレニアム・サイエンススクールだ、そこのゲーム開発部からの依頼を叶える」
「ゲーム開発部……ふむ…それなら檀黎斗神の出番だな!今すぐゲンム降臨の儀式を行う!この世界に幻夢コーポレーションを作るのダァ!!」
「辞めろ!あの人が出て来たら収拾つかなくなる!!つかお前も顔出せコユキの件の責任は取ってもらうぞ?」
「まぁ…しゃあないか」
そう呟くとハルトとナツキはミレニアムに向かうのであった
そして
「あ、先生おはようございます」
「あ、ハルト先生!ハッチャ!」
「久しぶりだなコユキ!元気そうで何よりだ!」
「はい!ハルト先生もあの筋肉痛から解放されたんですね!」
「そうだよ!よし」
「はい!」
「「行くか/行きましょう!」」
2人で走り出そうとしたのでナツキとユウカが止めに入る
「いや待てハルト、何処へ行く!」
「ちょっと船上カジノで運試しさ!」
「生徒巻き込んでギャンブル始めるな!!お前、ガチャ運とか良くないの忘れたか!!」
「いやコユキが面白い所あるから行こうって…」
「ってコユキ!あんたそのお金まさか…」
「や、やだなぁ!アレですよ先輩!ミレニアムのお金じゃないですハルト先生のお金です!」
「あ、それなら良いわね」
「ですよね先生!」
「……コユキ隊員、ナツキの銀行口座から金を引き出すぞ…are you ready?」
「出来てるよ…」
キメ顔の悪童2人に大人の説教が入る
「俺の口座で落とそうとするな!!シャーレの予算はお前の財布じゃないぞ!」
「コユキ…アンタね!」
あまりの剣幕に思わず
「「うわあああああ!何でええええ!」」
と叫ぶのであった
『なんてこった…この2人の倫理観は見事に欠如してやがる…』
エボルトですらこの2人の暴走には白目を剥いたのであった
そしてナツキは案内された先
「へぶっ!」
落下したゲーム機が頭に当たってしまったのであった
「うわぁ……」
ハルトはその光景にドン引きしていたが
「あ、お姉ちゃん!ゲーム機は無事!?」
「いや人の心配をしなさいよ」
流石のハルトも思わずツッコミが炸裂したのであった
そして依頼を受けたゲーム開発部の依頼は廃部の危機を助けて欲しいとの事
「具体的には予算削減を盾にするセミナーの冷酷なる算術使いユウカの手から…」
「ユウカ先輩に対する、その気持ち分かります!」
「おぉ同士よ!」
とコユキとゲーム開発部員のモモイは意気投合していたがハルトはふと思い出したように
「そいつもセミナーの1人だぞ?」
「この裏切り者め!」
「何でえええ!!」
酷い手のひら返しを見たとナツキは頭を抱えると
「ゲーム開発部って事はゲーム作ってんだよね?どんなの?」
「あ、やってみます?」
「うん!ありがとう、ミドリちゃん」
「あ!じゃあ俺やりたい!」
モモイの妹 ミドリからコントローラーをもらって始めたのは テイルズ・サガ・クロニクル…キヴォトスでクソゲーと認定されていたゲームである
その難易度は
「コスモス世紀って何!?ファンタジー世界に見せかけてSFみたいな劫火に包まれてるぅ!」
『何ぃ!!チュートリアルでゲームオーバーになったぁ!!』
『何だコレはぁ!』
【一体何なのだコレはああ!】
星を滅ぼしたハルト、エボルト、キルバス、ユニクロンが未知すぎて困惑する程であった
そして
「これは…」
『ハハハハハ!!』
『ビックバン以上の衝撃だ…』
【何だコレは…マトリクス以上の脅威だ!】
発狂した宇宙人2人とユニクロンがいたが
「面白いな」
ハルトはのほほんとコントローラ片手にゲームを楽しんでいた
『お前正気か!?』
『まさかキルバスに正気を尋ねられるとは…』
「まぁ確かに色々と滅茶苦茶だけどゲームが好きだって気持ちは伝わってくるよ」
彼の尊敬してやまない天才ゲーマーと天災ゲームクリエイターが頭に過ぎっていた
「ハルト…」
「それに世の中にはボーズオブテラーとか良く分からないゲームも存在してるからな」
「何そのゲーム!?」
「ん?坊主がお経を読みながらゾンビを倒すゲームだけど」
「何それ面白そうじゃん!」
「成る程、モモイさんは作さんと同じセンスか…これは楽しみだ」
「俺としては単純にゲーム作れる奴は凄いと思うけどなぁ……」
とハルトの脳裏には
【ヴェハハハハハハハハ!!神の才能にぃ!不可能はなぁい!!】
そう叫ぶ神の姿が
「あの人に会ってみたいなぁ」
と呟くハルトであった、しかしながらゲーム開発部の廃部を回避するには実績が必要で
どうしよう と頭を抱えている面々に
「それなら仮面ライダークロニクルを作ろうよ!」
『ハルトの倫理観は仕事しろ!!』
『エボルトおお!これは何だ!』
『そ、それは…ハルトの倫理観ブレーキ!!』
悲報 ハルトの倫理観ブレーキ キルバスに破壊される…残念エボルト まぁハルトの倫理観が仕事する事はないからと何処からか声が聞こえたのである
そして面談を済ませた後 ナツキはユウカと打ち合わせ ハルトも以前のネビュラスチームガンについての結果をエンジニア部へ聞きに行った
エンジニア部での報告によるとどうやら無駄なパーツが多くあり構造的には試作品らしいのだ
「へぇ」
「それで私たちエンジニア部が修復したものがコレだ」
「おぉ治ってる!」
とネビュラスチームガンを手に取りマジマジと見ていると
「実はそのネビュラスチームガンには私達が改造施していてね」
「どんな改造を?」
「私は自爆機能をつけました」
「いやまぁ必要だな」
「私はBluetooth接続が可能になりました!」
「どういう事!?」
「そして私は煙が出るという点に注目して……燻製用のスモークが出るように改造した。種類もサクラにリンゴにクルミと選べるぞ」
「変身アイテムに何て改造をしてんだ!」
「まぁ自爆機能はロマンだろう?」
「だとしても!!……はぁ、ごめんちょっとスペース借りて良い?」
「ん?構わないが何か作るのか?」
「それと整備もかな」
そう現在 ハルトの持ってる ネビュラスチームガン、トランスチームガン、スチームブレードのようなスチーム系列武装、ドリルクラッシャーやホークガトリンガーなどの武器だが定期的にメンテナンスはしているが やはり最近の戦闘での消耗が目立つのである
「ほぉ、面白い武器だね私達にも整備させてくれないかい?」
「変な機能はつけるなよ」
「あぁ……変形合体機能をつけるとしよう」
「話聞いてる!?ねぇお願いだから整備はちゃんとしてね!……はぁ」
そしてハルトは機材を借りると自前のPCを起動して出した図面の通り 製作を始めたのである
『コレは…』
エボルトは見覚えがあった、これはビルドがハザードを克服した際に取り出した武器
フルボトルバスターの設計図だった事を
『何故これを?』
「エボルの強化」
『は?』
「エボルの場合 武器召喚には対応のボトルを入れる必要があるでしょ?」
『あぁ』
エボルドライバーにはライダーシステムボトルと対応ボトルを合わせて武器創造をするCreation 能力がある しかしワンクッション入れる必要があるので有事の際には使い難い欠点があった
「けぉ今後の展開を考えるとフルボトルの性能を最大限に発揮する武器が必要だろ?」
それならばフルボトルバスターがうってつけだ、何せ元々はハザードを制御するのにラビットラビット、タンクタンクになった事で失った拡張性を補う武器なのだから
「それにフルボトルは全部こっちにあるからな」
ボトルの奪い合いがないので戦力も十分ある ならばフルボトルバスターの製作は急務と言えるだろう
その間 ナツキはモモイとミドリとお宝を求めて廃墟に行き、その地下でとある少女と出会っていたのである
彼女は一体何者なのか?そして
「おや珍しいね来客とは…」
「あ、貴方は!!」
ハルトが出会った人物とは!!
to be continued!