無冠の王 トイボックス   作:カグ槌

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2話

 

 

前回のユニバース戦士冒険譚はぁ!

 

ジュエルシードを巡って色々あったが、その時に現れた謎の女性 彼女の手に持つグーデバーン?はテガソードの息子!どう言う事だっちゅん!

 

 

 

あの襲撃の後 何とか拠点となってるタイニーハウスに撤退するとハルトは疲れから爆睡をかました

 

 

翌朝

 

 

「ふわぁ、よく寝た……が」

 

 

『私の……私の息子…そんな…』

 

 

「まさかコイツ、昨日からずっとコレか?おーいテガソード?」

 

 

『私の息子……息子……』

 

 

 

「あ、こりゃダメだ」

 

 

ハルトは目線を向けると人型になってる銀色のテガソードが体育座りでメンタルを病んでいた

 

 

 

「こりゃ暫くかかるな」

 

 

幸いというべきが時間はあるので状況を分析する予想外の強者と初見で当たるのは危険が高すぎる いついかなる時でも情報を分析するのが彼のスタイルだ

 

 

 

「しかし、あのグーデバーンって奴と女は何者……って考えるのもバカバカしいな誰とかじゃない何者かだ」

 

 

戦隊リングとテガソードの事を知っている段階である程度は推測出来るが

 

 

「想定通りなら厄介だね」

 

 

なのはちゃんとは共闘すると約束した 彼女への義理もある ジュエルシードを狙うなら俺が戦うしかないが かなり強いな

 

 

「不覚ながら燃えてきたな、おい行くぞテガソード」

 

 

『俺の息子…』

 

 

「いい加減目を覚ませや!」

 

 

背中に蹴りを入れてスイッチを入れると

 

 

『っ!しかしだなハルト!』

 

 

「愚痴なら聞いてやるから目を覚ませ」

 

 

『あ、あぁ…』

 

 

そしてテガソードは馴染みの銀色ガントレットになるとそのままバックへしまい外へ出るのであった

 

 

 

『しかしアイツ等は何者なんだ?』

 

 

テガソードの問いにハルトは

 

 

「まぁ大体察しはつくけどな」

 

 

『ハルト?』

 

 

「少なくとも俺達じゃないとダメな部類の奴なのと…あと」

 

 

『狙撃した奴だな』

 

 

「あのタイミングでよく合わせたと思う…少なくともお互いの探知範囲の外から狙撃したって事だからな」

 

 

『敵か味方かも分からないときた』

 

 

「少なくとも身元が割れないようにしてるのがタチが悪い」

 

 

『あの女と違って油断も隙もないな』

 

 

「そう言う事」

 

『それで移動しているのか』

 

 

狙撃するにしても人通りの多い場所や動き続けているならば狙うのも一苦労 そもそも距離が離れれば離れる程 狙撃の成功率は低くなるならば好都合である

 

 

「取り敢えずの方針は変わらないジュエルシードを集めつつ奴等を調べる」

 

 

その為にもだ

 

 

「怪しい奴等を探してくれるか?」

 

 

固有能力 召喚 自分の手でおった折り紙を敷紙のように操る能力 コレを使って自分の周囲の偵察を行うのである

 

 

 

「まぁゆっくり探すとしますかね」

 

 

ジュエルシードが見つからないと意味がないからなと楽観視していたのだが

 

 

商店街で

 

 

「店主!!この店のハチミツをあるだけ買わせて貰おう!」

 

 

「何やっとんねん!!」

 

 

まさかのハチミツを買い占めているヤバい奴を見つけてしまったのだ…幼女の座る車椅子を押しながら

 

 

「ハチミツなんて何処も同じだろう?」

 

 

と呟いた者に彼女はギリっと歯を食いしばりながら近づくと

 

 

「お前は知らないだろうが、ハチミツは働きバチさん達が生涯をかけて多種多様な花から蜜から集めたありがたい存在なのだぞ!!それを冒涜するのはオレが許さん!!」

 

 

「雪姉ちゃん、あかーん!喧嘩はあかんよ!」

 

 

「大丈夫だグーデバーンで殴るだけだから!」

 

 

「それがあかんねん!」

 

 

絡み方にハルトはドン引きしていた 関わるだけ面倒な奴と秒で理解したからだ

 

 

「世の中色んな人がいるなぁ」

 

 

と割り切り自分の買い物をすると

 

 

「よぉ昨日ぶりだな」

 

 

見つかって絡まれたのである

 

 

「た、助けてええ!男の人おおお!」

 

 

「君もだろう!?」

 

 

「通り魔に殴り倒されるううう!」

 

 

「絶妙に事実を混ぜないでくれ!」

 

 

「殴り倒す部分が事実かなぁ!」

 

 

混沌を場に齎したハルトに女性は困惑するが車椅子幼女が

 

 

「あの大丈夫ですか!雪姉さんが何かしたんですか!」

 

 

「大丈夫だ嬢ちゃん、昨日絡まれた挙句に顔面パンチされただけだ」

 

 

「雪姉さん何やっとんねん!」

 

 

良いツッコミだ、と感心しているが

 

 

「いや、この人も私の関係者だし」

 

 

「え?」

 

 

「ちょっと色々あるんだよ、ねぇ」

 

 

「分かってる俺としても人の多い所で戦うのと何も知らない子供を戦いに巻き込むのは本意じゃないからな…何より」

 

 

「何より?」

 

 

「あの指輪争奪戦関係者がハチミツに狂ってる姿は見ていられないのでな」

 

 

「は?ハチミツは万能なんだが?何だやるか?」

 

 

「否定はしないが狂気を覚えるぞ?…あ」

 

 

「そう言えば自己紹介がまだだったな、オレは白波雪菜 お前とは別世界であった指輪争奪戦のチャンピオンだよろしくな」

 

 

やっぱりか

 

 

「関係者と予想していたが、まさかチャンピオン…それでテガソードも知っていたと」

 

 

「あぁ、そこのバカソードで前はゴジュウウルフとして戦っていたんだよ」

 

 

「バカソードって何したんだが」

 

 

「聞きたいか?オレの指輪争奪戦を」

 

 

「またの機会にさせてもらうぞ、よろしくしたいなら青い石の指輪を渡してもらおうか」

 

 

「コレか?」

 

 

「そうだ、それはフェレット君の落とし物なんだ返して貰おう」

 

 

「ほぉ、そうなのか」

 

 

「嫌だと言うなら力づくで渡して貰うぞ」

 

 

「望む所だ、聞けばこの指輪は望みを歪めて叶えるらしいな指輪争奪戦勝者として願いを叶えるだけでは飽き足らず更に望みを抱くとはな…指輪を悪用するならオレが倒す」

 

 

一触即発の空気の中

 

 

「あかんよ!2人!!」

 

 

車椅子の子が止めるのであった しかし

 

 

「これは…」

 

 

「おい、テガソード」

 

『どうやら人払いの結界とジュエルシードの気配だ』

 

 

『姉貴、この近くにあの石がありますぜ!』

 

 

「へぇそうかい」

 

 

「そっか、それなら…なのはちゃんに連絡するか…しまった今は授業中だ」

 

 

「なのはちゃん?」

 

 

「さっき話した石の関係者何だけど今は動けない…はぁ、しょうがないお前はそこの子を守ってろ俺がやる」

 

 

「いいやオレがやる、早いし何よりバカソードよりも確実だ」

 

 

「は?」「あ?」

 

 

バチバチと火花が散る中 獣が現れたのである

 

 

「危ない!」

 

 

「「邪魔するんじゃねぇ!!」」

 

 

「ええええ!」

 

 

2人はカウンターとばかりにグーデバーンの打撃とテガソードの斬撃を浴びせたのである

 

 

「先ずはお前からだ、ワンパンで終わらせてやる」

 

 

雪菜はヒーローマスクを模した指輪を取り出したのである

 

 

「エンゲージ!!」」

 

 

同時に流れる待機音に合わせて雪菜はまるでリングに上がる前のボクサーのように身構えると

 

 

「はぁ!」

 

ガントレットの拳部分に手を添えると同時に雪菜の体は凍りつくのに合わせて周りの建物も凍り始めたのである

 

 

「っと!」『コレは…』

 

 

 

『ゴジュウポーラー!』

 

 

そこに現れたのは白の拳闘者 異なる歴史の指輪争奪戦を制した者

 

 

ゴジュウポーラー!リングイン!!

 

 

それに合わせるは

 

 

「エンゲージ!」

 

 

『戦隊リング!』

 

 

そのリズムに合わせる中 ハルトは何かに祈るようにテガソードを頭上に掲げたのである

 

 

「天空聖者よ我に魔法の力を!魔法変身!マージマジマジーロ!!」

 

 

同時に現れた魔法陣を超える事でハルトの姿は新たなユニバース戦士へと変わるのである

 

 

「燃える炎のエレメント!赤の魔法使い!!マジレッド!!」

 

 

魔法戦隊マジレンジャーからマジレッドに変身したのである

 

 

「原典の名乗りをするとは律儀な奴」

 

 

「これは世界を守りし偉大な戦隊達へのリスペクトが俺から溢れた…そう!愛の形!!」

 

『済まないハルトは重度な戦隊オタクでな…変身の度にこうなのだ』

 

 

『こ、コレが姉貴の言う厄介オタクなのか!』

 

 

「誰が厄介オタクだゴラァ!!」

 

 

「おいバカソード、コレはどうなんだ?」

 

 

『もう慣れた』

 

 

「何だと!なーんでお前達にはこのセンスが分からない…はっ!まさか戦隊だからこそ皆揃わないとダメという事かぁ!!」

 

その事実に震えるマジレッドを見ながら

 

 

 

「あいつ、また変なのに好かれるな」

 

 

「行くぜ!レッドファイヤー!」

 

初手から必殺技と容赦ないのは愛嬌、己の体に炎を纏いシンプル体当たりを実行して近くの柱へと吹き飛ばすと

 

 

「ジルママジーロ!」

 

 

近くの鉄棒を錬成魔法によりボールに変えると

 

 

 

「ソーーラァ!!」

 

 

ボールに炎を纏わせてのオーバーヘッドキックを撃ち込むのであった

 

 

「!!!」

 

 

「っしゃあ!このまま「邪魔だ」おい!」

 

 

「ほら、来いよ」

 

 

「!!!」

 

 

『姉貴!』

 

 

「分かってる、決めるぞ」

 

同時にガントレットのボタンを再度押し込みエネルギーをチャージ、完了すると

 

『フィニッシュナックル!!』

 

 

「我流合体奥義!鉄・拳・聖・砕!!」

 

殴ると同時に獣は凍りつき砕け散るのであった

 

 

 

「よっし回収完了」

 

 

「テメェ!」

 

 

「早い者勝ちだろ?…へぇ改めて見たけど魔力があるのか……なら」

 

ゴジュウポーラーははやてに近づくと彼女、というより正確には彼女が持っている本に添えると

 

 

!!!!

 

 

本が光りだすと暫くして ジュエルシードは魔力を完全に無くした石となったのである

 

 

「何だアレ」

 

『魔力が吸われた?』

 

 

「もう一個ほら」

 

ついでに一個飲ませると

 

 

「え、何なんやこの本は!」

 

 

「オレの予想通りだな」

 

 

「え!」

 

 

「はやての足が不自由なのは体内の魔力生成と本の消費が間に合ってないんだろう」

 

 

「あの雪姉さん?何言ってはるの?」

 

 

「その本は魔道書だ、オレも現物は初めてみるがな」

 

 

「魔道書?この本が?」

 

 

「恐らく未成熟な君の体では その本の魔力消費について行けてない…だから体に異変が出てると見た」

 

 

「そんな…」

 

 

「だが、根っこが魔力なら話は簡単だ」

 

 

「へ?」

 

 

「あの魔力石を集めて、この本に吸わせれば回復の兆しが見えるかも知れないな」

 

 

「私、歩けるようになるんか?」

 

 

「あぁ、このゴットネス雪菜の名に誓ってな」

 

 

「うん…うん!」

 

 

何か希望を見出したように泣く子供の姿に

 

 

「おいコレ」

 

『不味いな』

 

 

「という事でお前達の持ってる石も全部渡して貰おう」

 

 

「こうなるんだよなぁ……断ったら完全に悪役じゃん」

 

『だがどうする?コレに関しては俺達の一存では決められないぞ』

 

 

だけどここで戦闘するのも不味いというか…この状況で拒否したら極悪人じゃねぇか!

 

 

「だな、分かった…代表というか石の落とし主がいるからそこへ連れていく細かい話はソイツとしてくれ」

 

 

『良いのか?』

 

 

「俺個人としては子供の涙を見せられたらねぇ…だが断られたら俺もそこまでは面倒は見ない それで良いな?」

 

 

「最悪殴り飛ばぜは良い!」

 

 

「おい空のジュエルシードは貰って良いか?」

 

 

「おう」

 

投げ渡されたジュエルシードは指輪にならないやはり魔力が必要なのかな……それなら

 

 

「『復元(リゲイン)』」

 

 

試しにと自分の獲得した指輪戦士の能力を使ってみた すると

 

 

「うっそぉ」

 

 

「何!?」

 

 

魔力が充填されたジュエルシードに戻ったではありませんかぁ!

 

 

「何でええ!」

 

 

「これなら魔力石は一つで済む、使う度にお前の力で戻せば…凄い永久機関が完成してしまうではないか!」

 

 

「…………」

 

 

やっちまったぁ…と頭を抱えるが

 

 

「取り敢えずはそれで様子見したらどうだ?魔力を取り込む事でその子の体の事の問題が改善するか経過観察してからにしてくれ」

 

 

「………まぁ一理あるな」

 

 

「んじゃあな」

 

 

「待って!」

 

 

「ん?」

 

 

「お前の名前聞いてない」

 

 

「常葉ハルトだ…じゃあな」

 

 

カッコつけて去るのであったが、この戦いを見ている影が ハルトを狙う事を

 

 

 

彼はまだ知る由もない 帰り道で

 

 

「猫か…って怪我してるじゃん!!よし復元!」

 

 

「……」

 

 

「寝てるな、そうだなドンモモタロウも袖触り合うのも他生の縁と言ってたし面倒見るか」

 

 

何気なく助けた猫から とんでもない事に巻き込まれてしまう事を!!

 

 

 

 





はい!今回のゴジュウポーラー 白波雪菜さんは たにpさん提案のキャラでもあります!たにpさん、ありがとうございます!!
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