前回までのユニバース戦士はぁ!!
別世界の指輪争奪戦勝者 ゴジュウポーラーこと白波雪菜に目をつけられてしまったハルト!やはりと言うべきか襲い掛かる荒事を退けた後
復元の異能でジュエルシードを復元できる事を知るのであった!! その途中 猫を拾ったのだが…
「コレでよしと」
その夜ハルトは以前教わった、なのはの番号に雪菜とはやてちゃんの簡単な事情をメールに纏めて送ると
「取り敢えず眠ってるか明日獣医さんに連れて行かないと……しまった!俺この世界の保険証持ってない…」
と困ったが ふと
「そう言えばすずかちゃんの家に猫いっぱいいたな…獣医さん紹介とか頼めないか相談してみるかな」
と考えていると猫はパチリと目を開く
「お、起きた?大丈夫?」
「何故私は生きて…どうして?」
なんか困惑しているがそれ以上に
「……猫が喋ったな」
『もう慣れたぞ』
「うん人間慣れるんだなぁと思った…最近驚いてばかりだよ」
「驚かないのですね」
「まぁ喋る動物は最近良く見たからな…それで君の名前は?」
「リニスと言います…その貴方は?…魔力のパスが…まさか貴方が使い魔として契約したのですか?」
「使い魔?契約?何の事?」
『すまないハルトはこの世界の事情に疎いのだ簡単に説明して貰えると助かる』
「インテリジェントデバイスまで…」
『前もそう呼ばれたが違う、私はテガソードだ』
「は、はぁ…」
「兎に角!リニスさんの話を聞こうよ!」
「でしたら」
というとリニスは魔力で体を再構築し成人女性の格好を取るのであった 何処か民族衣装みの感じる服である
「コレでどうでしょうか?」
「あ、はい…ありがとうございます」
「あ、あの…何故動揺しているのでしょうか?」
『ハルトはな…同世代の女性に対して免疫がないのだ何せ女性との交際経験が皆無だからな』
「そうなのですか?」
「ごめんなさい……」
『仕方ない奴だ、ハルト…ギラを思い出せ」
「……すぅ……はーはっはは!よし問題ない!さぁ改めて説明をお願いします!」
心の中にいる邪悪の王の力を借りて奮い立つハルトはリニスから事情を聞くのであった
曰く 魔導士の中には自分の魔力を渡す事で使い魔を持てるということ
リニスさんは使い魔契約終了に伴って消滅しかけていた所を
「俺の復元で戻しちゃったのか」
「復元?」
『彼は壊れたものや不調なものをそうなる前の状態に戻せる異能を持っているんだ』
「おいテガソード、何勝手に」
『少なくとも何故自分が治ったか理由を知らないとダメだろ?』
「まぁ確かにな、あぁ復元で治した事で君と俺とでパスが繋がったのか?」
「恐らく…現に貴方から魔力を貰っていますのですが…何故普通にしていられているのですか?使い魔の契約と維持はプロの魔導士にとってもかなり大変な事なんですが」
「負担?全然感じない…魔力ってアレか?まさか…勇気という魔法で何とかしてるんじゃね!」
「???」
「マジレンジャー由来の力は関係ないのかなぁ」
そんな疲れなんて感じない…もしかしたら
「謎だな」
『やはりこの世界の魔法について私達は無学だな』
「そうだよなぁ…」
「あの…失礼ですがそのレアスキルは病に侵された人や死んでる人は治せますか?」
「え?病気は治せるよ前に一回治したし…ただ死んでる人は分からないなぁ……」
「そうですか…」
「何か訳アリみたいだけど、今は自分の療養するのが先決だよ無理しないで」
「はい…ありがとうございます」
「んじゃ俺はソファで寝るから何かあったら起こして〜オヤスミー」
ってな訳で俺は使い魔?を仲間にしたのだが
翌朝
「………ん?」
何かお腹の空く匂いがしたので目を覚ますと
「おはようございます、ハルトさん」
「お、おはようございます!リニスさん!」
そうだったと!慌てていると
「使い魔に敬語は辞めてください、それと勝手ながら朝食を用意させていただきましたが、いかがでしょうか?」
「是非いただきます!」
とハルトは一口食べると
「………」
ポロポロと泣き始めたのであった
「どうされましたか!まさか「ううん…人の作るご飯食べたのっていつ以来かなって」え?」
『すまない…人の手料理以前にマトモな食事を最近してなかったからの』
「何食べてたのですか?」
『主にカロリーバーだ』
「それ補助食品ですよね?」
「美味しい……美味しいよぉ…」
と泣きながら食事を食べたのであった
食後
「いや誠に申し訳ない」
「気にしないでください…」
「と言う訳にも行かないんだ俺にとって食の恩とはバグナラクのように深く、超絶怒涛究極完全体キングオージャーのように尊く高いものなのです!だからリニスさんがやりたい事があれば俺は全力で協力しますよ!!」
「でしたら……私の元契約者と会ったら一発お礼がしたいので時が来たらお願いしますね」
「合点でさぁ!…と、取り敢えず今この街で何が起きてるか話さないと」
魔法絡みでジェエルシードなるやばい石が散らばっている事 そしてその石をめぐって数多の勢力が鎬を削る事を話した
「って訳だ」
「そうですか…」
何かリニスは言いたそうだが、流石のハルトも言及しなかったのである
「そんな訳で取り敢えず…昨日話し合った妖怪ハチミツ狂いと魔道書を持った車椅子幼女を俺と協力関係にある砲撃魔法少女と白イタチとの会談があるから行くよ」
『名前で覚えろ』
改めて協力関係を結べるか心配であった…
なのはちゃんが指定したのは 喫茶店 翠屋である
中に入ると
「いらっしゃいませ…って常葉じゃないか」
「あれ、高町君じゃんお久〜」
「と言うほど久しぶりではないんだがな」
「そっけ?」
「あら恭弥の知り合い?」
「あぁちょっと…」
「初めまして、高町君の知り合いやってます常葉ハルトと言います。自他共に認める変人ですがよろしくお願いしますね高町のお姉さん」
「あら嬉しい事を言ってくれるわね、けど私は」
「俺の母さんだ」
「………マジ?」
あまりの情報にハルトは顎が外れそうになるが
「んじゃ、コレはお近づきの印に…そいっと!」
と折った折鶴が意思を持つようにパタパタ飛び始めるのであった
「あら、凄いわね〜」
「手品ですよ、こう見えて色んな分野のNo.1を目指しているので」
本当は固有能力ですがね…うんと心の目を背けるが
「これは凄いね」
「あら士郎さん」
「初めまして恭弥の父、高町士郎です」
「お父さん!?なぁ高町くんのお兄さんちゃうの!?」
「事実だ」
「マジかよ…え、実は何年かSF映画ばりの装置でコールドスリープしてるとかないです?」
「ははは!確かに見た目より若いと言われる事があるよ」
タイムレンジャーのコールドカプセルに封じられている疑惑すら抱いてしまったよと頭を抱えると
「あ、ハルトさんこんにちはなの!」
「よ、なのはちゃん」
会話する2人に
「知り合いだったのか?」
「あぁ、迷子になってるのを声やかけたら…まさかの高町くんの妹と聞いてビビったよ」
「あらそうなのねぇ」
「この間はありがとうございました!」
「どういたしまして」
そしてテラス席についたハルトはコーヒーとシュークリームを食べて待っていたのだが
「!!!」
このシュークリーム、何てクオリティの高さだ…と雷に撃たれたように感動していた
「やばい感動しかない」
この世界に来てから食事に感動しかないと思っていると
「待たせたな」
「待っていたぞ妖怪ハチミツ狂い」
「それは誰の事かな?」
「お前以外にいねぇだろ」
「!!」
「ちょっと雪姉さん落ち着いてや!」
取り敢えず互いにはやての顔を立てるとハルトの頭にフェレットのユーノが登るのであった
「えーと、はじめまして」
と会談が始まったのであるが
「私も良いかな?」
「どうぞ、なのはちゃん」
空いた席に座ると
「え、えーと初めまして…私は八神はやて言います」
「私は高町なのは、よろしくねはやてちゃん」
「よ、よろしくな…なのはちゃん」
「うん!」
とほんわかする盤面に和んだハルトと雪菜であったが
「取り敢えずオレ達の事情を説明させてもらうぞ」
雪菜の話はジュエルシードの事 というよりかは内包する魔力である
「ハルトさんが復元したジュエルシードやと魔道書さんは魔力を吸わないんや」
「んじゃ、こっちで試してみ?」
ハルトは戦闘で回収したのを渡すと指輪は同じように魔力を吸われジュエルシードに戻ったのである そして復元を使うのだが
「どうやらジュエルシードの魔力吸収は一回までって所か?」
「そうみたいだ、ユーノと言ったか?ジュエルシードってのは何個あるんだ?或いは自然界で採掘出来るなら場所を教えてくれないか?採掘してくるぞ」
「え、えっと…ジュエルシードはロストロギアと言う超古代文明の遺産だから自然界にはないんです…それと数は全部で21個 シリアル番号によって魔力差はあるけど…」
「超古代文明…まさにオーレンジャーだな」
と呟くハルト、魔王ならクウガやグロンギを出す所であるが戦隊だとこうなのである
「そうなると魔道書には新鮮なジュエルシードの魔力を提供しないとダメって訳か」
と雪菜は考え出すと
「なぁ、そう言えばハルトさん達は指輪で変身したりするけど、アレって何なん?」
「アレはスーパー戦隊という異世界で地球を守ってきた戦士達の大いなる力を内包した指輪だ」
「へぇ」
「そしてその指輪を奪い合う戦いで頂点に立ったのが俺とそこの妖怪ハチミツ狂いだ」
「誰がハチミツ狂いだ?オレはただミツバチさん達の努力の結晶を深く愛しているだけだ!」
「なぁなのはちゃん…コイツの口にハチミツのボトルあったら突っ込んでくれない?」
「それは無理なの…」
「そっかぁ…」
「ハチミツが勿体無いの」
「え、そっち!?」
「と、兎に角…オレ達も君達に協力したい」
「それは有り難いですが」
「代わりにジュエルシードの魔力を封印する前に魔道書に渡してくれないか?」
「(封印するのに加えて魔力まで抜いたらより安全になるか)はい、此方もよろしくお願いします!」
よし!同盟を結べた事で
「んじゃ、早速始めるか」
「え?」
「そうだね同盟相手の実力…知らないまま手を組めないよな?」
「オレが勝ったらハチミツ狂い呼びは訂正してもらう」
「やってみろよ、お前も指輪争奪戦で勝ち抜いたならな」
「え?え!」
という訳で河川敷に向かい ユーノに人払いの結界を出してもらい両者構える
「んじゃ始めるか」
「あぁこの間は消化不良だったから楽しませろよ?」
「楽しめるだけ強ければ良いなぁ」
2人はそれぞれアイテムを取り出して構えると
「「エンゲージ!」」
『戦隊リング!』
「爆竜チェンジ!!」
リズムに合わせて2人は構えを取るのである
『ゴジュウポーラー!』
『アバレンジャー!』
「元気莫大!アバレッ…っ!」
名乗りを決める前にゴジュウポーラーの右ストレートを叩き込むのであった間一髪防御したが
「名乗る暇があったら構えろよ」
「テメェ…アバレッドの名乗り中に攻撃して良いのはなぁ……アバレキラーだけなんだよおお!!」
同時にアバレスーツから鋭利な突起物が現れる 体内のダイノガッツを過剰放出する事で変身可能になる 人呼んでアバレモード!
「浪漫が分からん奴は嫌いティラアアアアアア!!」
「え、ちょっ!」
想定外な獣の戦い方に意表をつかれたゴジュウポーラーは単純な体当たりが腹部に命中し軽く吹き飛んだのである
「らぁ!」
完全にテンションのリミッターが壊れてしまったのだ
「力を借りるぜぇ!!」
選んだのはハルトの経験した指輪争奪戦 最大の敵にしてハルトのライバルが持っていた指輪
『戦隊リング!』
「一筆奏上!!」
手拍子に合わせて 一筆奏上
火 の文字を空に書き反転させる
そして変わるは
『シンケンジャー!』
「シンケンレッド…常葉ハルト!ね
「くっ、本当に面倒な奴だな」
「まだまだ行くよ!『
テガソードで空に文字を書く ハルトの能力の一つ 塗装 その力は色に因んだ感情を自他に付与するというもの
色は赤
「感情の昂りを齎す能力!!ノリと勢いに任せる…それだけで!俺はぁ強くなるんだぁ!!」
手にしたシンケンマルの鍔を回転 するとシンケンマルは シンケンレッドの必殺武器 烈火大斬刀へと姿を変えたのである
だが
「脳裏が二つ!?そんなの有りかよ…」
指輪の戦士の異能は1人につき一つ 二つ持つなどあり得ないのである
「しゃあない、ベアックマ!!」
能力には能力とゴジュウポーラーが呼び出したのはガントレットに似た自我を持つ 相棒
「やるっくま!」
ベアックマ50を持ち迎撃の構えを取るとグーデバーンのグローブ部分を押し込むと
「我流合体奥義!鉄・拳・聖・砕!!」
「百火繚乱!!」
両者の大技がぶつかり合う 炎と氷 激突による舞い上がる水蒸気による煙 それが晴れた先に立っていたのは
「ふぅ、危ない危ない」
ゴジュウポーラーであったが本人も炎により節々が焦げているし無傷でないのである
シンケンレッドはシンケンマルを地面に突き刺し膝をついていた
「くっ…まだまだぁ!」
『待てハルト、まさか」
「凌牙『ストップだ!』何だと!!」
『頭を冷やせハルト!!』
「っ!」
「流石は指輪争奪戦のチャンピオンだな紙一重だった…いやその前に聞いておきたい」
「んだよ」
「何で本当の自分で勝負しない?」
「!!!」
「オレは本気の…ゴジュウウルフとしてのお前と戦いたい」
「断る!」
「訳アリか…まぁグーデバーンと契約して変身したオレが人の事言えないか…だが、オレはいつか本気のお前と戦いたい」
「そうかい戦隊リングを使って変身するのも本気だよ」
「だが今日はオレの勝ちだ」
「だな」
「一つ確認したい、お前の能力は何だ?」
「ん?復元と塗装「ふざけるな特殊能力は1人につき一つの筈だぞ!」はぁ…今回は負けたから教えてやるよ俺が契約して得た能力は『
「反則級の能力じゃないか…バカソードは何してるんだ!」
「勿論弱点もある、あくまで俺のは能力を取り込むだけで習熟には相応の時間が必要だ」
コピーするだけであって使い熟すには別のセンスが必要となる曲者である
今の手札を得るまでに何人もの指輪の戦士を倒したのは彼の実力の証明に他ならないし
ユーノは うわぁと思ったのと管理局にバレたら必ず狙われる能力だと推察した
何せレアスキルを後天的にかつ無尽蔵に取り込めるなど人体実験の対象にされてもおかしくないと
「それでどうだい?仲間に不足あるかい?」
「んや、不足無しだ一先ずはよろしく」
握手を交わして共闘はなったのであるが
「次は勝つ」「次も勝つ」
バチバチとしていたのは言うまでもなかった