『G』の異世界漂流日記   作:アゴン

134 / 417
ボッチ「ひと狩り行こうぜ!」

尚、常時ソロの模様。


その3

 

*月Δ日

 

ちょっとした息抜きのつもりでこの世界に降り立ってもうすぐ1ヶ月、最初の頃は神々が降り立つ世界と知って上手くやっていけるか心配だったが、今の所はどうにかやっていけている。

 

ギリシャとか北欧とか、日本とかメソポタミアとか、様々な神話体系の神々が地上に降りているとか、最初耳にした時は悪夢としか思えなかった。だって神よ? あの無遠慮で傍若無人で、無責任に力を行使するあの神よ?

 

自分達は好き勝手振る舞う癖にいざ人間の中から目立った奴が現れれば手を出し、その人の運命を掻き回すあの神よ? そんな奴等が地上で人と同じ生活をするとか、最初は本当に疑問と困惑で一杯だった。

 

特にギリシャと北欧。あの連中が大人しく人らしい生活を送るとか絶対嘘だろ。と、最初は思ったものだ。

 

一応自分が元いた世界に伝わる神々とは違うかもと一縷の望みを掛けて見聞を広める意味も込めて一番神々が多く住まうこの迷宮都市オラリオにやって来たのだけど………。

 

いやーもうアレだね。何処の世界の神もやっぱ似たようなもんだわ。下界に降りる前提ルールとして神の力は使わない様にしているかもしれないけど、あんま変わってないわ。少なくとも自分の知る限りでは、だけど。

 

まぁ、神の恩恵を人々に授けてダンジョンから湧き出すモンスターを狩る為っていう一応筋の通ったシステムを遵守している様だからそんなに目立った事はしていないけど、面白そうな事や人には率先してちょっかいだそうとする性質は殆ど変わってない。

 

寧ろ恩恵を授けた人間を眷属と称して手駒にしている辺り、ある意味自分が知る神よりも質が悪い気がする。少し前に闇派閥(イヴィルス)とかいうテロ組織みたいな連中が跋扈していたと聞くから、尚の事悪印象が目立つ。

 

と、此処までこの世界の神に対する印象を述べてきたけど………うーん、どうも神を相手に考え事をすると極端な方へ思考が傾いちゃうな。これまで神と自称する輩に碌な奴はいなかったから、その弊害もあるのかな。

 

自分の中で比較的マトモな神はマジンガーのモデルとなったとされるZマジンガーことゼウスとか、その辺りしかいない。

 

ゼウスといってもギリシャのアレとは全くの別存在だけどね。アレはマジンガーの世界線に於ける唯一の例外みたいなモノだし、ハーデスに関しても自分の故郷の伝承とは真逆の評価をされているし。

 

まぁ、そんな神々とその眷属達が跋扈するここオラリオだが、此方から近づかない限り害は無いと思い、職場体験なノリで暫くこの街で気ままに過ごしていく事にした。

 

それにいざ絡まれたり厄介ごとに巻き込まれそうになったらこの街から出ていくだけだしね。昔から逃げる事だけは得意だから(キリッ

 

さて、そんな訳で自分もこのオラリオで一から生活をする事になるのだが、生きていく上で通貨は必要になっていく。取り敢えず目下の目的は最低限の生活環境の確保という事で手っ取り早く稼ぐ為に自分も冒険者となりダンジョンに潜ろうとしたのだけど………。

 

ダンジョンって潜るのに神の眷属になるのが前提条件なのね。

 

ダンジョンに潜ろうとしていた自分を慌てた様子で呼び止めてきた眼鏡を掛けたエルフちゃんの話によると、ダンジョンに潜る時は最低でもいずれかのファミリアに加入し、神の恩恵を授かる必要があるのだとか。因みにこれを破ると結構なペナルティを受けることになるみたい。

 

おいおい初っ端から詰んだんですけど? 神という存在を根底から信用していない自分にハードル高過ぎるんですけど?

 

でもって神の恩恵を受ければ眷族として凄まじい力を得られる様になり、その力を以て冒険者達はダンジョンを攻略していく事になるみたいだけど………。

 

いや無理だわー。神の眷族になるとか死んでもごめんだわー。俺が神の下僕になる? 自己嫌悪で死にたくなるわ! 最悪ゲッペラーさんやZEROさんに介錯頼む案件になる。

 

序盤から手詰まりを覚えた自分だが、忘れてはいけない。自分には蒼のカリスマというもう一つの別の顔があるのだ。これを上手く使えば自分は蒼のカリスマとして冒険に乗り出し、シュウジとしてオラリオでの生活を満喫出来るという訳だ。

 

そんな訳で夜、ダンジョンの入り口兼建造施設であるバベルに向かった自分は早速ダンジョンを冒険する事にした。

 

一階から三階、三階から八階、八階から十数階、途中やたら広い空間に出てそこにいた巨人に遭遇し、適当に倒して更にその奥へ向かってその先にあったリヴィラという街やダンジョンの奥深さに驚いたりしながら、自分は順調に階層を下っていった。

 

初日から十二分に堪能し、コレからの冒険に確かな高揚感を感じていると、ふとあることに気付いた。冒険者にとって最大の収入源である魔石、それを換金してお金に代えるという話だが、その魔石の換金場はあのエルフのお姉さんがいるギルドの受付のすぐ近くにあるのだ。

 

しかも換金は人の手によって行われる。魔石を適当に流し込んでその量に添ってお金が貰える訳ではない事に今更ながら気付いた自分は、道中折角手に入れた魔石に膝を折った。

 

しかし、ここで諦める自分ではなかった。なんと冒険者にはサポーターという冒険者の支援者がいるらしく、彼等は通常よりも大きめのバックパックを背負い、冒険者の冒険を円滑に行う為に魔石やらドロップアイテムを率先して集めてくれるらしいのだ。

 

まさに渡りに船。取り敢えずその日はダンジョンから撤退し、地上に戻り適当な場所で野宿する事にした自分は、翌日ワームホールでダンジョンとの行き来を出来た事を確認した後、サポーター探しに乗り出した。

 

因みに今回俺の相棒であるグランゾンは極力控えさせようと思う。今の所そんな危機に陥った事はないし、下手に出して騒ぎになってしまうとそれこそ神々の目に留まる事になる。連中との関り合いを可能な限り無くすための致し方ない処置である。

 

閑話休題。

 

そんな訳で二日目はサポーターのスカウトに乗り出した。流石に人目が多い真っ昼間から仮面を被って彷徨くのは不味いので、この日は手製のジャージ姿というラフな格好でオラリオの街を探索した。

 

遠巻きから見ても巨大な都市であるオラリオ。カジノや歓楽街、港町と様々な色合いを見せるこの都市は確かに冒険者の夢とロマンに溢れていた。まぁ、その一方で裏側は相当根深そうだけどね。

 

オラリオの街並みを楽しみながらサポーターを探していると、遂にその人物らしき人を見付けた。巨大なバックパックを背負い、路地裏を歩く一人の少女、小人族(パルゥム)のリリルカ=アーデちゃん。

 

その種族の名を示す通り小柄な彼女だが、神々の恩恵とスキルとやらのお陰で自分よりも大きな荷物や武器も持つことが出来る正に縁の下の力持ち(サポーター)の少女、彼女を見掛けた自分はそのまま後を追い、人気の無くなった所で仮面を羽織り彼女の前に出た。

 

最初は自分の格好に警戒していたけど、報酬の事と前金の事を話すと徐々に警戒心を薄め、自分の手を取ってくれた。

 

金の話を聞いて態度を変えるなんて軽薄な人間と思われるかもしれないが、本来冒険とは命懸け、ダンジョンといういつ命を落とすか分からない場所に頻繁に挑まなければならないのだから、彼女の反応は別段おかしい事じゃない。

 

 

寧ろそのがめつさに見合うサポーターとしての経験が彼女にあると思えば、この契約は悪くないと思える。そんな彼女と無事に契約を結べた自分は前金として昨日回収した魔石の全てを彼女に渡した。

 

こう言った交渉は最初が肝要、自分の実力を示す事で相手からの信用を得るものだとその昔シュナイゼルから教わった気がする。

 

最初に渡された魔石に戸惑いながらも受け取ってくれたアーデちゃん。取り敢えず今日は様子見として30階層辺りに赴く事にした。勿論ワームホールを使って。

 

で、結論から言えばこの日の探索は大成功だった。特にアーデちゃんが魔石集めだけでなく自ら囮になって自分の所にモンスターを集めてくれたお陰で資金集めは順調過ぎる程に円滑に進み、探索も別段危機に陥る事もなく気が付けばこの日の内に安全階層と呼ばれる50階層まで潜ってしまっていた。いやー、人間夢中になると時間の経過を忘れちゃうね。

 

本音を言えばもっと深くまで潜りたかったけど、今回はアーデちゃんと初めて組んでのダンジョン攻略なので自重する事にした。取り敢えずこれで自分の実力は計って貰えただろうし、報酬も色を付けるという事で納得してもらったアーデちゃんは、今後も自分とダンジョン攻略に付き合って貰える約束をする事になった。

 

この日はそれで解散となり、魔石の換金もアーデちゃんに任せて報酬もキリよく半々で済ませる事になった。アーデちゃんというサポーターを引き連れて最初の攻略だったから少し控えめに終わったけど、今回の調子で行けば数日籠るだけで十桁は稼げるのでは無いだろうか? 勿論、その日のモンスターとの遭遇率に左右されるから確証は得られないけど。

 

そんな訳で次回以降もお願いしますとアーデちゃんに頼んだ所、何とか了承して貰えた。その際にやたら間を置かれたりしたから不安になったけど………やっぱ彼女位のサポーターになると色んな冒険者から声が掛けられるのだろうか?

 

そんな彼女を一日中引っ張り回してしまったから、少し悪い気がする。だから報酬の方ももう少し多くしようかと進言したら、これまた凄い勢いで拒絶されてしまった。

 

必要以上の報酬は戴けませんとか、マジでプロ根性の凄い娘なんだな。と、改めてサポーターの有用性と頼もしさを痛感した自分は、次回のダンジョン攻略の際のサポーターも引き受けてもらい、今度こそ解散する事になった。

 

そして次の日からアーデちゃんだけでなく、彼女と同じ団────即ち、ソーマ=ファミリアの方々とダンジョンに籠る事になった。何でも彼等はアーデちゃんから話を聞いて自らサポーターとして自分に付き添ってくれるというのだ。

 

アレかな? ソーマ=ファミリアって初心者の冒険者に対して何らかの援助をしてくれる凄い親切な方達なのかな? 彼等の献身的な活動につい感激してしまった自分は、彼等の期待に応える為に頑張ることにした。

 

結果、この日の探索も大成功。桁は惜しくも十桁には届かなかったけど、それでもドロップアイテムとかが多目に手に入ったから万々歳な結果である。特に58階層、ドラゴンという王道なモンスターが沢山出てくる階層だから魔石もドロップアイテムもその分多く手に入れる事が出来た。

 

サポーターの皆も今回の結果には満足してくれたのか、互いに肩を抱き合って喜んでいた。ただやはり彼等も必要以上の報酬は受け取ろうとしてくれず、戻ってからの話し合いは結構難航した。

 

ソーマ=ファミリアの人達ってプロ意識高過ぎない? そう思える程に頑固なアーデちゃん達だったが、ソーマ=ファミリアの皆さんと仲良くしたいという自分の願いに漸く折れてくれて、この日はそれで解散となった。

 

その日以降もソーマ=ファミリアの皆さんとは良くして戴いている。日を重ねる事に増える団員さん達、ある日には遂に彼等のトップである団長のザニスさんも一緒に来てくれたりして、自分とソーマ=ファミリアの人達の関係はまさに良好と言えた。

 

その証拠にザニスさんからソーマ=ファミリアの名産であるお酒をご馳走になったりした。流石に人前で仮面を被る事はせず、取っている宿で戴いたけどね。確かソーマってお酒や霊薬の神様なんだっけ?

 

味の感想は普通に美味しかった。拙い感想だったけどそれ以外の言葉は特に思い浮かばなかったので、ザニスさんに後日そう伝えたのだけど………なんか凄い驚いた様子なんだけどあれは何だったのだろうか?

 

もしかして自分結構失礼な事言ったかな? 神に対する礼儀は持ち合わせてないけど、お世話になっているファミリアの皆さんは別だ。粗相をしたのか不安だったけど、ザニスは気にしないでくれと言っていたけど、やっぱりお世話になった人達に不義理を働くのは良くないよね。

 

そんな訳でこの日も張り切ってダンジョン攻略に勤しむことにした。結果は勿論上々、これでザニスさんも機嫌を直してくれれば良いのだけど……。ソーマ=ファミリアの皆さんとは今後も仲良くしていきたいから、気を付けないとな。

 

さて、そんな感じでダンジョン攻略という偏った話ばかりをしてきた自分だけれど、地上での生活はおざなりなのかと言うと、これが意外とそうでもないのだ。

 

地上には地上で沢山の見処があったりする。都市中央のバベルは勿論、カジノの様な娯楽施設も沢山あったりするし、観光スポットらしい場所があったりする。ダイダロス街とかまるで迷路みたいでワクワク心が刺激されてしまう程だ。

 

そんな見所満載なオラリオで、自分はダンジョンに潜らない日はじゃが丸君というファーストフード店でバイトしていたりする。其処にはヘスティアというギリシャ神話の中でマトモな処女神がいるのだが……なんかこの神、やたら先輩ぶってくるのだ。

 

いや、実際先輩だよ? でもさ、じゃが丸君が売れ残る度に俺に買ってくれって泣きながら頼むのは流石にどうよ? しかも買ったじゃが丸君をこの駄女神勝手に一部持ち帰ってるし。まぁ、売れ残るのは精々一個か二個位だから別にいいんだけどさ。

 

しかしその事もあってヘスティアちゃんにはタメ口で話をしたりする。まぁ、先にも述べた通り神に礼儀なんて持ち合わせていないから、別に何か変わった訳ではないけどね。

 

そしてバイト帰りには豊穣の女主人という冒険者御用達のお店で夕飯を食べて宿に帰る。ありきたりだけど実に充実な冒険者と一般市民の両立生活、けれど自分のオラリオでの一日はこれで終わりではない。

 

これ迄ダンジョンで得たドロップアイテムを使い、自分はある武具を作ろうとしている。モンスターを狩り、そこで得たアイテムを使い強い装備を生み出していく。

 

そう、自分はこのオラリオで冒険者としてだけでなく、モンスターハ⚪️ターとして活動しようとしているのである。まぁ、売るんだけどね。

 

けれど再現率は割りと高いんじゃ無いだろうか?

防具もそうだが武器の方も結構出来は良いし、着心地もバッチリだ。これならばあの芋虫モンスターにも対抗出来るのではないだろうか?

 

明日は何やら祭りが催されるみたいだし、噂のヘファイストス=ファミリアに挑戦を含めた売り込みに行ってみようかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ、コイツ硬い!?」

 

「武器なしでコイツ等相手にするのキツいんだけど!?」

 

怪物際(モンスターフィリア)。ガネーシャ=ファミリアが主催として行われる年に一度の祭り、その最中で起きる異常事態に繰り出されたロキ=ファミリアの女性メンバーは突如として現れる食人花のモンスターに苦戦を強いられていた。

 

硬く、速いモンスターの攻防。打撃では有効なダメージになり得ない。加えて魔力に反応するという性質により、俊敏な動きが増えてレフィーヤはそのモンスターの奇襲攻撃をマトモに受けてしまう。

 

「あ、ぐぷ?」

 

「レフィーヤ!」

 

下からの強襲、意識外からの攻撃を脇腹に直撃してしまったレフィーヤは唱えていた詠唱を中断させられ、体を地面に強く打ち付けてしまう。

 

呼吸と血を吐き出して悶絶するレフィーヤ、そんな弱った冒険者を放置するほどモンスターは甘くはなかった。

 

花が広がり、奥から鋭い牙が剥けられる。涎を垂らして獲物を捕食しようとするモンスターにレフィーヤの心は折れていく。

 

助けて、助けて、無様に悶えながら助けを求めるレフィーヤ、ロキ・ファミリアの中でも随一の剣の実力を誇るアイズが、その身に風を纏わせて駆けるも、他の食人花がそれを阻むように彼女の前に現れる。

 

「っ、レフィーヤ逃げて!」

 

「あ、あぅぅぅ……」

 

地を這い、何とか逃げようとするレフィーヤ、しかし捕食に掛かろうとしたモンスターから逃げられる訳がなく、レフィーヤという一人のエルフの少女は────。

 

瞬間、爆炎がレフィーヤとモンスターの間で燃え広がった。何が起きたと目を丸くさせるアイズ達、軈て爆炎が収まりそこから現れるソレに再び彼女達は目を大きく見開いた。

 

其処には────竜がいた。紅く、その全身に炎を纏わせ、食人花を焼き殺す紅い竜が。

 

いや、アレは竜ではない。人だ。人の形をした竜がその身より巨大な剣を地面に突き立てる事で食人花の攻撃を防ぎ、そして焼き殺したのだ。

 

オラリオの中でも最強の一角として数えられるアイズ=ヴァレンシュタインから見てもその竜人の姿は異質だった。

 

軈て竜人は地面に突き立て剣を一呼吸で引き抜き、肩に担ぐ。

 

「少女よ、もう大丈夫だ。──────何故って?」

 

 

 

“────私が、来た”

 

 

 

その堂々たる佇まいに、アイズ達は嘗て語り継がれてきたお伽噺の英雄達を幻視した。

 

 

 

 




ボッチお手製レウス一式装備。

防具
凄く硬くて頑丈だぞ! 後なんか全身から陽炎が出てるけど熱かったり燃え移ったりしない。

大剣
凄く硬いし切れ味も抜群だぞ! 後なんか振るうとめっちゃ燃える。地上で使う際は人のいないところで安全に使ってね!

以上、ボッチが作ったなんちゃってレウス一式装備のレビューでした(笑)

スキルは皆さんのご想像にお任せします。

それでは次回もまた見てボッチノシ


追記

尚、ボッチが語るリリルカ囮の話は単に恐怖に負けた彼女がボッチから逃げ出してモンスターに狙われまくりながら結局ボッチの所にもどってくるというお話である。
完全に怪物贈呈だが、ボッチから見れば単なる魔石集めのカモだった模様。

追記の追記

尚、装備の製作方法は特殊な機材()による重力操作

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。