『G』の異世界漂流日記   作:アゴン

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無惨死す。

デュエルスタンバイ!


その4 後編

 

 

 

 ────上弦の弍、猗窩座との戦いは一瞬で幕を降ろした。刹那の交差、瞬きする間もなく繰り広げられた攻防は十二鬼月の中でも最強の部類に入る猗窩座の敗北という形で決着となった。

 

首を特殊な素材で加工された刀か太陽の光でしか倒せないとされる鬼、十二鬼月の上弦である猗窩座は他の鬼と比べて純粋な強さだけでなく、再生能力も桁違いに優れている。腕を失おうと、足を切り落とされようともそれこそ瞬きの間に再生される桁違いの再生力。

 

如何に男の技が凄まじくとも、蜂の巣にされたとしても、それで終わる猗窩座ではない。

 

………では、どうして猗窩座の肉体は崩壊していくのか?

 

日輪刀で首を斬られた訳でもない。太陽の光に晒された訳ではない。考えられるなら、先程まで男が纏っていた光が原因か。

 

光を纏う男はこれ迄の鬼狩りとは違っていた。存在感が希薄になり、動きも前よりも比較にならないほどに読めず、上弦の壱───黒死牟が認識する頃には既に猗窩座の肉体は既に上半身が崩壊しきっていた。

 

男────シュウジの体から光が消えていく。猗窩座の体が完全に消滅するまでその様子を見守っていたシュウジは消失した猗窩座を悼む様に目を瞑り、意識を切り替えて最後の上弦、黒死牟へ向き直る。

 

「さて、最後はアンタになった訳だが………どうする? まだやるか? 俺はどちらでも構わないが」

 

 無惨が襖の奥へ消えて既に数分。流石に此方の索敵範囲から逃れてはいないが、未だに逃走を続けている。血鬼術というシュウジにとって未知の術を使っている以上、いつまでも放置している訳にはいかない。

 

早いところ決着を着けなければ夜が開けてしまう。故に残りの鬼との戦いも終わらせたいとシュウジは六つ目の鬼へ再三の逃亡の打診を促すが、鬼───黒死牟はビキビキと青筋を立てて怒りを露にしている。

 

「…………何故だ」

 

「あ?」

 

「………何故、お前のような男が生まれてくる。………何故、お前のような化け物が生まれてくる」

 

「…………」

 

「…………どうして、そこまでして………俺に見せ付ける。お前も、縁壱も、何故生まれてきた! 俺を………どうして、嘲笑ってそんなに楽しいか!? ………俺を蔑んで、そんなに面白いか!?」

 

 どうやら、これ迄の自分の行いが黒死牟のトラウマになるような何かを踏み抜いたらしい。先に見た怒り心頭な無惨の形相とどっこいな黒死牟の顔にシュウジは内心で後退る。

 

上弦の鬼、それも猗窩座を退けて最強の鬼とさえ呼ばれている黒死牟の様相にシュウジは勿論、未だ磔にされたままの妓夫太郎と堕姫も驚きを隠せずにいる。

 

頭を押さえ、掻き毟る黒死牟。血を流しながらも驚異的な回復力で再生し、また血が出るまで掻き毟る。暫く続いたループ、その様は軽くホラー的だった。

 

すると、一頻りに発狂して落ち着いたのか、先程よりも理性のある口調で語りだした。

 

「………答えろ。男、どうしてお前はそこまでの力を手に入れた。どうしてそこまでの強さを得た。俺は……どうしたら其処までの領域に至れる? 答えろ」

 

それは縋るような必死さに満ちた言葉だった。

 

 黒死牟は辿り着きたい場所がある。どれだけ鍛えても、どれだけ屍を重ねても、それでも尚届かない領域。神々に寵愛されたとしか思えない才を持つ弟を超えるため、時間すら忘れて剣に生きてきた。

 

その果てに今こうして弟とは異なっていながら凄まじい才と強さを兼ね備えた怪物が現れた。腸が煮えくり返る。恥と惨めさで死にそうになる。それでも千載一遇の好機だと自分に言い聞かせ、最期であると自覚しながらも黒死牟はシュウジへと訊ねた。

 

どうしたら其所へ往ける。どうやったらそこへ辿り着ける。鬼になるのとは別の手段があるのか、例え今ここで殺されても来世では必ず活かして見せると誓いを立てた上で黒死牟はシュウジの答えを待つ。

 

 シュウジの答えは一つしかなかった。これまで振り返ってきて得てきたもの、数え切れないほどの危機と強敵、そして今も心の底で支えとなっている嘗ての思い出。どうして自分がここまで来れたのか、どうやって此処までやってこれたのか、記憶の引き出しをほんの少しだけ開けて思い出に耽ってきたシュウジは口を開く。

 

「───努力、だな」

 

結局の所。シュウジが出せる答えはそれしかなかった。死ぬ思いをして、死にかけ、実際に死んだりして、それでも守りたいモノがあって、それが自身のエゴだと理解しつつそれでも進んできた自分の道。目的があり、使命があり、その為に必要な力を得る為に鍛練を重ねてきた。

 

今までも、これからも絶やさずに続ける鍛練。それを努力というのならシュウジに出せる答えはそれしかなかった。

 

 果たして上弦の鬼はこの回答に納得してくれたか。妙にハラハラとした気持ちで黒死牟へ視線を向けると、黒死牟は顔を俯かせていて表情が見えない。

 

心なしかプルプルしている。もしかして自分の言葉に何かしら思うところがあったのか? 侍みたいな格好しているし、武士道な感慨に思いを馳せているのだろうか。

 

もしかしたら、本当に戦いを避けられる? まさかの反応にシュウジが僅かに期待に胸を膨らませ───。

 

「………ふは、フハハハ、フハーッハッハッハッハ!! ────殺す」

 

「ヒェ」

 

 六つの目から血の涙を流して斬りかかってくる黒死牟にシュウジは本日二度目の全力態勢(ボッチの極意)で迎え撃った。

 

戦いは猗窩座の時と同じ一瞬に終わったが、猗窩座の時とは違う意味で記憶に刻まれる一戦だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ、くそ、クソクソクソクソォッ! 何なんだあの化け物は!? 何故あんな化け物が生まれてくる!? あんなのと何故二度も相対せねばならない!?」

 

 襖へ足を踏み入れた先、幾つもの回廊を越えた無限とも呼べる異空間。とある鬼の血鬼術によってここまで逃げ延びた無惨は額に滲み出る汗を拭いもせず、己に降り掛かった理不尽に憤る。

 

その後ろにはこの結界とも呼べる無限城を生み出した血鬼術の使い手、琵琶を手にした女の鬼が取り乱す主に何も言わず、静観のまま座している。

 

「───上弦の鬼が消えた。玉壺も半天狗も猗窩座も………黒死牟も。生きているのは堕姫と妓夫太郎の二匹だけ。何故何の役にも立たずに死ぬのだ屑どもめ! 何の為に私の血を分けてやったと思っている!?」

 

怒りの矛先は理不尽(シュウジ)から上弦の鬼達に向けられる。何れも自分の手足となるために生み出してきた精鋭、下弦の鬼や他の鬼とは違い無惨が使えると判断してこれ迄重宝してきた下僕達。

 

そんな彼等の生命反応が軒並消えている。今は生きている妓夫太郎達も死ぬのはもう時間の問題だろう。これ迄何かと役に立ってきた鬼達が死んでいく。その事実に憤りを隠せない無惨が八つ当たりに周囲の襖や回廊を破壊して回ったとき。

 

「っ!?」

 

「はぁ、はぁ、───鳴女?」

 

 背後に控えていた鳴女という鬼の様子がおかしくなった事に気付いた無惨、この女は余計な口数もなく、便利な血鬼術を持っているから側に置いていた無惨の数少ないお気に入りの鬼。

 

琵琶を持つ手を震わせる鳴女が何かに怯えた様子で震えている。どうしたと訊ねる無惨、主の言葉にすら応えず。

 

「バカ………な」

 

心底信じられないものを見た。そんな風に呟く鳴女に嫌な予感を覚えた無惨はふと感じた気配に振り返る。

 

「ほう? ここが襖の先にあった空間か。中々洒落ているじゃないか」

 

其処にいたのは撒いた筈の怪物、紫色の髪をした男、シュウジが其処にいた。何故此処にいるのか、どうやって此処にいるのか、ここは鳴女という鬼の血鬼術でないとこれない異空間。人間である目の前の男が来れる道理はない筈。混乱する無惨、そんな彼を余所にシュウジはゆっくりと無惨へ向き直る。

 

「さて、ここなら誰も来ないだろうし、お互い逃げられなくなった訳だが。時間の余裕も出てきたし、ここらで一つ話を聞いておこうか」

 

「はなし、話だと!? 貴様の様な異常者にどうして言葉を交わす必要がある」

 

「いちいち鼻の付く言い方するなお前、まぁいいや。話というのは他でもない。どうしてお前、竈門家の人達を狙った? 彼処の人達に恨みでもあるのか、それとも………無差別に襲ったのか」

 

 シュウジにとって竈門家の人達は一宿一飯以上の恩義があり、この世界にとって何よりも護りたいと思う人達だ。優しく、困っている人がいたら深く聞き入らずに必要なものを施してくれる。自分達だって裕福であるわけでもないのに、それでも誰かに優しく出来る竈門家の家族。

 

そんな彼等の暖かく泣きたくなる程に優しい人間性にシュウジは嘗ての家族を見た。自分を育てるために朝早くから夜遅くまでに懸命に働き続けた父と母、家で留守番していた自分を寂しくさせないように側にいてくれた祖母。

 

戦いが続いてきたシュウジの心の奥底にしまっていた大切な思い出、それを久し振りに思い出させてくれた竈門家の人達にシュウジは深く感謝していた。

 

 そんな竈門家の人々を目の前の男は狙った。悪意にまみれ、殺意に溢れた凶刃であの人達の命を奪おうとしていた。許せるモノではない、なんだったら今ここで相棒と共に肉片一つ残さずに消したっていい。

 

自身がそうしないのは竈門家の皆から優しさの本質を思い出させてもらったから。

 

優しさとは許す事、人を憎むだけじゃなく、許して慈しむ事。久しく忘れていた人間らしい感情、優しい竈門家の人達に自分も見習おうというシュウジなりの敬意だった。

 

話していて分かったことは目の前の無惨という男は、驕りと自尊心の塊でその上自分を絶対の存在として確立させる典型的な支配者気取りの小悪党だ。

 

改心させる事は難しい。しかし、それでも竈門家の人達のような慈愛の心で接すれば、奴の性根も変わるかもしれない。そうすれば、見逃すという選択も自分という監視つきではあるものの、ありなのかもしれない。

 

 改心し、人に仇なすのを止めてひっそりと静かに生きていく。それならばこの戦いももう終わってもいいのかもしれない。

 

我ながら傲慢だ。今自分のしていることが優しさではなく、妥協や譲渡の類いの打算的な提案なのは否定できないし、反論することもできない。

 

でも、可能性を見たのだ。目の前の存在が性根から腐っているものではなく、鬼となり永く生きた弊害なのだとすれば、多少なり更正できる余地がある。

 

これ以上の戦いをしないで済む。そんな、シュウジなりの気持ちを───。

 

「そんなもの、決まっている。“生きる”為だ! 人間が食物を食べて生き長らえる様に、私もまた人間を補食するだけ、そこに何故善悪の是非を問う!?」

 

「────」

 

「その為に増やしたくもない同胞を増やし、私の目的の為に働かせた! それの何が悪い!? 何の責がある!?」

 

「それは、あの家にいる子供達の前でも言えるのか?」

 

「当たり前だ! 私は千年の時を生きる限り無く完璧に近い存在! その私の役に立てるのだ。感涙に咽び泣くのが当然だろう!!」

 

 鬼舞辻無惨はその真意を計ることなく吐き捨てる。予想していた中でも最悪の形で、無惨は差し出された手を振り払い、踏みにじった。

 

シュウジは理解した。目の前の男はどんなに言葉を尽くしても理解できない存在だと言うことを。

 

コイツは人を理解しない。人の気持ちを、人の想いを、この男は全て自分の都合のいいように曲解して破壊する。邪悪を超えて醜悪、シュウジはもうコイツに情けを掛けようとは思わない。

 

「そうか。それがお前の本音か鬼舞辻無惨。あぁ、なら安心した」

 

「なに?」

 

「やはりブチのめすのなら、お前のような奴がいい。俺もゴチャゴチャ言い訳を考えるのは止めた。お前は今日、ここで死ね」

 

 シュウジがそう言いきるのと、回廊の一部が押し潰して来たのはほぼ一緒だった。無限城という異空間を操る鳴女、彼女の血鬼術を駆使してシュウジを殺そうと琵琶を鳴らす。

 

倒壊する建物、そこから湧き出る鬼達。彼等は無惨の血によって生み出された知性無き怪異達、鬼にもなれず、ただ餌に食らい付くだけの無限城に配置された防衛機構。

 

それらがシュウジに向かって一直線に群がっていく。それは鳴女の援護、主と仰ぐ無惨の行動を援護する彼女なりの支え、鳴女自身この程度でシュウジの足止めを出来るとは思っていない。そして、彼女の予想は的中した。

 

 群がる怪異達が爆ぜる。その中心に立つ男は未だ怪我一つ付いてはいない。化け物め、内心で吐き捨てる鳴女と無惨が次に目にしたのは………。

 

「猛羅───総拳突き」

 

無限城を埋め尽くすかと思われる拳の流星群だった。

 

無限と称される空間が破壊されていく。自我のない鬼のなり損ないはミンチよりも細かく細切れにされ、命だったモノ達が駆逐されていく。

 

そしてその拳の流星群は鳴女をも粉砕していく。避ける余裕なんてなかった。血鬼術も使う間もなく砕かれた鳴女は他の怪異達と同様に細かい肉片となり、何もない無限城の下へと墜ちていく。

 

 残されたのは己のみ、逃げる為の最有力である鳴女が再起不能にされた事にいよいよ逃げ場を失った無惨、そんな彼の前にシュウジが静かに降り立ってくる。

 

「これで当分あの女が術を使うことはないだろう。これで漸くサシで戦れるな」

 

無惨に向けるシュウジの視線は何処までも冷ややかで、自身を完璧な存在と豪語する無惨にとって、その視線はなによりも侮辱的に見えた。

 

鳴女の再生が終わるまで無惨に逃げ場はない。無限城という避難場所が一気に逃げ場のない鳥籠へと変貌した。

 

どうしてこうなった。私が一体何をしたと言うのだ。自身のこれ迄の行いを全く悪びれない無惨は自身に振り掛ける理不尽にただ憤りを募らせていただけ。

 

「どうした? ここまでお膳立てしたのに、まだ戦う気がないか? えぇ? 自称完璧な存在さんよ。たかだか千年ポッチで支配者を気取るには、色々足りてないよな。本当」

 

「き、貴様!!」

 

シュウジの分かりやすい挑発に乗り、無惨の姿が変異する。伸ばした両腕から幾つもの刃を、胴体から数本の鞭を生やし、四肢には鋭い牙と口を構成させていく。無惨にとって最大の戦闘形態、おぞましくも恐ろしい姿となる無惨にシュウジはそれでも態度を崩さない。

 

「貴様は殺す! 私が殺す! 命乞いをしたところで、楽に死ねると思うなァァッ!!」

 

「上等」

 

 倒壊する無限城、この中で無数の斬擊がシュウジを襲った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もうじき、夜が明ける。長い道のりを走り続けて漸く目的地に近付いた男、冨岡義勇は独自の呼吸法で体力を回復させ、人気のない町中を一人駆けて行く。

 

町の中は何の異変も無かった。近くの山には無数の鬼が犇めき合っている筈なのに、近隣の人里には嘘みたいに穏やかな時間が流れている。

 

鬼は己の食欲と本能のままに動くもの、目に写る人間を餌としか見ず、襲い喰らう化け物達。そんな奴等がすぐそこに群を成して山にいるというのに訪れた町並みは全く変わった様子がなかった。争った後は勿論血の痕すらない。それが余計に不安を煽られた義勇は鎹烏の導きに従い山道を掛けていく。

 

もうすぐ目的地に着く。そこで待つ嘗てない戦いを前に覚悟を決めた義勇は刀を抜いてその地へ降り立つ。

 

さぁ、鬼はどこだ。一匹残らず切り捨てるつもりで前を見据える彼が見たのは………。

 

「さぁ、鬼舞辻某。大人しく自分の運命を受け入れるがいい」

 

「クソォ、クソクソクソクソクソォォォォッ!!」

 

 見えないなにかに押し潰されている異形の怪物と、近くにある切り株の上で悪い笑みを浮かべて見下ろす男がいた。

 

 もうじき夜が明ける。鬼の活動時間が迫る中で冨岡義勇の思考は停止した。

 

 

 

 

 

 




もしも、ボッチがその1の後に鬼殺隊に入ったら。

炎柱「うむ、素晴らしい体だ! きっと彼はこれまで想像を絶する鍛練をしてきたのだろう! そんな彼が加わってきたこと、とても頼もしく思う!」

音柱「上弦の鬼を殺やるたぁ、地味な見た目からして派手な事をする奴よ。こりゃ、俺もうかうかしてらんねぇなぁ」

霞柱「……………」(無関心)

恋柱(修司さん、今日も一人なのね。可愛いわ!)

蛇柱「ふん、せいぜい足を引っ張るなよ」

水柱「(既に貴方の力は見た。俺とは違う強く優しい人、どうかこれからも皆の事を助けて欲しい。俺も、可能な限り手を貸そう。だから今は)俺から言うことはなにもない」

蟲柱「姉さんの事、助けてくれて有り難うございます」

花柱「ふふ、そう言えばあの時のお礼、まだ言えてなかったわね。ちょうど美味しいお菓子が手に入ったの。貴方の話も少し聞きたいし………ね?」

風柱「次の組手、俺が勝つ! ……あ? その前にちゃんと弟と話したか? 俺を負かしたときに約束しただろだぁ? う、うるせぇ! ちゃんと話したわ!」

岩柱「南無阿弥陀仏。今我等鬼殺隊は嘗てない勢いに乗っている。これならば、近い内に無惨めの頚も討ち取れるやもしれんな」

お館様「無惨の頚は既に討ち取った? ………うん、それは喜ばしいね。でもねシュウジ、その報せはもう少し前に聞きたかったな。どうするの彼等への説明は? 皆、凄いやる気に満ちているんだけど? ねぇ、逃げないでってば」


それでは次回もまた見てボッチノシ

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