六兆年と鬼物語   作:幻月

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登場人物紹介を書こうとしたら間違ってプロローグを消してしまった…(11月8日)
今後修正していきます。

今後も 六兆年と鬼物語を宜しくおねがいします。


プロローグ 

 六兆年 

 

それは、考えることのできないほど長い時間。 人間どころか、地球…いや 、宇宙の欠片も存在しないだろう。

 

 実際ボクはたった9年しか生きていない─いや、まだ 9 年だ。

 

 ここの時代は誰もがよく知らない時代だ、

 

 まぁもちろんボクも知らない。

 

 ボクは何も知らない。

 

 家族、友人、知り合いも誰も居ない。

 

 でも、孤独なだけならまだよかった。

 

 誰も居ない土地で自由に暮らして、一人で死ぬことも今よりはマシなのかもしれない。

 

 何故って?それは簡単だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ボクは人間に鬼と呼ばれているかだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ボクの親は本物の鬼だったとか言っている。

 

 それが本当ならばボクは親を一生をかけて恨んでやる。

 

 一人で居なくなって子供だけを残す親が何処に居るのだろうか。

 

 

 

 人間はボクの住んでいる…いや、監禁されている小屋にほぼ毎日来てボクに暴行を繰り返していた。

 

 抵抗はしないのかって?

 

 腕を縄で縛られていればなにもできないさ。

 

 縄は背中で八の字に縛られて壁に結ばれている。

 

 だけど縄の長さは小屋を移動できるくらいまである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゴメンよ。ボクは嘘をついた。

 

 反撃は、できるならやっている。

 

 

 

 

 

 

 

 人間の骨を噛み砕いたりね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでも人間は懲りずにやってくる。

 

 もちろん木の棒で叩かれたりもする。

 

 痛いと感じ、血が出てもすぐに治る。

 

 それを見ていると本当に自分が人間じゃないのではないか? と考えることもある。

 

 

 

 ボクの住んでいる小屋は床にワラが引いてある。これは人間からの情けなのだろうか? 

 

 

 

 

 

 

 夜になるとようやく人間が消える。

 

 理由は、馬鹿馬鹿しいほど単純だ。

 

 

 

 人間は夜中は、ボクが『鬼に化ける時間帯』 とか言っている。

 

 

 まぁ実際そのおかげで夜中だけは警戒しないで眠ることができる。

 

 

 

 

 

 さて…。そろそろ眠るか。

 

 

 九年間もこんなところに閉じ込められていれば、月の傾きで時間帯がわかる、

 

 

 子の刻。

 

 

 

 

 じゃあね。おやすみ…。

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