ホワイトグレイの肌をもつ、12歳の少年、養分として自分の都合に合わせて、有機的存在(生命)全般を捕食可能、本人は本当に必要に迫られたとき以外これをやらない。
新しい地域に来て、今現在は新居にやってきていた、キャロルはビビアンの家に近い、安い空き部屋を借りようとして居た。ビビアンはなにか言いたげだったが、もう過ぎたことだ。
(キャロル)「よしっ…荷物を少なめにして正解だったな、午後1時か、後でビビアンの家がどんなもんか見に行くか。」
そして、キャロルは玄関のドアを開けようとして、ノックの音がなる。ドアの先にはビビアンがいた、こちらの部屋の様子でも見に来たか、何れにせよ、まだ時間はあるし、自分の部屋も彼女には見せるつもりだったので丁度よかったが。
(ビビアン)「…」
(キャロル)「お前の家に行くつもりだったけど、せっかく来たんだし、お邪魔してけよビビアン、といっても面白いもんはなにもないがな。」
(ビビアン)「お邪魔します…」
キャロルはビビアンが家に上がって、リビングに案内する。そこには机とソファーが一つ、幾つかの畳まれた段ボール、見る限りそれ以外は特になかった。
ビビアンはソファーに座り、キャロルは粗茶を出す。
(キャロル)「それで?そっちの部屋はどんな感じよ?」
(ビビアン)「いい…感じですよ...、貴方の部屋も中々に住み心地が良さそうなのです」
(キャロル)「だろ?働いて、貯金しといて正解だったぜ」
見たところ部屋の広さ的に1ldkと予想が着く、しかし、ビビアンは彼にこの部屋の家賃を払う資金力があるのかと思った、借りにも立地の関係や空き家と言う面で安くなっているとはいえだ。彼の働き口を知りたいが、何時ものらりくらりと躱されてしまう。まぁ言いたくないことは言わない、それは自分もしていることだ。多少気になるし、心配ではあるが…
(キャロル)「そうか、なら後から見に行っていいか?」
(ビビアン)「そう易々と女性の部屋を見れるとお思いで?」
(キャロル)「そうか…ダメか…」
そう言うとキャロルは少し、シュンとした顔になる。ビビアンはその顔を見て、少し思い直す。このぐらいは良いのではないか?自分から口には出していないにせよ、彼が着いてきてくれことに嬉しい気持ちもある。部屋を見せるだけでいいのだ、簡単な事だ。
(ビビアン)「いいでしょう…特別に見せてあげるのです。」
(キャロル)「いいのか?嫌がってたけど」
(ビビアン)「はい、それに私だけ見せないと言うのは不公平でしょう?この後にでも行きましょう。」
(キャロル)「なら拝見させておらうかな?」
……
(ビビアン)「その始めに行っときますけど、私の部屋にも余りに面白いものはないというか、余り期待はなさらないでください...」
(キャロル)「別にそんな過度な期待しないって、それに俺の方も対して面白くなかったろ?」
そんなことは、っと言いきる前に、お邪魔しま~すッと言って中に入っていくキャロル、それを後ろで不安そうに後を追うビビアン、キャロルは玄関を通り、リビングへ、総評としてはいたって普通だった、何をそこまで不安がっているのか結局キャロルは分からずに、家主に質問した。
(ビビアン)「その、もっとお洒落で可愛い部屋を期待されてると思ったのです。私の部屋はそう言ったものが少ないですし、本当はもっとそう言った趣味にお金を描けたいと思うのですが、前に暮らしていた場所の女の子の自室と比べると見劣りしそうでしたから。」
(キャロル)「あー…そういう、でも俺は女性の部屋に上がったことないし、少なくとも俺の部屋よりかはお洒落だし、可愛いからいいんじゃないか?寧ろ比較すると俺の部屋は必要最低限って感じだし。」
(ビビアン)「ありがとうございます…」
そう言ってキャロルはベットの上に一つだけ、置いてあるクマのぬいぐるみを眺める。女性はこういうものをコレクションしたがるのか、ッとキャロルは思った。
キャロルのズボンのポケットから携帯の音がなる。
キャロルはそれが仕事の依頼だと分かっていたので、楽しくなってきたのに、少しタイミングが悪いと感じた。
(キャロル)「はぁ…悪いビビアン、仕事の呼び出し入ったから俺行くわ。」
(ビビアン)「お気になさらずに、頑張ってきてください」
…
キャロルは集合場所にやってきた。そこには一台の黒い車が止まっており、車内の後部座席に老人が座っており、こちらの存在に気付いたのか、目で乗れと合図してくる。キャロルは老人の隣に座り、老人は前の座席の運転手に出せという、運転手は静かに車を走り出させた、暫くのドライブの後老人は口を開く。
(老人)「キャロル、今回の仕事もまた、エーテリアス狩りだ。」
(キャロル)「分かった、いつものね。」
(老人)「お前には助けられてるよ、非合法で安くエーテリアスを狩ってくれる、しかも、いくら使い潰しても構わねぇと来た、俺達みたいな裏社会の組織にはお前は大変有益だ。」
(キャロル)「…そんで?日にちは?」
(老人)「2日後…時刻は午後10時から開始する、場所は新エリー都の東区の幹馬祖街だ。今回はデットエンドプッチャーの駆除をしてもらう、幹馬祖街にある俺達の拠点の一つがホロウに呑まれた、そこの拠点の中には、組の貴重な武器や資源が放置されてる。そして、そのエリアには、エーテリアスが湧いてきてる。そこら辺の雑魚エーテリアスなら湧いてもまだいいが、」
(キャロル)「デットエンドプッチャーだったと…」
(老人)「そういうことだ、他の奴らだと危なくて近づけないからな、多少は死ぬだろが、お前ならすぐに殺れるだろう、倒したらこの端末のボタンを押せ、押したら、位置が仲間の端末に伝わる。近くの仲間が荷物を回収しに来るから、そしたら依頼は完了だ。報酬は手渡しだ、新エリー都の過疎区の早朝に渡しに行く。」
(キャロル)「死体の処理は?」
(老人)「食費浮くんだから食っとけよ。」
(キャロル)「人間から出る解答とは思えん」
(老人)「化物にそれ言われるとはな…」
話が終わると、老人は近くの店でキャロルに飯を食わせて、そのままBARに行き、キャロルが家に最終的帰ってきたのは午後9時半、因みにお酒は呑んでいない。
2日後にキャロル・クノースの仕事が始まる。