初星学園放送部部長、アイドル科の真城優です。   作:magtaco

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STEP 0:アイドル科編入編
初星学園放送部部長、普通科の真城優です。


 楽曲の音が消えると同時に、今日イチの大歓声が会場に響き渡る。

 

 眩いスポットライトがステージを照らし、客席では無数のペンライトの光が揺れていた。

 

 会場全体が熱気に包まれ、ファンの皆さんからのコールと拍手が鳴り止まない。

 

 私はステージ中央に立ち、満面の笑みを浮かべながらマイクを握る。少し息を整え、胸に手を当てて深く一礼した。

 

「皆さん、今日は私のライブに来て下さってありがとうございます」

 

 客席を見渡すと、暗がりの中に浮かぶように、サファイアブルーの光が静かに広がっていた。

 

 自分のイメージカラーに包まれた客席を目にして、思わず胸の奥が熱くなる。

 

「名残惜しいですが、次の曲が最後になります。疲れちゃったので、アンコールはなしで」

 

 申し訳なさを含んだ苦笑いを浮かべてそう告げると、客席からは「えーっ!」というテンプレのような反応が返ってきた。

 

「ふふっ。それではそろそろお時間です。本日のライブは、初星学園放送部部長、真城優がお送りしました。──"Campus mode!!"」

 

 台詞にかぶさるように、客席から大きな歓声が上がった。

 

 同時に照明が落ち、ステージは一瞬で闇に包まれる。

 

 数秒の静けさのあと、最後の曲のイントロが流れ始めた。

 

 私は歌い出しに備えひとつ呼吸をして、そっとマイクを握り直す。

 

 眩い光がステージに差し込んで──

 

「……んあっ、眩し」

 

 まぶたの奥に焼きついた強い光が、夢と現実の境界を曖昧にする。

 

 思わず目を細めると、ステージのライトに見えていた眩しさが、窓から差し込む朝の陽射しへとすり替わった。

 

 ほんの一瞬前まで確かに夢の中にいたのに、現実の空気がすっと肺に流れ込んでくる。

 

「おはよ。いつまで寝てんのよ。さっさと朝ごはん食べて学校行きなさい」

「ふぁーい……」

 

 母の足音が遠ざかり、階段を下りていく気配がする。

 

 ぼんやりと天井を見つめながら、私はまだ少し残っている夢の余韻に浸っていた。

 

「……なんて夢見てんの、私」

 

 私なんかがあんな舞台に立って、たくさんの人に声援を送られるなんて──我ながら、ずいぶん大胆な夢を見たものだ。

 

 思い出すたびに、顔がじんわりと熱くなる。

 

「優ー! ほんとに遅刻するわよー!」

「やばっ、すぐいきまーす!」

 

 そう、私はアイドルではない。初星学園高等部2年、"普通科"の真城優なんだから。

 

 

 

-1-

 

 

 

 放課後の校舎に、チャイムとは違う音が静かに響く。

 

 放送室の中は、外の喧騒から少しだけ切り離された、落ち着いた空気が漂っていた。

 

 私はマイクを軽く調整しながら、機材のパネルに目を走らせる。

 

「マイク、OK。音響もよし……それでは、始めますね」

 

 顔を上げて、向かいの席に座る二人のアイドルに声をかけると、彼女らはコクリと頷いた。

 

 マイクのカフをONへスライドさせると同時に、赤いランプが点灯して、放送部の始まりを告げる。

 

「皆さんこんばんは。初星学園放送部、本日もスタートしました。今回のゲストはこちらの二人です」

「初星学園アイドル科1年、篠澤広。よろしく」

「同じく! アイドル科1年の紫雲清夏でーっす! よろしく♪」

 

 二人とも、マイクに向かって元気よく挨拶を終える。

 

 放送部としての仕事が、今日も始まる。

 

 ふと、マイクの向こうにいるリスナーのことを思いながら、私は少しだけ過去のこと、放送部発足当時のことを思い返す。

 

 ほんの数ヶ月前まで、私はただの“普通科”の生徒として、何気ない日常を送っていた。

 

 そんな私に、生徒会長の十王星南さんが声をかけてきたのは、春の終わりのことだった。

 

 伝統ある放送部が、先代の卒業と同時に活動を終え、廃部寸前になっている──その立て直しを、なぜか私に任せたいという。

 

 正直、最初は面倒だとしか思えなかった。けれど、会長の真っ直ぐな眼差しと勢いに押されて、気がつけばうなずいていた。

 

 そんなこんなで始まったのが、アイドル科の生徒を紹介するラジオ、「初星学園放送部」である。

 

 最初はどうなるか不安もあったけれど、放送を重ねるうちに、私はアイドル科の皆さんの眩しさに少しずつ惹かれていった。

 

 今では、放送部の活動にやりがいを感じているし、せっかくなら少しでもいいものにしたいと、自然に思えるようになっている。

 

 だから今日もこうして、私はマイクの前に座っている。

 

「お二方は、この週末に開催されたライブに出演されたそうですね。まずはその感想について聞かせてもらえますか?」

 

「いやー、ほんっと盛り上がったよね! 最初のブロックからすごい歓声で、テンションめっちゃ上がった〜!」

 

 紫雲さんが、マイクの前でいつも以上に嬉しそうに笑う。まぶしいくらいの自信と充実感が、声にも滲んでいた。

 

「うん、ステージに上がった瞬間の歓声、鳥肌が立った。クセになる感覚」

 

 紫雲さんも篠澤さんも、少し顔をほころばせながら楽しげに言葉を交わす。余韻がまだ残っているのが伝わってきて、こちらまで嬉しくなってくる。

 

「あ! あとねー、サイリウムの振りが揃ってたのも綺麗でめっちゃよかった! あれ、事前に練習とかしてたのかな?」

 

「確かに。私も客席から見てましたけど、色も揃っててとっても綺麗でした」

 

 二人の顔がぱっとこちらを向く。話していたときより、少しだけ照れたような表情になるのがかわいらしい。

 

「見に来てくれてたんだ。ありがとう、嬉しい」

 

「マジ? じゃあ、広っちがラストよろよろだったのも見てたんだ?」

 

「はい。終盤ちょっと心配になるくらいに見えましたけど……大丈夫でした?」

 

「大丈夫。いつものこと」

 

 涼しい顔で答える篠澤さんに、思わず苦笑いが漏れる。

 

「それはそれで心配なんですが……」

 

「あははっ! でも、広っちも昔に比べたら体力付いたよね~。入学直後だったら、Aメロ歌ってばたんきゅーだったっしょ?」

 

「清夏、それはわたしを見くびりすぎ」

 

 篠澤さんは小さく首を振り、軽く肩をすくめたあと、胸を張って姿勢を正す。

 

 まるで何の問題もないと言わんばかりに、きっぱりと言い切った。

 

「Bメロまでなら保つ」

 

「歌いきれはしないんですね……」

 

 けたけたと笑う紫雲さんを横目に、胸を張ってみせる篠澤さん。そのやりとりを見ていると、自然と私も笑みがこぼれていた。

 

「お二人とも、本当に素敵なステージでしたよ。私も見ていて元気をもらえました」

 

 二人とも本当に輝いていて、同じ学校に通っているとは思えないほどだった。

 

 表情の一つひとつ、ステップの一歩ごとに観客を引き込んでいく姿に、ただただ圧倒された。

 

「ありがと。優もかわいい。だから、一緒にアイドルやろ」

 

 篠澤さんの言葉に、思わず戸惑ってしまった。

 

 そういえば、前にも一度、同じことを言われた気がする。

 

 冗談だと分かっているのに、つい反応してしまう自分が、なんだか少し情けない。

 

「もう、なりませんったら! 前にも言いましたけど、アイドルの皆さんに比べたら、私なんて全然……」

 

「でもさー、放送中のまっしー先輩ってけっこうキラキラしてるよ? その気になれば絶対いけるって!」

 

 紫雲さんが茶化すように私をけしかける。

 

 その言葉がなぜか、胸のどこかにふわりと引っかかった。

 

 私はただの普通科の生徒。

 

 見る側でいるのが当たり前で、ステージに立つなんて、考えたこともなかった。

 

 ──なのに。

 

 あの夢の中で見た光景が、ふと脳裏をかすめた瞬間、ほんの少しだけ、何かが揺れた気がした。

 

「……優? どうしたの?」

 

 篠澤さんの声に、ハッと我に返る。

 

 気づけば、ほんの数秒、言葉に詰まってしまっていたらしい。

 

「なっ、なんでもないです! お二人とも、貴重なお話をありがとうございました。ライブに向けて頑張っている皆さんにとって、とても励みになるものだったと思います。では、次のテーマに移りましょうか」

 

 慌ててそう言って、私は手元の台本に目を落とす。

 

 自分でも分かるほど、声がわずかに上ずっていた。

 

 ほんの少し前まで頭の中に浮かんでいたことが、今さらながらに気恥ずかしい。

 

 ……これも、変な夢を見てしまったせいだ。

 

 そう自分に言い聞かせながら、私はいつも通りページをめくり、放送を続けた。

 

 二人に学校生活の話を振ったり、投稿コーナーを挟んだりして、番組は穏やかに流れていく。

 

 声の調子に気を配りながら、私は“放送部部長”としての役目を静かに果たしていった。

 

「──それでは本日の放送は以上となります。お二人とも、お疲れさまでした」

「お疲れさまー!」

「お疲れ様。とってもつかれた……」

 

 元気いっぱいな紫雲さんとは対照的に、篠澤さんの返事は、今にも溶けてしまいそうなほど力がない。このまま椅子から立ち上がったら、その場で倒れてしまいそうだ。

 

 最初に見たときは、正直ちょっと焦ったけど、すっかり慣れたものだ。

 

「お疲れ様です、篠澤さん。大丈夫ですか? 一人で帰れます?」

「もちろん余裕だ、よ」

「それはよかった。では紫雲さん、後はお願いしますね」

「オッケー。ではでは、広っち一名様、学生寮までごあんな~い」

 

 紫雲さんはすっかり脱力した広さんの腕を引き寄せると、半ば抱えるようにして歩き出す。

 

 広さんの足取りは頼りなく、ほとんど紫雲さんに体を預けたままだ。

 

「ほらほら、しっかりして広っち〜。寮までこの調子だったら、私が二階までお姫様抱っこしちゃうからねー?」

「それはなかなかに魅力的」

「いや、やんないからね?」

 

 そんな調子で談笑しながら、ふたりはゆっくりと放送室を後にする。

 

 去り際、ふたりそろってこちらに振り返り、軽く手を振ってくれた。

 

 私も静かに手を振り返しながら、背中が見えなくなるまで見送った。

 

「さて、私も片づけして帰ろ」

 

 誰もいなくなった放送室で、独りごとのように呟く。

 

 机の上に広げていた進行表やメモ用紙をまとめ、手際よくカバンにしまっていく。

 

 ふと、その途中で手が止まった。

 

「あれ……ペンケース、どこやったっけ?」

 

 卓上を見渡し、通学カバンの中をもう一度覗き込む。けれど、どこにも見当たらない。

 

 そもそも今日は放送室に入ってからペンケースを出した記憶がない。

 

 それじゃあ、最後に使ったのは──いつだったろう。

 

 記憶をたどろうとして、今日の行動をひとつひとつ思い返してみる。

 

 今日は放課後すぐに放送室へ来た。となると、もしどこかに忘れたとすれば──日中の授業中か、教室か。

 

 ……いや、違う。午後は音楽の授業があって、そのまま音楽室から直行してきたんだった。

 

 つまり、ペンケースは音楽室に置きっぱなしのはずだ。

 

「この時間なら、まだ施錠はされてない……急がなきゃ」

 

 そう呟いて、私は小走りで音楽室へと向かった。

 

 

 

-2-

 

 

 

「よかった、あった」

 

 音楽室の扉を開けると、私が座っていたあたりの机の上に、ペンケースがぽつんと置かれていた。

 

 駆け足で近づいて手に取る。そのまま帰ろうとした足が、不意に止まった。

 

「……あ」

 

 視線の先には、音楽室の後方に設けられた仮設のステージ。

 

 といっても、本格的な設備ではない。ほんの少しだけ床がせり上がっていて、中央にはスタンドマイクが一本、ぽつんと立っているだけだ。

 

『テンションめっちゃ上がった〜!』

『ステージに上がった瞬間の歓声、鳥肌が立った』

 

 さっきの放送で聞いた二人の声が、不意に脳裏をよぎる。

 

 気づけば、胸のあたりがそわそわと落ち着かなくなっていた。

 

 少しだけ、声を出してみたい。あのマイクの前に立って、ほんの少しだけ──。

 

「……なに考えてるんだ、私」

 

 ぶんぶんと頭を振って、思考を振り払う。

 

 これはきっと、あの変な夢のせいだ。

 

 そう言い聞かせたはずなのに──その夢の中で、マイクを握り、スポットライトを浴びていた自分の姿が、ふと蘇る。

 

 ……ダメだ。こんなのおかしい。

 

 でも、それでも。

 

 ああもう、我慢できない。

 

「誰も、いないよね」

 

 入口のドアからこっそり顔を出し、周囲から音が聞こえないことを確認する。ここは音楽室。アイドル科の生徒は勿論、普通科の合唱部や吹奏楽部なども使用するため、防音性は抜群。出入口さえ閉めていればそう遠くまで音は届かない。

 

 それでもやっぱり音漏れが怖いので、出入口の対角線上まで移動する。

 

 ……ただ、一曲だけ。不完全燃焼なストレスを解消するために、一曲歌うだけだから。

 

「……"Campus mode!!"」

 

 夢で見たセリフをなぞるように、タイトルコールをしてマイクを構える。

 

 初星学園に代々伝わる、伝統の勝負曲。去年の夏、H.I.Fでこれを歌い、優勝した会長の姿が今でもまぶたに焼きついている。

 

 体の芯にまで届くようなまっすぐな歌声に、軽やかさと力強さを併せ持つダンス、そして、誰か一人を選ぶことなく、視線と言葉のひとつひとつで観客全体を抱きとめるような立ち居振る舞い。

 

 どこまでも等しく、どこまでも真っすぐに届く“好意”が、あの場の全員を一瞬で引き込んでいた。

 

 かっこよくて、綺麗で、かわいくて。あんなにもキラキラした姿、女の子なら憧れないわけがない。

 

 今だってあの時の記憶をトレースしているつもりだけど、その1割だって再現できない。歌を歌い続けることに気が行って自分がいまどう動いているのか全然分からないし、ダンスに意識を持っていかれて声も全然出せていない。

 

 当然だ。私はアイドルの皆さんみたいにダンスなんて習ってない。歌だって、熱唱する機会などカラオケで歌うぐらいのものだ。

 

 でも、それでも。

 

 どうしようもなく拙くて、ちぐはぐで、形になっていないのは分かってるのに──

 

 それでも私は、今すごく気持ちいい。

 

「いくぞキャンパスモード──! じゃーんっ」

 

 夢中で歌って、踊って、気づけば曲はもう終わっていた。

 

 たった一曲なのに、息は上がりきっていて、全身が汗でぐっしょりだ。

 

 これを何曲分もこなしているなんて、やっぱりアイドル科の皆さんは本当にすごい……。

 

「はぁっ、はぁっ、でも、ちょっと、楽しかったかも…………え?」

 

 肩で荒く息をしていると、段々と意識が現実に戻ってくる。

 

 ふと視界の隅に違和感があった。

 

 出入口の窓越しに、ぽかんとこちらを見つめるスーツ姿の男性の姿が見える。

 

 その姿に、先程まで躍動していた体が石のように固まった。

 

 見回りに来た事務の人? もしかして怒られる? いや、そんなことはたいして重要ではない。

 

 まさか…………聞かれた? 

 

 そんな可能性に思い至った瞬間、身体中から熱が湧き上がる感覚に見舞われる。

 

 急いでかばんを掴み、出入口へと駆け寄った。

 

「ごっ、ごめんなさい!!」

 

 半ば押しのけるように男性をかわし、そのまま階段を駆け下りて昇降口へと向かう。

 

 恥ずかしい……。恥ずかしい……! 

 

「やっぱり私がアイドルなんて……無理!」

 

 汗だくでフラフラだったにも関わらず、私の足は、家に辿り着くまで止まることはなかった。

 

 

 

 

-3-

 

 

 

 

「ハァ……。昨日はほんっとに恥ずかしかったな……」

 

 翌日の昼休み。ぼんやり過ごしていた私は、ふと思い出してしまった昨日の出来事にため息を漏らした。

 

「まっしろ~。なんかお客さん……どした? なーんか元気ないねぇ」

「あー……いや、なんでもない。何? また宿題?」

「えへへ。毎度すみませんねぇ」

「はいはい。さっさと返してね」

 

 かばんから数学のノートを取り出し、机に座る私の前でぺこぺこと頭を下げる悪友に手渡す。

 

 まったく、たまには自力でやってきてほしいものだ。

 

「ありがと~! めちゃくちゃ助かる……じゃなくて! 真城にお客さんだって。いま廊下で待ってもらってる」

「お客さん? 誰だろ……」

 

 特に心当たりもないまま、私はとりあえず廊下へと足を運んでみることにする。

 

 すると、教室のドアを開ける直前、ニヤニヤとこちらを見ている友人の顔が目に入った。

 

「……なに? その顔」

「いや~? ついにうちの真城が世間様に見つかるときが来てしまったか~、ってね」

「? ……変なやつ」

 

 そう返して教室のドアを開け、廊下に出る。

 

「すみません、お待たせしました……!?」

 

 視線を前に向けた瞬間、思わず声が裏返った。

 

 そこに立っていたのは──昨日、音楽室で私の歌を見ていたスーツ姿の男性だった。

 

 気まずさが一気に込み上げる。昨日のあの現場を見られていたことを思い出し、できることならこの場から今すぐ逃げ出したかった。

 

 でも、それは勝手に音楽室を使った私のほうが悪い。逃げるのは筋違いだ。

 

「いえ、こちらこそ突然の来訪なのに、お時間を取っていただいてありがとうございます。真城優さんですね?」

「は、はい、そうです。あの、もしかして昨日の件で、私に何か御用でしょうか……?」

「……! 話が早くて助かります。では、単刀直入に申し上げましょう」

 

 スーツの男性は胸に手を当て、もう片方の手を私に向かって差し出しながら、きっぱりと告げた。

 

「あなたを、プロデュースさせてください」

 

「…………はい?」




これまでにエタった実績が死ぬほどあるので匿名でやらせてもらってます.
多分これもエタるので,もし続きを見たいと思ってくれる方はめちゃめちゃに感想送ってくれるとうれしいです.
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