アリシアに憑依?転生?しました   作:古明地こいしさん

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2話 フェイトさんを見たらアリシアに脅されました

暇だ....いや、病人というかなんというか仕方ないけどさ?

苦痛をどうにかしたい、まぁ頑張ってリハビリするかぁっと筋肉つけるところから始めた。壁に手をついて歩いてと

そしたらプレシアに説教されるとかいう悲しみ

 

「ここに会わせたい人が?」

 

ん?俺の声?いや、アリシアの...違うわ。フェイトの声だわ

よくよく考えたらフェイトもアリシアも同じ水樹奈々さんだったから声は似てるんだよな、少し低いのがフェイトってだけで

どっちも可愛いのは変わらないが

 

[ちょ!?早く変わってよ!!?]

 

「はいはい...」

 

そう口にしてアリシアと交代する...が

 

「痛...い...名無しはこの痛みにずっと耐えてたの!?」

 

「え?私の声?」

 

外からフェイトが驚いてる声

 

「アリシア、大丈夫?」

 

「アリ...シア?」

 

俺たちを心配するプレシア、俺たちに疑問なのか怪しむフェイト。そして後ろのアルフ

 

「だい...じょう...ぶ...フェイ...と...おねえ...ちゃんだよぉ...」

 

言葉がなんか変だぞ、痛いのは分かるが言葉ぐらいしっかりしろよ。フェイトが少し怪しんでるぞ

 

「お姉...ちゃん?私...の?」

 

「うん....アリシア...テスタロッサ...えっと...いたぁい!?」

 

あ、これ本格的にダメだな。アリシアに任せてたらややこしくなりそう

 

「アリシア!?大丈夫!?」

 

近づいてきたプレシアに手を出す。その手は制する手、ストップと

 

「...ふぅ、アリシア。無理するな。っと、プレシアさん、すみません。アリシアがフェイトと話したいってワガママ言って...えっと、フェイトでいいんだよな?」

 

「え?あ、うん...えっと...あなたは?」

 

口調が変わって驚いているようだ。そして手には箱が。あー、ケーキ持って帰ってくる日なのか。まぁいい、説明が先か

 

「こっち来て、隣りに座って」

 

「う、うん...」

 

フェイトは少し警戒してるようだが言うことを聞いてる

 

「フェイトは幼い頃の記憶、ある?」

 

「え?リニスが魔法を教えてくれて...それで...バルディッシュを作ってくれて...」

 

「その前は?」

 

プレシアが心配そうに手を出してきた。怖いのだろう、真実を知られフェイトに拒絶されるのが。今やアリシアとフェイト、2人の子持ちとなったプレシアはアリシアの願いである妹がフェイトとなるのだから。

でもここで拒絶され、日本のどこかに行かれれば大問題だ。何せ魔法使いが魔法文化のない世界に渡航書もなく許可証もなく行くのだからな

俺はそれを待てと首を振る

 

「えっと...あれ?...えっと...えっと...」

 

「それでいいんだ。フェイト、いいか?フェイト、落ち着いてよく聞け。んで聞いても塞ぎ込むなよ?これ、約束できるか?できないなら話さない」

 

そう言うとフェイトは少し考えて、俺の...アリシアの身体の手を取った。アルフ?アルフはなんのことかとこっちを睨んでる。何せ口調が変わってプレシアのなにもんだ〜って感じだろうからな

 

「教えて...お姉ちゃん」

 

「あ、いや...まぁその話も含めてするか。」

 

話した。アリシアは数十年前に死んでいた事を

死体をプレシアは腐敗しないよう溶媒ポッドかなんかに入れて大切に保存していた事を

フェイトはアリシアのクローンだと言うことを

自分はアリシアの身体に入った謎の人物、その際アリシアの意識が一緒についてきたこと

そしてここ数日ここでフェイトの帰りを待ってたことを

 

「...」

 

まぁショックだろうな、自分はプレシアの本当の娘じゃないって言われたようなものだから

なんならプレシアの扱いが酷かったのは、本当はアリシアを愛してたからってのを知ったのだから

 

「フェ、フェイト?これからは2人とも愛していく。ちゃんと...絶対によ。だから...これまでのことは...」

 

「それは都合が良すぎるんじゃないかい?」

 

「アナタは黙ってなさい。アルフ」

 

うっわ、アルフにだけ冷てぇw

これは差別すぎる

 

「わぷ!?」

 

フェイトに抱きつかれた

えっ?えっ?なに?絞め殺そうってか?

 

「あなたがお姉ちゃんを生き返らせてくれたんだよね?」

 

「えっと、まぁそうなる...のかな?アリシアとは共存だけど、アリシアが辛い時は自分が、自分が辛い時はアリシアが表に。あとは話したい時は話したい方が表にかな」

 

心の中でアリシアのずるいコールでうるさい。ミュートにできるならミュートにしたい

 

「まだちょっと受け入れるのに抵抗があるけど...よろしく、お姉ちゃん」

 

この瞬間、無理やりアリシアに主導権を取られた。こんな事もあるんだなぁ

 

「うん!よろしく!フェイト!...痛ぁあああ!?名無し変わって!!?」

 

[自分で表に出たくせに...]

 

「お姉ちゃん大丈夫!?」

 

俺はアリシアと変わると肩に手を置いてくれてるフェイトに手を出して、大丈夫と言いつつ息をする。痛みに耐えるためだ。俺だって痛いのは痛いんだよ?

 

「自分からもよろしく、フェイト」

 

こうして

 

アリシアとフェイト

 

フェイトと俺の謎の関係が出来上がった。あ、アリシアと俺の関係もあるな!

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