なのでどこかのタイミングで塚内は昇進します
また、それに伴い三茶を塚内と同じく警視庁刑事部に所属する警視でキャリア組に
そして塚内の部下という原作設定から少し変更を加えて直属の部下であり10年来の友人と設定しました
その後……USJに到着した教師陣により残った
20人全員の無事が確認された為クラスメイト達はホッと一息吐いた……
芳香もテクテクとバスに乗りクラスへと戻り事情聴取を受けた。
黒霧のワープゲートを潜り抜けBARへと戻った死柄木弔。
バックバーからマッカランの30年物を取りロックグラスになみなみと注いで一気に呷るとグラスをカウンターに叩きつけSound Onlyと表記されたモニターへと語りかける。
「……『先生』……ありゃ有象無象の戦力じゃあ無理な話だ、脳無すら貪り喰って足止め出来る相手をどうやって此処に連れ帰れってんだよ……たくっ」
そうヤケになりつつ酒を呷る死柄木弔。
ソレに対して先生と呼ばれた相手……そしてドクターと呼ばれた人間が通話に割り込む。
『ふむ……やはり無理か、まぁ超パワーと超再生を取り込んだんだろう? 実験は大成功だ……なぁドクター?』
地の底から昏く響き渡るような声音でそう語るとドクターと呼ばれた男は楽しげに、とても饒舌に語り出す。
『そうじゃ……あの実験体は脳無の究極系……生きた死体という矛盾をそのまま形にしておる、アレが目指すべき研究の成果なのじゃ……ヒーローになんぞ奪われなんぞしなければアレを素体にしてもっともっと改造を進めてもっともっと飛躍的に脳無の研究が進んだものを……残念じゃわい』
ドクターの頭の中には『先生』の役に立つ事か研究の成果しか無い。
死柄木弔はため息混じりにグラスへとマッカランの3杯目を注ぎ再度呷る。
そして『先生』が意気揚々と嬉しそうに語る。
『ま……悔やんでも仕方がない、今回だって実験の結果としては文句はないさ、無駄な実験などない……精鋭を集めよう、じっくり時間をかけて……度重なる実験や研究、組織の拡大には時間をかけることも大切さ、我々は自由に動けない、だから君のようなシンボルが必要なんだ、死柄木弔……次こそ君という恐怖を世に知らしめるんだ』
そうモニターから流れる音声通話。
4杯目を呷ろうとした時……先程まで居なかった女性の声音が響く。
その女性は当たり前にカウンターへ座ると1人話し始める。
「私の大事な大事な大事な大事な芳香を掻っ攫ったの貴方達でしょ? ねぇAFO、ソレにドクター? 言ったはずでしょ? 芳香を貸すこと以外の事なら暇を潰す事も兼ねて手を貸すけど芳香は貸さないって……約束事ってのはだいじなのよ? 簡単な約束事すらも守れないようなら残念だけど……これまでね……あぁ其処の青年、AFOとドクターに伝えておいてね、貴方達とはもう絶対に取引しないって……今回は警告で済ましたけれど……2度目は無いってね……『邪仙』霍青娥を敵に回すという事の恐ろしさ……知らない訳じゃないでしょう? って」
そう語るのはゆったりとしていて、掴みどころのない物腰、陽気で穏やかな印象すら受ける……全身の衣服や髪色、虹彩すら青で統一された女。
髪、目から服まで全身、名の通り青で統一されている。
髪は、ウェーブのかかったボブの青髪であり髪の一部を頭頂部で∞の形に結い、結い目には
……死柄木弔は30年物のマッカランを一気飲みすると今し方起きた事をそのままドクターと『先生』へと告げる。
するとドクターからは残念そうな声音が響き『先生』からも似たような声音がモニターから響き渡った。
『彼女にバレてしまったか……残念じゃ、まだ知られたくなかったんじゃがなあ、研究が少し停滞するがやむなしじゃ……』
ドクターはそう語り……『先生』はやや真剣な声音で語った。
『ん〜……分かってはいたけど彼女を怒らせちゃったかぁ、まぁしょうがない……いずれ袂を分つ事は分かってたからね、彼女と僕の最終着地点は明確に異なる』
ドクターと『先生』はこれからの変更点を話し合っており完全に自分達が除け者にされている不快感から弔は苛立ち紛れにジンやウォッカ……バーボンなどを手当たり次第グラスに注いで一気に呷って空の瓶を増やしていく。
しかし酔う事は無く空き瓶が5本を超えたあたりで再度問いかける。
「さっきの女はなんだ? まるで知り合いみたいな風で話してるけど」
その問いかけに対して『先生』が語る。
「彼女は『邪仙』と名乗っている
とんでもない情報を告げられ死柄木弔はガシガシと髪を掻きながら語る。
「先生が全盛期の時代って100何年前だろ? じゃあアレは幾つなんだよ……年は」
先生の黄金期は聞いた話だと100年以上前……その当時から存在しているという事を踏まえると先生と同等の年だろうかと思案していると答えが呟かれる。
『あの邪仙は……3000年以上の永きを生きているんだよ……尤もあの邪仙の言葉のみであって明確な証拠となる物は何一つないけれどね……本人曰く仙人だが……まぁこの話は一旦置いておこう』
そう語り……今度こそモニターの電源が落とされる。
残されたのはため息混じりに更に酒を呷る死柄木弔とソレを見つめる黒霧のみであった。
そうして場面は雄英高校へと戻る。
雄英の小会議室で形式的な事情聴取を受けている芳香。
名前や年齢、住所などを聞く形式的な物だ。
「宮古芳香……15歳……」
簡単な質問などを行い5〜6分程で事情聴取は滞りなく終わる。
彼女で事情聴取は最後だったので今この会議室で残っているのは教員と警察関係者、そして検視官のみ。
塚内警視は相澤とオールマイト……リカバリーガールの3人へと警察の情報筋から聞き取った情報と照らし合わせ語る。
「宮古芳香という人間は確かに実在していた……行方不明者リストにあった彼女の記録と今し方取らせてもらった指紋照合や虹彩認証、その他DNAの照合の結果も確かに彼女だと認証されている……しかしこの情報は何だ? 検視官、私はあの脳が剥き出しの大男の所見を頼んだんじゃない、宮古芳香の所見を頼んだ筈だ」
塚内警視はそうぼやきつつ視線を検視官へと向けると検視官は口に咥えた棒付き飴玉を舐めながら語る。
その検視官の個性は『検案』である……死体を見ればその状況が全て把握できるという検視官になるべくしてなったと言わんばかりの個性だ。
「私がざっと検案した結果だけ言うと宮古芳香は生きてないわ……オールマイトが吹き飛ばした脳が剥き出しになった大柄の男がいたでしょ? アレと同じみたいなもんよ……数多の改造の結果、肉体は完全なる死を迎えた……宮古芳香は人外の膂力を持ってたんでしょ? 痛みっていうシグナルがなかったらそりゃあ限界以上の力を引き出せるわよ……結構忘れっぽいのもそういう事でしょうね、脳が完全に死んでて一切機能してないから新しく蓄積が為されない……一応後で詳細な報告書を作成して纏めるから詳しくはそれを読んでちょうだい?」
その情報に……しばらくは何も喋れない教師陣であった。
感想・ブクマ・特に評価。飢えております。 低評価をもらったら少し傷つきますが、傷も創作のプラスになることはある(私の場合です)。でも無評価=虚無は創作のマイナスにしかならないッス(私の場合です)! なので、無言で投げれるので、ぽちぽちっと☆を頂けると嬉しいです。多い分には困りませんよ‼︎
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