ST《PARADOX》AR [スターパラドックス] 作:スタークオーツ
だが中央区カール・シュワルツから出るには討伐隊2名以上が条件という
修行ばかりのアルタイルには残酷な現実であった
討伐隊を組むために個人掲示板へ足を運び人探しを始める
するとすぐに
「貴方も個人の募集ですか?」
と声掛けられる
その声の主は落ち着いてはいるが、何か抜けている謎の少女だった
彼女の勢いに圧倒され、思わず彼女と討伐隊を組むことになったアルタイル
本当に大丈夫だろうか……
「いたた……っよいしょ」
「大丈夫ですか、?」
「えぇ、大丈夫です
よくある事です」
自分のローブを踏んで転ぶのがよくある事…
些か今後が心配になってくる
それにこの身なり
恐らく齢12、13ではないのか…
「そういえば、まだお互い名を知りませんね
俺はアルタイル、剣術を得意とする
「ボクはアンドロメダ
アルタイルさんは権能を持ってないんですか?」
「えと、権能というのはなんでしょう……」
「えっ」
「えっ」
権能…?
能力とは違うのか?
この世界でちゃんと話した事がある人と言えば
師匠しかいないから、能力等には疎いんだよな…
「そうですね…端的に言えば、能力の扱いが一定以上高まれば
能力が権能へと進化します」
「なるほど…という事は、アンドロメダさんはかなり修行を積まれたんですn」
「あー!受付嬢さーーん!!!」
全くもって聞いてない
「アンドロメダさーん!お久しぶりです!
身長伸びました?」
「ボクは成長期終わったんだもう伸びないんだよチクショ」
仲が良いと口が悪くなるタイプなのか
「って、アルタイルさん!討伐隊組む方は決まりましたか?」
「えーっと、それが、、、」
「ボクと組むことになったよ」
「なるほど!それなら心強いですね、アルタイルさん!」
「そうなんですか?」
「えぇ、彼女は元々討伐隊に1年所属していたんですよ
なので実践経験も豊富で心強いと思いますよ」
マジか
全然そんな普通には見えなかったが
人は見かけによらないとはこういう事なのだろう……
「そういう事なら…アンドロメダさん
俺は
足を引っ張るかもしれないですが、よろしくお願いします」
「言ってもボクは
強いて言えば、まだ不安は払拭出来てないけど
「では、お2人で討伐隊の正式結成ですね
討伐隊の名称はどうされますか?」
「名称…」
「ボク名前考えるの苦手だから、アルタイルさんに任せます」
1番困るタイプのセリフを先に言われてしまった
こうなっては俺が考えるしかないな……
「でしたら
「分かりました!ではその名前で登録しますね!」
「…厨二病」
「任せると言ったのはアンドロメダさんですよ…」
ST《PARADOX》AR 第5話
ご愛読ありがとうございます!
リアルが忙しくなり更新が止まってしまいました…
ですがここから再開していきますので、よろしくお願いします!