一発ネタの続きなんて簡単に書けるか!!
長くなったので二つに切って2日連続でお送りします!
合計3万字超えの情報量に潰れるがいいわァッ!!
356:名無しの幽霊
アアアアアどっかに飛ばされたアアアア!
ちょっとそこのお兄さんここどこォ!?は?網走!?
357:名無しの幽霊
北海道じゃねェか
こりゃ攻略への復帰は絶望的だな
358:名無しの幽霊
だから常に動き回って的を絞らせるなとあれほど
359:名無しの幽霊
周囲の空間ごと飛ばせる奴相手にそれで何とか出来るのはそれこそ縁壱さんぐらいだから
一般人にそんなの求めないで
360:名無しの幽霊
なお当の本人は空間を斬って無効化してる模様
空間を斬るってなんだよ(困惑)
361:名無しの幽霊
バカ野郎!
今の俺たちはみんなその縁壱さんだろうが!
なら気合と慣れで何とか出来るだろ!
362:名無しの幽霊
大体三分の一縁壱さんだけどな!
それでも大抵の鬼より性能で上行くってどうなってんですか縁壱さん
363:名無しの幽霊
あの人はもう神仏の類だから
トンビが鷹どころか龍神産んじゃったとかそういう話だから
364:名無しの幽霊
そしてその龍神を大量生産しちゃった少年よ…
縁壱さんが龍神ならあの子は何なんだろうな?
神を作ったんだからイザナミ様?
365:名無しの幽霊
イザナミ・イザナギ「何あれ知らない、怖い」
366:名無しの幽霊
まあおかげで俺たちは生前の無念を晴らすというまずありえなかったはずの機会を得たんだけどな!
おかげで一部が愉快なことになってるけど
367:名無しの幽霊
この状況を愉快の一言で済ますのか(メッチャ綺麗な姿勢で走って逃げる無惨を同じくメッチャ綺麗な姿勢で、しかも軍隊の行進張りに見事に揃った走りで追いかけまわす縁壱軍団を見て)
368:名無しの幽霊
『逃げるな卑怯者!』
『鬼の恥晒しめ!』
『往生しやがれェ!!』
『千年経ってもお天道様に勝てない間抜け!』
『千年かけても目的果たせない無能!』
『あらゆる意味で一歩たりとも前に進めなかったド三流!』
『逃げと言い訳ばかりの腰抜け野郎!』
『間違いだらけの失敗野郎!』
『それを部下に押し付けるクソ上司!』
『自分の鬼使いが下手くそなのを棚に上げてよォ!』
『カラクリごときから逃げ回るなんて恥ずかしくないんですかァ!?』
『鬼としての矜持すら捨てたら何が残るんですかァ!?』
『なんか言い返してみろよ無能!』
『『低能!!』』
『『『脳無し!!!』』』
369:名無しの幽霊
足並みはそろってるのに言葉は全然揃ってない…
370:名無しの幽霊
ちなみに無惨のやつ、言い返そうとして後ろ向くと速度が落ちて縁壱二式の射程圏に入っちゃうので、その度に斬撃が飛んできて慌てて前向いて全力疾走に戻るというのを何度も繰り返して…百回越えたか?
371:名無しの幽霊
なんでこの人サラッと飛ぶ斬撃かましてんですかね
当たり前のように再生阻害効果乗ってるし
372:名無しの幽霊
縁壱二式「できる気がしたからやったらできた」
縁壱軍団製作者「思いついたからやってみたら出来た」
373:名無しの幽霊
これだから天災って奴は…!
374:名無しの幽霊
こいつらと比べたら無惨なんて全然人間の範疇だよな
特に少年の方と比べると
375:名無しの幽霊
ただ縁壱零式をバラシて解析して新しく作るだけなら神童扱いで済んだんだけどね
まさかあの子に降霊術の才能があったなんてなぁ
しかも本人自覚無し
376:名無しの幽霊
なのに縁壱一式の製造工程に知らず知らず降霊儀式組み込んじゃったせいで、俺たち霊的存在が憑依したカラクリ人形が大量生産されるというトンデモ状況が爆誕しちゃったんだよね
377:名無しの幽霊
まあ知識なしで本人も無自覚だったから降霊の契約内容に不備があって、普通なら誰も応えないから意味なしで終わるはずだったんだがな
378:名無しの幽霊
要約すると「対価無しで働け」って内容だったもんな
そりゃ誰も応えるわけがない
仕事内容が「悪鬼滅殺」でなければな!
379:名無しの幽霊
そりゃ対価無くてもみんな応えるよ
鬼に恨み持ちながら死んだ人間がこの千年でどれだけいると思ってんだ
380:名無しの幽霊
一部恨みが強すぎて怨霊になっちゃった人たちもいたぐらいだからな
この手で恨み晴らせるとなればそりゃどんな条件でも飛びつくって
381:名無しの幽霊
しかも大抵の人間の生前よりも高性能な体付き!
おかげで生産が軌道に乗るまで誰が縁壱一式に降りるかで殴り合いの乱闘一歩手前の状況がしょっちゅうだったもんね
382:名無しの幽霊
まあ最優先で降ろすのが縁壱さんなのは満場一致だったけど
「なんかいけそう」なんて理由で複数体に同時に降りるとか神仏の類みたいなことやらかして百体ぐらい同時に動かしてたけど!
ホントあの人何なの(白目)
383:名無しの幽霊
神仏が遣わした対無惨決戦兵器
384:名無しの幽霊
神仏「何あれ知らない、怖い」
385:名無しの幽霊
お前らの仕業じゃないんかい!?
386:名無しの幽霊
じゃああの少年も違うのか!?
387:名無しの幽霊
あの子に関しては既に原因特定されてたじゃん
388:名無しの幽霊
あー、今代のお館様に全部話してたっけ
縁壱一式作り上げたことで呼び出された時に、全部白状して協力をお願いしたんだったか
389:名無しの幽霊
少年「この人相手に隠し事とかできる気しないから全部話そう。ついでにこの人頭がいいし権力もあるから色々協力してもらおう」
お館様「使い捨てても問題ない戦力が増えた上にこれから起こりうる事象が知れたのは大きい。何より戦力の増強と無惨への嫌がらせが同時にできるのはものすごく大きい。
これはすぐにでも縁壱一式の量産体制を整えて全国に配備せねば(漆黒の意思と悪い笑顔)」
390:名無しの幽霊
判断が早い(白目)
俺たちですら半信半疑だったのによくぞあんな簡単に信じたよね
391:名無しの幽霊
産屋敷には過去の記録が結構残ってるからね
それと照らし合わせて矛盾がないと考えたんでしょう
鬼殺隊を率いる立場として言葉の真贋を見極める方法とかは熟知してるだろうし
これから起こり得る事象については事前にできる仕込みは万全にして起きなければ万々歳、起きたら仕込みを使って何とかすればいいって考えてたし
392:名無しの幽霊
今までの万年人員不足な鬼殺隊だと無理だが、縁壱一式の投入で自由に動かせる戦力が増えたからな
一人二人しか派遣できなかったところが十人単位で派遣できるようになればそりゃ大抵の鬼は倒せるわ
事前偵察は俺らがすりゃ人的被害も出ないしな!
393:名無しの幽霊
それにしても、まさか輪廻の輪をくぐっても前世が忘れられなかった人間がいるとはなぁ
この手のこと言いだす人間は昔からいたが、本物は初めて見たわ
394:第一”秘書”官
前例が無いわけではないですが大分珍しい話ですね
しかも彼の場合未来から来たも同然ですから、なおさら希少な例です
395:名無しの幽霊
あ、補佐官さんチース
396:名無しの幽霊
うわ出たよ地獄の黒幕にしてこの事態の元凶が
397:第一”秘書”官
私は補佐官ではありません、”秘書”官です
閻魔大王の第一補佐官などではありません
そこのところ間違えないでください、イイデスネ?
398:名無しの幽霊
アッハイ
399:名無しの幽霊
アッハイ
400:名無しの幽霊
サーイエッサー!
401:名無しの幽霊
おいエゲレス人がいるぞつまみ出せ!
402:第一”秘書”官
話を戻しましょう
彼の場合、どうも並行世界の輪廻の輪からこっちに紛れ込んでしまったようです
これ自体は向こうのあの世が失敗しただけで、神仏とは何の関係もありません
彼がこちらで天寿を全うし地獄の裁きを受けた後、向こうに引き渡すことで話はついています
まあ今の彼は現世の存在なので、前世で彼が身につけた知識その他でやりたい放題してることに関しては私たちは口出しできませんが
403:名無しの幽霊
やりたい放題(量産型縁壱零式製造と量産工程の確立)
404:名無しの幽霊
やりたい放題(無自覚に降霊儀式組み込んでたせいで俺たち憑依して判断能力爆上がり)
405:名無しの幽霊
やりたい放題(前世の進んだ知識使って学問・技術に大影響)
406:名無しの幽霊
やりたい放題(向こうで起きた未来の出来事をお館様に話す)
407:名無しの幽霊
何ならそのやりたい放題に全力で乗っかってるしね!
この掲示板とか言う情報共有形式も少年がお館様に未来の話しているのを又聞きして作られたものだしな
実際情報共有や緊急連絡とかで便利に使ってるし
408:名無しの幽霊
あとは、うん、あれとかね…
409:名無しの幽霊
金棒ぶん回してる縁壱一式の中身ェ…
410:第一”秘書”官
現世で暴れてるのは”ただの”カラクリ人形です
地獄の鬼でも獄卒でも亡者でもありません
なので問題はありません
411:名無しの幽霊
その屁理屈で神仏からの苦言全部踏み潰したもんな…
いや、俺たちは生前の無念晴らせるから文句はないんだけど
412:第一”秘書”官
正直な話、あのクソ無惨のやりたい放題には我々も頭にきてますので
討伐できる機会があるなら絶対に逃したくないんですよ
なので皆さん頑張ってください
必ずここで完膚なきまでに息の根を止めてください
お迎え課の皆さんも準備万端で待っていますので
413:名無しの幽霊
殺意高過ぎね?
414:名無しの幽霊
まあ無惨が鬼を増やすせいで輪廻の輪の運航に少なからず影響出てるらしいからな
なのに現世の存在だからってあの世の存在が直接手を出すのは神仏に禁じられたらしいし
そりゃ色々溜め込むよね
415:第一”秘書”官
いっその事私が直接降りてひき肉にしてやりたいんですが、業務が滞るのでできないんですよね
この怒りはクソ無惨が地獄に堕ちてきてから存分にぶつけることにします
416:名無しの幽霊
哀れ無惨
死んでも奴に終わりはないんだな
いい気味だけど
417:名無しの幽霊
重ねた業が深すぎるんだよあいつは
あまりにも好き放題しすぎた
418:名無しの幽霊
誰もが納得する責め苦を受けないとかえって怨霊が生まれかねないからな
419:名無しの幽霊
ところでそのクソ無惨は今どんな感じ?
さっきから縁壱さんが降りた二式を筆頭に有志が追いかけ回してたはずだけど
420:名無しの幽霊
二式が先頭なのは変わらず
そのすぐ後ろが入れ替わって妖怪どもになってる
421:名無しの幽霊
『無惨だ!』
『無惨だろお前ェ!!』
『なあ無惨だろうお前ェ!!!』
『首置いてけ!!!!』
『レッドファイッ!!』
『信託は下った。首を出せい!!!!!!』
『嫌なら命置いてけ!!!!!!』
『『『なあ!!!!!!!』』』
422:名無しの幽霊
ちょっと待てなんか変なのいたぞ
423:名無しの幽霊
録音内容はあの少年が勝手に加えたのもあるからね
どういう意味か全く分からないのも多い
424:名無しの幽霊
それでもあれを三ケタ単位で一斉に言われるのは怖すぎるだろ
425:名無しの幽霊
しかもカラクリ人形だからみんな能面みたいな無表情っていうね
426:名無しの幽霊
見ろよ、無惨のやつ鼻水垂らして泣き叫びながら必死に逃げてるじゃねェか
427:名無しの幽霊
でも無惨のやつまだ逃げ切れてるんだな
一式ならいざ知らず、二式に降りた縁壱さんならとっくにぶった切れてると思うんだが
428:名無しの幽霊
鳴女つったか、あの女の鬼
あいつが仕掛けてる空間転移から味方を守ってるせいでギリギリ無惨の逃げ足が上回ってるんだよ
完全には守り切れなくて何体か外に跳ばされてるけど
429:名無しの幽霊
生き恥ポップコーンに対応するためにはどうしても頭数が必要だからな
二式だけに任せるのは確実性に欠けるから、一定以上の数がその場にいないとまた取り逃しかねないし
430:名無しの幽霊
しかし改めて聞くとすごい言葉だよな生き恥ポップコーン
聞いた当初は何のことか分からなかったけど、あの少年がポップコーンを作って見せた時は正にこれだ!って納得しちゃったし
よくあんなぴったりな言葉つけたよね向こうの人たち
431:名無しの幽霊
何だったら産屋敷ボンバーの方も詳細聞いたときは正気かよって思ったけど、産屋敷家の無惨との因縁考えると絶対ないって言いきれないのがなぁ
432:名無しの幽霊
何より向こうで産屋敷ボンバーやった当の本人が
お館様「うん、確かにその状況だったらやるだろうね」
って断言しちゃったのがね
433:名無しの幽霊
まあ生き恥ポップコーンはともかく産屋敷ボンバーの可能性はもうないだろ
既に無限城まで攻め込まれてほぼ詰みの段階だし、ここから今代のお館様が自爆する状況にする方法なんて鳴女が無惨を産屋敷家に送り込むとかぐらいだし
産屋敷家にも千体ぐらい一式が詰めてるけどネ!
434:名無しの幽霊
その鳴女さんはなんかすごいことになってるけど
頭を前後、いや上下か?とにかく頭ごと髪を振り乱しながら全力で琵琶をジャカジャカ鳴らしてる
435:名無しの幽霊
とんでもない声量で奇声あげてるし、メッチャ目が血走って文字通り鬼気迫る顔してて凄い怖い…
436:名無しの幽霊
全力で血鬼術行使してるせいで周辺警戒がおろそかになってるのか、かなり近距離に近づいても反応ないんだよね
縁壱二式の妨害やってるとなれば納得しかないんだけど
437:名無しの幽霊
鳴女が全力で妨害に走ってるからギリギリ均衡が保たれてるが、その鳴女が討伐されるか妨害ではなく無惨を逃がそうとした瞬間に無惨が細切れになるから向こうもこれ以上の手がないっぽいんだよね
438:名無しの幽霊
ほぼ勝ったな
いくら鬼の持久力が生物からかけ離れてるっつったって、限界は確かに存在するんだし
跳ばされた分の一式はこじ開けた入り口からすぐに補充されるし
439:名無しの幽霊
大変だった…
鬼感知器のおかげで無限城の場所は早期に判明したんだけど、結構深い場所に作ってくれたもんだから掘るのが面倒くさいこと面倒くさいこと
440:名無しの幽霊
一式量産が軌道に乗ってからすぐに掘削が始まったけど、結局二式の完成までに終わらなかったもんね
441:名無しの幽霊
一番の問題は無限城への攻撃が始まった時点で無惨が逃げ出す可能性をどうやって潰すかだったんだけど、そこはこっちが動く前にあの少年が解決してくれたしね
442:名無しの幽霊
録音『生き恥クソ野郎聞こえてるー?鬼のくせに人間臭さをいつまでたっても捨てられない半端者で、なっさけない鬼の風上にも置けないお前が哀れだから公平な勝負にしてやるよ。
縁壱軍団のうち一体だけに”青い彼岸花”が入ってまーす!欲しかったら頑張って当たりの縁壱倒すんだな。
まあどの縁壱に入ってるかは俺にもわかんないんだけど!悪運はともかく、くじ運は最悪なお前じゃ一万年かけても当てられないだろうな!!
アッハッハッハ!!』
443:名無しの幽霊
縁壱一式が世に出て最初の頃は割に合わないからって逃げ出す鬼も多かったんだけど、少年が録ったあの録音聞かせた瞬間、全部の鬼が死に物狂いで向かってきたもんね
444:名無しの幽霊
無限城への一斉侵攻始まったときもさっさと逃げりゃいいのに、無惨のやつ見つけたらいの一番に確かめたくて中に留まって、結果として逃亡の唯一にして最大の好機を逃すっていうね
445:名無しの幽霊
逃げようと考えた時にはもう遅くて、(物理的に)一直線に向かってきた縁壱二式の攻撃圏内に囚われて逃げられなくなった、と
…やっぱあいつバカなんじゃね?
446:名無しの幽霊
なお、確かに青い彼岸花は俺たちの中に入ってます
染料を雑に塗っただけのものがな!
縁壱二式の中にな!!
447:名無しの幽霊
何一つ嘘は言っていない
無惨の求めているものではないというだけで
448:名無しの幽霊
無惨の性格まで完全に理解した上で仕掛けてるからホント悪辣だわあの少年
そして”本物の”青い彼岸花は既に処分済みっていうね
449:名無しの幽霊
少年「いくら頭無惨と言えど、千年かけても見つからないってことは青い彼岸花は鬼では調べられないところに生えてるはず」
お館様「鬼が調べられない場所…昼間しか咲かない、或いは常に日光が当たる場所?」
少年・お館様「「…あ」」
450:名無しの幽霊
まさかの灯台下暗し
陽光山、日輪刀の原料である猩々緋砂鉄が取れる山に生えてたとは
451:名無しの幽霊
そりゃ調べられんわ
あそこ年中日光が当たってるから鬼が来るわけないし
そもそも場所が秘匿されてるし
452:名無しの幽霊
あそこ入るのは鍛冶師ぐらいで彼らは青い彼岸花を珍しいとは思っても取って帰ることもないからな、使い道がないし
その上開花時期が不安定で咲いてる時間も極端に短いとか
453:名無しの幽霊
他の場所にある可能性も考慮して一通り調べたけど、一輪二輪程度見つかったぐらいでそれもすぐに処分したしね
これでもう無惨が青い彼岸花で日光を克服する可能性は無くなった
454:名無しの幽霊
それはそれとして無惨を釣るにはこれ以上に美味しい餌はないから存分に活用した、と
…疑いもせずがっつり食いついたあいつに果たして脳みそは存在してるのだろうか?
455:名無しの幽霊
そんで外に出られなくなり無限城内を逃げ回る羽目になって小一時間
確実に追い詰めるために無限城内全域に縁壱軍団配置するって無惨追いかけるだけで放置してるけど、内部制圧今どのぐらい進んでんの?
456:名無しの幽霊
八割方終わってる
無惨と鳴女以外の鬼の討伐もほぼ終わったから、そろそろ無惨を追い詰めるぞ
457:名無しの幽霊
こちらイのホ班
鳴女を目視した、いつでもいける
458:名無しの幽霊
ロのヘ班、こちらも配置についた
合図でいつでも飛び出せる
459:名無しの幽霊
煉獄班、こちらも準備完了
合図をよろしく
460:名無しの幽霊
何回見てもあれは思わず二度見しちゃうなぁ
461:名無しの幽霊
言うて今の俺たちも同じ状況のはずなんだけどな
462:名無しの幽霊
でもやっぱ面白過ぎね?
縁壱一式ならぬ煉獄一式軍団
463:名無しの幽霊
例の少年が煉獄家の男衆の顔が複製同然で一緒なことを面白がって、今代の炎柱直属の縁壱一式の顔を全部炎柱と同じ顔にしちゃったもんなぁ
録音まで本人の使ったから、もう当人が分身したようにしか見えん
464:名無しの幽霊
何より笑えるのが、中身全員歴代の炎柱っていうね
465:名無しの幽霊
カラクリも中身も顔が一緒(笑)
466:名無しの幽霊
そしてそこにシレッと混じってる先代炎柱よ
467:名無しの幽霊
酒飲んだくれて管巻いてたから、煉獄軍団に文字通り性根を叩き直されたんだよね
468:名無しの幽霊
なお一番効いたのは縁壱一式によるビンタだった模様
誰が入ってたんでしょうね(すっとぼけ)
469:名無しの幽霊
そして親が混じっても全く見分けがつかない煉獄軍団、というか煉獄家の血の強さよ
470:名無しの幽霊
思わず鬼も突っ込んでたもんな
471:名無しの幽霊
あれか、下弦の壱討伐直後に乱入してきた上弦の参の時の
煉獄「炎柱として、俺は俺の使命を全うする!!」
煉獄軍団『全うする!!』×たくさん
上弦の参「ちょっと待て」
てやつか
472:名無しの幽霊
下弦の壱もちょっとめんどくさい相手だったよな
まさか機関車と合体してるとは
しかも人間を操って止め差させてたとか反吐が出るやり口だ
473:名無しの幽霊
まあ例の少年から情報を得られたから、今代のお館様が対応を命じた炎柱(+煉獄軍団)を囮に機関車の最後尾に貨物車連結させて
奴が現れたら商品の輸送って名目で貨物車にギッチリ詰め込んでた縁壱軍団出撃で片を付けたけど
474:名無しの幽霊
一両につき五体いれば十分でした(人質護衛)
475:名無しの幽霊
後は残りの縁壱軍団と煉獄軍団で先頭車両ごと下弦の壱ボコボコにして、途中で止まってしまった列車と巻き込まれた人たちどうしようって相談中に上弦の参登場よ
476:名無しの幽霊
今代の炎柱を勧誘したり大物感出してたけど実態は水柱率いる討伐隊にボコボコにされ過ぎて弱体化したから、栄養補給と休息のため人間の気配辿ってたら俺らの前に出ちゃったっていうね
477:名無しの幽霊
そして上弦の参の勧誘に対して今代の炎柱が啖呵切ったら、煉獄軍団もそれに便乗してあのざまよ
カラクリに降りててよかったわ
爆笑を耐えられた自信ないもん
てか笑ってたわ
478:名無しの幽霊
顔が濃くてうるせえし声も大きくてうるせえ
しかもそれが二ケタ単位で密集しててもはや暑苦しい通り越して窯茹で地獄
479:名無しの幽霊
でも笑えるのは見た目だけで、実態は二ケタ単位の柱が一斉に襲ってくるっていう恐怖よ
しかも全員同じ呼吸で同じ一族だから、連携もほぼ完璧っていうね
480:名無しの幽霊
さすが上弦の参だけあって強かったんだけどな、相手が悪かった
481:名無しの幽霊
単純にバカ高い身体能力と練り上げられた拳闘術、そして高精度の気配察知の組み合わせは確かに強かったが、俺らカラクリと幽霊だからな
482:名無しの幽霊
察知できるのは今代と先代の炎柱の分だけで、残りは五感で捉えるしかないわけで
しかも度重なる戦闘で大分弱体化してる
その状態で二ケタ単位の柱との戦闘は流石に無茶だったな
483:名無しの幽霊
結局勝ち切れないと悟った段階で逃げに入ろうとしたけど、その時には近隣にいた連中と上弦の参追撃隊で、もう包囲陣完成してたもんな
後はみんなでタコ殴り
484:名無しの幽霊
それでも両腕ぶった切られる重傷負いながらもギリギリ包囲網突破して逃げたけど
縁壱二式「コ、ン、ニ、チ、ハ」
上弦の参「」
485:名無しの幽霊
ひたすらに運も悪かったなあいつ
よりにもよって逃げた先に兄上様の元へ急ぐ縁壱さんがいるとか
486:名無しの幽霊
出会い頭に首を飛ばされた挙句、それでも死ななかったせいで更に細切れにされて止め差されたからな
なお接敵してからここまで三秒
やっぱあの人おかしいよ(n回目)
487:名無しの幽霊
何をいまさら(n回目)
488:名無しの幽霊
結局その後すぐに兄上様も同じ末路を辿ったしな!
なおこっちはさすが兄上様というべきか、弱体化してても十秒持ち堪えた模様
489:名無しの幽霊
三秒と十秒にどの程度違いがあるので?(純粋な疑問)
490:名無しの幽霊
違うのだ!(多分)
491:名無しの幽霊
まあ二人とも討伐されてほっとしたけどな
散々俺たち破壊してくれやがってよぉ…!
492:名無しの幽霊
どんなに突出した個でも数の暴力には敵わないのだ
なお縁壱さんのような例外は除く
493:名無しの幽霊
いやそれにしても監視してた柱の人たちよく我慢してくれたもんだ
俺らが壊されてるのを見てるだけ、てのに耐えられなくなって途中で飛び出してこないかとちょっとヒヤヒヤしてた
494:名無しの幽霊
どっちも我慢のきく人だったのが幸いしたな
縁壱一式をあくまで道具として割り切ってくれてたし
495:名無しの幽霊
でも岩柱の方は俺らが入ってるって何となく気づいてるっぽいよね
岩柱「己らで越えるべきことにもかかわらず、皆様の手を煩わせる不甲斐なき我らを助けていただいていること、誠に感謝いたします」
って毎日俺たち拝んでるし
496:名無しの幽霊
水柱の方は本気で分からん
下手すると丸一日一言もしゃべらない時もあるし
497:名無しの幽霊
その他だと蛇柱・派手柱・蟲柱あたりはなんとなく気づいてるけど、道具は道具として割り切って俺たち使ってくれてるよね
炎柱・恋柱は逆に気づいてないけど共に戦う仲間として扱ってくれてる
霞柱は…うん
498:名無しの幽霊
あの子はむしろ俺たちを守ろうとするからな
違うんだよそうじゃないんだよなんでそう前に出ようとするんだよ
499:名無しの幽霊
そりゃ命の恩人を守りたいってのはわかるんだけどさぁ
替えが利く俺たち庇って君が傷つく方が俺たち辛いんだよ!
500:名無しの幽霊
嵐の中薬草探しに行った父親を連れ帰り、襲ってきた鬼を返り討ちにし、嵐の中でも来れる医者(珠世)を手配して母親助けてもらった恩を返したいってのはわかるんだけどさぁ!
501:名無しの幽霊
俺たちが戦ってるの見かけると必ず乱入してくるんだよな
おかげでこっちは毎回毎回ヒヤヒヤする
502:名無しの幽霊
どんだけ怒られても一向にやめないからとうとう例の少年と兄の有一郎君がキレて、二人がかりでボッコボコにしてようやくやめさせたんだよね
少年「テメーら替えの利かない命を守るために作ったのに、それを無視されたら作った意味がねェんだよ!!」
有一郎「命を粗末にする方が彼らに失礼だろうが!!」
503:名無しの幽霊
凄かったよね、特に少年の方
504:名無しの幽霊
ああ、縁壱千式とかいう試作型な
505:名無しの幽霊
少年「試しに腕千本着けてみたから千式。そのせいで10m近い超大型になっちゃったけど」
顔が縁壱さんなだけの千手観音じゃねーか!?
506:名無しの幽霊
岩柱と一部の縁壱一式が遠い目をしていたのは気のせいじゃないと思う
507:名無しの幽霊
盲目なのに遠い目とはこれいかに
508:名無しの幽霊
恐ろしいのはその千手観音を少年が有線式の制御装置で完璧に操って見せたことだよ
十字型といくつかの押しボタンだけでなんであんなに正確に操れるの(白目)
509:名無しの幽霊
少年「ゲーセンで鍛えた格ゲーテクを見せてやる!!」
ゲーセンってなんだよ(困惑)
格ゲーってなんだよ(もっと困惑)
510:名無しの幽霊
あらかじめ決まっている動きを状況に合わせて組み合わせ、腕千本による手数と面制圧で動きを制限し、隙ができたら有一郎君が斬り込む
牽制・体勢の崩し・有一郎君の離脱援護などをあの限られた動きから最適なものを瞬時に選んで命令を入力する観察眼・動体視力・手の動きの速さよ
これで体がひ弱じゃなければなぁ…
511:名無しの幽霊
きちんと修業を積めばひとかどの剣士にはなれたよね
ひとかど止まりかもしれないけど
512:名無しの幽霊
けどあの状況を見極める冷静さと戦術眼は指揮官向きだよな
鬼に対する冷めた感情も含めて
513:名無しの幽霊
あの子の鬼への、というか無惨への姿勢って冷めてると同時に大分辛辣だしね
514:名無しの幽霊
少年「無惨をどう思ってるか?狂犬病を患った熊。感染症バラ撒いて迷惑だし、おまけに人の言葉に似せた鳴き声上げて気を引こうとしてくるからタチが悪い。
自分がこの先生きていくのにアレがいると安心できないから、今のうちに駆除したい」
熊とかアレとか駆除とか、欠片も人だと思ってねぇ
515:名無しの幽霊
憎悪とか義憤とか無くて、ひたすらに面倒、邪魔な
516:名無しの幽霊
そのせいか他の鬼に対しても基本辛辣だしな
上弦の伍の時とか
517:名無しの幽霊
刀鍛冶の里襲撃してきたあの壺野郎か
鍛冶師たちに手ェ出す前にこっちの警戒網に引っ掛かって、上弦の肆の分身チビ野郎ともども一切被害出せなかった奴
518:名無しの幽霊
あいつが霞柱の時透君相手に自分を芸術家とか言って、何かよくわからない悪趣味な置物出して自慢し始めたときのやつだっけ
519:名無しの幽霊
録音『これだから素人はとか言ってるんだろうけど、他人に認められて初めて芸術は芸術たり得るモンだろ。
本当に素晴らしいものってのは理屈じゃなく心に訴えかけて、それこそ何も知らない素人すら感動させるもんだ。
他者の批評を受け入れない時点でそのガラクタは芸術としては三流、いやそれ以下か。
一人で悦に浸ってるだけのてめぇは自己満足の自○野郎だ。
一人でソレ使って升○きでもしてるんだな』
壺野郎ブチキレてたよな
あの録音聞いた後
520:名無しの幽霊
そりゃ渾身の力作(自称)を○慰の道具扱いされりゃあねぇ
納得するぐらいアレは意味不明だったけど
521:名無しの幽霊
正直、まだ壺の方が「綺麗だな」程度には理解できるんだけど、あっちは本気で訳が分からん
なぜ壺作りに精を出さなんだ
522:名無しの幽霊
まああの少年が入れた録音も時々意味わかんないんだけど
『オープンザプライス!』
『イチ、チャリーン!ゼロ円!!』
『いい仕事してませんねぇ』
「言葉の意味は分からんがバカにされてるのはわかるぞ貴様らァ!!」
523:名無しの幽霊
いやホント何なんだアレ
挑発という意味ではちゃんと意味があったんだけど
524:名無しの幽霊
あの子の持ってる向こうの知識ではちゃんと意味のある言葉なんだろうな
いつか意味の分かる時は来るのだろうか
525:名無しの幽霊
結局冷静さを失った壺野郎、殺し間に誘導されてることに気づかず三ケタ単位で一斉に飛び掛かかった俺らに赫刀でめった刺し、すっかり弱ったところで無一郎君が首を取ったんだっけ
526:名無しの幽霊
どんなものでも魚に変える奥の手には驚いたが、触られなければ何の問題もないからな
みんなで飛び掛かって腕を抑えちまえばそれで終わりだ
527:名無しの幽霊
奥の手も 届かなければ ただの腕
528:名無しの幽霊
誰だ変な詩詠んだの
529:名無しの幽霊
他にも上弦の弐への言葉も辛辣だったよね
530:名無しの幽霊
録音『死体と話すことなんかない』
上弦の弐「死体だなんてひどいなぁ。ぼくは」
録音『誰にも共感できないし共感されない、社会性の生き物である人間として生まれながらお前はその社会に迎合できないどこまでも独りよがりで独りぼっち、そんなのは生きながらにして死んでるようなもんだ。立って歩いて喋るだけの死体と話して何になる?』
上弦の弐「…どうしてそんな酷いこと言うんだよ」
悲しそうなふりしてたけどあれキレてたよね
531:名無しの幽霊
自分の本質を暴かれたうえで「お前なんかどうでもいい」と言われたようなもんだからな
いくら感情が無くてもイラつきはするだろ
532:名無しの幽霊
上弦の陸相手でもキツイこと言ってたしな
533:名無しの幽霊
録音『鬼になってからずっと奪い続けてきたんだろう?お前たちが奪われる番が来た、それだけのことだ』
お館様に話した内容からして、あの兄妹の背景全部知ってる上でのあの一言だからな
534:名無しの幽霊
少年「人間時代のあれこれに関して同情はするが、それで鬼になってからやってきたことが肯定されるわけがない。
そこは分けて考え、きっちり駆除するべきだ」
この辺はほんとに冷徹だよね
535:名無しの幽霊
まああの子鬼殺隊というか柱に対しても言葉が容赦ないしね
536:名無しの幽霊
岩柱が子供を信用できなくなった理由を話した時のアレか
少年「え、錯乱状態の子供の言うこと真に受けたの?」
岩柱「」
537:名無しの幽霊
確かに、確かにそうなんだけど…!
もうちょっとこう、優しい言い方とかできないのか君は!?
538:名無しの幽霊
まあこの言葉がきっかけで岩柱が一念発起してその生き残りの少女に連絡とったら、岩柱が誤解していたことが判明
直接謝りたいからって対面したらお互いに土下座し合って大号泣して収拾つかなくなったけどな
539:名無しの幽霊
でもおかげで岩柱の精神が結構上向いたんだから結果的には良かったよね
かけた言葉の辛辣さはともかく
540:名無しの幽霊
水柱と話した時も酷かったよなぁ
水柱「俺は柱じゃない」
少年「あんたがどう思っていようがお館様が任命した時点で誰から見てもお前は柱なんだよ。バカ言ってないで柱としての仕事しっかりこなせ」
水柱「…俺は鬼殺隊の剣士でもない」
少年「頭の中で言葉を省略するな!取り留めなくていいからそう思ってる経緯含めて一から十までしっかり口から出せ!一言に纏められるよりそっちの方がまだマシだ!」
541:名無しの幽霊
後ろで満面の笑みで拍手する蟲柱が忘れられない…
542:名無しの幽霊
で、そう思ってる経緯も何とか聞き出したわけだけど
一匹も鬼を斬ってないのに気絶して親友に庇われて、その命と引き換えで最終選別突破したっていうのはまぁ、達成感はないよなぁ
543:名無しの幽霊
どうして親友じゃなくて自分が生き残ってしまったんだ、ていう罪悪感が今の立場を認められない理由か
544:名無しの幽霊
それに対して何も言えない他の柱たちをよそに、例の少年が言った一言
少年「つまりその錆兎ってやつは無駄死にした愚か者なわけか」
545:名無しの幽霊
言い方ァ!!
なんでそう的確に虎の尾を踏み抜くんだてめぇはァ!?
546:名無しの幽霊
水柱「違う!錆兎は無駄死になんか」
少年「自分よりも弱い、柱にもなれねぇような弱っちいあんたを生かすために死んだんだろ?無駄死にした大馬鹿野郎以外の何だってんだ」
体は虚弱だけどものすごく重い一撃放ってくるよねこの子
547:名無しの幽霊
しかも腹が座っているというか心臓に毛が生えているというか
言い返せなくて思わず胸倉掴んできた水柱に対してまだ言うもんね
少年「自分の知らない死んだ人間の人となりってのはな、そいつのことを知ってる人間の人となりから類推するしかねェんだよ。
てめェのやることなすことを見て、周りの人間は錆兎って人がどんな人だったのか想像するんだ。
てめェがやるべきは後ろ向いてウジウジすることじゃねェ。
柱として成果出して、そんな自分を守った錆兎は凄い奴だったんだって周りに伝えることなんじゃねぇのか!?
それが錆兎って人にあんたができる恩返しじゃねぇのか!!」
548:名無しの幽霊
逆に胸倉掴み返して放たれた言葉にしばし呆然となった水柱
手を放して少年に謝った後、半年ほど山に籠もり
そして帰ってきた水柱は、(弱体化しているとはいえ)上弦の参すら圧倒する鬼殺隊最強となっていた…!
いや、なぜそうなった(困惑)
549:名無しの幽霊
成果を出すために鍛え直すことにした水柱
そんな彼の前に現れた一体の縁壱一式
その縁壱一式との実戦形式の修行の結果、水柱は水の呼吸を連続して延々と放ち続ける新たな12個目の型に目覚めたのだ…!
うん、修行相手が誰だったのか語るに落ちてるな(白目)
550:名無しの幽霊
信じられるかい?あれで痣者じゃないんだぜ?
縁壱一式「勝手に痣者にすると色々な人に怒られるので、痣者にならないギリギリを保ちながら鍛え上げました」
551:名無しの幽霊
どこから突っ込んだらいいんだこれ…!?
552:名無しの幽霊
諦めろ
あの人相手に常識なんぞ意味がない
553:名無しの幽霊
そして水柱は事あるごとにこう言うようになりました
水柱「錆兎はもっと強い」
554:強いことにされた人
いやお前の方が強いから
始まりの剣士と一対一で修業したお前の方が絶対強くなってるから
555:名無しの幽霊
きっとこれから先水柱は何かできるようになるたびに
水柱「錆兎は俺より早く覚える」
「俺よりもっとすごいものを作る」
「俺なんか足元にも及ばない」
とか言い続けるんでしょうね
556:強いことにされた人
勝手に俺を完璧超人にするんじゃない!?
557:名無しの幽霊
ちなみに原因である少年は水柱の近況を聞いて腹抱えて笑ってる模様
少年「極端から極端に走るとかオモロすぎる」
558:名無しの幽霊
なお同じころ、別の山で開催されるヒノカミ神楽講習会
講師は縁壱一式、それが踊るさまを真剣な目で見つめる竈門 炭治郎君と時透 有一郎君
その後ろで正座して並び、同じく真剣に見つめる縁壱軍団
その後、ヒノカミ神楽を踊る人間二人の後ろで一緒に踊る縁壱軍団
559:名無しの幽霊
なんだこのよくわからない状況
560:名無しの幽霊
発端は縁壱一式の中の人が昔の知り合いである竈門家の様子を見に行ったことから始まるんですが
そこでは竈門家の長男坊である炭治郎君が一人ヒノカミ神楽を練習していました
炭治郎君は父親である炭十郎さんから竈門家に代々伝わる神楽舞の一種であるヒノカミ神楽を教えてもらっていたものの、炭十郎さんは体が弱くて調子のいい時しか教えることができず
教われないときは一人で自主練していたそうです
それを知った縁壱一式の中の人、炭十郎さんに腕のいい医者(珠世と蟲柱)を紹介しつつ、山の治安維持の片手間に炭治郎君にヒノカミ神楽を教えることにしました
何せ中の人もヒノカミ神楽が踊れたので
561:名無しの幽霊
あの、そのヒノカミ神楽ってもしかして
562:名無しの幽霊
はい、ヒノカミ神楽という名前は世を忍ぶ仮の姿
その正体は始まりの呼吸の剣士である縁壱さんが使った「日の呼吸」そのものです
ただの神楽舞だと竈門家の人たちですら思っていたので、クソ無惨や情けない兄上様による日の呼吸狩りを逃れていたんですね
563:名無しの幽霊
納得した
後ろに並んでる縁壱軍団は生前黒い日輪刀持ちだった連中か
564:名無しの幽霊
生前は合った呼吸が見つけられずに苦労しました…
565:名無しの幽霊
呼吸の開祖が講習会開いてんだぞ
参加しない理由がない!
566:名無しの幽霊
そっちはまだわかるが
有一郎君はどっから生えてきたんだ
567:名無しの幽霊
ほら、彼って情けない兄上様の末裔だから
568:名無しの幽霊
ああ、縁壱さんとも血縁あるから日の呼吸の適性があったのか
569:名無しの幽霊
なのにその我慢できなかった兄上様のせいで今の鬼殺隊には日の呼吸を教えられる人がいないわけで
570:名無しの幽霊
自分に合った呼吸が見つからず焦る中、双子の弟の無一郎君は早々に呼吸を修めて成果上げて柱になっちゃったもんな
そりゃ縁壱一式の中の人はほっとけないわ
571:名無しの幽霊
それで竈門家の住む山まで連れてこられて講習会に参加してるのか
572:名無しの幽霊
既に十二の型まで修めていて、後はそれを繋げて繰り返す十三の型を修めるだけの所まで来ているそうですよ
おかげで上にも書いてある例の少年と組んで無一郎君をボコって説教したときも、(縁壱千式による援護を加味しても)かなり互角に近い戦いができてましたし
573:名無しの幽霊
哀れ兄上様
末裔まで弟に取られるのか…
574:名無しの幽霊
外道に堕ちず真っ当に生きていれば技を残せたかもしれないのにね
575:名無しの幽霊
というかあの人、あの世で縁壱一式の操作講習会の講師までしてるのに現世でも講師やってんのか…
なんでピンピンして鬼しばいてんの?
576:名無しの幽霊
なおこの講習会で一番意味不明なのは
この状況を報告されても「まあそういうこともあるか」と流して、依然俺たちの存在に気が付いてない開発者の少年の鈍感さである
577:名無しの幽霊
流すな!
578:名無しの幽霊
ここまでくると気付けない呪いでもかかっているんじゃないかと疑いたくなるな…
ホントこの坊主話に事欠かねぇな
579:名無しの幽霊
でもあの少年にまつわる話だと、どれをとってもあの話には敵わないと思うんですよね
580:名無しの幽霊
ああ、初めて参加した柱合会議で柱と顔合わせして、縁壱一式お披露目したときのアレか
581:名無しの幽霊
目の前で実演されているとはいえ、カラクリ人形がほんとに役に立つのか半信半疑なんだけどそれを齢一桁な子供にどう伝えたらいいのかと柱一同戸惑う中、彼だけは臆することなく言っちゃったんだよね
それが開戦の合図になっちゃったけど
蛇柱「こんなでくの坊が役に立つものか」
少年「(カチーン)玉無しのてめぇよりは役に立つよ」
582:名無しの幽霊
あの子恐怖というか恐れを知らないよね
初対面の、しかも柱っていう圧倒的強者を「玉無し」って
蛇柱「俺が玉無しだと!?」
少年「好いた女が幸せになることを望みながら、自分で幸せにする度胸も覚悟も持てない奴が玉無しじゃなかったら何だってんだ?」
583:名無しの幽霊
あの、もうちょっとこう、歯に衣着せてもらえませんかね…?
584:名無しの幽霊
無理無理
あの子小鉄くんと接する時間が長いせいか言いたいことがドンドン口から出ちゃうようになったみたい
585:名無しの幽霊
でもその後のあれはちょっと、その、擁護が…
少年「そんなに自信がないなら俺が蜜璃を嫁にもらってやるよ。
ああ心配するなよちょっと薬と快楽で躾けりゃどんな目にあっても全部幸せに感じるようにできるからさぁ!!」
586:名無しの幽霊
おまわりさーん!!
いやこの子未成年だから逮捕できねェ!?
587:名無しの幽霊
それでも補導の対象だろこれ
588:名無しの幽霊
流石に聞き逃せなくて、びっくりして動けない甘露寺さん以外の柱全員で取り押さえようとしたけど、それより早く蛇柱くんが殺しにかかってねぇ
589:名無しの幽霊
縁壱一式が割って入らなかったら蛇柱くん人殺しになってたよねあれ
図らずも一式の性能が柱にも届き得るって証明になったけど
590:名無しの幽霊
というかよく縁壱さん割って入ったよね
あの人は蛇柱くんに味方すると思ってた
591:名無しの幽霊
だが殺されかけてるのに少年は止まらない!!
少年「どうしたなぜ怒る!?親族ですらない赤の他人が夫婦の問題に口を出すなよ!!」
蛇柱「惚れた女がそんな目にあって怒らずにいられるか!!」
少年「その女が”これが私にとっての幸せです”って言ってんだよ!てめぇの願い通り幸せになってんだから邪魔すんじゃねぇ!!」
蛇柱「そんなもののどこが幸せだ!?」
少年「てめぇの価値観じゃそうってだけだろ!俺はお前じゃねぇんだから幸せの定義も違う!!他人が一から十までお前の願う通りに動くわきゃ無ェだろ!!
そして他人に委ねるってのはそういうことだ!蜜璃がどんな目にあってもてめぇに口出しする権利はねェ!!それが蜜璃にとって幸せだとお前自身が判断した結果なんだからなぁッ!!
ああそれとも見込み違いだったからって力づくで引き離すか!?そしてまた別の人間に押し付けるのか!?これじゃあどっちが蜜璃を物扱いしてるか分かんねぇなぁ!?」
592:名無しの幽霊
あの子意外と弁舌が立つよね
あと顔芸
593:名無しの幽霊
お面被ってんのに悪党面してるって分かっちゃうの凄いよね
まあ言葉の裏の意味に気づくとすごい芸達者だなこの子って感心したけど
594:名無しの幽霊
蛇柱「ふざけるな!!そんな幸せ俺は認めない!!
お前なんかに甘露寺は渡さない、蜜璃は、俺が幸せにするんだァーーーーッ!!」
少年「…だってよ、甘露寺さん?」
蛇柱・恋柱「…え?」
少年「え、じゃねぇよ。求婚されてんだからほら返事!」
恋柱「あ、その…ふ、不束者ですが、よろしくお願いします…?」
蛇柱「あ、はい、よろしくお願いします…?」
少年「よーし言質とったぞ、皆さん聞きましたね!?」
柱一同『え?あ、はい』
お館様「うん、めでたいことだね。
式の準備は任せたまえ、盛大なものにしよう」
蛇柱「…謀ったな貴様ぁァァァァァーーーーーーッ!!?」
少年「くだらねぇことでいつまでもうじうじしてたてめぇが悪い。
諦めて惚れた女を幸せにするんだなぁ」(ニチャア)
あの時の顔はまさに「愉悦ッ!!」て感じだったなぁ
直後に柱全員に取り囲まれて正座説教受けたけど
595:名無しの幽霊
しまらねぇ…
596:名無しの幽霊
まあ、蛇柱くんに踏ん切りつけさせるためとはいえ、大分ヤバいこと言ってたからなぁ
ただの口から出まかせでそんな性癖ないって分かってホッとしたわ
597:名無しの幽霊
少年「喧嘩売られてカッとなったので(人生の墓場に送って)やった。反省はしてるが後悔はしてない。
あと甘露寺さんは美人だしおっ○いデカいし性格もいいから嫁にしたいってのは本心だけど、抱き合った瞬間鯖折りにされそうなのはちょっと…」
余計な一言言ったせいでしばらく正座を言い渡されて、だんだん顔が青くなってってたな
598:名無しの幽霊
その横で互いに顔真っ赤にしながら膝付き合わせて甘酸っぱいアタフタしてる蛇・恋夫婦(暫定)との温度差よ…
599:名無しの幽霊
少年、君の犠牲は無駄にしない!
この尊い光景は俺たちが末代まで語り継ぐ…!
600:名無しの幽霊
恥ずかしいからやめなさい
というか少年まだ死んでないから
601:名無しの幽霊
なお、今度はお館様と共謀して水柱と蟲柱をくっつけることを画策してる模様
その後は風柱と元花柱の予定らしい
全く懲りてねぇなあの坊主
602:名無しの幽霊
その少年は現在叫んでるけどね
少年「なんでだァーーーッ!!?」
603:名無しの幽霊
そりゃ叫ぶだろうよ
三日三晩徹夜して何とか組み立てた縁壱二式2号が仮眠してる間にいなくなってんだから
604:名無しの幽霊
すごいよねあの子
寸法割れで廃棄するはずだった部品掻き集めて百分の一ミリ以下で調整して、何とか三日で二式をもう一体用意してのけたんだから
605:名無しの幽霊
完成したらお館様にお披露目する予定だったのに、1号機は縁壱さんが乗り逃げしちゃったもんなぁ
慌てて徹夜で2号機用意したのにそっちも乗り逃げされたんだから、そりゃ発狂するわ
606:名無しの幽霊
で、念願の縁壱になった感想はどうよ
あ・に・う・え・さ・ま?
607:我慢できなかった長男
グフッ
608:名無しの幽霊
おいなに倒れてんだ誰が倒れていいなんて言ったよ
早く走れ無限城までほらほらほら!
609:名無しの幽霊
四つん這いで反省の姿勢見せてる暇があったら早くこっちまで来やがれ!
無惨討伐の役に立ったら減刑って条件で地獄の裁判中止して現世に仮釈放されてんだぞてめぇは!
610:名無しの幽霊
おいたわしや兄上
611:名無しの幽霊
おいたわしや兄上
612:名無しの幽霊
おもしろいな兄上
613:我慢できなかった長男
やめろォォォォォォォ!?
縁壱以外がその言葉を使うなァァァァァッ!!
614:名無しの幽霊
おもっくそ心の傷になってる…
いい気味だけど
615:ありふれた人外
おいたわしや兄上
616:名無しの幽霊
ええい俺たちでも二式の性能を完全に引き出せるならこんなクズ兄様には頼らんものを!
617:名無しの幽霊
仕方ねぇな
元が生前の縁壱さん完全再現なせいで、縁壱さん本人以外では性能を完全発揮できないんだから
618:名無しの幽霊
さすがの縁壱さんでも二式の複数同時操作はきついらしいしな
619:名無しの幽霊
きつい(できないとは言っていない)
620:名無しの幽霊
まあ一月ぐらいあれば例の如く分体化して何とかなるらしいけど、今回は少年が頑張りすぎてこっちの準備が間に合わなかったんだよね
621:名無しの幽霊
あと性能を完全発揮できそうなやつって言ったらこいつぐらいしかいないからなぁ
既に大詰めだけど、念には念を入れて損はないし
622:名無しの幽霊
アレの生き意地汚さは鼠や昆虫ですら引くよ
そこまでして永遠不変を手に入れて何がしたいんだろうねあいつは
623:名無しの幽霊
あ?クソ無惨が急に進行方向変えたぞ
624:ありふれた人外
まずい
奴の行き先に隠し通路がある
それで外に逃げる気だ
625:名無しの幽霊
何ィ!?
626:名無しの幽霊
マズい
誰か先回りして止めろ!
627:名無しの幽霊
駄目だ遠い
こっちは追いつけねぇ!
628:名無しの幽霊
さっきまでより速いぞ
あの野郎ここに来て火事場の馬鹿力でも出したか!?
629:名無しの幽霊
駄目だ止めきれない
通路への侵入阻止は諦めて出口を押さえるしか
630:名無しのお館様
任せたまえ
631:名無しの幽霊
うえっ!?
632:名無しの幽霊
隠し通路の入口に何体か固まってんぞ
誰だあれ!?
633:名無しのお館様
無惨よ
我ら産屋敷が代々積み上げた恨みと憎悪を受け取るがいい
634:名無しのお館様
見よ!
これが別世界でお前を追い詰めた…
635:名無しのお館様
産屋敷ボンバーだぁぁぁッ!!
636:名無しの幽霊
ギャアアアアアアア!?
637:名無しの幽霊
何の光ィ!?
638:名無しの幽霊
目がーっ!?目がーッ!!
639:名無しの幽霊
バカ野郎俺たちに潰れる目なんてないだろうが!!
640:名無しの幽霊
そいやそうだった
で、土煙で何も見えないんだけど何が起こったの?
641:名無しの幽霊
歴代のお館様たちが降りていた縁壱一式が爆発した
その威力で隠し通路は倒壊
無惨も爆発に巻き込まれたんじゃないか?
642:名無しの幽霊
自爆機能なんて俺たちにあったっけ?
643:名無しの幽霊
あれ試作型じゃないか?
量産前にいくつか作って試してたやつ
644:名無しの幽霊
破壊されたら自爆して仕込まれてた日輪刀の欠片をバラ撒くやつだっけ
爆圧と熱で赫刀化させて致命傷は無理でも出血を強いるってやつ
645:名無しの幽霊
結局費用対効果が悪すぎるってことで量産型には組み込まれなかったんだよな
あれがあればもっと積極的に相打ち狙えたのに…
646:名無しの幽霊
でも縁壱一式に積めるような爆薬でここまでの破壊力あるやつなんてあったっけ?
647:名無しの幽霊
あれだ、蟲柱と珠世さん巻き込んで作ってた未来の爆薬
なんつったっけ、おくとぱす?
648:名無しの幽霊
オクタニトロキュバン、という名前だったはず
未来でもちょっと作るのが難しいけど威力は折り紙付きとかで何とか少量作るのに成功してたわ
柱合会議で使用禁止されたけど
649:名無しの幽霊
めちゃめちゃ材料費が高いうえに威力がありすぎるからだめだって
爆破実験見てた派手柱が「派手過ぎる」つって使用禁止に賛成したぐらいだし
650:名無しの幽霊
納得の威力だわ
通路どころか壁丸ごと崩壊してるもん
651:名無しの幽霊
あ、いたわ無惨
赫刀が体中に刺さって悶絶してる
652:名無しの幽霊
何だっていい
動けないなら積年の恨みを晴らす好機だ!!
653:名無しの幽霊
オラァ無惨!
その首よこせェーーッ!!
654:名無しの幽霊
チェストォーーッ!!
655:名無しの幽霊
貴様に死を馳走してやろう
656:名無しの幽霊
ハイクを読むがいいムザン・サン
イヤーーッ!!
657:名無しの幽霊
ザヨゴオオオオオオオオォォォォォォォォ!!
658:名無しの幽霊
縁壱一式の録音が感染ってる…
ん?
659:名無しの幽霊
ぬおッ!?
なんだこれ!?
660:名無しの幽霊
ああっ!
無惨の野郎肉塊の中に引き籠りやがった!!
661:名無しの幽霊
ええいでかい赤ん坊の中になんぞ引き籠りやがって
母親が恋しい年でもねえだろてめェ!!
662:名無しの幽霊
駄目だ、肉が分厚過ぎてクソ野郎まで届かねぇ
肉を削ぎ落してもすぐに再生しちまう
663:名無しの幽霊
赫刀で削っても再生するとかどんな再生力してんだこいつ
664:名無しの幽霊
違うな
赫刀で傷ついた箇所を丸ごと排除して無事な部分を再生させてるんだ
665:名無しの幽霊
ギャー!
触手生やして攻撃してきやがったぁ!!
666:名無しの幽霊
体中から触手を生やした赤ん坊…気色悪いなこれ
667:名無しの幽霊
なんでもいい!
再生されるとしても切り刻み続ければいずれは体力の限界がきて出てきざるを得なくなる!
このまま攻撃を続けるぞ!
668:名無しのお館様
いや、そこまで焦らなくても大丈夫だ
そう遠くないうちに勝手に出てくる
669:名無しの幽霊
お館様!さっき自爆されたのでは!?
670:名無しの幽霊
いや俺たち幽霊だから
自爆したって死なない、と言うかもう死んでるから
671:名無しの幽霊
なんだ?
赤ん坊の表面にぶつぶつの出来物ができ出したぞ?
672:名無しの幽霊
…ひょっとして、蕁麻疹?
いや、でも、何が原因で?
673:名無しの幽霊
呼吸音もおかしい
気管支系にも異常が出てるのか?
お館様、何か知っておられるのですか?
というか、なにしたんですか?
674:名無しのお館様
実はさっき爆発させた縁壱一式には、蟲柱と珠世さんが作っていた新しい対鬼用の毒を仕込んでいたんだ
爆発と同時にそれが飛び散って、無惨はそれをたっぷり浴びた上に爆熱で気化した分も吸い込んでしまったわけだね
675:名無しの幽霊
新種の毒?
一体どのような?
676:名無しのお館様
少年の言葉を借りるなら、アナフィラキシーショック、という症状を誘発させる毒だよ
677:名無しの幽霊
お館様、エゲレスの言葉はわかりませぬ
678:名無しのお館様
生前、特定のものが食べられないという人間を見聞きしたことはないかな?
よくいるのは小麦や蕎麦を食べられない、という人だが
679:名無しの幽霊
あー、いたいた
食べると蕁麻疹が出て、最悪呼吸ができなくなるから食えないって奴
…蕁麻疹と呼吸困難?
680:名無しのお館様
食べるとそうなってしまう主な理由は免疫系、つまり病気などから体を守っている機能がそれらを病気の元と誤認して過剰反応し攻撃して、それが逆に体を傷つけてしまうから、だそうだ
これを外国の言葉ではアレルギー反応、と呼ぶ
アナフィラキシーショックはこのアレルギー反応が命に関わるほど激しく起こっている状態のことだ
681:名無しの幽霊
…つまり無惨は今、自分自身から攻撃を受けている?
682:名無しのお館様
発端はまたしても例の少年だね
蟲柱と珠世さんが無惨に効く毒の調合に難儀していた時、たまたま入院していたあの子がボソッと言ったことで作られたものだ
683:名無しの幽霊
入院って怪我でもしたんですか?
684:名無しのお館様
いや、カラクリの開発に根を詰めすぎて何日も徹夜してね
七日目に至ってもはや暴走状態の彼に両親と小鉄少年がキレて、カラクリから無理矢理引き離すために蝶屋敷に放り込まれたんだ
685:名無しの幽霊
こういう時「草」って言うんだったか
で、なんて言ったんです?
686:名無しのお館様
少年「そんなに免疫機能が強力だってんなら、逆手に取ることってできないんです?
アナフィラキシーショックを誘発させるとか」
蟲柱・珠世「そ れ だ」
こうして新開発された毒は体内で常に成分が変化し続け、鬼の免疫機能を以てしてもその変化の速度についていけずいたずらに自身を傷つけ続ける、という今までの毒よりも数段凶悪なものとして完成したんだ
しかも藤の花の毒の成分も混在してるから、免疫機能を意図的に止めるとそっちの毒で死ぬという二段構えでね
687:名無しのお館様
鬼は人を食べるが、裏を返せば人しか食えない。つまり人以外の全てがアレルギーの元とも言い換えられる
それらに人由来の成分を混ぜ合わせることで一緒に吸収されるようにしたそうだ
服なりなんなりの固形物や純粋な液体なら食った後で吐き出したりすればいいが、人の成分ごと既に吸収してしまったものを吐き出すことは無惨ですら不可能だ
数千種類のアレルギー物質、しかもそれぞれが勝手にくっついたり離れたりして成分が変化し続けるため、免疫抗体を作り出した時にはすでに効果がなく、次から次へと作り出した抗体はかえって鬼の細胞を傷つけ続ける
再生力を無駄に消費し続けた果てに鬼は自らの免疫機能に殺されるか、再生に必要な栄養を使い果たして餓死するのさ
688:名無しの幽霊
毒の効果がメッチャえぐい
殺意が天元突破してる
689:名無しの幽霊
あの、というかお館様
それもしかして勝手に持ち出してません?
690:名無しのお館様
産屋敷の資本で作った物は産屋敷の物
産屋敷の物は私たちの物
何か問題があるかい?
691:名無しの幽霊
あ、はい、何もありません
692:名無しの幽霊
産屋敷の闇は深い…
693:名無しの幽霊
そりゃ千年もかけて熟成された闇だからな
どす黒いに決まってる
お、無惨出てきた
694:名無しのお館様
ふむ、どうやら免疫系を停止させてアレルギー反応を止めることを選択したようだね
絶賛藤の毒で苦しんでるけど
695:名無しの幽霊
この期に及んでまだ喚いてるぞこいつ
ここまでくるといっそ感心するわ
696:名無しの幽霊
何がこいつをそこまで生にしがみ付かせるのか…
697:名無しの幽霊
録音『どうしたなぜ死を拒む?お前がずっと望んでいた永遠にして不変そのものじゃないか』
なんであの少年は皮肉言わせるとこうも切れ味鋭いのかね
698:名無しの幽霊
録音『無惨、お前は死ぬ。それはもはや覆しようのないことだ。
だがそれは鬼殺隊が強かったからでも、縁壱シリーズのおかげでもない。
無惨、お前の愚かさゆえだ』
録音『お前は永遠不変の存在であろうとしたな?だが、それならばなぜ鬼には肉体を変化させる能力がある?
永遠不変であるならば肉体を変化させる能力は不要、いや矛盾している。変化しないが故の不変なのだから。
つまり鬼とは環境の変化に対して積極的に変化することで適応し、生き残りを図る生命体なのだ、本来は』
録音『だがお前はその本来の姿を否定し、鬼の最大の力を切り捨てた。
そしてそれを配下の鬼にも強要し、変化できる範囲を制限した。
進歩・進化とは、そこに至るまでの膨大な失敗という土台の上に存在するというのに、だ』
録音『失敗を恐れ、挑戦することをせせら笑ったお前はそれがゆえに失敗という経験を積み重ねることができず、太陽の克服という悲願に手が届かなかった。
たとえ青い彼岸花が手に入らなくとも検証実験と考察をし続ければ原因を特定し、自力で克服できたかもしれないのに。
それでありながらお前はその原因を内ではなく外に求め続け、決して省みようとしなかった』
録音『俺は知っている、たった数年で太陽を克服した鬼を。
鬼になってからわずか数分で太陽に適応した者がいることを。
無惨、そいつらとお前で何が違うか分かるか?』
録音『変わることに忌避感があるかないかだ。
二人は変わっていくことに、自らを変えていくことに躊躇いがなかった。当たり前だ、それが普通なのだから。
だが無惨、お前は永遠不変でありたいと願い、変化を良しとしなかった。
お前の体はその意思を受けて自発的な変化をやめた。生物全てが持ち得る無意識の試行錯誤をやめたんだ。
だから千年たっても太陽に勝てなかった』
録音『無惨、お前は鬼殺隊に、人間に負けたのではない。
お前自身の愚かさに負けたのだ。
…俺は、お前ほど哀れでみじめな人間を他に知らないよ』
699:名無しの幽霊
凄いな無惨
指を動かすことすら辛いはずなのに、哀れまれた事に逆上して絶叫してやがる
700:名無しの幽霊
自分が一番偉くないと我慢ならない奴だからな
哀れまれたってことは下に見られたってことだから、そりゃ許せるはずもない
701:名無しの幽霊
というか、こんなこと聞かせていいの?
頭無惨と言えど、土壇場で変化することを受け入れて本物の化け物に進化したりしない?
702:名無しのお館様
その心配はない、鬼から人間に戻す薬も一緒に投与した
免疫機能を止めてしまった以上、薬の効能を阻む物はない
今の無惨は毒で苦しみながら、ゆっくりと人間に戻っているんだ
肉体変化も強力な免疫機能も鬼の力だから、人間に戻りかけている状態で今更免疫機能を復活させたところで、薬の薬効には対抗できない
少年が言ったとおり、もはや無惨は死神から逃げられないのさ
703:名無しの幽霊
このままほっといても勝手に死ぬ、か
そういや鳴女はどうなった?
704:名無しの幽霊
今さっき首を落としたよ
これで億が一の逃亡の可能性も消えた
705:名無しの幽霊
妨害に必死になりすぎて、首を落とされて初めて囲まれていたことに気づいたっぽい
ちょっと間抜けな最期だったな
706:名無しの幽霊
完全に詰んだな
さてどうする?このまま毒で苦しみながら死ぬのをゆっくり待つか
それとも一思いに首を落してしまうか
707:名無しのお館様
これ以上これに付き合って時間を使うのも馬鹿らしいだろう
鳴女も討伐したから、そう遠くないうちに無限城も崩れ落ちる
何より完全に人間に戻ってしまうと、残存している鬼たちが無惨と一緒に死なない可能性がある
708:名無しの幽霊
じゃあさっさと首落すか
というかなんでこんな録音聞かせてたので?
709:名無しのお館様
なに、ちょっとした時間稼ぎみたいなものさ
そら、来たぞ
710:>>356
いよっしゃああああああ間に合ったアアアアアアアアッ!!
俺にも一発殴らせろォッ!!!
711:名無しの幽霊
いや誰!?
お館様誰この人!!
712:名無しの幽霊
俺たちの知らない無惨の関係者か?
713:名無しのお館様
ごめん私も知らない
誰だい君は?
714:名無しの幽霊
待ち人じゃないんかい!?
715:名無しの幽霊
あー、こいつあれだ
ちょっと前に網走に飛ばされた奴
716:名無しの幽霊
うそでしょ!?
もう戻ってきたの!?
717:名無しの幽霊
ここから北海道までどんだけあると
いやそれ以前に津軽海峡どうやって越えた?
718:名無しの幽霊
あの、東北各地から
目 を 真 っ 赤 に 光 ら せ て 空 を 走 る 縁 壱 一 式
の目撃情報が上がってるんですけど
719:>>356
今の俺は縁壱さんなんだ
縁壱さんなら空だって走れるはずだ!!
720:名無しの幽霊
そーなの!?
すげぇな縁壱さん!!
721:ありふれた人外
ええ…何それ知らない、怖…
722:名無しの幽霊
なんで当の本人がドン引きしてるんだ…
723:名無しの幽霊
飛ぶ斬撃と自分が空飛ぶのではどっちがまともだと思う?(素朴な疑問)
724:名無しの幽霊
どっちもまともじゃないから質問の意味がない
725:>>356
そして誰がサイコロステーキだゴラァーーッ!!
726:名無しの幽霊
お前下弦の伍に細切れにされたあいつかよォ!?
生前に発揮しろその底力ァ!!
727:我慢できなかった長男
着いたぞ
728:名無しの幽霊
ああ、待ってたのはこっちか
チッ、間に合わなければ良かったのに
729:名無しの幽霊
もうほぼ詰みだろ
今更こいつ必要か?
730:名無しの幽霊
さっきから首落そうと斬りつけてるんですが、無惨が最後っ屁で落されまいと全力で首を強化してるせいで斬れないんですよね
731:名無しの幽霊
二式の日の呼吸でもだめなの?
732:ありふれた人外
ここまで振り回し過ぎて刀がもう限界で
733:名無しの幽霊
上弦二体に無惨を何度も斬り付けたもんなぁ
空間を斬るとかいう絶技に飛ぶ斬撃まで
そりゃ刀も音を上げるか
734:我慢できなかった長男
なので縁壱に予備の刀も持ってきた
流石に二人掛かりなら無惨の全力の強化も破れるだろう
735:名無しの幽霊
なお、刀が音を上げる負荷にびくともしない二式
元となった縁壱さんが凄いのか、それを再現して見せた少年が凄いのか
736:ありふれた人外
では兄上、あの技で
737:我慢できなかった長男
…まさか、死してからこの技を使うときがこようとはな
生前の私なら絶対に拒否しただろうが
738:ありふれた人外
兄上…
739:我慢できなかった長男
だが、死んだ身で面目も何もないだろう
散々生き恥を晒した身だが、今だけは鬼殺隊の継国厳勝として剣を振らせてもらう
740:ありふれた人外
では兄上、呼吸を合わせて
日の呼吸、合わせの型…
741:我慢できなかった長男
月の呼吸、合わせの型…
742:ありふれた人外
…光の呼吸、暁!!
◯ アケコンがあった理由
少年「カラクリ細工じゃこれが限界だろうなぁ…これ以上はコンピューターとAI積まないとどうにもならん」
里の職人「こんぴゅーたー?えーあい?」
少年「ああ、コンピューターとAIはってのはカクカクシカジカで…」
里の職人「ほう、未来にはそんなものが存在するのか」
少年「まあ、半導体は高望みだとしても最低限トランジスタぐらいじゃないと、縁壱シリーズに載せられる大きさには出来ないだろうね。五十年ぐらいは先の話かな」
里の職人「…」
〜数日後〜
里の職人「出来たぞ」(指で摘んだ半導体を見せながら)
少年「話聞いただけで作れるわけねーだろいい加減にしろ!?」
HENTAIモノ作り民族を舐めた奴の末路。
明治工芸ばりの一点物ではあったが、ブレイクスルーどころではないモノが出てきてこの時ばかりは少年も頭を抱えた。
いくら何でもこのまま技術格差が開き過ぎると余計な連中の野心を刺激しかねないと危惧したオリ主は、とりあえず量産できない物は採用できないと口八丁で誤魔化し、アケコンのような趣味的なものや縁壱二式などの逸品物に使う程度に留めた。
…二十年程で半導体の量産体制が整ってしまい、量産一号機が製造ラインから吐き出された時、かつての少年は両手で顔を覆いながら崩れ落ちたと言う。
○ (IF) もしも無惨が未来まで生き延びられたら
無惨「誰か、誰でもいい…私をこのバケモノどもから助けろーーッ!!」
○ーボボ「いや~ン、ひどいわパチ美!この男私たちをバケモノだって!!」
○領パッチ「失礼しちゃうわ!こ~んな美人をバケモノだなんて!!」
無惨「ふざけるなッ!!そんな下手クソな女装した筋骨隆々な金髪アフロと、そもそも生き物なのかすら疑わしい手足の生えた気色悪い色のウニをどこから!どう見て!!どう解釈したら美人なんていう結論に行き着くんだッ!!?」
ボ○ボボ「ガタガタうるせーッ!!」
無惨「グボアッ!?」
ボー○ボ「てめえ後輩でシリアス系出身のくせに俺よりハジケやがって!!俺とハジケ勝負で白黒つけるまでどこにも逃がさねぇぞゴラァッ!!」
無惨「何の話だ!?そもそも先輩だ後輩だ言うなら私の方がはるかに長生きしとるわッ!!」
首○パッチ「俺を無視すんじゃねェ!!つべこべ言ってねェで早くハジケやがれ!!」
無惨「知・る・か!?どうでもいいからこの拘束を早く解け!!」
首領○ッチ「チっ!どうするボ○ボボ、こいつハジケリストのくせに意地でも勝負を受けないつもりだぞ」
ボーボ○「ならば無理やりにでもハジケさせる…!鼻○真拳㊙奥義…!!」
無惨「ヒィッ!?そ、その技は…!!
や、やめろ、それだけは、それだけは嫌だァアアアアアーーーッ!!」
○ーボボ「聖鼻毛領域!!」
無惨「俺、参上!!」
もしも、の世界線の話。
なお、この世界線における無惨の役割はツッコミである。
ただし、ツッコむと100%逆ギレで殴られる。
早い話が口の悪い天○助枠。
ちなみにいまだオリ主の子孫が縁壱軍団を製造していて、迂闊にこいつらから離れると(銃刀法違反対策で)鉄パイプと金属バットで武装した縁壱シリーズに即座に取り囲まれてボコられる。
後日談は明日投稿予定です。
それでは皆様よいお年を!