普通にハイペースです頑張って着いてきて
…あれ? ここ…どこだ? 俺は確か家でロボトミ害悪縛りをやってたはずなんだけど…
「……人、……理人…」
…誰かの声…一人暮らしのはずなのに…?
「管理人、起きてください。待ちくたびれてしまいます。」
「ぅ、ん…あれ、ここは…」
「ようやくお目覚めですか? 管理人。時間がありません、」
「さっきから思ってたけど一体誰……ってその顔と髪……もしかしなくても…!」
そういい見上げるとそこには整った綺麗な顔と美しい水色の髪がふわりと靡く美女がいた。
「えぇ、管理人のお考えの通り、L社にて開発された世界最高峰のAIであるアンジェラです。」
「な、何故ここに…! そもそも君はゲームの中の存在じゃ…!」
「そこを説明するとなると少し時間がかかります、先に軽く管理人の状況を説明させていただきます。」
(要約)《ロボトミをプレイしていた彼は突如として意識を失いそのまま逝去、しかし何らかの力により僕のヒーローアカデミアという世界にL社が管理していたアブノーマリティ(幻想体)の力を持って転生、その際に本来現実には存在しないはずのアンジェラが生まれたとの事。》
「大方の事情は把握したけど…アブノマ達の力? それに生まれたのはアンジェラだけ? 他のセフィラ達は…?」
「申し訳ございません、もう時間がありませんのでこれ以上の話は不可能です。」
そうアンジェラが言うと共にふわりと自分の体が浮き上がる。
「それでは、管理人、行ってらっしゃいませ…私から最後にこの言葉を送りましょう…
【
「…あの日からもう15年かぁ…私も変わったなぁ…」
ゆっくりと通学路を通り帰宅する私。あの日浮き上がって飛んだ後意識が再び無くなったと思ったら私は女の子としてこの世に生を受けていた。名前は「幻乃 想夢(まぼろの そうむ)」…らしい。前世は男だったけど流石に15年も女として育てられれば流石に女性らしくもなるよね。
「おーい!幻乃さん!」
「お!いずくん!ようやく進路相談終わったのかい?」
「終わったけど…酷いよ!待ってって言ってたじゃん!」
「あれ?そだっけ?うっかりうっかり」
あの時アンジェラから言われた通りここはヒロアカの世界らしい。その証明と言わんばかりにオールマイトや目の前のいずくん…緑谷出久がいるしね…
「それで?進学先どこにしたのさ?」
「あ、えーっと…笑わない?」
「まぁ笑わないよ、ほらお姉さんに教えてご覧なさい?」
「お、同い年でしょ!…僕は、雄英に行くことにしたんだ…!どうしてもヒーローになりたい…!無個性でもヒーローに…!」
…やっぱ雄英か、けどまだ確か個性は無かったはず……今の状況じゃただの夢見る少年ってだけで実行力は無いに等しいんだけどねぇ
「…そ、ならライバルであり同士だね、遠慮なく蹴落とすからよろしくね?」
「望むところなんだけど顔が怖いよ!!」
「ふふふ…いずくんの壁は私だよ…超えられるものなら超えてみなさいふふふふふ…」
「なんでそう悪意ある言い方するのさ!もう…あ、僕こっちだしまたね!明日また!」
「ん、もうここまで来たのか、それじゃまた明日ね、いずくん!」
私は未来をある程度知ってる(USJ程度まで)からいいとはいえ事情を知らない人からみたらそりゃ現実の見えない馬鹿と思われて仕方ないよね…それもそこらのヒーロー科じゃなくて強個性があっても落ちる人はいる雄英なんだし…まぁ私は落ちないけどね、私は頼れる仲間が多いもの。
「ね、バットリ君?」
そう言うとどこからともなく赤いランプのついた四角い黒い箱が現れ、開く。そこから小さい雀サイズの白いからだに先がうっすらと青い羽根、しかしお腹部分に真っ赤な模様がある小鳥…「罰鳥」が出てくる。
「何時でも可愛いねぇ君は?よしよし…」
「〜♪」
「お仲間は元気かい?この大事な期間に外に出すと大事になるからお仲間だけじゃなく他の子達も閉じ込めたまんまで申し訳ないよ…君は小さいし可愛いから許されるんだけど他の子だとそうもいかないから…」
「〜!(フルフル)」
「…みんないい子で助かるよ、ありがとうね…きっちり受かって免許取って、出してあげるからね」
「〜♪(ウキウキ)」
そんなことを話しながら彼女は家に着き雄英受験に向け机に向かうのだった。
1話はここまでとなります。次回は試験編です。ゆっくりやって生きますので催促よろしくお願いします(?)ちなみにアブノマ達やその他もろもろの色は危険度ごとに分けていきますのでよろしくお願いします