黒い長髪の先の方が左から緑、水色、黄色、紫、赤に染まったすらっとした美女が歩いていますね、綺麗な人です。名前は確か幻乃 想夢ちゃんでしたっけ〜………
はい、私です。あの日受検が終わったあと泥のように眠って復活した数日後に雄英からの結果が届きまして合格と伝えられました。たしか10位とかそれくらいだった気がします。まぁこんなものだろうと思いましたね。
今日は4月1日。今日は雄英高校の初日の入学式です。
「…はぁ…多分いるんだろうなぁ…」
ですが私には少しですが記憶があります、この後起こる出来事や受難も…
「めんどくさいですが…真面目にやらないと本当に退学の可能性もあるのでちゃんとやらないと…」
そうこうしているうちに雄英に辿り着きました。私はA組らしいです。
「ドアでか…入るか、おっはようございまーす」
ガラガラガラ…
「机に脚をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者様に申し訳ないと思わないのか!!?」
「思わねぇよてめぇどこ中だよ端役が!!!」
ッスー…教室間違ったかな、まさか天下の雄英がこんな有様な…わけ…あるんだよなぁ…
そうドアを少し開けた状態で様子を見ていると後ろから声がかかる。
「あ、幻乃さん…!良かった、受かってたんだ!」
「おっその声はいずくんじゃないか〜雄英受かってたんだな〜…確か受験の少し前に個性に目覚めたんだっけ?聞いた時は驚いたよ。」
「そっ、そうなんだ!たまたま個性が目覚めて…!」
「…チッ!」
そんな雑談を教室に入りながら話しているとこちらに気づいた爆発さん太郎…爆豪勝己が舌打ちしながら睨んでくる。
「…何?その目、ウザったいなぁ。なんか私らに文句あるわけ?爆発さん太郎?」
「あァ!?黙れよ虹髪女!!喧しいんだよどっか行けェ!!でなんでデクは受かってんだよ!無個性のはずだろ!!!」
「はぁ?そっちからガンつけといてその言い草は意味がわからないんだけどぉ?何?また小さい頃みたいに喧嘩したいのか??」
「やってやるよ泣かせてやるわァ!!!」
そう言うと爆豪は勢いよく立ち上がり手が小さく爆発を繰り返す。それを見て想夢も装備を取り出す準備をする。
「ま、幻乃さん!そこまで怒らなくても…!」
「入学早々喧嘩か?そこまでやりたいなら他所へ行け、ここはヒーロー科だぞ。」
「「「ッ!?!?」」」
教室の前の方にある教卓付近からヌッと全身寝袋の男が這い出てくる。そのまま寝袋を取ってこう言う。
「はい、静かになるまで10秒かかりました。君たちは合理性に欠くね…担任の相澤消太だ。よろしくね」
((((担任…!?))))
そう言うと共にガサゴソと寝袋の中を漁り体操着を取り出す。
「早速だが
「「「「「「「個性把握…テストォ!?」」」」」」」
「入学式は!?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるならそんな悠長な時間はないよ、雄英は"自由"な校風が売り文句、それは教師側もしかり。」
「まあ言うよりやる方が早いだろう。爆豪、円の中なら何してもいいから遠くにボールを投げろ。ソフトボール投げだ。中学までやってきただろう?個性禁止ではあるが。手は抜くなよ、早よ。」
「んじゃまぁ…ボールに爆風を乗せて…!」
死ねぇ!!!
(((((…死ね?)))))
『705.2m』
「まずは自分の最大限を知る。それがヒーローの素質を形成する合理的手段。」
「すげぇ!」「面白そう!」「個性好きに使えるんだ!さすがヒーロー科!」
…たしかに少し楽しみだな、個性思いっきり使えるのは…だけどその面白そうとかはマズかったはず…
「面白そう、か…これからヒーローになるための3年間、そんな心づもりでいたのか?…よし、ここで最下位だったものは…除籍処分としよう。」
「「「「「「は、はあぁぁぁぁぁぁ!?!?」」」」」」
やっぱりね…!さぁ最初の難関だ…!本気でやらないと…!
「そ、そんな…理不尽すぎる!」
「…いつ来るか分からない自然災害、身勝手なヴィラン、いつどこから来るのか分からない厄災…それらから民間人を守るのがヒーローの役目だ。理不尽なんて当たり前だ。それを覆すのがヒーローだ。放課後マックで談笑したかったのならお生憎様。雄英は全力で3年間、君たちに試練を与え続ける。」
「
…やっぱりこの言葉は好きだね、私は何度も何度も魔の46〜49日目を乗り越えてきたんだ…今回も乗り越えてやろうじゃん?
〜
〜
〜
〜
〜
[50メートル走!]
「うーん…これ、使おうかな…」
危険度TETH
行動矯正
どこからともなく現れた赤いランプの着いた黒い箱が出てきて開くと共に真ん中に目の模様があしらわれたブローチの様なものが出てくる。それはそのまま幻乃の胸に装着される。ちなみにぺたんこである。
「…うん、いい感じ…」
「よーい…スタート!!」
「ふっ!!」
『GOAL!5.9!』
「おっ、6秒切った?割といい感じ?」
「ケロ、あなたなかなか早いわね、それにその…ブローチ?どんな個性なの?」
先にゴールした幻乃にカエルのような少女…「蛙吹梅雨」が話しかけてくる。
「ん、あなたは…確か蛙吹さ「梅雨ちゃんって呼んで」…梅雨ちゃんだっけ、私の個性は…そうね、色々な生き物や道具を取り出せる個性?って言ったら分かるかな?」
「へえ、便利な個性なのね…私の個性は見ての通りカエルよ、カエルっぽい事はなんでもできるわ。よろしくね、ケロ。」
「うん、よろしくね!梅雨ちゃん!」
〜その後も順調に体育測定をこなし全体的に平均より上の記録を出し続けた。〜
『ソフトボール投げ!』
「SMAAAASH!!!」
『705.3m!』
…おぉ、凄いないずくん…指赤黒すぎてちょっとグロ系だけど本当に凄いな…あんだけ飛ばすとは…私ギリ3桁行くかどうかだったのに…(普通に投げた後くちばしピストルで地面に落ちる前に距離を稼いだ。)
そんなこんなで私は14位でフィニッシュ。思ったより低かったけど割といい感じだったと思う。いずくんは案の定ビリではあったけど見込みありと判断されて除籍された人は居なかった。良かった良かった…
「ふう、ようやく一日が終わった…かえr「ねぇ、幻乃さん!」なさそう。」
帰ろうとした想夢だったが後ろから声をかけられる。
「初めまして!私麗日お茶子!測定の時見てたんだけど幻乃さんの個性ってどうなってるの?!教えて欲しい!!」
「んー…ま、いっか、いいよ、教えたげる。」
「わぁい!ありがとう!!じゃあ他の人も呼んでくるね!」
その後は私の個性(1部だけだけどね)を見せて(罰鳥やE.G.O、新しく仲間になったアブノーマリティを見せた)放課後を楽しんだ。特に女性陣にはバットリ君、男性陣には決死の一生E.G.Oが人気でした。まる。
…思ったより楽しかったな、また遊びたい…
文下手すぎて泣きそうです。ちなみに新しく仲間になってくれたアブノーマリティは危険度ZAYINの可愛い緑の子です。現在仲間になってくれている子は新入り含めZAYIN2体、TETH2体です。E.G.Oはある程度自由に使えます。ただ危険度の高い装備は想夢本人の勇気や慎重、自制、正義が足りないので使えないです。戦闘や勉強、学友との触れ合いでちょっとずつあげる感じにしていきます。まぁあんまり気にしないで大丈夫。