異世界転移しちゃったのでダンジョン運営手伝います!(強制)   作:Arasupara

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今回は少し短めかもしれません
あと入院が終わりました!!


ダンジョンコアのDP集め

ダンジョン内部あの場所、そこでは素早さポーション作りが行われていた。

 

「これで漬けていた分は作り終わったな」

「オツカレサマ」

「これでDPはだいぶ集まりますね全部でいくつあるんでしょう?」

「俺は4個ぐらい作ったよ、というか手伝いに来たゴブリン、ホブゴブリンが思いの外多かったからすぐに終わったな」

「でわこれを699に見せにいきましょう! 驚きますよこれは」

「ダンジョンコアサマ ハ ヴァンパイアノトコロ ニイル」

 

「あっそうなんだ…? なんでそこにいるのを知っているの?」

その質問にオークボは珍しく冷静さを欠く。

「アッ エート ソノ…チョットクチドメサレテル」

 

「…そういえばDPの減り方がなんかおかしかったもしかして699もなんかしてるの?」

「ソレハイエナイ」

「『命令』で言わすこともできるけどオークボに使うのはね、自分の目で確かめにいかないと被鮫さん、オークボついてきて」

「了解」

「ワカッタ」

 

スタスタスタ トコトコトコ 

3人ともがヴァンパイアのラスボスの間に向かう。

 

「699いる? 開けるよ」

ヴィーノが扉に手を当てると3つの錠前がひとりでに外れて扉が開く。

ガチャン! キィィィィ

 

開けた先は土でできた大きな空間で天井には大きなシャンデリアが光を辺りに照らしてる。

 

「あれいない」

「なああの扉なんだ? ここにあるのは広場につながる道とコアへの道と、他のボス部屋につながる道だけだろ?」

被鮫が指差した先には新たな扉があった。

「アソコニ ダンジョンコアサマト ヴァンパイア ゴブリンジェネラル ジャイアントスワーム ハイレイス ニハピネス ガイル」

 

「最高戦力が全員…何してるんでしょう」

ヴィーノが近づき扉を開けると先は暗い道が続き、途中でどんどん下に続く螺旋階段がある。

被鮫が先頭を歩き続いてヴィーノ、オークボが続く

 

「くらー」

「螺旋階段ですね、あっ被鮫さんそこ罠」

 

ガチャン!

 

「うわぁ!! 飛び出る槍罠!! よくわかったな」

「マスターなので私視点赤く透けて見えます、まあそもそも踏んでも私の場合機能しませんけどね」

そう言って被鮫が踏んだところを踏み抜き、被鮫を抜いて奥に進む。

 

トコトコトコ スタスタスタ 

「この先ですね」

螺旋階段の先には頑丈そうな鉄の扉があり、ヴィーノが開けるとそこにはカーテンと3人の通路ボスとダンジョンコア、ハピネス、ヴァンパイアがいた。

 

「ヴィーノじゃないかどうしたんだ?」

「それはこっちのセリフ何してたの699?」

「何ってそっちと同じDP集めを少し」

「少し? 最高戦力を揃えて少し?」

「何をしたか知らんが、8万DPも使ったそっちに比べれば少しだろう」

「うう知ってたの私がDP集めしてたなんて?」

 

「少し気になってだなオークボに聞いた」

ビクッ! ダラダラダラ

ヴィーノは咄嗟に振り返ると、ダンジョンコアにバラされ冷や汗かいて驚いたオークボがいた。

 

「うううーオークボなんで言っちゃうの、バカバカバカ!」

ヴィーノは涙目で頬を膨らませながら怒る。

「オークボを攻めてやるな私が『命令』を使ったんだ」

 

「もーせっかく秘密裏に進めて褒めてもらおうとしたのにぃ ぐすん」

「大丈夫だ泣かなくても、私は嬉しいぞ、ヴィーノが立派に育ってくれて」

「えっ」

「誰にも言われずDP集めを頑張ろうとしてくれたことが嬉しい、誇りに思うぞ」

「699!」

ヴィーノがダンジョンコアに抱きつく。

 

「よーしよしよし、偉いぞー立派なダンジョンマスターになってくれて私は心底嬉しい」

「えへへ、ありがと」

 

パチパチパチパチ

その光景を見て皆が拍手をする。

パチパチパチパチ

「…」

 

パチパチパチ「おめでとー」

「…」

パチパチパチ「良かったねー」

「…」

パチパチp

 

「うっせぇぞ!! 魔物どもここから出しやがれ!!!!」

「え? だれ」

「新しい魔物か?」

 

「いやこれはだなまあ見たらわかる」

パチン

ダンジョンコアは指を人の形に変えて指パッチンすると、ヴァンパイアがカーテンを開ける。

 

「ちょっとうるさいよ」

「てめーがだまれよクソエルフ」

「もー静かにして」

「ここから出してー、ぐすん」

 

そこには土の地面と岩の壁でできた牢屋に閉じ込められた冒険者たちがいた。

 

「わーすっげ」

「ひっ人間」

「ダンジョンコアサマ コレハ?」

「そういえばオークボにもまだ説明してなかったな、これは私とハピネスが考え」

「おれタチ」「ボス達が」カチカチ「実行した」「DPの」「集め方!」

『冒険者収容所だ!!』

皆が息を合わせてポーズを決めながら説明する

 

『おおおお(オオオオ)』パチパチパチ

決めポーズに合わせ被鮫、ヴィーノ、オークボが拍手する。

 

「だからうっせぇつってんだろ!!」

 

「こいつは無視して話を進めるぞ」

「おい! 聞いてんのか!」

「これは被鮫の状況を見てハピネスが案を出して私が形にしたものだ」

「妾頑張ったぞ」

 

「コノ牢獄に冒険者ヲトジ込め侵入者から得ラレるDPをめインにしたDP収集法ダ」

カチカチ「本来閉めていた通路をあけそこにきた冒険者を閉じ込め」

「私たちボスが出しゃばってボコボコにして捕まえてきたんだ」

「それだけじゃないあそこの張り紙が見えるか?」

ヴァンパイアが牢屋に向かって指を刺す。

 

「あそこには、ポーション3つで黒パン1つ、と書かれているそして足元には無限薬草畑! つまり飯を食いたければ労働してポーションを捧げないといけないのだ! しかもそれだけじゃない!」

 

「まだなんか有るのか」

「牢屋の中に木の棒と訓練用ダミーを置いたこれで冒険者達が暇つぶしに訓練を始めたらSP、MPの使用により得られるDPも入手できるのだ、そうつまりこの牢獄だけで3種類のDP獲得法があるのだ、しかもそれだけじゃない冒険者の身包みをはいで装備と武器、アクセサリーも手に入れた!」

 

「すっすごいさすが699」

 

「マジですごいなおれダンジョン詳しくないけどそれでも効率がよさそうなのは伝わってくる、でも囚人の前でこんなベラベラ喋っていいのか?」

 

「被鮫は全ての言語を扱う力があってそれに身を任せているから知らないと思うが、今の会話は全て共通語を除く言語で行われていた、だから問題ない」

 

「良かったでもこれ脱走とかしたら不味くない最深部めっちゃ近いよ」

被鮫が至極当然のことを聞く。

「問題ないカーテンの裏側まあ右手を見ろ」

ダンジョンコアが指差した先には同じく牢獄、しかし地面は草原の草が生い茂花が咲き誇り、どこからか太陽の光に照らされる空間、そこには閉じ込められているパジャマを着た羊のような巻き角の生えた寝ている少女と、その少女に枕にされてる黄色のエリザベスカラーのようなものが生えている狼がいた。

 

「にっ人間じゃないですねツノが生えてるから悪魔?」

「睡魔だ、狼はベルウルフ、彼女達はここの看守だ」

「看守思いっきり寝てるけど、しかもなんか閉じ込められてるし」

「そのためのベルウルフだ冒険者達が何かしたらベルウルフが自らのベルを鳴らして睡魔を起こす、そして睡魔が粒子を出して冒険者を眠らせる、牢獄に入れているのは安全性の為だ」

 

「粒子…サキみたいなやつだな」

 

「実際種族的にも、ステータス的にもサキの亜種のようなやつだ」

 

「あー粒子のやつのスキルレベルが8の代わりステータスがカスってことか」

「そうだ、そしてそれだけじゃないもし万が一脱走してもこの先はラスボスヴァンパイアが待ち受けている、最深部のコア部屋に入るには鍵が必要だから入れないし、帰るにはヴァンパイアを武器無しで倒した上で他の3種ボスのうち誰かを倒さないといけないと言う仕様だ」

 

「確かに脱走は不可能だな」

「そうだこれだ私達のDP集めだ、ヴィーノ、君は何をしたんだ?」

そう言われヴィーノは自信満々で自身の為したことを説明する。

 

「私は被鮫さんのDP集め方をさらに進化させる方向にしたよ」

「というとポーション作りだな、差し詰め高い無限薬草畑とポーションのレシピにDPを使ったな」

「うん正解、場所を移しながら説明してもいい?」

 

そうしてヴィーノ達と、ダンジョンコア達のグループみんなが牢獄を去りあの場所へと向かう、向かう道中でヴィーノが自身の為したことを解説する。

 

「…あれさっきの人間もこの牢獄に入れるやつじゃないのか?」

「おおかた別のところにも牢獄があってそっちに運んだんでしょ」

 

 

 

 

 

トコトコトコスタスタ

「…そして私達の努力の結晶の素早さポーションはここに!」

そうしてあの場所へと連れてこられた皆に被鮫とゴブリンたちが作り上げた

大量のポーションを見せる。

 

『おおおお』

「たくさんあるじゃないかへーと全部で…120個だいぶ作ったな」

「うんたくさんのゴブリン、ホブゴブリンが手伝ってくれたの」

「とりあえず20個ほど残して残りはDPに変えるか」

「うん!」

皆がそれぞれ合計20個ほどのポーションを手に持ってどかしてダンジョンコアとヴィーノが協力して、素早さポーションをDPに変換する。

 

ピカーン  ピカーンピカーン ピカーン

 

「これで最後合計73041DPもうほとんどで黒字じゃないか!」

「すげーさすがの量だな」

 

「バフ自体も素晴らしいものだ、まあ貴重だからボス達のみに渡すことになるだろうがそれでも、これで戦力大幅アップだな、よくやったヴィーノ」

褒められてヴィーノは嬉しくて回転しながら舞い上がる。

「やったー褒められた上手くいったよオークボ! 被鮫おにいちゃん!」

そしてつい口が滑る。

『…被鮫…おにいちゃん…?』

 

「はっ! いやこれは…そのぉ」カァー〃〃

ヴィーノが頬を赤くし、手で顔を隠す。

「ほー被鮫殿の妹君だったのか妾知らなかったぞ」

カチカチ「えっ被鮫、ヴィーノ様の兄上だったのか!?」

「被鮫先輩ってヴィーノ様のお兄様でしたんですか!?」

「エっでモペッと扱いされてなカッた?」

事情を知らない4人は驚き(ハピネス以外)そしてヴァンパイアが宥める。

 

「3ボス達とハピネス落ち着け、」「妾は落ち着いとるぞ」「被鮫はヴィーノ様の兄ではない」

「被鮫おにいちゃんか…へへ、鮫兄って呼んでもいいぜ」(懐かしい友達の弟、妹達によくこう呼ばれていたっけ)

「こらそこ被鮫喜ぶんじゃない」

 

「いいだろ喜んでも、だっていつも、被鮫さんって他人行儀だったのに、鮫兄って呼んでくれたんだぜ」

 

「いや鮫兄とは呼んでないだろ…」

「でもヴィーノどうしたんだいきなり被鮫を兄呼びだなんて人間嫌いは治ったのか?」

ダンジョンコアが聞く。

 

「いえ、たっただ私昔おにいちゃんがいたらなって思ってて被鮫お…さんは私のために働いてくれて昔の襲撃の時も私達の為に行動してくれたことが頼りになってお…おにいちゃんぽいなって!」カァー〃〃

ヴィーノのは恥ずかしがりながら叫んで宣言する。

 

「そうか人嫌いが治ったと思ったがまあ被鮫相手に素の状態…いや素の状態か? まあいいとりあえずそう接せるのは良いことだな」

「いや人嫌いがマシになったんじゃなくて、こう被鮫…さんって人間じゃないじゃないですかほぼ魔物ですよ」

 

「は?」

「いや俺はどう見ても人でしょ、ステータスにも書いてあるし」

カチカチ「大丈夫かヴィーノ様被鮫が魔物だなんて、顔だけだぞ」

「そうですよ被鮫先輩が魔物だなんて私が召喚された時言ってたじゃないですか「この人間」って」

「オレも同ジ事言われタ」

「ヒサメ ハフツウニ ニンゲンデワ?」

「被鮫殿は人間だと思うが本当に羽をもがれたハーピィだったのか?」

 

「どう言うことだヴィーノ、オークボも含めみんなが困惑しているぞ」

「あっえーとほら被鮫…さんって異世界の人間じゃん」

「おん」

「ソウデスネ」

「ですね」

「だから?」

と被鮫が迷い込んだ時にすでにいた人物は反応し、

 

『異世界の人間?』

とその際いなかった人物が驚く。

「ハピネスはともかく、お前ら3ボスは知らなかったのか? 俺ら長い付き合いだろ」

「聞いテないゾそんなコト」

「そういえば昔はペット扱いで味方ということだけが重要だったから誰にも伝えてないな、まあ伝える必要もないが」

 

「とりあえずそれでどうしたんですかヴィーノ様?」

「被鮫…さんはこの世界基準で人間じゃなくない? って思ったしそれに特訓で得たスキル、魔力感知で寝ている被鮫…さんに使って確認したら魔臓と魔血管がなかったし」

「寝ている俺に何したんだよ、てか魔臓と魔血管?」

 

「魔臓はMPを生み出し貯める臓器で魔血管はそれを身体中に流しMP仕様時に必要になる血管だ」

 

「ほーんでそれがないと、まあ異世界で全く同じ猿から進化したとは考えにくいし、収斂進化みたいなもんだろ」

 

「はいだから被…鮫さんは魔物みたいなものかなって感じで、だから素の状態で接せるの」

「なるほどー、ま自由に被鮫おにいちゃんって読んでもいいぜ、呼ばれ慣れてるから違和感もねーし」

 

「えっとじゃあ…被鮫おにいちゃんって読んでもいい?」カァー〃〃

ヴィーノがてをモジモジしながら上目遣いで頼む。

 

「もちろん! いいぜ」

被鮫は笑顔で返す。

「えへへ被鮫おにいちゃん」

 

「よかったな被鮫、これでダンジョンコア様にもヴィーノ様にも名実ともに認められたな嬉しいぞ」

「そウだ」

「よかったな被鮫殿」

「これで被鮫先輩もちゃんと仲間ですか嬉しいですわね」

カチカチ「ヴィーノ様に兄上呼びとは羨ましい」ぐぎぎ

「まあこれでみんな仲間だな被鮫、改めてこのダンジョンに来てくれてありがとうな」

 

「へへ…おうよ!」

 

 

 




牢獄
8人ほどが入れる頑丈な鉄格子で覆われ足場に薬草が生い茂る石作りの牢獄
備品として木の棒、訓練用ダミーポーション作りの道具と、第二話で出てきた被鮫に渡されたポーション作りの本、がある
現在8人MAXで入っており次に新しい人物が入る場合DP効率が1番悪いやつから殺されて
新しいやつが入る形になっている。
DP効率が1番悪いやつはブールやモールみたいに肉にされたり生きたサンドバックにされて利用される
食事はポーションと交換でたくさんポーションが渡せば豪華な食事が食べれる
ちなみに看守は囚人の食欲を煽ってポーション作りに励ませる為に豪華な食事が与えられる。

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