異世界転移しちゃったのでダンジョン運営手伝います!(強制)   作:Arasupara

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どうも作者のあらすパラです

あの閑話の続き

僕は閑話は物語の伏線とかを張る場だと思ってます。
あと本編の続きが思いつかないときに書いてます、まじで本編の続きが思いつかん不味い




感想待ってます!!


閑話 リーマンと兄妹の日常

ある日の昼下がり

 

兄妹に拾われたリーマンは行き場がないことがわかり彼、彼女のもとで住み込みで働いていた。

 

「ふん ふん」

バキ! バキ!

「ふぅ、これで今日の分の薪割りは終わりかな、じゃあ次h」

「リーマンさ~ん!!」

一仕事を終え次の仕事にとりかかろうとすると遠くから、拾ってくれた兄妹の妹の方、シングが大声で呼んできた。

 

 

 

「昼ご飯できましたよー」

「あっはーい今行きます」

 

昼ごはんに呼ばれ、仕事を中断し向かった。

 

「今日は黒パンに豆と野菜クズのスープです。スープは豆たっぷりですよ~」

「いいね豆は好きなんだ」

 

「でわ早速食べましょう」

「いただきます」

 

ムシャ パクパク

 

リーマンは祈りを捧げ、黒パンをスープに浸して食べる。

「美味しいですか?」

 

ゴク「っうん、美味しいよ、シングさんは料理上手だね」

「もーさん付けで呼ばないでください、距離を感じるじゃないですか」

「ごめんなさい、なんかなれなくて」

 

 

「私、お兄ちゃんがいつも鍛冶場の仕事で昼にいないから、昼ごはんの時寂しかったんです、でもリーマンさんが来てくれてさみしくないんです、でもさん付けされると少し寂しく感じます」

 

「うっ、はい善処します」

少し困った顔で答える。

 

「無理はしなくてもいいんですよ、所で仕事はどうですか?」

「薪割りは『斧術』がレベル上がったからやりやすくなったかな」

 

「そうですか、やっぱり斧を振る感じはあの木刀と同じ感じですか?」

 

「えーとおそらく」(うぅこの類の質問の時返答にこまるなぁ)

シング、そして兄のサイスは時折記憶を失った、リーマンを心配して、失った記憶を取り戻せたかなどの質問をしてくる。

今回はシングがリーマンの持っていた木刀が失った記憶の鍵だと思い、木刀と斧の振る感覚に既視感がないかと聞いていた。

 

「そうですか、でしたら斧を毎日振ってるので感覚は多分つかめてますよね、今日もリーマンの持つスキル『東洋剣術』を教えてください!」

 

「それはいいんだけど、僕の記憶を取り戻すために無理しなくてもいいんだよ?」

それを聞いて嘘がばれたかのような反応する。

「べっ別に記憶を取り戻すためじゃないです、私大人になったら冒険者になりたいんですそのための特訓も兼ねてるんです」

 

「兼ねてる、ねぇ」

「はっ! しまった」

失言をし頬を赤く染める。

 

「まあ記憶を取り戻すためもありますが、『東洋剣術』LV3で解放される体術の『一閃』を入手したいんです、あれって力をためて一瞬で正面に向かって移動できるじゃないですか、私それでいい組み合わせの使い方を思いついたんです!」

 

「良い使い方って? シングさんって何か相性のいいえっと、スキル? だっけもってるの?」

「ふふふ、聞いて驚いてくださいなんと私レアスキル持ちです!!」

食事中なのに席を立ち胸を張ってドヤ顔しながら自信満々に答える。

 

「? レアスキルって?」

「えっそれも忘れたんですか!? 知っていましたが本当に記憶喪失がひどいですね」

「うぅごめんなさい」

 

「別に攻めてないです顔上げてください!?」

慌てて謝罪するリーマンを止める。

 

「レアスキルはその種族全体で1人しか持ってないスキルの総称です、私はそのうちのレアスキルの『縮地』を持ってます」

 

「1人しか持ってない! つまりこの世でシングさんしかそのスキルを持ってるってこと?」

「正確には人種族の中で私しか持ってないです、どこかに獣人だったり魔族、もしかしたらその辺の虫が同じ縮地を持ってる可能性があります」

 

「そうなのかそれでもすごいね、シングさんだけの特別な力だ」

「いえですから、人種族の中で私しか持ってないだけで別の種族ならだれか1人が持ってます」

「でもレアって付くほどだし珍しいんでしょ?」

 

「まあはいレアスキルは数が少ない上に種族全体で1人しかもてないのでね、まあそれは置いといてその『縮地』と『一閃』が相性良いから覚えたいんです」

 

「わかった、でも僕も教えるの得意じゃないし記憶を失ってるから詳しくないよ、しかもなんかスキルとかの記憶はまるで最初から存在を知らないみたい、に微塵も覚えてないから」

 

「それでも他者から教えてもらうと成長ボーナスがつくので教えてもらったら早く入手そしてレベルアップできます」

立ったまま熱弁する。

「まあそこまで言うなら今日もいいよ、でも仕事が終わったらね」

 

「やったぁ!」

喜びを全身で表現してその後に席に着く。

 

「じゃ早く食べて仕事終わらせてください!、特訓したい!」

 

「ははは、まあわかったよ」

 

パクパク

 

 

そうして食事を終わらせ、残りの仕事も終え、特訓をする。

 

 

 

 

 

「リーマンさん、いや先生! 早速『一閃』を使ってください!」

森の近くの特訓場(捨てられた畑にそこにある古い案山子)で体術を使用する。

 

「わかった、ふぅう」リーマンは自分が持っていた、折れた刀身の木刀を持って、深く深呼吸をして力をためる。

 

『一閃』

 

シュ!   リーマンの姿がブレ、蒼軌跡を残す、案山子の目の前に移動しその勢いのまま木刀を下から振り上げ、切り付ける。

 

バッ!

 

「おおおお」パチパチパチパチ

 

「これが『一閃』だよ」

拍手にすこし照れくさそうにしながら首元を掻く。

「ありがとう、じゃ練習するね」

 

そうして2人は素振りや体術を使用して、特訓に励んだ。

 

「ふぅう、疲れたからそろそろやめにしない? ちょっと腰が痛い」

「えーまあわかりました、SPもないのでいいですよ、といつかリーマンさんは見た目わかいのにおじさんくさいです」

 

「ははは、実際何歳なんだろうね僕、ステータス表示しても?ってでるし」

「まあステータスはあくまで指標だったり目安みたいなものらしいですからね、HPとかMP、SPのステータスはわりといい加減らしいですし、名前とか年齢に至っては本人の認識や周りの認識に引っ張られるみたいですしね、名前は本名じゃなくてあだ名で呼ばれ続けたら表記がそれに代わったりするらしいですよ」

 

「本当にいい加減だな、えっじゃあ僕の名前リーマンじゃなくてそれがあだ名だったという可能性も?」

 

「ありますね」

「ぅゎ」

 

そうして特訓を終え雑談をしていると、その近くで不穏な影が寄る。

 

ガサ ガサ 

 

「ん?」

 

グルルルル

森の草むらから1匹の狼がとびでてくる。

 

「ぅゎ いっ犬?」

「なわけないじゃないですか!? 魔物ですよ逃げましょう!!」

 

そうして2人は慌てて狼から逃げるが特訓によりSPを使用してスタミナ切れを起こし、追いつかれる。

 

 

「はぁ はぁ すっすぐ後ろにいる」

「んんーーリーマンさん先に行っててください、私が食い止めます」

 

「えっででも」

「大丈夫です、今こそ特訓の成果を出すとき『縮地』!!」

 

 

すぐさま後ろに振り向き剣を構えてレアスキル、『縮地』を発動し距離を詰める。

 

「くらえっ!...あれ狼はどこに?」

「シングさん狼通り越してる、後ろ! 後ろ!」

「えっ?」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グチャ

 

 

 

 

 

 

振り向いた彼女は、同じく振り向いた狼の爪による体術スキルを胴体にもろに食らい倒れこむ。

 

 

 

 

 

 

「ぐはっ」どた

「シングさん!!」

 

 

狼はシングが倒れこむのを確認すると、次はお前だといわんばかりにリーマンの方を向く。

 

「ひぃ」

 

スタ スタ スタ

グルルルル

 

「こっこっちに来るな!」

持っている折れた刀身の木刀を構えて、精一杯威嚇するが、狼は怯まない。

 

 

スタ スタ スタ バッ!

 

狼はゆっくり近づいたのち飛び掛かり、リーマンを押し倒す。

 

 

「やっやめ」

 

ポタ  ポタ  狼の半開きの口から涎が垂れリーマンの頬をつたる。

 

狼は噛みつくために助走をつけるかのように、飛び上がり目を閉じ、口を開け噛みつく。

 

それに対してリーマンは恐怖に襲われ手で顔を守るように覆い目を強くふさぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブシャァ!!

 

 

 

ポタ   ポタ

 

 

 

バタッ

 

 

 

 

 

 

目を開けるとそこには頭を貫かれて絶命してる狼と、その死体と血しぶきに覆われてるリーマンがいた。

 

「えっなっなんで?」

困惑し辺りを見渡すと狼の背中の上少し空中に、赤い血でできた太い針が浮かんでた。

 

 

「こっこれは...何だ?」

リーマンは未知のものに触れるかのようにゆっくりと手を掲げ、血の針に触れる。

 

そ~  バシャ!

 

触れると針は崩壊し辺りに血が更に舞う。

 

「ぅゎ、口に入った、ぺっぺ、ってかシングさん!、早く助けなきゃ」

 

慌ててシングに近づくと違和感を感じる。

 

「なんだこの血の線、シングさんから始まって狼のところまで続いてる、さっきの血の針の素はシングさんの血? 縮地の効果かな、血を操るとかそんな、まあとりあえず運ばなきゃ、シングさん大丈夫?」

 

「うぇあ? 頭がふらふらしてますがだいじょうぶれふ」

「呂律が回ってないよ、ほら僕の首に手を回して、運んであげる」

 

「はぃ...」

言われた通り首に手を回し、運ばれる、村に着くとその光景を見たサイスは大変慌てて直ぐに秘蔵のポーションを出して、何とか回復して事なきを得る。 そうして回復した2人はサイスが用意した夜ご飯を食べながらことの顛末を話す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...それで私が爪で気絶して、倒れていた時にリーマンさんが狼を倒したんです、っということがあったんです」

 

「それは大変だったね、でも驚いた失礼だけどリーマンさんに狼型の魔物を倒すほどの力があったなんて」

「えっ僕じゃないですよ倒したの、シングさんの縮地で狼が頭から貫かれて絶命してました」

 

「ん?」

「え?」

 

「えーっとリーマンさん私の縮地は端的に言うと一閃の移動特化で、さらに上位互換みたいなスキルです、狼の頭にうまく合わせて攻撃ができたならともかく遠隔で攻撃はできませんよ」

 

「えっでっでも倒れたシングさんから出た血が針になって狼を貫いてたよ」

「私から出た血?」

 

「うん、シングさんから出てたからそれが縮地の効果かなって思っていたんですけど」

 

「えっなにそれ知らない怖い」

話の食い違いに2人が恐怖してるとサイスが割って入る。

 

「えっと2人とも襲われて困惑してたんじゃない? まあとりあえず僕は2人が何とか無事でよかったよ」

 

「んーまあそうだねお兄ちゃん」

「まあ...そう...ですね」

 

「とりあえず2人ともう寝ちゃいな、治ったとはいえ精神的はあんまりよくないでしょ? 皿洗いは僕がしとくから」

 

「わかったじゃあお休みお兄ちゃん」

「でわお言葉に甘えてお休みなさい」

 

スタスタスタ

 

 

 

そうしてリーマンは貰った自室に向かいベッドで寝る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『な  も   め』

 

 

 

(?)

 

 

 

 

『なん  じゃ  も   め』

 

 

(この声は...)

 

 

 

 

 

『なんじゃ  もの め』

 

 

 

(あの時の...)

 

 

 

『軟弱者め』

 

 

 

 

 

 

 

(軟弱者?)

 

 

 

『私の助けが無ければ息絶えていたぞ』

 

 

 

 

(...えっと助けてくれてありがとう?)

 

 

 

 

 

 

 

『簒奪者からの感謝いらん、ただ貴様の力が必要なのだ』

 

 

 

(僕の...力?)

 

 

 

 

『我が主とのつながりを唯一もつ貴様の力と貴様の手足がな』

 

 

 

(つながり?)

 

 

 

『これは贖罪、そして契約だ我を主のところまで連れていけ、さすればその道中我が貴様に力を貸そう』

 

 

(贖罪...契約?)

 

 

 

 

 

『拒否権はないさあもう朝だぞ目を覚ませリーマンよ』

 




レアスキル


生まれながら種族全体のうち一人のみしか授かれないスキルの総称

シングは『縮地』を持っていた人種族の中ではシングしか持ってないが別の種族にはだれか一人が持ってる可能性がある

所持者が死ねばまた誰かがそのスキルを授かる。

レアスキルは縮地以外にもいろんな種類がある



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