『SyngUp!』のプロデューサーは足を引っ張ると殺される   作:プロデューサー科のもの

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87話目

 

 初星学園アイドル科高等部2年1組の1時間目はダンスレッスンだ。

 既にダンストレーナーさんとは話をつけており、隣のレッスン室で待機することになった。

 

「なぜ私たちがこんなところで待ってないといけないのだ」

 

「先にレッスン室で待っていると、入ってきた皆さんが勘違いして帰ってしまう可能性があるからです。

『あれ? ここダンスレッスン室だよね?

 魔王の間じゃないよね?』

 といったように」

 

「魔王?」

 

 何を言っているんだとばかりに私を見る白草さん。

 傷つけてしまうかもしれないが、1週間とはいえ初星学園に入り浸ることになった以上、伝えておいた方がいいだろう。

 

「失礼ですが、あなたと私のことです。

 初星学園のアイドル科の生徒は、プロデューサーがついていない者も多く、結果を出しているものもいますが、全員ではありません。

 そんな中、あなたのようなトップアイドルに限りなく近く、初星学園とライバル関係といってもいい極月学園のトップがいたらどうなるでしょうか?」

 

「ふむ………目の前に素晴らしい実力を秘めたアイドルがいたら、滾るだろう?」

 

 まあ、そうだろう。

 白草さんならそうなる。

 だが、

 

「白草さんはそうかもしれませんが、怯える人も多いようですよ。

 現に、私たちが二人で歩いているときに、皆さん怯え切っていたではないですか」

 

「………そうか、ここも極月学園と大して変わらんな。

 しかし、貴様も、というのはどういうことだ?

 貴様はアイドルではないだろう?」

 

「『H.G.F』でやらかしてしまったことが、尾を引いているようです。

 他の方からすれば、私はあなた方をはじめとしたトップアイドルに類する方々に勝手に喧嘩を売った代表格。

 尚且つ、高等部の生徒に中等部の生徒を引き連れて喧嘩を吹っかけた張本人です。

 アイドル科の生徒に逃げられても文句は言えません」

 

 普通科の生徒からも逃げられているのは納得いかないがな。

 心当たりも……………あまりない。

 

「そういうことで、残念ながら、私の初星学園内での評判はあまりよくないのです。

 真っ当なプロデュースはしていない自覚もあります。

 ですが、彼女たちにはそれが必要でしたので、それに比べれば安いものです」

 

 だが、評判はあまり良くないが、それと比例するように私を侮るような者はいなくなっていった。

 プロデュース科の成績も、担当アイドルの活躍によって実力不相応に伸びている。

 それもあってか、以前と違って舐められているような視線はなくなり、畏怖の目で見られることが圧倒的に多くなった。

 それが楽しく思ってきたことは秘密だ。

「随分と見る目がない者が多いようだな。

 貴様ほどアイドルに誠実に向き合っている者も少ないだろう」

 

 向き合っている?

 私が?

 

「………そういわれるとは思わなかったので、少し驚きました。

 向き合っている……のですかね?」

 

「担当アイドルを一番良い状態にするために育て、仕上げ、場を用意しファンを楽しませる。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 そのために担当アイドルを導き続ける者こそ、向き合っていると言わずして何と言う?」

 

「……ありがとうございます」

 

「礼はいらん。

 事実を述べたまでだ」

 

「それでもです。

 ……さて、そろそろ頃合いですね。

 行きましょうか」

 

「ああ」

 

 厳密にはまだ1時間目の開始時間ではないが、もう間もなく始まるところだ。

 これ以上そのままいたら、気まずくなってしまいそうだったので、スタンバイしていたレッスン室を出て、隣のレッスン室の前で待つ。

 

 1時間目の始業の鐘が鳴り響き、中からダンストレーナーからの声掛けを受けて、レッスン室のドアを開ける。

 中に入ると、『学マス』でも見ていた高等部のダンストレーナー。

 ショートカットが似合う、姉御肌の情熱的なトレーナーだ。

 事前に話を通していたこともあって、彼女は普段通りの装いだ。

 

 だが、それに反して中に入った時の沈黙が痛い。

 

 アイドル科2年1組の皆さんは、私たちが入ってきたのを見て沈黙と驚愕で満ちている。

 十王会長と雨夜副会長が、茫然として私たちを見ていたが、少しして絶叫した。

 

「な、なんですってーー!!」

「な、なんだと!!」

 

 彼女たちの絶叫は、思わず他のクラスメイト達がびっくりするほどで、全員が彼女たちを見ている。

 だが、そんな視線にも気づかないほど動揺している彼女たちは、私に詰め寄ってきた。

 

「ちょ、ちょっとプロデューサー!

 なんであなたたちがここにいるのかしら!?」

「しかも、特別講師とはどういうことだ!?」

 

「おい、十王と雨夜。

 さっきも言ったが、この二人は特別講師として来ている。

 きちんと礼節を持ってくれ」

 

 ダンストレーナーの指摘を受け、ようやく周りを認識した二人は顔を赤くして一歩離れた。

 クラスメイトの人たちも、ここまで崩れている彼女たちを見るのはあまりないのか、あっけにとられた様子なのが見てわかる。

 

「……ごほん。

 失礼しました。

 そ、それで……極月学園、961プロにも所属している白草月花さんが、なぜプロデューサーと一緒に特別講師として来られたのでしょうか?」

 

 まだ冷静な顔を作り切れていない十王会長だが、頑張って冷静になろうとしている姿は見ていて微笑ましい。

 雨夜副会長はまだ睨みつけてきているが、仕方ないだろう。

 

「それはそこのプロデューサーから説明してもらおう。

 おい、頼むぞ」

 

 そんなこと考えているうちにダンストレーナーから話を振られた。

 

「お任せください。

 ご存じの方も多いかと思いますが、私はプロデューサー科1年の篠崎士野です。

 この度、961プロ所属の白草月花さんが折角初星学園に来られたので、特別講師として皆さんにレッスンをしてもらえることになりました。

 既にトップアイドルに近い実力を持っている彼女のレッスンは、皆さんにとても良い影響を与えてくださると思います。

 私はただのお目付け役ですので、お気になさらず」

 

「気にならないわけないでしょう!

 自分のやってきたことを顧みなさい!」

 

「せ、星南会長!」

 

 荒ぶっている十王会長に、これまで余り関わりはなかったが生徒会室で何度か見た顔が彼女を止めていた。

 

 ()()()()さんだ。

 一時期はユニットに所属していたこともある彼女だが、現在はユニットも解散してしまい、アイドルとしての実力は伸び悩んでいる。

 生徒会役員で、何度か『H.G.F』の打ち合わせ時に生徒会室で挨拶ぐらいはしていた間柄だ。

 とはいえ、何回かお茶を出してもらったことはあるが、十王会長や雨夜副会長から何か吹き込まれているのか、私を見る目は一歩引いていることが多く、挨拶以外の会話をしたことは少ない。

 

 そんな彼女が、十王会長を引き留めようとしたのは、彼女の『一番星(プリマステラ)』としての仮面がぼろぼろと剥がれつつあることを察したからだろう。

 

 まあ、そんなことはどうでもいい。

 

「本当に良いのですか?」

 

「……何がかしら?」

 

「白草さんをここに置いて、私がプロデューサー科に戻ってもいいのか、ということです。

 ヒートアップしすぎた彼女を止められるような人物は、他にいないと思いますが」

 

 最も、私も彼女を止めることができるとは思えないが。

 だが私の言葉で十王会長は悔しそうに顔を歪めている。

 

「……ぐぬぬ」

 

「星南、諦めろ。

 月花がここまで来て帰るような性格ではないことはわかっているだろう?

 そして、此奴に口喧嘩で勝つのは無理だ。

 あの『SyngUp!』のプロデューサーだぞ?」

 

「……それはそうね」

 

 なんて酷いことを言うんだ。

 私の担当アイドルたちは素晴らしくて…………

 

『私、持ち歌2曲あるけど、あなたは?』

『私が上で、あなたが下です』

『足を引っ張ったら…殺すから』

『褒めてねーんだよ!!」

『ほんっとうにクソボケですわね!!』

 

 うん、口が悪いのは否定できないな。

 

 『SyngUp!』の3人は論外として、藤田さんも花岡さんも猫を剝いだら口が悪い。

 不当に低く見られたりしたら怒りたくもなるが、事実の指摘で、すでに実害を生み出しているものに関しては…………うん、聞かなかったことにしよう。

 そんなところも可愛いのだが、とてもファンに聞かせられないセリフも多いのは明らかだった。

 

「それに、そいつが言ったように、お目付け役は必要だろう。

 意味があるかは知らんがな」

 

「はぁ、仕方ないわね……。

 いえ、いい機会だと思いましょう。

 こんなに近くで、白草月花さんのレッスンを見れる機会は少ないわ。

 これからのことを考えたら、できることはやっておく必要があるもの」

 

 雨夜副会長に言われて、ようやく十王会長も切り替えたようだ。

 先ほどまでの気の抜けた様子から一転、『一番星(プリマステラ)』にふさわしい風格に切り替わった彼女の目は鋭い。

 その彼女たちを見て嬉しそうに笑みを作っているのは白草さんだ。

 

「くくっ、良い。

 良いぞ、十王星南、雨夜燕。

 前に見た時よりもいい顔をしている!

 十王星南は元より、『H.G.F』で無様を曝した燕は墜ちていくものだとばかり思っていたが……むしろ、鷹になれる才覚を見せ始めている。

 ハンドラー、これも貴様の仕業か?」

 

「働きかけを多少はしましたが、彼女自身の力ですよ。

 もしくは、秦谷さんのおかげかもしれませんが」

 

 それを聞いてさらに笑みを深める白草さんを見て、十王会長と雨夜副会長以外の生徒たちを震え上がらせている。

 そんな中、疑問に思ったのかダンストレーナーが私に話しかけてきた。

 

「……おい、ハンドラーって何のことだ?」

 

「白草さんからの私へのあだ名です。

 担当アイドルたちは猟犬だと思ってもらえれば」

 

「……少しわかってしまった自分が嫌になる。

 よそでは言うなよ」

 

「私から言うことはないですが、白草さんが言わないようにも善処します」

 

 私の言葉にダンストレーナーは、本当に頼むぞとだけ言って、生徒たちに向き合う。

 

「それでは、早速レッスンを始める。

 まず、白草!

 手本を見せてやれ」

 

「いいだろう。

 先に言っておくが、私は教えるのが苦手だ。

 見て勝手に覚えろ」

 

「…………………は?」

 

 え、おい待て、聞いてないぞ。

 いや、確かに懇切丁寧に教えるようなタイプではないと思っていたが……。

 鍛えてやろうと言っておきながら、教えるのが得意じゃないって何しに来たんだ?

 案の定、打ち合わせ通りに『初』を流し始めたダンストレーナーがマジかと言わんばかりに私を見ているし、他の生徒たちも、え、っと声をあげる者が何人かいる。

 

 ………いや、来てくれたことで実際に私の担当アイドルたちのモチベーションは上がっているし、今の彼女の見本を見て、生徒たちの参考にはなるだろう。

 賀陽さんも見て盗むとは言っていたが、まさか本当に見て盗むことになるとは思っていなかっただろう。

 

 だが、そのダンスはやはり圧倒的で、ダンスの技量だけで見る者を魅了する力がある。

 手の細部まで意識が行き届いているようで、見られている意識があるとでもいうべきか。

 秦谷さんも細部の動きが丁寧だが、彼女のダンスは激しさの中でもそれが損なわれていないのが素晴らしい。

 

 そして、そのダンスを披露しているのに息が一切上がっていない。

 『初』はソロでやる場合はステージ上をそれなりに動き回る曲だ。

 ダンスレッスンで、広い場ではないためそこまで広く動き回っているわけではないが、それでも動きは多い。

 それなのに、まだまだ余裕が伺えるのは彼女の日ごろのレッスンの賜物だろう。

 

 極月学園ではやっていないはずなのに、ライブを数回見ただけの『初』をここまで完璧に仕上げているのは、やはり彼女の才能なのだろうか。

 いや、打ち合わせの時に、初星学園の曲もある程度はできると言っていたのは、彼女がアイドルが大好きでライブも私が渡した以外のものも見ているからなのかもしれない。

 

 『初』ではおなじみの、手を上に掲げて絞るように握りこんで、彼女の見本は終わった。

 圧倒的なパフォーマンスの前に、生徒たちは思わず魅入ったままだ。

 私とトレーナーの拍手を聞いて、ようやく彼女たちも拍手を始めた。

 

「話には聞いていたが素晴らしいな。

 流石は極月学園のトップ、961プロでデビューし既に多くの実績を上げているだけはある」

 

「ええ、彼女はもうトップアイドルと言われてもおかしくないほどのアイドルです。

 これから数ヶ月も経たないうちに、そう言われることになるでしょう。

 高等部の生徒で、ここまでの実力を持っている方は、ほとんどいないのではないでしょうか?」

 

「おいおい、まだウォーミングアップだぞ?

 これぐらいで満足されてもな」

 

「まあ、そうでしょうね」

 

「は?」

 

 やれやれと言わんばかりに頭を振っている彼女を見て、私はまあそうだろうなと思ったが、ダンストレーナーは違ったようで思わず素っ頓狂な声を上げた。

 生徒の皆さんは、戦慄の眼差しで彼女と……なんで私まで同じ目で見られなくちゃいけないんだ。

 だが、疑問は解消してあげた方がいいだろう。

 

「あれだけ激しい動きをしていたのに、先ほどから呼吸が荒くなっていません。

 軽いウォーミングアップ程度の運動という言葉に嘘はないでしょう。

 ですが、魅せるためのパフォーマンスに手抜きがあるわけでもありません。

 『本気』ではあれど『全力』ではないと言った方が正しいでしょうか?」

 

「くくっ、流石にわかるか。

 アイドルは下手な怪我はできん。

 ()()()()()()()()()()()()

 それに、全力のパフォーマンスをするのに、ファンがいないのは興醒めだろう?」

 

 本当に彼女は生粋のアイドルだ。

 ファンの前で全力を出すために、本気でレッスンに取り組みつつも全力は出さない。

 恐らく彼女の全力が見れるのは、万全な状態且つファンの前でだけだろう。

 

「ご尤もです。

 人それぞれの形があると思いますが、ケガをすることで悲しむのはファンの皆さんですから」

 

「そういうことだ。

 さて、そろそろ雛鳥たちのレッスンを見させてもらおうか」

 

「……は!

 そ、そうだな。

 おい、お前たち、見本は見たと思うが、いきなりこのレベルをやれとは言わん。

 だが、今の見本が目標だと思って気合を入れてやれ!」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

 その後、十王会長と雨夜副会長の成長途中の様子を見て、さらに昂った白草さんが彼女たちとダンスバトルをしたぐらいで、比較的平和に授業は終わった。

 ダンスバトル自体は非常にハイレベルなものだったが、終わった後もほとんど息を乱していない白草さんと、全力でダンスを行って息も絶え絶えになっていた二人。

 

 今の実力差を表していると言ってもいいだろう。

 

 だが、二人とも勝るとも劣らないほどのダンスだった。

 これを安定させられれば、トップアイドルへどんどん近づいていくのは、白草さんを見ていればよくわかる。

 彼女たちのさらなる開花も近いだろう。

 

 そんな中、私は気になっている二人に視線をあまり向けない範囲で意識を向けていた。

 

 『姫崎莉波』と『有村麻央』。

 今は覚醒するどころか、その素質すら見えていない二人。

 

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 彼女たちの才能は、『私』がよく知っている。

 だが、それをするためには生半可な労力ではできない。

 だから、見ないようにしてきたし、関わらないように避けてきた。

 

 初星学園のアイドル科の生徒は、各学年3クラス……3組は社会人クラスみたいなものなので、実質2クラスが基本だ。

 両クラス合わせれば、大体50人いるかいないかぐらいだったか?

 途中から普通科に編入している生徒もいるので、学年が上がるほど人数は少なくなっている。

 

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 高等部の生徒にもプロデューサーがついている者もいれば、ついていない者もおり、後者の方が圧倒的に多い。

 そんな状態である以上、別に燻ぶっている彼女たちは何も特別なことはない。

 

 寧ろ、『有村麻央』に関しては、他のプロデューサー科の生徒が何回かスカウトをしたほど、優秀な生徒でもある。

 彼女の地雷を踏みぬいて、契約が結ばれることこそなかったものの、プロデューサー科の生徒から目を付けられるほどの実力はあるのだ。

 『姫崎莉波』だって、元々ユニットを組んでいた実績はあり、何も特別恵まれていないわけではない。

 彼女の方向性と完全に一致していなかったから、チャンスを掴めなかっただけだ。

 

 『一番星(プリマステラ)』には届かない、良くも悪くも()()のアイドル科の生徒。

 それが彼女たちだ。

 何も、特別落ちこぼれというわけではない。

 

 ………だから、これは普通のことなんだと思い込んで諦めてきた。

 

 私が好きだった漫画の中で『平行世界の自分を呼び出す』能力があった。

 あれが欲しいと思うことが最近多い。

 一番は『ヘビー・ウェザー』だが。

 初星学園のアイドル科の生徒は、一人一人が星のように、輝く可能性を秘めた生徒。

 『学マス』のストーリーで見ていない生徒だって、それぞれ深く関わりを持てば光るところを見つけられると信じている。

 このまま埋もれさせるのはもったいない。

 『私』が無数にいれば、彼女たち全員のプロデュースをできるかもしれないのに……。

 

 だが、現実問題、私は一人だ。

 

 これが私の驕りなのかどうかを確かめる術すらも、今の私には持ち合わせていなかった。

 『H.G.F』で彼女たち全員の活躍の機会を作ったとはいえ、あれで仕事が増える人も多くはないだろう。

 できることとできないことを取捨選択していかなければならない。

 

 その選択の重みを、普段よりも遥かにハードな、今日のレッスンに必死に喰らいつく彼女たちを見て、思い知らされていた。




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とても励みになりますので、今後ともお暇なときにお付き合いいただければと思います。

アンケートのご協力ありがとうございます。
何故かほとんど名前が出ていない、『篠澤 広』が1位を独走している事実に驚いています。
今後も、アンケートを展開することがあると思いますので、ご協力いただければ幸いです。

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