見ていただけて嬉しいです!本当にこれからも遅いかもですがお願いいたします!あと、八重神子様のキャラ、口調が少々おかしいかも知れません。それでも良い。と言う方はどうぞ。
妾が稲妻城から神社に帰る途中の道中でその娘は見つけた。
衣服は土や血で少々汚れており、妾と同じようにあるその耳や尻尾は酷く汚れ、打ち捨てられたかのように道の脇に伏していた。
狐……妖狐の一人であれば少なくとも顔を見ればわかると自負する妾が特に記憶に無いのは珍しい...…いや、無い事と言ってもいいじゃろう。そんな不可解な娘を抱き抱えて神社へ戻り。
目を覚ましたと思ったら妾を見て「……は?きつね?」と言うものだから貴様もそうじゃろうにといえば、手をワナワナ震わせ耳に触れ「…………うぇ?………んえ?」と間抜け面を晒していたのは今も思い出しては笑ってしまうお気に入りの一つじゃ。
そんな娘に尋ねればなんと転生したらしいと言うではないか。妾の趣味の一つである小説の設定じゃないんじゃから……。とおもっていたのじゃが、聞けば聞くほど知らぬ事や常識が出るわ出るわで信じざるをえなかったのう。
ただ、何よりも信じられなかったのは狐の娘……狐幼女とも言える程の姿の癖に、元の姿は成人済みの男だったということじゃ。
少し前に作家の一人が出した本……雷電将軍に転生したらどうこうだとかのあらすじに近しいのじゃが、まさか現実になるとは思わなかったのう。………ともあれ、この面白……気になる娘には根掘り葉掘り聞かせて貰うとしようかのう。
特に、妾の知らぬ世界の事を聞けば随分と退屈しのぎにはなりそうじゃ。衣食住の無い奴には対価として請求すれば良かろう。最近は巫女の手も足りぬようじゃし、一石二鳥じゃのう。
そうと決まればまず湯浴みに入ってくると良い。治療の時に
清潔にするために拭ったりはしたが一度身体を流す方が良いじゃろうしのう。
………ん?どうした。傷はきちんと塞がって...……あ、そうじゃったな。湯浴みの仕方も分からんかのう?特に耳や尻尾は人のものとは随分違うからの。………ふふ。ならば妾が直々に洗いかたを教えてやろう。どうした?顔を赤らめても分からんぞ?………別に入るとしてもそもそも分からんと言ったのは主じゃろう?
さあ、早うすると良い。妾の気が変わらん内にのう?でないと、他の巫女も呼んできちんと頭に叩き込む事になるからのう?………ふふ。それで良い。初心な反応じゃが、きちんと覚えておくのじゃぞ?次はやらんからの。……んむ。では行くぞ。
「…………その。」
「なんじゃ?小娘よ。」
「さっきもいいましたけど、こむすめじゃないです。」
「お主が男だったと言うのは聞いたぞ?」
「じゃあにゃむじぇっ……………。」
「…………んふっ。」
「…………わらわないでください………。」
「可愛い娘じゃのう。」
「そもそもあなたがたおるいちまいででるからです!」
「妾の身体では不服か?贅沢な奴じゃ。」
「こっちはそもそもなれるいぜんのはなしですよ!!!」
「なんじゃ、童貞じゃったのか?」
「わるいですか!?」
「聞いただけじゃろう?悪いとは何も言っとらんしのう。」
「それは………そうですけど。」
「まあこの機会に女体に慣れておくと良い。」
「むりですよぉ!」
「ふふっ。童貞には刺激が強すぎるかのう?」
「そうですよぉ………おきれいなひとなのにぃ………!」
「……んっ?」
「なんですか?みみもしっぽも……からだもあらいましたよ?」
「いや……何でもない。」
「んう?…………あっ、すみません。せくはらになりますかね。」
「……いや、妾が始めたことじゃ。気にせんでよい。」
「……ですか。」
「とは言え、気を付けるべきではあるのう。」
「……はい。」
「相変わらず、視線が男の時と変わらんようじゃしのう?」
「んにゅ!?………その。ごめん…なさい。きれいでつい……。」
「……ん、んん!まあ良い。先に上がって着替えておく。ほどほどで上がるようにのう。」
「……はーい。」
「出たら着付けを教えてやろう。忘れずにのう。」ピシャッ
「~~~!?………~~。」
「………小娘のくせに。(なまいきじゃぁ……!)」
「八重神子様。お召し物とお部屋の準備が出来ました…が?」
「っ!?そうか!礼を言うぞ。」
「はぁ…?のぼせないようにお気をつけ下さいね?」
「う、うむ!勿論じゃ。」
「……では。失礼いたします。」
「………しっかりせんとのう。」
ちなみにですが、この小説は主人公''を''愛でたり、主人公''が''愛でたりする小説です。どちらかだけがいい!と言う方にはおすすめ出来ません。それでも良い。と言う方はこれからもお願いいたします。