他の方の作品は、もうここらへんでアクション映画のようなド派手シーンが……!
いや、アクション好きですよ?
できればさせたいですよ?
でも書ける自信ない(--;)
ストーリー的にも、今のところアクションできる感じじゃない(--;)
いつかアクション書きたいな………東方以外なら、考えているのはあるんだけどねぇ…(--;
◆ 動かない大図書館 〜パチュリー・ノーレッジ〜
いつもなら、小悪魔に魔導書の整理をさせながら、思う存分に魔術の研究に勤しんでいる時間…。
だが、今は小悪魔に席を外させ、代わりに一人の妖精メイドと、私の友人であるレミィ…レミリア・スカーレットが同席している。
目の前で不安そうな表情を浮かべる妖精メイドに、僅かながら同情する。
高位の吸血鬼、スカーレット家当主、永遠に紅き幼い月、紅魔館の主たるレミリア・スカーレットに、やや不満げな表情で睨まれれば、不安にもなるだろう。
意思の弱い人間なら、気が狂いかねない。
さらに、私自身も魔法使いとしてはそこそこの実力はあると自負している。
そんな二人を前にしては、妖精など蛇に睨まれたカエル同然。
例外があるとすれば、全く物怖じしない、氷精のチルノくらいだろうか?
まあ、アレは私たちの恐さがわかっていないだけだろうが…。
それに…今日は別に、怯える妖精を見て楽しむために呼び出したわけではない…。
元よりそんなサディスティックな趣味は持ち合わせていない。どこぞの花の妖怪じゃあるまいし…。
とりあえず、話を進めましょう。
「さて……カヒライスと言ったわね……貴女はただの妖精で、能力らしいものは持たないと……仕える際に作成した資料にはそう書いているのだけれど…間違いないかしら?」
「え……あ、はい………」
歯切れが悪い……嘘が下手というより、迫られて嘘がつきにくいといった印象だ。
とにかく、カヒライスが自身の能力について嘘をついていることは確信が持てた。
では、口を割ってもらうために、もう一押し…。
「本当に……?」
魔力の一端をオーラとして滲ませながら、念を押してみる。
もちろん、表情は我ながら魅力的な笑顔でね。
◇ 葛藤の妖精 〜カヒライス〜
ひっ!?ひひひぃぃぃっ!!?
恐い!! めちゃくちゃ恐いぃ!!
普段は仏頂面のパチュリー様が、満面の笑みを浮かべている! それも殺意のこもったオーラを発しながら!
どうやら私は、紅魔館に仕える際に能力を誤魔化したことを疑われてるっぽい。
いや、まあ実際に嘘ついてましたよ?ぶっちゃけ。 でもねぇ…人の死期がわかっちゃって、そのうえ泣いちゃうんですよ?
幻想郷の妖怪たちは“〜する程度の能力”なんて文言使いますけどね、本気の実力を隠した言い回しですからね?
私の能力なんて、そのまま“泣く程度の能力”ですからね?
それ以外できませんからね?
しかもこの能力、死期がわかるだけなのに、私が泣くことで死に誘っているとか、まるで死神のような誤解をする奴が後を絶たない。
実際に、死に誘われることを恐れた者に、命を奪われた仲間も少なくない。
というより、もう幻想郷では私一人かもしれない。
外の世界も含めても、私が最後の一人かもしれない。
そう考えると、安易に「嘘ついてました」なんて、言えるわけがない!
「本当に……嘘ついてなぁい?」
「嘘ついてましたぁぁぁっ!!」
……………どうか、言い訳をさせてほしい…。
いや、無理。
殺意の波動を纏いながら、笑顔で死刑宣告しそうなパチュリー様と、始終無言で圧力をかけてくるお嬢様相手に、嘘つき通すなんて無理。マジ無理。
「ふぅ…レミィ……」
パチュリー様が、レミリアお嬢様を促すように視線を投げかける。
するとレミリアお嬢様も、ため息を一つこぼして椅子から立ち上がる。
そしてそのまま、つかつかと私の前まで歩いてくるではないか。
ああ……どうやら私もここで終わりのようです…。
きっと「不吉なる妖精め!己が運命を呪うが良い!!」とか言いながら、その鋭い爪でバッサリやられちゃうんですよ?
それも、妖精ならではの“一回休み”もできない勢いで!
吸血鬼に仕えておいて、こんなことを言うのはなんですが……ああ……神様……。
皆、どうか祈ってほしい……私には今、それが一番必要だ…。
今回も書く原動力は「妄想と勢い」(--;)
わかりにくい表現とか、後書きで注釈入れた方がいいかな?